本場所 6日目 情報!

白鵬

白鵬は今場所、2日目に前頭筆頭の大栄翔に金星を許しましたが、その後は白星を重ねています。
6日目の15日は、明生の挑戦を受けます。
2人は初顔合わせで、白鵬が得意の右四つ、左上手の形に持ち込めば優位は動きません。

高安

カド番の高安は明生との激しい突っ張り合いの末にかいなひねりで土俵に転がされ、2勝3敗と黒星が先行した。
カド番の高安が早くも3敗目を喫した。
突き押しで明生を攻めたが動き回られ、最後は痛めている左腕をひねられて土俵に転がされた。
倒れた際には顔をしかめ、左肘を気にするそぶりを見せた。
取組後の支度部屋では無言を貫いた。
場所前の稽古は左をうまく使えないことが多く、怪我の影響を感じさせた。
そんな状況だけに今後への不安は拭えない。

貴景勝

14日に2敗目を喫した大関復帰の貴景勝は、平幕の玉鷲と対戦します。
過去の対戦では、貴景勝が7勝4敗と勝ち越しています。
しかし、今場所の貴景勝は強烈な当たりから一気に押し込む本来の相撲がほとんど見られず、同じく押し相撲が得意の玉鷲に踏み込まれると勝負の行方は分からなくなります。

御嶽海

関脇御嶽海(26=出羽海)の大関取りに暗雲が垂れ込めている。
大相撲九州場所4日目(13日、福岡国際センター)、幕内大栄翔(26=追手風)に寄り切られて2敗目を喫した。
前日3日目(12日)の取組で右まぶたを切って流血。
病院で6針縫い、この日は分厚いガーゼを貼りつけて土俵に上がった。
もろ手突きで攻めたが、負傷の影響からか、圧力が伝わらず大栄翔に逆襲を許した。
審判部長代理の高島親方(62=元関脇高望山)は「立ち合いが怖いんだろう。血を出してでも、当たって前に出る相撲を取らないと。手先だけでは相手も下がらない」と指摘した。
大関昇進の目安は三役(関脇・小結)で3場所合計33勝以上。
御嶽海の場合は過去2場所で9勝12勝(優勝)とあって今場所は12勝以上が必要だ。
高島親方は2勝2敗の御嶽海の現状について「ちょっと負けすぎ。印象は良くない」と厳しく採点。
これでは、大関昇進の可否を判断する審判部内の機運も高まってこない。
いずれにせよ、今場所の大関取りを逃したとしても、2桁白星は死守したいところ。
10勝を下回れば、来年初場所(1月12日初日、東京・両国国技館)での大関挑戦権さえも失うことになるからだ。
御嶽海は「(まぶたの傷は)大丈夫。思い切って取るだけ」と前を向いたが…。ここから巻き返すことができるか。

北勝富士

敗れた北勝富士は「しょうがない。首に電気が走って、『これはだめだ』と思って無理をしないでいこうとね」とサバサバした様子でした。

朝乃山

朝乃山がどっしりとした攻めで北勝富士との小結対決を制した。
鋭く踏み込んで右四つに組み止めると、左はおっつけて前進。
まわしにこだわらずに寄り切った。
苦手意識があるという押し相撲の北勝富士とは、場所前に何度も手合わせした。
この時にうまくいなされた反省も頭に入れていた。
新小結の場所で序盤を1敗で乗り切り、「体はしっかり動いてくれている。あとはしっかり前に攻めていきたい」。
口ぶりも堂々としたものだ。

明生

一方の明生は、14日に大関 高安を破り、すべて三役との対戦となった序盤戦を終え4勝1敗としています。
明生は、鋭い踏み込みから得意の左四つに持ち込んで、勝機をうかがいたいところです。

