春場所 4日前情報!

白鵬

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本相撲協会が春場所(8日初日、エディオンアリーナ大阪)を初の完全無観客で開催することを決めて一夜明けた2日、横綱白鵬(34)、鶴竜(34)がともに率直な心境を吐露した。
協会はこの日、部屋持ち親方による師匠会を開き、事情説明や感染防止の手引きなどを配布。
新たな対応策も明らかになった。
44度目の優勝を目指す第一人者も戸惑いを隠せない。
白鵬は大阪市の宮城野部屋で「こういう形で相撲を取るのは初めてだし、想像できない」と神妙な表情を浮かべた。
春場所はNHKのテレビ、ラジオ中継を通常どおり行い、賜杯も授与される。
だが、開催期間中に力士の感染が判明した場合は中止となる先の見えない土俵が続く。
白鵬は相撲界の逆境に立ちはだかってきた。
平成22年名古屋場所、野球賭博問題で協会が天皇賜杯の表彰を辞退。
その中で史上初の3場所連続全勝優勝の偉業を達成し、賜杯のない優勝に涙を流した。
同23年5月は八百長問題の影響で、技量審査場所として異例の無料公開で開催。
白鵬はこの場所も制して7場所連続の優勝。このときも賜杯の授与はなかった。
「改めて相撲はいいものだなと思って(テレビで)初めて見る人もいるだろう。力士みんな頑張っているのを見せられれば」と誓った。
3場所連続休場からの復活を目指す鶴竜も、堺市の陸奥部屋で「初めての経験。全く想像できない。テレビの前で応援してくれていると思ってやる」と語った。
協会は師匠会で、不要不急の外出を控えることなどを要請。
場所中に体調不良を訴えた力士には、協会独自の診断書を準備する新たな方針も明かした。
場所中の各部屋での検温で37.5度以上あった力士は休場とする方針を前日1日に表明。
十両以上の関取が休場する場合は協会に休場届と医師の診断書提出が義務付けられているが、急な高熱で医師の診断書が間に合わない場合などに備える。
鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)へ報告し、協会作成の“臨時”診断書があれば休場を認めていくという。

貴景勝

大相撲春場所(8日初日・エディオンアリーナ大阪)に、38年ぶりの1大関として臨む貴景勝は3日、大阪府東大阪市の千賀ノ浦部屋での稽古で順調な調整ぶりを見せた。
新型コロナウイルスの感染拡大で史上初の無観客開催となった本場所へ「やるべきことは変わらない」と泰然と語った。
じっくりと体をほぐした後で同部屋の平幕隆の勝と計10番、相撲を取り、7勝3敗と力を示した。
左のおっつけを効かせて攻める場面もあり「いろんなことを想定しながらやっていかないと」と充実した様子だった。
今場所は普段と異なり、ファンの声援がないが「いい相撲を見せられるようにしたい」と闘志を込めた。

朝乃山

新型コロナウイルス感染拡大の影響で史上初の無観客開催となった大相撲春場所(8日初日・エディオンアリーナ大阪)で、大関取りを狙う関脇・朝乃山(26)=高砂=は3日、時津風部屋で出稽古を行った。
関取衆との申し合い稽古では、東前頭7枚目・宝富士(33)、東十両3枚目・照ノ富士(28)=ともに伊勢ケ浜=、西関脇・正代(28)=時津風=を相手に立ち合いから圧力で押し込むなど、5連勝。
計12番を取り、9勝3敗で終えると、「体は動いているので大丈夫です」と順調をアピールした。
大関昇進の目安となる「三役で直近3場所33勝」には、今場所12勝以上が必要となる。
無観客開催により、土俵上で後押しする声援がない前代未聞の状況で挑む大関取り。
通常の本場所では人気力士として大歓声を受ける朝乃山は、「(無観客は)想像できない。応援してくれる人が目の前にいない」。
それでも、「自分の相撲を集中してやっていくだけ。初日から15日間集中して自分の相撲を取りたい。同世代、同年代が上位で戦っているので、若い人で盛り上げたい」。
極めて異例な春場所へ、準備を進める。

大栄翔

三役への返り咲きを目指す大栄翔は、「お客さんの声援は、ありがたいと思いながらもあるのが当たり前だと思っていたので、無観客開催となると寂しいし、逆に緊張しそうだなと思っています。
でも、気持ちのもっていき方はいつもと変わらず、テレビやネットで見ている人がたくさんいると思うので、いい相撲を取りたいです」と、ファンへの思いも語ってくれた。

炎鵬

初日を前に、炎鵬は「初めての経験なので、イメージが湧かないですね」と戸惑いを見せる。
一方で、「今は、手洗いうがいをしっかり徹底して、マスクもして体調管理しています。
土俵に上がる以上、やることはいつもと変わらないので、しっかりやるだけ。
戸惑いはあるけれど、(土俵に)上がってみないとわかりません。
しっかり気持ちをつくらないとケガにもつながるので、気を引き締めていきたいです」と力強く話した。

大相撲春場所

新型コロナウイルスの影響により、3月8日に初日を迎える大相撲春場所は、無観客での開催が決定した。
もし、場所中に1人でも感染者が出た場合は、その時点で中止。
この異例の決断の背景には、やはり「お客さんに迷惑をかけられない」というのが、最大の理由として挙げられた。
力士たちは毎朝体温を測り、37.5度以上であれば休場。
さらに、力水では実際に口をつけず、形だけ行うことになるという。
また、公共交通機関の利用を避け、専用のバスを使って移動することも検討されているそうだ。
場所中、会場に入れるのは、力士や親方などの協会員と報道陣のみ。
しかも、取材は2階席からに限り、土俵下での撮影や支度部屋での取材は禁止などと、報道陣には接触を避けるためのさまざまな規制がかけられる。
もちろん、前例のない対応になるため、協会は現在も多くの課題を抱えている。
完売している前売り券の払い戻し方法や、すでに発注しているであろう飲食物や土産物への対応など、挙げ始めるときりがないほど、決めなければならないことが山積しているはずである。
15日間の前売り券の代金は10億円にものぼると報道にあるが、それはあくまで席料のみの金額。
飲食代や土産代も考えれば、損失はさらに大きくなる。
協会やお茶屋といった関係者の苦労を思うと、頭が下がるばかりだ。
世論と伝統・興行の間で揺れる日本相撲協会だったが、お客さんの人命や力士たちの土俵への思いなど、すべてを考慮した上で、無観客での開催となった。
解決すべき課題は多くあるけれども、現段階で協会員の感染者がおらず、無観客とはいえ春場所が開催されることは、土俵へ臨む力士と取組を心待ちにしているファンにとっては、喜ばしいことなのではないか。
もちろん、力士たちは声援がないことに困惑しており、もろ手を挙げて「楽しみだ」とは言いにくい状況ではあるが、力強い四股で邪気を払い、華々しい取組で日本を沸かせてほしい。

懸賞金

お茶漬けなどで知られる永谷園が、無観客開催となる春場所でも通常通り懸賞を出すことが3日、分かった。
同社の担当者によると、無観客開催が発表された翌日の2日に会議を開き、春場所での懸賞買い付けの是非について話し合ったという。
土俵上で呼び出しが懸賞旗を掲げても観客はいないが、同社担当者は「20年以上関わっている大相撲なので、これまで通り接していければ」と説明した。
日本相撲協会は春場所の無観客開催を発表した1日、懸賞について、キャンセルを申し出る企業や団体には払い戻しに応じることを公表していた。

大相撲初場所
大相撲をもう一度見たい!そんな方はこちらをクリック☆

カテゴリー: News

春場所 5日前情報!

白鵬

春場所が観客を入れずに開催されることについて、横綱・白鵬は「テレビで力士が頑張っている姿を見せられればと思う」と話しました。
横綱・白鵬は2日、大阪天王寺区で取材に応じ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今月の春場所が観客を入れずに開催されることについて「いろいろ経験しているが、こういう形で相撲を取るのは初めてだ。想像できないし浮かばない。正直そういう気持ちだ」と心境を話しました。
そのうえで、「テレビでは、今まで以上にぶつかる響き、音が聞こえるだろうし、改めて相撲がいいものだと知ってもらうきっかけになればよい。特に子どもたちに、力士が皆、頑張っている姿を見せられればなと思う」と一つ一つことばを選ぶように話していました。

鶴竜

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今月、大阪市で大相撲の春場所が観客を入れずに開催されることについて、横綱・鶴竜は「全く想像できないが決まった以上はやることをやるだけだ」と話しました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて日本相撲協会は1日、大阪市で臨時の理事会を開いて、今月8日から大阪府立体育会館で始まる春場所を観客を入れずに開催することを決めました。
これを受けて2日午前、横綱・鶴竜が所属する陸奥部屋の宿舎がある大阪堺市で報道陣の取材に応じました。
鶴竜は「全く想像できない。どういう心境で相撲を取っていいのかわからないが、決まった以上はやることをやるだけだ」と話しました。
感染予防については「常に消毒しているし、マスクを着用するなど対策をとっている。できることをやっていく」と話していました。
相撲協会は力士に対し、握手やサインといったファンヘの対応を極力行わないよう指示していて、鶴竜も宿舎を訪れたファンの求めに応じられない場面がありました。
鶴竜は「ファンとふれあえないのは残念だが、感染拡大を防ぐためにはしかたがない。本場所はテレビ中継があるのでテレビの前で応援してほしい」と呼びかけました。
そのうえで、「いつもどおり精いっぱい相撲をとりたい。稽古を充実させて臨みたい」と春場所に向けて意気込みを話しました。

