情報BOX:10今場所の目玉商品

2018年9月場所本場付発表後更新

白鵬
25日、埼玉県春日部市で夏巡業が行われ、前日稽古を休んで病院に行った横綱白鵬が、会場で元気な姿を見せた。
病院では左足首にたまった水を抜いたといい、休場する選択もあり得たが「最初から出てるからね。最後までという思いがあった」と、意地を見せた。
名古屋場所休場の要因となった右膝痛も完治しておらず、今巡業は思うような稽古はできなかったが「体作り、基本運動を心掛けて毎日やれた」と達成感を感じていた。
稀勢の里
25日、埼玉県春日部市で夏巡業が行われ、8場所連続休場からの復活を期す横綱稀勢の里が、先月29日から計25か所で開催されたハードな巡業朝稽古を打ち上げた。
2日連続で土俵に上がらなかったものの約40分間、四股など基本動作を繰り返した。
進退の懸かる秋場所へ稽古量を心配する声が聞こえても「四股やすり足も大事。そうすれば土俵の上で良くなってくる。初日までの2週間を頑張りたい」と、順調な調整過程であることを強調した。
栃ノ心
24日、神奈川小田原市で夏巡業が行われ、阿武咲、十両矢後らを相手にぶつかり稽古で約15分間胸を出した。
いまだ相撲を取る稽古は行っていないが「力は戻ってきた。怖さはあるけど稽古でなくしていくしかない」。
新番付発表翌日の28日から、都内の部屋で申し合い稽古を再開するといい「あまり痛い痛いとは言ってられない。かど番ですからね。まずは勝ち越せるように頑張りたい」と気合を入れた。
大関2場所目でのかど番は、現行制度の1969年名古屋場所以降としては、2000年秋場所の雅山以来8人目。
過去7人で、かど番場所を負け越して翌場所、関脇に陥落したのは武双山だけ(かど番場所を全休した千代大海は当時、公傷制度があり陥落せず)。
御嶽海
27日、東京都墨田区の出羽海部屋で記者会見に臨み、大関とりが懸かる秋場所へ「あえて何も考えず、いつも通りの自分で、しっかり勝ちにいくだけ。いろいろ考えないようにしている」と平常心を強調した。
夏巡業では横綱稀勢の里から指名されて土俵に上がるなど、順調に稽古を消化できたようで「自信になりました」と話す。
貴ノ岩
返り入幕。
5場所ぶりに幕内へ復帰し、西前頭13枚目となった。
昨年11月の九州場所から2場所連続全休。
十両下位に後退したが、3月の春場所から復帰し、3場所連続勝ち越し。
先場所は十両優勝もした。
被害に遭って以来、初の巡業参加となった夏巡業では黙々と汗を流した。
最高位は2017年春場所の西前頭2枚目。
25日の巡業の際には「体調も大きな問題なく、しっかりと過ごせた。また上を目指して頑張っていく」と話し、新三役を目標に置くことを明らかにした。
隆の勝
新番付で東前頭14枚目となり、新入幕を果たし27日、両国国技館で会見した。
東十両4枚目だった7月の名古屋場所は十両で13勝の好成績を収め、昇進を確実にしていた。
刷り上がったばかりの番付を手に「うれしいです。一番上に名前がある。名前の大きさも変わって、めちゃくちゃうれしい」と笑顔。
秋場所へ「自信はありますし思い切りやりたい。三賞をとれるように一生懸命稽古します。押し相撲を磨いて力強い、前に出る相撲をとっていきたい」と抱負を述べた。
師匠の千賀ノ浦親方は「体のバランスがよくて、やったら強くなると思っていた。
出稽古に連れていって、いろんな師匠からアドバイスをもらった」と他の部屋の親方衆に感謝した。
これらからの目標については、小さな声で「三役を目指してやりたい」。一方で、近い世代で先に幕内に上がった阿武咲らには「負けていられないと思います」と、言葉に力が入った。