宝富士

貴景勝を突き落としで破り、初日以来の白星。
「必死にやっている。久しぶりに勝って水をつけるのを忘れかけた」

炎鵬

幕内最軽量98キロの西前頭6枚目炎鵬(25=宮城野)が東前頭5枚目碧山(33=春日野)を破り、1敗を守って序盤5日間を終えた。
身長で23センチ、体重で101キロ上回る相手の突きに耐えて引き落とし。
幕内2場所目、名古屋場所での195センチ、206キロの魁聖(現十両)戦に続く、巨漢力士からの白星。
兄弟子の横綱白鵬と「チーム宮城野」で今場所を盛り上げる。
「怖かった。のみ込まれるかと…」。
仕切り線から自身より倍以上重い相手に相対した炎鵬は、時間いっぱいで何とか腹をくくった。
立ち合いで突き放され、その後の展開は「覚えていない」と、引かずに無心の攻め。
何度か張られても下からあてがい、はたきにもぎりぎりで堪えた。
間合いが生命線だった。幕内在位48場所を誇る碧山の武器は強力な突き。
この日の朝稽古後は「懐には入れない。相手との距離感が大事」と心に刻んだ。
取組中、相手の攻めをしのぐ中で「腰が引けて嫌がっているのが分かったので、そのまま我慢した」。
碧山の迷いを見逃さず、右へ俊敏に動いて両手をつかせた。
かつての兄弟子のバックアップが心強い。
9月の秋場所で引退した元幕内大喜鵬の山口雅弘さん(30)が、現在もちゃんこ番など裏方として部屋の力士を支える。
その料理を食べて、秋巡業後に2、3キロ減った炎鵬の体重は適正に戻った。
場所前は山口さんが焼いた牛肉を食べることが多く、焼き肉ダレも特製。
タレは炎鵬いわく「優しい味」で、山口さんは「企業秘密なので」と詳細は明かさなかったが、女性人気を考慮して「ニンニクは少なめ」と、イケメンの弟弟子へ気遣いは抜群。
山口さんは「ONE TEAMですよ」と右手で親指を立てた。
現時点の星数は兄弟子の白鵬と同じ。
「まだまだです。横綱を援護できれば」と炎鵬。
好調を維持すれば、三役との対戦の可能性もある。

琴奨菊

ご当所で5日目に初白星。
正代に土をつけ、「応援してくれている人に白星をという気持ちだけ。これで感覚も良くなってくると思う」。

豊山

豊山は4日目の初黒星を引きずらず、連敗しなかった。
上体の起きた相手を押し込み、危なげなく突き出し「負けた後が一番大事。いい流れでいけたと思う」とうなずいた。
前日は佐田の海に完敗し、初日からの連勝が3で止まった。
特に験直しはせず「普通にしていた方がいいと思って、部屋にいた。もともと全勝するような力士じゃないし」と話し、うまく気持ちを切り替えられたようだ。
通算300回出場の節目で中盤以降に弾みをつけ「今日のような内容をもっとできたら白星も増えていく」と上機嫌だった。

正代

琴奨菊に一方的に寄り切られて初黒星。
「負け方が良くないので見直したい」と反省しつつも「勝ちが先行しているのでそんなに悪くはない」と前向きに。

千代大龍

千代大龍は、31歳の誕生日、通算700回目の節目の土俵を白星で飾り、「30歳から31歳になって、1歳かわっても体力が落ちるわけではない。20代の気持ちでやっている。気分は悪くない。このままどこまで白星を続けていけるかだ。けがなく集中して一番、一番、やっていきたい。次は777回目で教えてください」と上機嫌でした。