貴景勝

春場所が観客を入れずに開催されることについて、大関・貴景勝は「年に1回の大阪での場所を生で見てもらえないのは残念だが、自分らしい相撲を一生懸命取りたい」と話しました。
貴景勝は2日、大阪 東大阪市で取材に応じ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今月の春場所が観客を入れずに開催されることについて、「決まったらやるしかないという気持ちだ。力士は会場の熱気や声援が力になる。どういう風になるのか想像はつかないが、それでもやっていかないといけない」と話しました。
兵庫県芦屋市出身の貴景勝は去年の春場所で10勝をあげ、場所後に大関に昇進しました。
節目の場所となった春場所に向けて貴景勝は「去年は地元関西の応援が大関昇進を目指す上で力になった。年に1回の大阪の場所を楽しみにしている人も多い。生で見てもらえないのは残念だが、テレビで応援してくれる方はたくさんいるので、自分らしい相撲を一生懸命取りたい。結局、戦う時はいつも1人だ。やることは変わらないので自分で打開するしかない」と力強く話しました。
そのうえで、健康管理については、「それは新型コロナウイルス以前の問題だ。手洗いやうがいを適当にして、体調を崩すのは自己管理の甘さだ。人にうつして迷惑をかけてはいけない」と話していました。

朝乃山

新型コロナウイルスの感染拡大で、大相撲春場所(8日初日・エディオンアリーナ大阪)の史上初となる無観客開催が決まってから一夜明けた2日、力士たちは通常通りに稽古に励んだ。
大関昇進が懸かる関脇朝乃山は大阪市東成区の時津風部屋に出稽古し、引き締まった表情で汗を流した。
電話で取材に対応し、「決まったからにはやるしかない。力士はみんな同じ気持ちだと思う。テレビで見てくださる方がいる」と集中力を高めた。
横綱鶴竜は朝稽古後に堺市東区の陸奥部屋で取材に応じ、「序ノ口でもお客さまはいる。初めての経験で全く想像できない」と観客がいない本場所に戸惑いを口にした。
自身は3場所連続休場からの復活を目指し、「どういう心境で取っていいか分からないが、テレビの前で(ファンが)応援してくれていると思ってやるしかない。いつも通り、精いっぱい、いい相撲を取りたい」と気持ちを切り替えた。
横綱白鵬は大阪市天王寺区の宮城野部屋で非公開で稽古を行った模様だ。

豊山

日本相撲協会が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大相撲春場所の無観客開催を決めた1日、臨時理事会が開かれたエディオンアリーナ大阪(大阪市浪速区)周辺では、ファンから「残念」「延期でもいいから、観客を入れて開催してほしかった」と落胆の声が上がった。
アリーナには大勢の報道陣が押し掛けたが、理事会終了後に裏口から姿を見せた理事らは取材には応じず、待機していた車に乗り込んだ。
報道陣と一緒に約2時間待っていた同市阿倍野区の男性(70)は「テレビで見てもしょうがない。野球もだめ、相撲もだめ。おもろいもん何にもないわ」と頭を横に振った。
夫婦で30年以上春場所に通っているという同市東成区の60代主婦は「年に1回の楽しみだったのに。感染が収まるまで延期してほしかった」と声を落とした。
一方、新潟市北区出身の豊山関を幕下時代から応援する、地元の豊栄下町商店街振興会、小日向克司会長(70)は「こればっかりはしょうがない。開催するだけ良かったと思う」と話す。
先場所11勝を挙げた豊山関が、好調を維持して無観客の場所に臨めるか気をもむが、「番付上位を目指すためには春場所が大事。ぜひ頑張ってほしい。テレビで応援して、5月場所は行こうと思っている」と話した。

大相撲春場所

大相撲春場所(8日~22日=エディオンアリーナ大阪)は、やはり中止ではなく無観客で強行され、NHKで中継されることが決定した。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本相撲協会は1日、大阪で臨時理事会を開催。
八角理事長(元横綱北勝海)は「いろいろな意見があったが、ファンのためにぜひ開催したいという思いだった」と説明し、力士に感染者が出た場合は、その時点で中止する意向を示した。
力士数は650人で、親方、行司などを含めると、協会員は約900人。
幕下以下は大部屋で生活する。
体調管理を徹底させ、移動には公共交通機関をなるべく使わず接触を避け、感染リスクの減少を図るが、綱渡りの15日間となる。
春場所は昨年まで4年連続で満員札止めを記録。
今年は無観客開催で10億円超の入場料収入が消えた。
せめて1場所約5億円のNHK放送権料だけは確保したいという思惑で、強行に踏み切った感は否めない。
大相撲は2011年に八百長問題で春場所、巡業を中止、5月は無料の技量審査場所とし、2場所と巡業の入場料収入とNHKの放送権料(約10億円)が消滅。
相撲案内所や巡業勧進元(主催者)への中止による損失補てんなど3億7000万円が発生し、年間約49億円の大赤字となった。
当時は“冬の時代”で、春場所でも満員御礼になるのは数日。
5日だけだった春巡業も、今年は26日もあり、これらが中止となれば、当時とは比較できない収入減となる。
さらに懸念されるのは春場所後の余波だ。
東京場所の観客は、スカイツリー、浅草などを巡る外国人やツアー客が多いが、5月の夏場所で団体予約のキャンセルが相次いでいるという。
「われわれは人気商売。これからの方が大変かもしれない」と協会幹部は不安を募らせた。
もちろん春場所が途中で中止となれば、強行した協会執行部の責任は避けられない。

「国技」の役割

日本相撲協会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、8日に大阪市で初日を迎える大相撲春場所を無観客で開催することを決めた。
賢明な判断である。
中止とならなくてよかった。
観客への影響を考慮したもので、安倍晋三首相はスポーツイベントなどの中止や縮小を要請していた。
NHKの中継は、通常通りに行われる。
政府は国民に、不要不急の外出も控えるよう求めている。
特に高齢者は、感染後に重症化する確率が高いことが指摘されている。
人混みを避けて自宅で静かにしていることが望ましいが、人には娯楽が必要である。
大相撲中継は、とりわけ高齢者に人気が高い。
日本相撲協会の八角理事長は「相撲ファンの皆さまにはテレビの前で相撲観戦をお楽しみいただけたら幸い。無観客ではあるが、力士の白熱した取組を約束する」と述べた。
力士にとって、何より力をもらえるのは観客の声援だという。
春場所はこれがなくなるが、一層の奮起でテレビ桟敷を沸かせてほしい。
国難に際しての、それが「国技」の役割である。
先場所、幕尻で優勝を飾った徳勝龍は「お客さんはテレビで見てくださっている。気の抜けたようなことはしたくない。お客さんが会場に入れない分、より頑張らないといけない」と話した。
同じ決意を、全ての力士が土俵上の相撲でみせてほしい。
場所中、力士は公共交通機関は使わず、毎日体温測定を行い、37.5度以上の場合は休場する。
ひしゃくで水を口に含んで清める力水は、形だけ行う。
力士に感染者が出た場合はその時点で場所を中止する。
細心の注意で千秋楽までファンを楽しませてほしい。
1日の東京マラソンでは、東京五輪代表の最後の1枠を争い、日本記録で駆け抜けた大迫傑の力走が、大いに楽しませてくれた。
スポーツの生中継は、やはり茶の間の娯楽に最適である。
平成23年の東日本大震災時、大相撲は八百長問題を受けて春場所を中止し、夏場所も技量審査場所として開催してNHKの中継はなかった。
被災と自粛ムードの中で国民を楽しませる役目を全うすることができなかった。
汚名をそそぐ機会でもある。
日本に相撲があってよかったと思えるよう、熱戦の連続を期待する。

史上初の無観客開催

大相撲春場所」(8日初日、エディオンアリーナ大阪)
日本相撲協会は1日、大阪市内で臨時理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で春場所を無観客で開催することを決定した。
1945年6月の夏場所は一般客に非公開で行われたが、完全な無観客は史上初。
開催中止も視野に2時間半、議論を重ね、力士1人でも感染者が出た場合はその時点で中止と決めて開催を選択した。
協会員には体温検査を義務付け、移動には送迎バス、取組前の水つけは形だけにするなど感染予防に細心の注意を払う。
約10億円の前売りチケット払い戻しなど、前例のない事態に問題は山積みで混乱は必至だ。
力士の感染リスクがあっても中止の選択は踏み切れなかった。
感染症学専門の大学教授も理事会に招き2時間半の議論で中止主張派を説得し、無観客開催で理事は一致。
八角理事長(元横綱北勝海)は「3月場所を楽しみにする全国のファンのため」と決断した最大の理由を説明した。
NHKでの相撲中継は通常通り。
「テレビの前で観戦してくれれば幸いです。力士の白熱した取組を約束します」と力を込めた。
会場に入るのは力士、親方、行司ら協会員と報道陣のみで史上初の完全無観客。
声援はなく土俵は静まりかえる。
「気持ちの高め方は難しいが、いかに高めるかが大切。ぜひやってもらいたい」と理事長は力士に訴えた。
理事会では力士に1人でも感染者が出れば途中中止と決定。
感染予防も徹底的に話し合われた。
協会員は毎日、体温検査し37.5度以上なら感染いかんに関わらず休場。
不要な外出はもちろん厳禁。
公共交通機関の使用はせず、各部屋への送迎バスを手配する方針。
力水は実際に口をつけず、形だけ行うことにする。
報道陣も入退場時に体温チェックを義務付け。
通常は取組後、力士がまげを直す間に行う取材も今回は支度部屋への立ち入りを禁止。
導線を作り、ミックスゾーンでの取材対応と、力士との接触を極力制限する。
懸賞は通常通りながら無観客では取りやめ続出の可能性もある。
表彰式は賜杯授与はあるものの優勝パレードはなし。
後援会、関係者らそろっての優勝記念撮影は行わない。
問題も山積みだ。親方衆はどこで見るか、職務はどうなるかなど協会は初日まで1週間、急ピッチで準備する。
途中中止となれば、そこまでの成績の扱いも未定。
場所後の春巡業は延期を検討する。
15日間の前売り券は完売しており約10億円の返金は途方もない作業。
大阪場所担当の高島部長(元関脇高望山)は「時間がかかる」と険しい表情だった。

大相撲初場所
大相撲をもう一度見たい!そんな方はこちらをクリック☆

カテゴリー: News

春場所 6日前情報!