隆の勝

25歳の誕生日を白星で飾る。
「同じ世代に取り残されないよう一生懸命稽古をして、飛躍の一年にしたい」と気持ちを新たに。

鳴戸親方

11月13日は「いいひざの日」。
力士は一般的に膝に負担がかかるため、持病を抱えていることが多い。
元大関琴欧洲の鳴戸親方もその1人。
両膝とも靱帯を痛め、特に右膝蓋骨脱臼は、引退の一因になった。
引退後も階段の昇降も苦労するほど膝に痛みが残り、さまざまな治療に取り組んできた。
それでも痛みはおさまらず、引退から約5年半たった今年9月、最先端の再生医療「幹細胞治療」に踏み切った。
関係者に東京・千代田区の「お茶の水セルクリニック」を紹介され、治療を始めた。
まずは、へそ付近の皮膚を5ミリ切開し、少量の脂肪細胞を採取。
約1カ月かけて治療の必要な数まで幹細胞を培養した。
その後、増やした幹細胞を膝の関節に注入してもらった。
鳴戸親方は「以前より痛みがだいぶやわらいだ。おかげで弟子たちの稽古も順調。今場所もまわしを締めて土俵に上がっています。順調に回復すれば、現役復帰もできそうなくらい」と手応えを口にしている。
幹細胞治療は、幹細胞独特の動きにより、人間が持っている正常の機能に再生させるよう促す治療法。自身の体内から取り出した幹細胞を使用するため、リスクも少ないという。
鳴戸親方は17年4月に独立して鳴戸部屋を興して以来、自ら胸を出して弟子を育ててきた。
稽古をつける時に膝を亜脱臼することが多かったが、今はその苦しみから脱出しつつある。
部屋頭の三段目元林は、九州場所5日目を終えた時点で3勝0敗。
序ノ口デビューから17連勝中でもある。
近大出身の逸材は、スピード出世の真っただ中だ。
師匠が「いいひざ」を取り戻せば、さらに効果的に稽古をつけることができる。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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本場所 5日目 情報!

白鵬

一人横綱の白鵬(34)は平幕隠岐の海(34)を上手投げで退けて3勝目。
外四つとなったが、土俵際で左からの投げを決めて隠岐の海を退ける。
「形や見た目は良くなかったけどね。落ち着いていた」と余裕の口ぶり。

貴景勝

大関陣は貴景勝が小結・遠藤を退けて3勝1敗とした。
貴景勝が先場所敗れた遠藤を冷静な取り口で下した。
立ち合いで低く当たって押し込むと、相手が前まわしを探りにきても慌てず、頭が下がったところをよく見てはたいた。
支度部屋では前日に続いて報道陣に背を向け、帰り際も問い掛けに応じなかった。
八角理事長(元横綱北勝海)は落ち着いて3勝目を挙げた一番を「相手をよく見ている。悪くない」と評価した。

高安

カド番の高安は小結・北勝富士に敗れて2敗目を喫した。

御嶽海

成績次第で大関昇進の可能性がある関脇御嶽海(26)は大栄翔(26)に寄り切られ、早くも2敗目を喫した。
大栄翔にもろ差しを許して2敗目。
縫った右まぶたをかばってか頭からは当たれず、「うまく中に入られてしまった。これからだと思う」と前を向く。

栃ノ心

大相撲の関脇、栃ノ心(32・春日野部屋)が九州場所5日目の14日、日本相撲協会に休場を届け出た。
2勝目を挙げた4日目の宝富士戦後に右脇腹付近の痛みを訴えていた。
5日目の対戦相手、大栄翔は不戦勝。
栃ノ心は先場所で2度目の大関陥落が決まり、今場所は1場所での返り咲きに必要な10勝を挙げることを目指していた。

北勝富士

北勝富士が左からおっつけて、たちまち高安を横向きにした。
その後も休まず出て一方的に押し出す圧勝。
稽古場で磨いてきた武器で大関を倒し、「体がしっかり反応してくれた」と胸を張った。
同じ押し相撲だった師匠の八角理事長(元横綱北勝海)仕込みの技術も駆使して2日目から3連勝と上昇気配だ。
手応え十分に取り口を振り返り、「下半身から持っていけたから、これなら親方に怒られないかな」と言えば、めったに弟子を褒めない師匠は「たまたま入ったんだろう」。
そう言った後に「当たり負けはしなかった。こういう立ち合いで15日間取れれば地力もついてくる」と成長を認めた。
新小結だった春場所は負け越したが、そこから前頭筆頭を維持。
返り三役となった今場所は「落ち着いて楽しくやれている」との心境で臨めている。
10月には婚約を発表し、「2人分、一生懸命頑張る」と誓った。