朝乃山

春場所で大関昇進を目指す関脇朝乃山は1日夕、無観客での開催が決まったことを受けて大阪市中央区の高砂部屋宿舎で取材に応じ、「初日に向けて体をつくって、15日間挑む気持ちを持っていきたい」と意気込みを語った。
朝乃山は外出先から宿舎に戻る際、感染防止のため距離を取って立つ記者らの問い掛けに応じた。
無観客開催には「理事会で決まったことなので」と理解を示し「チケットを買った人もたくさんいると思うし、それは残念だが、しっかりテレビの前で応援してもらえれば。自分だけでなく力士は精いっぱい頑張ると思うので」とファンに呼び掛けた。
感染が拡大する中での場所に「協会で一人でも(感染者が)出たら中止になると思うので、夜は外出を控えめにして、手洗い、うがいをしっかりしたい」と予防にも気を配っていた。

大相撲春場所

日本相撲協会は1日、大阪市内で臨時理事会を開き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大相撲春場所(8日初日、大阪府立体育会館)を無観客で開催することを正式に決めた。NHKの大相撲中継は通常通り行われる予定。すでに完売している前売り券の払い戻し方法については決まり次第、協会のホームページなどで告知する。
2時間半以上におよんだ話し合いの最終結論は「無観客開催」だった。
八角理事長(56)は通常開催を断念した理由を「お客さまに迷惑はかけられない」と説明。
中止ではなく無観客にしたことについては「そういう選択肢(中止)もあったんですけれども、やっぱり3月場所を楽しみにしてくれるファンのためにぜひ開催したい。無観客ではありますけれども、全国のファンのために開催することに決めました」と話した。
いずれにせよ、完全な無観客での開催は大相撲史上初となる。
土俵入りや懸賞などは通常通り実施。
本場所中は力士は公共交通機関を利用せず、バスや車を手配して場所入りする。
幕内優勝力士には天皇賜杯と優勝旗が授与される一方で、それ以外の賞は未定。
報道陣は支度部屋の中で取材できず、別にミックスゾーンが設けられる。
力士に感染者が出た場合には、場所を途中で打ち切る方針。
行司や呼出など力士以外の協会員については「ケースバイケース」としている。
場所を途中で打ち切った場合の成績の扱いや番付編成については「検討中」とした。
八角理事長は「まだいろんなことが決まっていない。この1週間で考えたい」と話したが…。
本場所中の混乱も予想される。

1日の取組みスケジュール(目安)

8:25頃~ 前相撲
新弟子が取る相撲を前相撲といい、三日目(大阪場所は二日目)より行われる
8:35頃~ 序ノ口~幕下取組
序ノ口、序二段、三段目、幕下力士の取組み
※十三日目以降は、10時頃から取組が始る
12:50頃~ 新序出世披露
成績優秀者から順に出世し「新序出世披露」で翌場所序ノ口の資格を得た力士披露
※新序出世披露は中日に行う(大阪場所は五日目、九日目)
14:15頃~ 十両土俵入り
化粧廻し姿の十両力士が取り組みを行う
化粧廻しを締め大銀杏を結い、関取と呼ばれ相撲界で一人前と見なされる
14:35頃~ 十両取組
体つき、ぶつかり合う時の音、迫力が違う
15:40頃~ 幕内土俵入り
力士が色鮮やかな化粧廻しを締め土俵を一周
土俵入りは奇数日は東方から、偶数日は西方から土俵にあがる
15:55頃~ 横綱土俵入り
横綱が右に太刀持ち、左に露払いを従え土俵入り
16:10頃~ 幕内取組
人気力士、強豪力士が、熱戦を展開
17時過ぎには小結、関脇、大関が登場
17:15頃~ 三役揃い踏み※千秋楽のみ
千秋楽では、結び三番を残して「三役揃い踏み」が行われる
東西各三人の力士が土俵に上がり、扇の形で正面を向き三人そろって四股を踏む
17:55頃~ 弓取式
結びの一番終了後、弓取りの力士が弓を華麗に振る儀式
※時刻については目安で多少の前後あり

1945年夏場所は軍人ら招待 大相撲

大相撲本場所の一般非公開は、戦中の1945年6月に行われた夏場所以来75年ぶりで、史上2度目となる。
日本相撲協会関係者によると、この場所は傷痍(しょうい)軍人らが招待された。
今回は維持員などが観戦することもできないため、完全に無観客となる。
本場所を中止した例は、戦火にさらされた国技館の改修工事が遅れた影響を受けた46年夏場所と、八百長問題が発覚した直後の2011年春場所がある。

大相撲初場所
大相撲をもう一度見たい!そんな方はこちらをクリック☆

カテゴリー: News

春場所 9日前情報!

白鵬

大相撲の横綱・白鵬(34)=宮城野=が27日、奈良・葛城市の相撲館「けはや座」で行われた開館30周年記念に伴う土俵地鎮祭に参加。
同館が30周年記念を迎え改修した土俵で、四股を踏んだ。
横綱土俵入りではなかったものの「相撲の基本は四股、すり足、テッポウ。テッポウはできなかったけど、そのうちの2つを皆さんに見せて(土俵の)邪気を払った」と、約200人の前で日頃の稽古の様子を披露した。
終了後には外で多くのファンが待っていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現在現役力士らは直接の交流を制限されている。
サインを待つファンに白鵬は、関係者を間に通して間接的に受け渡す形で対応。
春場所(3月8日初日・エディオンアリーナ大阪)は通常通りの開催が困難となっている中、「(普段通りのことを)やっていくしかないね」と強調した。
日本相撲協会にはこの日までに、スポーツ庁から場所の規模縮小などの要請が届いている。
無観客の場所となる可能性も高まる中、白鵬は「まだ何も聞いてないので。聞いてからまた話します」と述べるにとどめた。

貴景勝

大関貴景勝(23=千賀ノ浦)が27日、新型コロナウイルスの影響により開催が危惧される大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)について、複雑な心境を語った。
「(開催可否を決める臨時理事会が行われる)3月1日まで現役の力士は体を作っていくしかない」と話し、選択肢にある無観客について「お客さんあっての相撲と思っている。自分がとやかく言う問題ではないが、モチベーションが難しい」と力士の思いを代弁した。
兵庫県芦屋市出身の貴景勝にとって、春場所は「ご当所ですよ。毎年、いい影響を与えてもらっている」と大事にしている場所。
それだけにファンに相撲を見てもらいたい思いは強い。
この日は同じ部屋の隆の勝、貴源治と10番で8勝2敗。
「やるかやらないかフワフワした気持ちだが、やるべきことをやるしかない」と気持ちを込めた。

朝乃山

「大相撲春場所」(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)
大関とりに挑む関脇朝乃山(25)=高砂=が27日、大阪市内の時津風部屋に出稽古し、横綱鶴竜(34)=井筒=相手に6番取って全敗と振るわなかった。
立ち合い、低く鋭く踏み込む横綱に後退させられ、速攻で何度も寄り切られた。
持ち前の圧力をかけて右四つは封じられた。
「きょうは自分の形になるなと思っても攻められなかった。悪いところがたくさん出た。直していきたい。立ち合いで押されると自分の形になれない。そこを徹底的に押されない形にならないと自分の形は作れない。攻める気持ちも大事だけど、我慢する相撲も必要。稽古していかないと」と敗戦から多くの課題を手に入れた。
前2場所で21勝(11勝、10勝)を挙げており三役で3場所計33勝の大関昇進目安には今場所12勝で到達する。
ただ本人は「今場所の目標は優勝。高い目標を持って常にやっていく。1回優勝しているから今がある。優勝してるからこそ『優勝』と言える。ここまで上ってこられた。12勝と数字は明確。高い目標を持って挑む」と、気合十分に話した。

北勝富士

大相撲で本場所や巡業がない2月と6月は、力士にとって比較的ゆったりと過ごすことがきる月だ。
挙式披露宴などの個人的なイベントをこの時期に行う力士も多い。
今月も幕内の豊山(26)=時津風部屋=や十両の錦木(29)=伊勢ノ海部屋=が盛大に挙式披露宴を開き、大勢の出席者から祝福を受けた。
関取の披露宴といえば、大相撲関係者や親族、知人ら数百人が集まる大規模なものだ。
そこで良い報告をしたい、と直前の本場所では並々ならぬ闘志を燃やして土俵に上がる。
その気迫のせいか、愛の力か、好成績を収めて晴れの日を迎えるケースが多い。
1月の初場所を前頭9枚目で迎えた豊山は優勝争いを演じ、最終的に11勝を挙げた。
場所前は挙式披露宴を見据え、「目標設定は8番。8番勝てば丸く収まるかな」と勝ち越しを目指していたというが、それ以上の活躍だった。
場所前は挙式披露宴の準備で忙しく、「相撲どころじゃなかった。余計なことを考えなかったのがよかったのかも」と話す。
初場所を十両4枚目で迎えた錦木も11勝を収め、幕内復帰を確実にした。
このほか、昨年6月に挙式披露宴を行った幕内の竜電(29)=高田川部屋=も、その直前の夏場所で10勝を挙げて初の技能賞を獲得している。
次に巡業がない今年6月に挙式披露宴を予定しているのは幕内の北勝富士(27)=八角部屋。昨年10月に大阪府出身の中山真美さんと婚約を発表し、今年1月に婚姻届を提出した。
オフには互いの趣味である劇団四季のミュージカルを一緒に観に行ったり、温泉に行ったりと仲むつまじい。
平成27年春場所の新序出世披露の際に写真を一緒に撮ったのが最初の出会いだという。
その後、八角部屋の近くにある錦戸部屋の見学に来た際に偶然再会したのが交際のきっかけだった。
北勝富士は「自分が力士の嫁なんて絶対嫌。2カ月に1回死ぬ思いをするし」と話し、おいしい料理などで支えてくれる奥さんに対し「感謝しています」と気持ちを込める。
前頭2枚目だった初場所では11勝を挙げ、三役復帰を確実にした。
6月の挙式披露宴に向けて「5月場所が大事。負け越して式をしたくない。三役で式を挙げたい」と話す。
3月の春場所、5月の夏場所で好成績を収め、この地位を確実に守りたいところだ。