朝乃山

妙義龍を右四つでつかまえて寄り切り、「しっかり踏み込んで自分の形にできた。きのうから切り替えられてよかった」。

炎鵬

琴恵光の突きに応戦し、最後は押し出す。
「むきになってしまったが、前に出ることが自分の強み。そういう姿勢をどんどん出していきたい」。

豊山

大相撲九州場所(福岡国際センター)4日目の13日、西前頭9枚目の豊山(新潟市北区出身)は、佐田の海に寄り切られ、初黒星を喫した。

正代

3勝12敗の翌場所は4連勝発進。
焦らないように速い相撲を意識しているのが好調の要因だといい、「この流れでいければ成績も伸ばせると思う」。

錦木

大相撲九州場所3日目(12日・福岡国際センター)盛岡市出身で西前頭14枚目の錦木(伊勢ノ海部屋、盛岡・米内中)は、東13枚目の千代丸を押し出し、2勝1敗と勝ち星が先行した。
錦木は立ち合いから危なげなく、千代丸の突きや押しを冷静に下からあてがって応戦。
攻め手を緩めず、腰高となった相手を一気に押し出した。
4日目は西15枚目の大翔鵬と対戦する。

若隆景

大相撲九州場所4日目、東前頭16枚目、新入幕の若隆景(24)が照強(24)を寄り切って、平幕正代(28)とともに初日から4戦全勝の快進撃。
だが、土俵下へ落下した際に古傷の右足首を痛め、一転して5日目から休場することになった。
勝ち名乗りを受けるそんきょの姿勢が、異常を知らせていた。
若隆景の体は左へ傾き、右足首をかばっている。
右足を上げて左足だけで土俵から跳んで下り、花道で車いすへ乗せられた。
東洋大相撲部在籍時に痛めた右足首。
大相撲に入門したときからテーピングを欠かさず施している。
「こっち(右足首)はけがした足首。たぶん(土俵から)落ちたときだと思う」。
突き合いから右を差し、一気に寄った勢いで土俵下へ落下した際、右足首に負荷がかかったようだ。
会場から病院へ向かう際も車いすで移動。「大丈夫です。いや、わからない…」と動揺している様子もうかがえた。
師匠の荒汐親方(元小結大豊)によると、福岡市内の病院で全治1カ月程度の負傷と診断され、5日目から休場することになった。
再出場はせず、来場所は十両に転落する。
初日から4連勝は正代と並び、2人だけ。
新入幕力士の4連勝は平成26年秋場所の逸ノ城以来と、気を吐くなかでのアクシデントだ。

※大相撲九州場所(福岡国際センター)
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本場所 4日目 情報!

白鵬

大相撲九州場所3日目(12日・福岡国際センター)横綱白鵬は新小結朝乃山をすくい投げで仕留め、連敗を免れ2勝目を挙げた。
朝乃山は初黒星で、三役以上の全勝が早くも消えた。

貴景勝

大相撲九州場所は4日目、12日物言いがつく際どい相撲を制した大関 貴景勝は、小結 遠藤と対戦します。
九州場所は2日目に関脇以上が総崩れしましたが、12日の3日目は安泰でした。
4日目の13日は大関に復帰した貴景勝が相撲のうまい遠藤と対戦します。
過去の対戦成績は2勝2敗の5分です。
貴景勝は先場所の優勝決定戦で左大胸筋を肉離れする大けがをして、今月に入りようやく関取と相撲を取る稽古を再開しました。
けがからの回復や場所前の調整について、「しっかり治った。万全だ」としていましたが、ここまで相手を圧倒するような持ち味の強烈な当たりが見られません。
12日は白鵬から金星を挙げた大栄翔との一番で、土俵際のはたき込みでしのいだものの、物言いがつく際どい相撲になりました。
貴景勝は鋭い出足から持ち味の突き押し相撲を貫けるかが勝負の鍵を握りそうです。
横綱 白鵬は平幕の隠岐の海の挑戦を受けます。
過去の対戦成績では、白鵬が20勝1敗と圧倒しています。
今場所の白鵬は、まだ得意の右四つの形に持ち込む相撲を見せていませんが、横綱が左上手を取れば優位は動きません。
隠岐の海は千秋楽まで優勝争いに加わった先場所のような力強い出足からの相撲を見せることができればおもしろくなりそうです。
先場所優勝した関脇 御嶽海は前頭筆頭の大栄翔との一番です。
大関昇進に意欲を見せる御嶽海は平幕との対戦で序盤の取りこぼしを避けたいところです。