豊山

大相撲の幕内豊山(26)=時津風=が1日、都内ホテルで夫人(32)と挙式・披露宴を行い角界関係者ら400人から祝福された。
花嫁姿の愛妻に「めちゃくちゃかわいいでしょ」とデレデレだった。
19年名古屋場所後の7月26日に婚姻届を提出。
勝利の女神効果でそれ以降、3場所連続で勝ち越し、先場所は優勝争いを演じる11勝を挙げた。
「1人の男として頑張る。初場所で夢だった優勝が目標になった。春場所優勝を目指し三役、その上を目指す」と一家の大黒柱として頼もしく宣言した。

大相撲春場所

新型コロナウイルスの感染拡大で、開催可否が検討されている大相撲春場所について、準備を進める先発事務所は27日、無観客開催、中止になることも想定し、払い戻し対応などの準備を行っていることを明らかにした。
会場の設営作業は継続して進められている。
日本相撲協会は26日にスポーツ庁からスポーツイベントの中止、延期、規模縮小を要請する文書を受け取っており、同協会幹部は27日、春場所の通常開催は困難な状況との見通しを示した。
3月1日に臨時理事会を開き、通常開催、無観客開催、中止を選択肢に最終決定する。

大相撲初場所
大相撲をもう一度見たい!そんな方はこちらをクリック☆

カテゴリー: News

春場所 10日前情報!

鶴竜

昨年秋場所から3場所連続途中休場の横綱鶴竜(34=陸奥)が26日、復活を期す大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)に向け大阪市内の時津風部屋への出稽古で本格始動した。
「今日はこの2人とやろうと決めていた」という関脇正代、東前頭3枚目・豊山を相手に17番で全勝。
豊山に「久々に感じた。あの圧力、重くて低いからビクともしない」と言わせた力強い相撲で先場所ともに2桁白星と活躍の両者を圧倒。
「いい稽古ができた。(内容は)皆さんに聞きたいね」と口も滑らかだった。
先場所は4日目までに3個の金星を配給し「左足関節炎」で途中休場した。
「体は十分にケアしてきた。後は土俵内の動き」。
3場所連続千秋楽まで土俵を務められなかった。
横綱の責任を果たせず、進退問題が問われる場所を、番付で38年ぶりに横綱が大関を兼ねる「横綱大関」として迎える。
ただ、新型コロナウイルスの影響で、場所開催の可否は3月1日の臨時理事会で決められる。
「力士はベストを尽くしていくしかない。若い衆が買い物とか外に出る機会が多いので、気をつけないといけない」と話し、自身の調整については「このままの調子で稽古を重ねていければ」と復活への手ごたえを語った。

朝乃山

3月8日初日の大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)に向け、大関昇進を狙う関脇朝乃山(高砂部屋)が26日、大阪府東成区の時津風部屋に出稽古に行った。
朝乃山は平幕霧馬山らと9戦し、5勝4敗だった。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、稽古場の前にアルコール消毒液が用意され、関係者もマスク着用で稽古を見守った。
春場所は開催の可否が決まっておらず、3月1日の臨時理事会で判断することになっている。
無観客での開催や中止になる可能性もある。
朝乃山は「無観客の開催ならばさみしい。力士は観客の声援を大事にして戦っている」と率直な思いを吐露。
感染拡大は深刻に受け止めており、「中止なら中止でもしようがない。これ以上感染者が出ないようにしないといけない」と話した。

朝乃山・遠藤・炎鵬・竜電・勢

朝乃山、遠藤、炎鵬、竜電、勢が、『大相撲三月場所』(エディオンアリーナ大阪)限定のコラボ企画「キット伝わる☆おしチョコ」のお披露目会に2月25日に登場。
2場所ぶりに三役へ返り咲いた小結・遠藤らが春場所に意欲を燃やした。
1月場所では鶴竜、白鵬の両横綱を下すなどして殊勲賞を受賞した遠藤は、「みなさんの声援に応えられるように頑張ります」と今場所も大物食いを目指す。
また大阪出身の前頭十二枚目・勢は、「地元なので全力でがんばります」、朝乃山も「大事な場所」とさらなる飛躍を誓った。
また、三役復帰を狙う竜電は、自身の写真がパッケージとなったオリジナルのキットカットを手に「いっぱい食べて、いっぱい応援してくれたら、自分もがんばれます」と笑顔をほころばせた。
身長168センチの小兵ながら先場所では1大関2関脇を撃破した前頭四枚目・炎鵬は、「日頃の感謝の気持ちをこめてメッセージを書かせていただきました。また読んでください」と手書きのメッセージをボードに貼り付けた。
特典付きの「キット伝わる☆おしチョコイスA席」は全席完売。
『大相撲三月場所』は3月8日から22日まで、「エディオンアリーナ大阪」(大阪市浪速区)でおこなわれる。

照ノ富士

大関経験者の十両照ノ富士(28)=伊勢ケ浜=が26日、大阪市東成区の時津風部屋に出稽古し、居合わせた関脇朝乃山(25)=高砂=に右四つの技術指導を買って出た。
右四つを得意とする同士、居残って土俵で組み合った。
詳細は明かさなかったが、手ぶりを交えて「朝乃山はこっち(右腕)が強いけど、こっち(左腕)はまだ」と上手を取る動きのレベルアップを促した様子。
「勢いのある人と胸を合わせると、こっちも自信になる。せっかくのチャンスをつかんでほしい」と刺激を受けつつ、大関とりへエールを送った。
照ノ富士自身は、関取返り咲きを果たした初場所で十両優勝し、春場所は東十両3枚目で迎える。
この日も豪快なつり出しを見せるなど、動きは上々。
「10勝して上がりたい」と幕内復帰へ意欲満々だった。

住吉大社の横綱奉納土俵入り・前夜祭は中止

「大相撲春場所」(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)
日本相撲協会は26日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、中止となる春場所前の行事について発表した。
29日に予定していた大阪市内の住吉大社で行う協会の参拝、横綱奉納土俵入りは中止。
3月3日の大関、横綱らが参加する前夜祭も開催が見送られた。
本場所前日の恒例で15日間の無事を祈る7日の土俵祭りは関係者のみ参加、一般客の観覧は中止となった。
通常なら出席となる横綱、大関、三役以上力士も出席しない。
また、春場所の開催可否に関して、1日に臨時理事会を開催することも発表された。

大相撲春場所

猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で大相撲の春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)が中止、無観客開催となる可能性が25日、出てきた。
八角理事長(元横綱北勝海)ら日本相撲協会の幹部が大阪市内で緊急対策協議。
感染の広まり、政府の動向などを注視し3月1日にも臨時理事会を開き、最終判断する方針を固めた。
また尾車事業部長(元大関琴風)が力士会に出席し、握手などファンサービスの自粛を関取衆に指示した。
年に1度の大阪、春場所の開催が危機だ。
力士会に出席後、尾車事業部長は「無観客の開催になるのか、中止になるのか、通常開催なのか。今後の動向で日々変わってくる」と3つの選択肢を挙げ、中止、無観客の可能性があることを明言した。
中止となれば八百長問題で揺れた11年春場所以来。
一般客に非公開の本場所となれば1945年夏場所以来の非常事態となる。
同部長は場所前恒例の住吉大社での横綱奉納土俵入りが中止となったことを明かした。
今後の行事も再考材料。
Jリーグなど他競技でも中止、順延が相次ぐ中、春場所は約7000人収容の室内で15日間の興行というのはリスクが相当に高い。
春場所の開催可否に関し、この日の夕方に八角理事長ら協会幹部が約2時間半、緊急対策協議を行った。
無観客開催や中止となれば払い戻し作業もある。
3月1日にも臨時理事会を開き、最終審議する。
芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「自粛しろと言われているわけではない。1週間で動きがあると思う」と説明。
今後の感染拡大状況や政府とも連携しながら結論を下す。
現段階では通常開催に向け準備を進める。
力士会では尾車部長(元大関琴風)が注意喚起した。
「不要な外出は控えて感染予防してくれと。万が一、力士が1人でもコロナにかかると全体のことになる。本場所を中止せざるをえなくなる」と1人感染で中止になることを明示。
予防に関する資料も手渡し、握手、サインなども断るよう指示した。

座布団投げ

大相撲春場所(3月8日初日、大阪府立体育会館)の開催をめぐって、角界が引き続き対応に追われている。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日本相撲協会の八角理事長(56=元横綱北勝海)ら幹部は25日、春場所の開催方法について協議。
「通常開催」「無観客」「中止」の3つの選択肢を想定し、3月1日に臨時理事会を開いて最終判断を下す方針を固めた。
他競技とは異なるファン層や本場所での“お約束”など難しい問題も抱えているだけに、動向に注目が集まる。
サッカーJリーグの試合開催が延期となり、プロ野球やラグビーなども開催の可否を問う情勢の中、春場所開催も無条件で、というわけにはいかなくなってきた。
とはいえ、大相撲は年6場所。
会場の確保や場所後に巡業が組まれていることを考えると、他競技のように「延期」という選択肢を入れられない。
もし無観客となれば戦後初、中止なら3度目の異常事態となる。
八百長事件などを受けて本場所の開催を中止し、2011年5月に行われた「技量審査場所」でも、ファンには無料公開した。
協会ナンバー2にあたる事業部長を務める尾車親方(62=元大関琴風)は「無観客なら力士も相撲を取りづらいんじゃないか。本当に大変なことになってきた。頭が痛い。他のイベントの動向も気になる」と顔を曇らせた。
だからといって、通常開催なら批判は避けられない状況。
ただでさえ大相撲は屋内開催で、升席などファン同士の距離も近い。
そのファンも高齢者が多く、感染リスクも高い。
また、横綱が敗れた時に“お約束”となっている座布団投げ(本来は禁止事項)があった場合は、ウイルスの飛散という観点でも危険極まりない。
同じ日に開かれた力士会では、尾車親方が新型ウイルスへの注意喚起を行った。
各力士に不要不急の外出の自粛を求め、握手やサインなどファンとの接触を伴う行為の禁止も通達。
「力士がウイルスにかからないようにしておくことが大事」と意図を説明した。
力士会会長を務める横綱鶴竜(34=陸奥)は「ファンの人と握手やサインができないのは残念。(感染予防に)今まで以上に気を付けたい」と神妙な面持ち。
横綱白鵬(34=宮城野)は「さまざまな問題を乗り越えてきたけど、これは目に見えないもの。ある意味、不思議な緊張感で稽古をして場所に臨むことになるでしょうね」と異様な状況を肌で感じている様子だった。
春場所の「主役」である力士たちにとっても、開催方法の行方は最大の関心事。
最終的な結論が出るまでの間は、落ち着かない日々が続くことになりそうだ。

大相撲初場所
大相撲をもう一度見たい!そんな方はこちらをクリック☆

カテゴリー: News

春場所 11日前情報!

白鵬

3月から大阪で始まる大相撲春場所を前に昨年優勝した横綱白鵬が25日、大阪府庁に吉村洋文知事を訪れ、知事杯返還と引き換えに優勝盾を贈られた。
盾の贈呈後、「白鵬関より強い」と豪語する広報担当副知事「もずやん」が進み出て、写真撮影と勘違いした白鵬との立ち合いに持ち込んだ。
笑顔の白鵬が軽々と投げると、もずやんはバリッと音を立て、あえなく転倒。
吉村氏は「万一の際は労災補償しておきます」と笑いを誘っていた。

十両以上の力士で構成する力士会が25日、大阪市内で行われ、ほとんどの関取がマスク姿で集結した。
猛威を振るう新型コロナウイルス対策に関し、事業部部長の尾車親方(元大関琴風)が説明。
不要な外出、ファンとの握手など自粛するよう、要請があった。
本場所は現時点で開催方針が伝えられたが、初日まで2週間を切り、無観客開催、中止なども選択肢と、先は見通せなくなってきた。
異様な雰囲気の中、力士会後、両横綱が対応した。
力士会会長の鶴竜(陸奥)は「うがいして手洗いをして外で何かを触ったらアルコール消毒をして今まで以上に気を付けていきたい。残念ながらファンの人とは握手、サインができないというように尾車親方からは言われた」と残念がった。
白鵬(宮城野)は「今までさまざまな問題を乗り越えてきたけどこれは目に見えないもの。不思議な緊張感で場所に臨むことになるでしょう」話した。
本場所でも屈指の声援を受ける人気小兵の炎鵬(宮城野)は「怖くはないけど、かかると大変。(無観客開催となれば)さみしいけど、どんな状況でもやるしかない」と、土俵にのみ集中する。
地元大阪出身の幕内勢(伊勢ノ海)も浪速ファンの猛烈な声援を浴びる。
「怖いのは怖い。(新型コロナウイルスが)どんなものなのか分からないから。サインや握手を断れと言われても…」と困惑気味だった。

貴景勝

大相撲春場所(3月8日初日)を前に、兵庫県芦屋市出身の大関貴景勝への化粧まわし贈呈式が25日、神戸市中央区の県公館で行われた。
同場所で38年ぶりの「一人大関」となる貴景勝は「大阪で優勝したい」と力強く語った。
新しい化粧まわしは、世界遺産の姫路城が描かれ、サクラに囲まれたデザイン。
昨年11月に発足した県後援会(石井一会長、約900人)が贈った。
贈呈式には、後援会員約400人が集まり、大きな拍手を受けて貴景勝が入場。
後援会最高顧問の井戸敏三知事が「大阪場所は期待している。優勝して、県出身の横綱を目指してほしい」とエールを送った。
兵庫にちなんだ化粧まわしは初めてという貴景勝は「兵庫の象徴で世界遺産の姫路城に向かって突き進む気持ち。(春場所では)勝っても負けても貴景勝の相撲を見せたい」と誓った。

朝乃山

「エディオンアリーナ大阪」(大阪市で浪速区)で、3月8日から開かれる大相撲三月場所。
その場所中、期間限定でおこなわれる企画『キット伝わる☆おしチョコ』のお披露目会に、朝乃山、遠藤、炎鵬、竜電、勢が登場。
今場所での結果に大関昇進が懸かる関脇・朝乃山が意気込みを語った。
2場所前の11月場所で11勝、先場所の1月場所では10勝をあげた朝乃山。
昇進の目安は「直近3場所計33勝」とされており、大関とりには優勝戦線にも食い込む勝ち星が必要となる。
今場所への思いを尋ねられた朝乃山は、「大事な場所」と改めて気を引き締めた。
今回は、チョコレート菓子「キットカット」とのコラボ企画とあり、キットカットのパッケージに写る自身の姿を見て、「自分がキットカットの表紙になって、光栄です。これを食べて応援をしてほしい」と笑顔を見せるなど、リラックスしたムードもうかがわせた。
各力士にもメッセージカードが配布され、朝乃山は「今年も応援の程 よろしくお願いします!!」と力強く記入。
ファンの後押しも受けて、夢の大関昇進を目指す。
同企画は、初日3月8日から千秋楽3月22日までの「キット伝わる☆おしチョコイスA席」の購入者を対象とする特別企画で、全席すでに完売。

御嶽海

大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付が24日に発表され、幕内の御嶽海(木曽郡上松町出身)は「西前頭3枚目」に下がった。
西前頭2枚目だった1月の初場所で7勝8敗と負け越していた。
番付降下は2場所連続で、5年前の同場所初土俵以来初めて。
御嶽海は堺市内の出羽海部屋宿舎で「自分が負け越したから(降下は)仕方ない。初土俵を踏んだ特別な大阪場所で、6年目のスタートに2桁勝ちたい」と挽回を誓った。
3年(18場所)ぶりに三役から平幕に落ちた初場所は11日目に勝ち越しに王手を懸けたが、4連敗で失速した。
朝乃山ら同世代や年下の力士も力をつけている中、「うじうじと先場所を振り返るよりも、過去2度優勝した場所の相撲や、得た自信を大事にし、2桁勝利への体と気持ちづくりを進めたい」と語った。
25日に部屋での稽古を再開する。
26日から遠藤、大栄翔がおり、宿舎が近い追手風部屋への出稽古を予定する。

竜電

3月8日からはじまる大相撲春場所の番付が2月24日発表されました。
甲府市出身の竜電関は番付けを3つ上げて、東の前頭5枚目となりました。
竜電関は、前頭8枚目として臨んだ1月の初場所で10勝5敗と、好調の取り組みで4場所ぶりに勝ち越しました。
日本相撲協会がこの日発表した大相撲春場所の番付けで、竜電関は、先場所から3つ番付を上げて東の前頭5枚目となりました。
竜電関は、「立ち合いの鋭さを磨いて三役復帰できるよう11勝したい」と話しています。
勝ち越して再び三役へ道筋をつけることが出来るか大事な場所となりそうです。
大相撲春場所は、大阪市のエディオンアリーナ大阪で3月8日に初日を迎えます。

琴ノ若

大相撲春場所で新入幕を果たした琴ノ若は24日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋で記者会見に臨み「番付の一番上に名前が書かれるようにと思ってやってきた。まずは一つ達成できてうれしく思う」と喜びを語った。
父は師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若・尾花沢市出身)で、史上9組目の親子幕内。
「まだ全然足りないけど、親孝行を少しできた」とほっとした様子。
母方の祖父は元横綱琴桜(故人)で“親子3代”の幕内力士だ。
佐渡ケ嶽親方は「先代が元気だったら、どれだけ喜んでくれたか」と感慨深げで「先代のようにがんがん攻める相撲を取ってほしい」と期待を込めた。
前頭18枚目で幕尻の琴ノ若は「幕内は三役、大関と上を目指すために必ず通らないといけない道」と気構えを示した。
春場所へ「最低でも勝ち越して、三賞を狙っていきたい」と目標を掲げた。
【略歴】
琴ノ若(ことのわか=本名鎌谷将且)千葉県松戸市出身、佐渡ケ嶽部屋。
父は師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若・尾花沢市出身)
母方の祖父は元横綱琴桜の故・鎌谷紀雄氏。
埼玉栄高から2015年九州場所初土俵。
19年名古屋場所新十両。得意は右四つ、寄り、押し。
188センチ、173キロ。22歳。

春場所開催

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本相撲協会は25日、大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の開催の可否などを3月1日に開く予定の臨時理事会で協議し、最終判断することを明らかにした。
尾車事業部長(元大関琴風)によると、通常開催、無観客での開催、または中止の可能性がある。
尾車事業部長は「今後の動向によって日々変わってくる」と述べた。
可否の判断について、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「あと1週間で国内のウイルスの状況がどうなるか、政府がどういう発言をするかなどを踏まえる」とした。
尾車事業部長はこの日、エディオンアリーナ大阪で行われた力士会に出席。
関取衆に「協会員が一人でもかかったら、本場所を中止せざるを得ない。しっかり感染予防をしてほしい」と注意喚起し、ファンとの握手などを控えるように通達した。
29日に予定されていた住吉大社での横綱奉納土俵入りは中止になった。