御嶽海

連敗を免れ「きのうも自分の相撲は取れていた。体はしっかり動いている」。
取組で右まぶたを切り、「縫うと痛いからな」と話した。

栃ノ心

遠藤をはたき込んで初勝利。
「白星はうれしいが、自分の相撲じゃない。まわしを取って寄り切りたい」と素直に喜べず。

朝乃山

新小結の朝乃山(25・高砂)は再び旋風を起こせるか。
イケメンの大器が注目を集めている。
大相撲九州場所2日目(11日、福岡国際センター)は大関貴景勝(23・千賀ノ浦)を上手出し投げで撃破。
序盤の2日間で横綱白鵬(34・宮城野)ら上位陣に相次いで土がつき、三役以上で黒星がないのは朝乃山だけとなった。
5月の夏場所で初優勝し、今場所は新三役。成長の要因の一つが積極的な出稽古だ。
今場所前も尾車部屋を皮切りに時津風→時津風→出羽海→境川→尾車と各部屋を渡り歩いた。
横綱鶴竜(34・陸奥)に胸を借りる一方で、元大関の幕下照ノ富士(27・伊勢ヶ浜)と手合わせをする機会もあった。
朝乃山は「普段は稽古できない相手。栃ノ心関(32・春日野)は力でねじ伏せるタイプだけど、照ノ富士さんはまた違う。大きいし、体重があるし、柔らかい」と多くの収穫を得た様子だった。
ただ、出稽古の“難点”は交通費がかかること。
特に地方場所の場合は移動距離が長くなりがちだ。
日ごろの買い物は百貨店より量販店を好む堅実派の25歳は「(出稽古の)タクシー代だけで往復1万円ですからね。(合計6日間で)6万円が飛んでいった(苦笑い)」とぼやいたが、2日目の大関撃破で12本の懸賞をゲット(1本7万円)。
自己投資の金額を何倍も上回る“リターン”を手に入れた。
師匠の高砂親方(63・元大関朝潮)は「私が言って出稽古に行かせるのではなく、自分から率先して行く。その気持ちが大事」と愛弟子の姿勢に目を細める。
このまま白星を伸ばしていけば夏場所の再現も夢ではない。

明生

御嶽海に敗れて3連勝はならず。
立ち合いの当たりは良かったが、「先に仕掛ける意識が強過ぎた。もったいない」と悔やむ。

友風

大相撲西前頭3枚目の友風(24・尾車部屋)が九州場所3日目の12日から休場した。
2日目の琴勇輝戦で右膝を痛め、日本相撲協会に「靱帯損傷を伴う右膝関節脱臼で、治療期間は未定」との診断書を提出した。
師匠の尾車親方(元大関琴風)は「復帰まで最低でも1年はかかると思う」と話した。
3日目の対戦相手、碧山は不戦勝。
友風の休場は2017年夏場所の初土俵から初めて。
今場所の幕内の休場者は横綱鶴竜、大関豪栄道、平幕逸ノ城に続いて4人目。

碧山

負傷した西前頭3枚目友風(24・尾車)を、不戦勝となった東前頭5枚目碧山(33・春日野)が思いやった。
友風が前日2日目の取組で右膝を負傷して3日目から休場。
この日の対戦相手だった碧山は不戦勝となった。
勝ち名乗りを受けて支度部屋に戻ると、声のトーンを落として話し始めた。
「相手がかわいそう…。僕も九州でけがしたことがあるから」自身も12年九州場所で左膝の前十字靱帯を損傷した経験があるだけに、複雑な心境を吐露。
「喜ぶことはない。つらさは分かっているから。何があるか分からないよね」自身にとって15年秋場所以来となる不戦勝となったが、笑顔は一切見せなかった。

剣翔

3度目で成立した立ち合いは中途半端。
初黒星を喫し、「力を出せず終わった。仕方ない。まだ3日目だから」と悔しさを押し殺すように。

豊山

豊山は苦手な琴恵光を正面に置いて押し出し、「手もしっかり伸びていたし、良い内容だったと思う」と満足げ。
同じ東農大出身の兄弟子に「ついていければ」という気構えだ。
勝ちっ放しは新入幕の若隆景を加えた3人になった。

正代

時津風部屋の2人が元気だ。
関脇経験がある正代は初顔の隆の勝を落ち着いてさばき、豊山とともに初日から3連勝とした。
熊本出身の正代は3勝12敗と大負けした先場所からの再起を準ご当所で図る。
「応援が多いので力が入る。気を引き締めないと」と気合を込める。

若隆景

新入幕の若隆景が初日から3連勝。
狙った前まわしは引けなかったが、いなして徳勝龍の体勢を崩し、左をはずに掛けて押し出した。
自分より60キロ重い相手を手玉に取り、「緊張感はある中でも体は動いている」と胸を張った。
地元の期待をひしひしと感じており、「勝つことで福島の人に喜んでもらいたい」と言葉に力を込める。
この日は次兄の十両若元春、長兄の幕下若隆元も白星を挙げ、「そんなに意識はしないが、3人で勝っていけたらいい」と話した。

宇良

大相撲の元幕内、序二段106枚目の宇良(27・木瀬)が、2連勝を飾った。
北島を突き落とし、「立ち合いに集中していけた」。
元幕内で右膝を再手術し、5場所ぶりの復帰で番付を序二段下位まで落とした。
力は明らかに上位。
「ケガの怖さはあるが、それよりも自分の相撲。初日に相撲をとって緊張する必要はないなと思ったけど、緊張はする。場所が終わるまで気を抜けない」。
完全復活へ、順調に足を進めた。

夢道鵬

福岡国際センターで開催されている大相撲九州場所で12日、前相撲が始まり大鵬の孫で元関脇貴闘力の4男・夢道鵬(18・大嶽)は二本柳(阿武松)に押し出されて黒星デビューとなった。
「ふがいないですね。(立ち合い)当たって体が動かなかった」と猛省。
相手は埼玉栄高校の1年先輩。
高校時代も「勝てなかった」と振り返る。厳しいプロのスタートとなったが「思い切りいくだけ」と今後の出世の糧にする。

日本相撲協会公式スマートフォンアプリ『大相撲』

日本相撲協会公式スマートフォンアプリ『大相撲』では、本場所中に十両土俵入り以降の全取組ムービーを各取組終了後に随時配信。
相撲に精通したライターによる各取組の解説とともに、その日の取組の様子を1日1取組限定で振り返る事ができます。
また、タニマチ会員(有料会員)は平成二十二年五月場所から最新の本場所まで無制限に楽しむことができ、見逃してしまった取組から、話題を呼んだ過去の取組まで、スマホでいつでもどこでも相撲観戦を楽しめます。

大相撲春巡業

枚方市で来年4月1日、大相撲春巡業の「枚方場所」が開かれることになった。
日本相撲協会巡業部の尾上親方(元小結・浜ノ嶋)が6日、市役所を訪れ「巡業はふれあいの場。力士にどんどん話しかけて、普段は見られない稽古の姿も見て楽しんでほしい」と話した。
枚方場所が開かれるのは2017年10月以来2年半ぶり。
前回は、用意した席が足りずに立ち見席を急きょ準備したほど盛況だったという。
今回の枚方場所も、鶴竜と白鵬の両横綱をはじめ、枚方市と隣り合う寝屋川市出身の豪栄道など、総勢約270人の力士が参加予定。
午前8時の開場後、公開稽古があり、11時半から取組が始まる。
珍しい決まり手や禁じ手を力士らが土俵の上でコミカルに紹介する初切や相撲甚句もある。

※大相撲九州場所(福岡国際センター)
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本場所 3日目 情報!