大相撲春場所

「大相撲春場所」(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)
十両以上の関取で構成する力士会が25日、大阪市内で行われ、日本相撲協会の尾車事業部長(元大関琴風)が出席し、感染拡大が続く新型コロナウイルスに関し注意喚起した。
「不要な外出は控えて感染予防してくれと。万が一、力士が1人でもコロナにかかると全体のことになる。本場所を中止せざるをえなくなる。各自でしっかり感染予防に努めてくれ」と指示し、予防に関する資料も手渡した。
握手、サインなども断るよう求めた。
「今は粛々と開催に向けて準備をしていると力士には言った」。
現時点では春場所開催の方針も伝えた。
一方で初日まで2週間を切り、感染は連日、広がるばかり。
スポーツなどイベントは中止、順延が相次ぎ、今後の情勢次第では春場所の通常開催は不透明になってくる。
尾車部長は「無観客の開催になるのか、中止になるのか、通常開催なのか。今後の動向で日々変わってくる」と3つの選択肢を挙げ、今後、協会で話し合っていく考えだ。
場所前には住吉大社での横綱奉納土俵入りや、土俵祭りなど行事もある。
本場所の開催に関し、この日の夕方には協会幹部が緊急対策協議を行う予定。
無観客開催や中止となれば払い戻し作業もある。
「(春場所の)直前というわけにはいかない」と、開催の可否は早期に判断する。

大相撲初場所
大相撲をもう一度見たい!そんな方はこちらをクリック☆

カテゴリー: News

大相撲ニュース!

豪栄道

大相撲の西大関豪栄道(33)=本名沢井豪太郎、大阪府出身、境川部屋=が現役を引退する意向を固めたことが27日、分かった。
師匠の境川親方(元小結両国)から、日本相撲協会に伝えられた。
引退の手続きを経て、正式に発表される。
今後は境川部屋付きの親方として後進の指導に当たる見通し。
豪栄道は初場所12日目の23日、関脇朝乃山に寄り切られて8敗目を喫して2場所連続での負け越しが決まり、3月の春場所で関脇に転落することが決まっていた。
左足首のけがで昨年11月の九州場所を途中休場し、初場所は9度目のかど番で迎えていた。
名門の埼玉栄高で高校横綱に輝き、境川部屋に入門して2005年初場所で初土俵。
右四つで頭をつけた低い攻めを武器に、07年秋場所で新入幕を果たした。
14年の名古屋場所後に大関に昇進し、在位期間は史上10位となる33場所。
16年秋場所で唯一となる優勝を全勝で飾った。
近年はけがに苦しみ、休場とかど番を繰り返した。
昨年の九州場所は左足首を痛めて2日目から休場。
初場所も初日から3連敗するなど不振で5勝10敗だった。
三賞は殊勲賞が5回、敢闘賞と技能賞をそれぞれ3回獲得。
通算成績は696勝493敗66休。
次の春場所は大関が貴景勝だけとなり、1982年初場所の琴風(現尾車親方)以来38年ぶりに1大関となる。
豪栄道らしい、潔い引き際だ。
地元大阪で迎える次の春場所で10勝すれば大関に復帰できるが、その道を選ばずに現役を退くことを決めた。
硬派な力士だった。
土俵に上がる以上、負けても言い訳は一切しなかった。
けがをしていても、痛いだのかゆいだのという言葉を聞いたことがない。
だが本当は、周囲が考える以上に、33歳の体が限界を迎えていたようだ。
大関に昇進した際の口上は「大和魂を貫く」。
その真意を「日本人の我慢強さや、潔さを込めた」と語った。
入門から15年、その通りの相撲道を貫いた。
口上を述べた伝達式は、師匠の境川親方の誕生日だった。
一連の行事が終わると、部屋の若い衆が誕生日ケーキを式の会場に持ち込んだ。
しかし、親方は「今日は豪太郎(豪栄道の本名)の日じゃあ!」と一喝。
豪栄道の潔さは、師匠譲りだった。
結果的に最後の相撲となった初場所千秋楽の阿武咲戦。
右四つの得意の形になりながら豪快に投げられた。
右腕から背中に土をべっとりつけた大関は、悔しいというより神妙な表情でゆっくりと土俵を踏み締め、一礼して土俵を下りた。
10歳下の若手に完敗したこの時、すでに気持ちを固めていたのかもしれない。
稀勢の里(現荒磯親方)、栃煌山、妙義龍など同学年の力士とともに、一時代を築いた。
くしくも同じ「黄金世代」の徳勝龍が初優勝した場所で、土俵に別れを告げる。
早すぎる気もするが、自らの相撲道を貫く決断なのだろう。

 

大相撲 豪栄道
豪栄道の相撲を、もう一度見たい!そんな方はこちらをクリック☆

カテゴリー: News

初場所 千秋楽後情報!

豪栄道

かど番の場所を5勝で終え、「自分が持っている力は全部、出し切った」。
来場所は地元の大阪での春場所。
巻き返しを問われ、「今はまだ答えられない」。

 

貴景勝

優勝が懸かっていた徳勝龍に結びで敗れる。
「勢いにのまれた。負けた者は何も言えない。一生懸命やったが、大関の資格がない」

 

朝乃山

新関脇の朝乃山(25=高砂)が、1つ上の番付に挑戦する。
平幕の竜電を浴びせ倒しで破って10勝目を挙げ、春場所(3月8日初日、大阪・エディオンアリーナ)での大関とりの挑戦権を得た。
小結だった昨年九州場所は11勝で、これで合計21勝。
「三役で3場所33勝」が大関昇進の目安となっている中、近大出身の朝乃山にとって第2の故郷とも言える大阪で気を吐く。
圧倒的な力強さを、朝乃山が見せつけた。
すでに10勝を挙げている好調な竜電に、立ち合いでつっかけられた。
それでも動揺は全くない。
2度目の立ち合い。
強烈な右のかち上げでぶつかり、瞬時に右を差してまわしを取った。
得意の右四つになると、一気に前に出て豪快に浴びせ倒した。
「勝っても負けても次につながる相撲を取りたかった」。
その言葉どおり、10勝目を挙げたことで春場所での大関とりが現実的となった。
審判部の境川審判部長代理(元小結両国)は「右差しにこだわるのは立派」と評価。
春場所が大関とりになることについては明言こそしなかったが「権利、チャンスはあると思う。両横綱が出て堂々といい成績なら。そういう(大関とりの)声が出るように頑張って欲しい。力は十分にある」と期待をかけた。
支度部屋で髪を結ってもらう時、ちょうど結びの一番がテレビ画面に映った。
近大の先輩の徳勝龍が優勝したのを見届けると「うれしいけど、悔しいです」と本音をポロリ。
場所中の18日深夜に同大相撲部の伊東監督が急逝。
優勝争いに絡むことはできなかったが「2桁勝って恩返しができたと思います」と柔和な表情を見せた。
大関昇進の目安となる「三役で3場所33勝」のためには、春場所で12勝以上が必要。
加えて横綱、大関を撃破するなど、内容も問われる。
大関とりの場所については「今は考えません」と一言。
つかの間の休みで充電し、第2の故郷の大阪で大暴れする。

 

遠藤

殊勲賞はこの他、2横綱1大関を破った東前頭筆頭の遠藤が初受賞で、三賞は5度目。
2横綱を倒し、初の殊勲賞。
後半戦はもたつきながらも、9勝を挙げて「自分の相撲を立て直せた。来場所もしっかり頑張る」。

 

北勝富士

押しを武器に11勝を挙げて2度目の技能賞を受賞。
「想像していなかった。技能として評価されたのはうれしい」と笑顔。

 

御嶽海

大相撲初場所千秋楽の26日、上松町出身の西前頭二枚目の御嶽海(本名大道久司、出羽海部屋)は、西前頭四枚目の正代に押し出しで負け、七勝八敗で終えた。
先場所に続く負け越しで、二場所連続は初めて。
優勝争いをしている正代に、御嶽海は立ち合いで低く当たり、左で前まわしを狙ったが、正代の出足鋭く、差しにいった右も封じられて押し込まれた。
俵に足をかけて粘ったが、いなそうと体を右に開いたところを押され、土俵を割った。
2017年初場所以来の平幕で迎えた今場所。
序盤に朝乃山、高安、貴景勝といった上位陣に勝てず波に乗れなかった。
9日目からの3連勝で勝ち越しにあと1勝と迫るも、12日目から4連敗を喫した。

 

正代

西前頭4枚目で千秋楽まで優勝を争って13勝の正代が2場所連続4度目。

 

霧馬山

新入幕で11勝の活躍だった23歳の霧馬山も受賞した。
新入幕の場所を8連勝で締めて11勝。
敢闘賞を獲得し、「最後も自分の相撲を取ろうと思った。場所前の稽古が良かった。うれしい」。

 

徳勝龍

大相撲初場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)で大関貴景勝(23=千賀ノ浦)を下し、14勝1敗で初優勝を飾った幕内徳勝龍(33=木瀬)が、ウィットに富んだ優勝インタビューで館内を沸かせた。
2000年春場所の貴闘力以来の幕尻Vに「優勝していいんでしょうか…」と話して観衆を爆笑させると、歓声を浴びて「喜んでもらえて良かったです」と笑顔で語った。
さらにインタビュアーから優勝をいつ意識したか問われ「意識することなく…」と言ったところで「めっちゃ、意識していました」「バリバリ(優勝)インタビューの練習していました」と続けてちゃめっ気たっぷり。
笑顔でインタビューを受けていた徳勝龍の表情が変わったのが、18日に恩師の近大相撲部・伊東勝人監督が55歳で急死したことに触れたとき。
「監督が見てくれていたというより、一緒に戦ってくれた」と言い、涙を浮かべて天を仰いだ。
それでも、最後は「もう33歳ではなく、まだ33歳と思って頑張りたい。(番付は)いけるとことまでいきたい」と力強く締めた。
ベテランらしいインタビューの受け答えで、今後も注目を集めそうだ。

 

春場所は38年ぶり1大関

大相撲初場所で大関豪栄道の陥落が決まり、昇進する力士もいないため、3月の春場所では大関が貴景勝1人になる。
番付上の1大関は、琴風だけだった1982年初場所以来で38年ぶり。

 

大相撲初場所(東京両国国技館)
大相撲を見逃した!もう一度見たい!そんな方はこちらをクリック☆

カテゴリー: News

初場所 14日目情報!

貴景勝

貴景勝は気迫十分だった。
高安のかち上げにひるまず、左差しを許さない。
激しい突っ張りを受けても前進し、はたきやいなしにも落ちなかった。
「気持ちと気合をしっかり入れて夢中でやった」。
鼻血を出すほどの激しい応酬を制した。
炎鵬、自己最高位で給金
正代と徳勝龍が白星を挙げ、敗れれば優勝の可能性が消えていた一番でも心は乱れなかった。
「自分が硬くなる必要はない。また集中して取っていきたい」。
逆転での賜杯奪取へ気持ちを高めた。

 

豪栄道

大相撲初場所(東京・両国国技館)で世代交代が本格化する兆しを見せている。
白鵬(34=宮城野)と鶴竜(34=陸奥)の両横綱が途中休場したのに加えて豪栄道(33=境川)が大関からの陥落が決定。
30代半ばの看板力士が総崩れとなる一方で、20代の力士たちの活躍が目立っている。
このまま新旧交代が加速していくことになるのか。
初場所12日目(23日)、カド番大関の豪栄道が新関脇朝乃山(25=高砂)に寄り切られて痛恨の負け越し(8敗目)。
関脇へ転落することが決まった。
取組後は「(負け越しは)力がなかったということ」と肩を落とした。
昨年11月場所は左足首のケガで途中休場。
相撲を取る稽古を再開したのは年明けからで、調整不足も響いた。
師匠の境川親方(57=元小結両国)は「しっかり下半身をつくって稽古をすれば、まだまだ力はある」と現役を続行させる構え。
次の春場所(3月8日初日、大阪府立体育会館)で大関復帰(10勝以上)を目指す方向だ。
ただ、4月で34歳となるだけに、大関への復帰条件となる10勝は決して簡単ではない。
日本相撲協会の八角理事長(56=元横綱北勝海)も「相当な覚悟と気力が必要」と指摘した。
大関が関脇へ陥落するのは、昨年の名古屋場所から4場所連続。
来場所の大関は貴景勝(23=千賀ノ浦)だけとなり、1982年初場所の琴風(現尾車親方)以来38年ぶりに一人大関となる。
八角理事長は「現状では仕方がない。若手がチャンスだと思って頑張らないといけない」と若手力士の奮起を求めていたが、すでに土俵では世代交代の兆候が表れている。
豪栄道が負けた相手が次の大関をうかがう朝乃山だったのは象徴的。
優勝争いも1敗の幕内正代(28=時津風)を筆頭に3敗までのV圏にいる6人中5人が20代の力士だ(12日目終了時点)。
十両でも琴ノ若(22=佐渡ヶ嶽)、豊昇龍(20=立浪)ら若い世代が白星を先行させている。
新年最初の場所を節目に、このまま一気に新旧交代が進んでいくのか。
今後の動向に注目が集まる。

 

朝乃山

新関脇で勝ち越しも「通過点じゃないですか。目標にしてきた2桁白星のチャンスはある。諦めずに取り切りたい」。

 

阿炎

7場所ぶりの負け越し。
「悔しいが場所前に調整ができなかったので仕方ない。また一から頑張ろうと思った」とさばさば。

 

遠藤

2横綱1大関を破る3連勝スタートから後半戦に失速したものの給金を直す。
「年が変わって最初の場所で勝ち越せてよかった」と安堵の声。

 

正代

大相撲初場所13日目(24日・両国国技館)大関貴景勝は関脇高安を押し出して2敗を守った。
平幕の正代、徳勝龍はともに1敗を保って首位をキープし、賜杯の行方はこの3人に絞られた。
正代は輝を寄り切り、徳勝龍は豊山を突き落とした。
日本相撲協会広報部によると、13日目を終えて複数の平幕力士でトップを占めるのは、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降初めて。

 

炎鵬

大相撲初場所13日目は24日、両国国技館で行われ、炎鵬が小結阿炎を破り、勝ち越した。
国技館全体が揺れるような大歓声に包まれた。
炎鵬が阿炎を足取りで破ると、炎鵬コールが館内に響いた。
「体が震えるほどうれしかった」。
3連勝で勝ち越しを決め、168センチで幕内一の小兵は感慨を込めた。
「小よく大を制す」という相撲の醍醐味が存分に詰まった一番だった。
長い腕から繰り出される阿炎の突っ張りに、土俵際まで押し込まれた。
とどめを刺そうと相手が腕を伸ばした瞬間、形勢を一変させた。
しゃがみこんで視界から消えると、目の前にあった右脚を抱えた。
渾身の力で持ち上げて阿炎の体を宙に浮かせると、そのまま土俵外に運び出してみせた。
阿炎は155キロで、炎鵬は99キロ。
歴然とした体格差での完敗に、阿炎は目を丸くした。
「久しぶりに抱っこされた。力が強いですね」。
悔しさより驚きが大きかった。
炎鵬は自己最高位の前頭5枚目で今場所を迎えた。
両横綱が休場したこともあり、役力士との対戦が続いた。
豪栄道、朝乃山、高安と実力者を相次いで撃破し、三役相手に5戦4勝。
土俵で存分に暴れ、ファンに優勝争いとはひと味違った楽しみを届けている。
炎鵬自身、格上の力士との対戦が楽しくて仕方ないのだろう。
「『一丁やってやるか』みたいな。相手も嫌でしょうし」とニヤリ。
残り2番で、自身初の2桁勝利を目指す。

 

豊山

兄弟子の正代と優勝を争う徳勝龍を押し込みながら逆転負け。
「援護射撃を、と思っていたけど見事に不発でした」

 

照ノ富士

大相撲初場所13日目の24日、十両は元大関の照ノ富士(モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋)が初日からの13連勝で2013年秋場所以来、2度目の十両優勝を果たした。
幕下は魁渡(新潟県出身、浅香山部屋)、三段目は勇磨(大阪府出身、阿武松部屋)がともに7戦全勝で制した。
序ノ口は埼玉栄高出身で先場所初土俵の二本柳(東京都出身、阿武松部屋)が7戦全勝で優勝。
序二段は元幕内で右膝の大けがにより番付を落としている宇良(大阪府出身、木瀬部屋)と旭勇幸(神奈川県出身、中川部屋)が7戦全勝で並び、千秋楽の26日に優勝決定戦を行う。

 

大相撲初場所14日目

大相撲初場所は14日目、1敗で優勝争いのトップに並ぶ平幕の正代と徳勝龍が注目の直接対決を迎えます。
初場所は13日目を終えて、前頭4枚目の正代と前頭17枚目の徳勝龍の平幕2人がともに1敗、2敗でただ1人、大関 貴景勝が追う展開です。
14日目の25日は、正代と徳勝龍が直接、対戦します。
2人の過去の対戦は、平成28年春場所の1回だけで、正代が寄り切りで勝っています。
今場所の正代は、前に出る圧力が増し組んでも離れてもみずからのペースに持ち込んで白星につなげてきました。
一方、徳勝龍は、3日続けて土俵際からの突き落としで逆転勝ちをするなど、際どい相撲を制してきました。
正代は土俵際でも慌てず、相手の動きをしっかり見極める落ち着いた相撲が求められます。
徳勝龍は、正代の体格をいかした強烈な立ち合いを止めることができるかが勝負の鍵を握りそうです。
貴景勝は、大関昇進に向けて足固めをしたい関脇 朝乃山との対戦です。
これまでの対戦では、貴景勝の3勝2敗ときっ抗しています。
先場所敗れた貴景勝は、場所前の稽古総見で朝乃山に6勝4敗と勝ち越したものの四つに組まれると不利になる場面も見られました。
貴景勝が立ち合いから持ち味の強烈な突き押しで一気に勝負をつけて優勝争いに踏みとどまることができるのか注目です。
朝乃山は、得意の左上手を取ってしっかりと胸を合わせて寄り切りたいところです。

 

2020年初場所

2020年初場所もすでに終盤。
冬の巡業で皆勤し場所前も好調と伝えられていた優勝候補筆頭の横綱白鵬は、初日は勝ったものの2日目から2連敗。
大方の予想通り、前半戦で連敗した後の休場。
横綱鶴竜も同じく5日目から休場。
これでまた初優勝力士が誕生するか注目が集まっている。
世間では一昨年あたりから白鵬、鶴竜以外の力士が優勝すると、世代交代か、両横綱はもう限界か、と言われていたが実はただ単に両横綱が休場、または途中休場している間に他の力士が優勝しているだけだ。
言い方を変えれば、両横綱が休場し次の場所に合わせ調整をして万全な状態で皆勤すれば、他の力士はまだまだ両横綱に太刀打ちできない状況が続いている。
特に白鵬に関しては、万歳三唱、手締め、自らの取組で自らが行った物言いなど許しがたい暴挙や、立ち合いの張り差しやエルボー、ダメ押しで審判部親方を負傷させるなど議論になるような事を散々行い、相撲界だけではなく世間からも叩かれているがどこ吹く風と優勝を重ねている。
とりあえず東京オリンピックまでは今までの通り、のらりくらりと“横綱業”を続けていくだろう。
今場所白鵬を撃破した遠藤についてこれでやっと世代交代かという声も聞かれているが、ある親方はこう言っていた。
「白鵬のかち上げに対応し勝ったのは良かったが、遠藤をはじめ他の力士は何をやっていたのか。かち上げを禁止にしろとか品格がないという声もあるが、反則ではない以上対応し勝機を見出す工夫が必要。あれだけ脇が開けば逆にこちらに有利になる。今の力士は工夫もなければ闘志もない。質が低すぎる」
千代の富士との猛稽古で番付を手に入れた八角理事長(元横綱北勝海)や、地獄の猛稽古と言われ、多くの関取を生んだ佐渡ヶ嶽部屋で耐え抜いて大関の地位を手に入れた事業部長の尾車親方(元大関琴風)は今の力士に何を思うのだろうか。
質、量ともに稽古に裏打ちされた自信を持ち、相撲に対する姿勢を親方衆からも尊敬されるような力士はこれから現れるのだろうか。
2020年初場所を前にした1月5日、大相撲ファンにとっては衝撃的ともいえるニュースが伝えられた。
大関候補1番手で新関脇の朝乃山が、引退して1年も経っている元横綱稀勢の里の荒磯親方と稽古を行い、17番取って1勝16敗と完敗。
引退の原因となった怪我が癒えてきているとはいえ、稽古も本格的にしていない親方に成す術もなく敗れるのが大関候補1番と呼ばれる体たらくだ。
「3年先の稽古」と相撲界では古くから言われているが、稀勢の里の現役時代は入門からライバル関係にあった元大関琴欧洲をはじめ、朝青龍に白鵬、日馬富士、鶴竜といったモンゴル勢、千代大海、魁皇、琴光喜、琴奨菊、把瑠都といった個性的な力士と切磋琢磨し、自分を追い込んで稽古をして頂点に上り詰めた。その稽古貯金は引退してたった1年では大した目減りはせず、大関候補1番手を簡単に土俵に転がしていた。
言い換えれば、目減りしていても関脇クラスに余裕をもって勝てるほど、若手力士が劣化している。
琴奨菊、玉鷲、松鳳山は35歳、白鵬、鶴竜、隠岐の海は34歳。30歳以上の幕内力士が19人もいる現状は、絶え間ない努力の賜物ではあるが、若手の力量不足も現役を長く続けていける理由だろう。

 

双葉山

世間をどよめかせた、1939年1月15日。
今から80年ほど前、69連勝中の横綱・双葉山が前頭の安芸ノ海に敗れるという大番狂わせが起こりました。
世間は「双葉が敗れた」と言って、天地が引っ繰り返るほどの騒ぎだったといいます。
なぜ、そんなに大騒ぎしたのでしょうか。
当時の大相撲は春秋の2場所制で、1場所が11日間。
1937(昭和12)年から13日制。
15日制になるのは、双葉山が敗れた次の場所となる1939年秋場所からなのです。
双葉山は 1936年1月場所の7日目から丸3年間も勝ち続け、 盤石の強さを見せつけました。
この時期の相撲人気はすさまじく、観衆は前夜から国技館に押し掛けました。
年6場所、1場所15日間の現在では想像もできない盛況でした。
1939年1月15日は、大相撲1月場所4日目。
日曜日で、藪入りの日でした。
初入幕の安芸ノ海が勝負後に打った電報
双葉山は初日から3日間勝ちっぱなしで、前人未到の69連勝。
この日の相手の安芸ノ海は前場所に初めて入幕を果たした新鋭です。
この取り組みに勝つと節日の70連勝に達するので、観衆は大きな期待を寄せ、盛んな声援を送りました。
仕切り直しを10回重ねて時間いっぱい、両者は立ち上がりました。
安芸が突っ張り、双葉がそれを突き返す。
安芸が右の前まわしを引き、右上手を取って頭をつけた。
双葉は上手が取れないまま、右からすくい投げを2度打つが決まらない。
双葉の体が後ろに反り返ったとき、 安芸は右前まわしを引きつけ、とっさに外がけを放った。
その瞬間、双葉の体は左から崩れて土俵下に落ちた
無敵の双葉山が負けた、場内は騒然となりました。
新聞は驚き、号外を出す騒ぎになりました。

 

大相撲初場所(東京両国国技館)
大相撲を見逃した!もう一度見たい!そんな方はこちらをクリック☆

カテゴリー: News

初場所 13日目情報!

貴景勝

薄氷を踏む思いで10勝目を挙げた。
栃ノ心に右差しで走られたが、捨て身の小手投げで逆転。
「一番させてはいけないことをしてしまった。勝負に勝って相撲で負けた」と敗者のような口ぶりだった。
正代と徳勝龍が1敗を堅持。
15日制が定着した1949年夏場所以降、12日目を終えて初めて平幕2人がトップを並走する中、ただ一人2敗で踏みとどまった。
「優勝争いに残っていることは感謝しないといけない。追いかける立場だけど、緊張することもないでしょ」。
残り3日。賜杯を抱いた経験を生かすのはここからだ。

豪栄道

朝乃山に寄り切られて8敗目を喫し、2場所連続負け越しで来場所の関脇への陥落が決まった。
大阪府出身の豪栄道にとってご当所となる次の春場所で10勝を挙げれば大関に復帰できる。
豪栄道は負け越しについて、「力が無かったということ」と多くは語らなかった。
九州場所で左足首を負傷した影響もあり、白星を伸ばせなかった。
大関陥落は貴景勝、栃ノ心、高安と続いており、これで4場所連続。
春場所で大関は貴景勝だけとなることが確実で、1大関は1982年初場所の琴風以来38年ぶりとなる。
大関を巡る異例の事態は、世代交代の時期が迫っていることを厳しく突きつけている。

正代

正代は1敗を守ったものの、前日の大栄翔戦に続く防戦。
阿炎の突きを受けてのけぞり、土俵際の突き落としで逆転勝ちした。
「きのうの悪いイメージが残っていて、きょうも勝つイメージがなくて」と取組前の不安を明かしたが、「最後まで相手がよく見えていた」と言うあたり、落ち着きは失っていないようだ。
トップに並んであと3日。
「(優勝争いは)初めてなんで。硬くなりつつあるような気はするけど」。
まだピンとこない様子だが、「一番一番、集中して」と自分に言い聞かせていた。

炎鵬

「大関候補」の呼び声も高い新関脇・朝乃山を破り、6勝5敗と白星を先行させた。
立ち合いで頭を下げ、朝乃山の懐に潜り込むようにして、左腕を相手の右脚に伸ばした。
狙いは「昨日の夜、急にひらめいた」という足取り。
だが、左手は朝乃山の膝の裏をわずかにかすめただけ。
それでも、慌てさせるには十分だった。
「足を取れないことも想定していた。迷いはなかった」と準備万全だった炎鵬。
突きにきた朝乃山に対し、今度はその右腕を手繰って引き寄せ、バランスを崩すことに成功した。
俵の上にかろうじて足を残した朝乃山を、最後にひと押しして、土俵から出した。
金沢学院東高時代の炎鵬にとって、隣県の富山商高で1学年上の朝乃山は良い稽古(けいこ)相手だった。
しかし、それぞれ金沢学院大、近大に進むと、朝乃山の体が大きくなったことで太刀打ちできなくなった。
そんな学生時代だったから、「勝てるとは思っていなかった」と感慨深げに話した。
遠藤、豪栄道では飽き足らないとばかりに今度は気鋭の朝乃山。
初顔の実力者を次々と破る快進撃だ。
「楽しいですね。毎日が経験です。自分はチャレンジャーだから、思い切りいくことしかできない。『何でもしてやろう』という気持ちです」と、目を輝かせた。

徳勝龍

勝ち込んでくると、とっさの技も決まるようだ。
徳勝龍は輝に右上手を引き付けられ、自分は取れない苦しい体勢。
寄られて俵に詰まったが、右からの突き落としが決まった。
「タイミングが良かった。狙ってできるもんじゃないので」3日目から10連勝。
優勝争いの話題は「一番下(幕尻)なんでプレッシャーを感じることもない」と受け流すが、土俵入りや取組前の歓声は日増しに大きくなる。
「やっぱりうれしい。モチベーションが上がります」。
古典的なお相撲さんらしい顔が少し緩んだ。

照ノ富士

優勝に王手をかけた。
2敗で追っていた西5枚目・大翔鵬との優勝争いの直接対決を制し、無傷の12連勝。
2敗力士が消えたため、13日目に勝てば2013年秋場所以来、6年4カ月ぶり2度目の十両優勝が決まる。
「思い通りの相撲だった」という通り、危なげない内容だった。
「まずは先に上手を取って、相手に取らせないで、じっくりと寄っていく」。
戦前の狙い通りにすぐに右四つとなり、左上手はいったん切れたがすぐに取り直し、右の下手も引きつけて寄り切り。
好調な相手を全く寄せ付けなかった。
優勝が近づいても「1番ずつ、来場所につながる相撲を取る。勝っても負けてもいいので」と意識は変わらない。
対戦相手が誰になるか少しは気にしているが「誰とやってもやることは一緒」と自分の相撲を取りきることだけに集中している。

浅香山親方怪我

元大関魁皇の浅香山親方は、初場所12日目の23日、幕下の取組で審判をしていた際に力士が土俵下に倒れ込み、右股関節を痛めた。
すぐに車いすで館内の診療所に運ばれ、以降の取組は1人欠いたまま続け、幕内後半は振分親方が代わりに入った。
13日目からは玉垣親方が代役を務める。

大相撲初場所(東京両国国技館)
大相撲を見逃した!もう一度見たい!そんな方はこちらをクリック☆

カテゴリー: News