鶴竜

横綱鶴竜(34・陸奥)の「大失態」が角界内に波紋を広げている。
大相撲九州場所初日(10日・福岡国際センター)に持病の腰痛を再発させて当日になって取組を“ドタキャン”したが、横綱が初日を休場して不戦敗となるのは史上3例目。
そのうちの2度は鶴竜で、唯一無二の不名誉記録となった。
鶴竜は九州場所初日の10日午前、日本相撲協会に「腰椎すべり症再発で14日間程度の安静療養が必要」との診断書を提出して休場した。
師匠の陸奥親方(60・元大関霧島)によると、当日の朝稽古で四股を踏んだ際に持病を抱える腰に痛みを訴えたという。
同親方は「かなり痛がっていた。次の場所もあるし、無理はさせられない。残念」と苦渋の表情を浮かべた。
本場所の初日を休場する力士は、審判部が初日の2日前に開く取組編成会議までに休場を届け出る必要がある。
取組編成後に休場すれば、大事な初日の取組に「穴」をあけることになるからだ。
実際、今回の鶴竜の“ドタキャン”で新小結朝乃山(25・高砂)との結びの一番が消滅。
大勢のファンを失望させることになった。
横綱の初日の休場は1954年5月場所の吉葉山、2015年3月場所の鶴竜に続く3例目(1場所15日制以降)。
2度目の失態を演じた横綱は鶴竜が初めてだが、今回の不始末の裏側では何があったのか。
鶴竜の師匠だった井筒親方(元関脇逆鉾)は9月の秋場所中に58歳で死去。
今回は陸奥部屋に移籍して迎える初めての本場所だった。
新たに師匠となった陸奥親方は今場所前の鶴竜の調整方法について「本人の負担になってはいけないから(細かい指導は)言わないようにしていた。横綱だから、自分でやることは分かっている」と最大限に配慮し、本人に一任していた。
一方で、鶴竜に近い関係者は「新しい部屋で結果を出したい気持ちが強すぎたのかもしれない」と横綱の胸の内を推察する。
福岡入り後の鶴竜は精力的に出稽古を敢行。
腰に違和感を覚える中で関取衆と相撲を取った日もあったという。
八角理事長(56・元横綱北勝海)は、鶴竜の休場について「申し訳ない」とファンに向けて謝罪した上で「年齢的にも疲れを取りながら稽古をしないと。(疲労が)いっぺんに出た。腰はすべてに影響する要。(稽古を)詰めてやると、こういう結果になる。仕上げ方が急すぎたのでは」と指摘した。

貴景勝

大関に復帰した貴景勝に早くも土がついた。
朝乃山につかまり、最後は左上手からの出し投げで腹ばいになった。
立ち合いで2度つっかけ、過去3勝1敗だった新小結にいいところなく敗れたのがよほど腹立たしかったよう。
取組後の支度部屋では付け人を目の前に立たせて報道陣を遠ざけ、足早に引き揚げた。

御嶽海

先場所優勝の御嶽海に土がついた。
北勝富士に右四つに組み止められた後に引いてしまい、思い直して出たところで突き落とされた。
支度部屋では目を閉じたまま「落ち着いていたけど、足がついていかなかった」と振り返った。
来場所以降での大関昇進を見据え、2桁勝利を目指す。2日目でつまずいたが、「悪い相撲じゃない」と言い、懸命に切り替えた。

北勝富士

御嶽海に押し込まれたが、突き落として逆転勝ち。
「圧力がかかっているから回り込めた。あれで技能賞がほしい」と動きに納得。

朝乃山

大相撲九州場所は3日目、11日に大関 貴景勝を破った新小結の朝乃山は横綱 白鵬に挑戦します。
九州場所は2日目に関脇以上がすべて敗れ、波乱の展開になる中、新小結の朝乃山は初日に不戦勝、11日は大関 貴景勝を破りました。
白鵬と唯一対戦したことしの名古屋場所では、朝乃山が得意の左上手を引くことができず上手投げで敗れました。
朝乃山としては先に上手を引いて優位な形を作り、休まず攻めることができれば勝機が出てきます。

大栄翔

東前頭筆頭大栄翔(26・追手風)が初の白鵬撃破で、先場所に続く2度目の金星を挙げた。
かち上げに構わず、低い当たりで横綱を引かせた。
結びの横綱戦で快勝。「(相手の立ち合いは)一応頭にあった。頭の中で絞りながら、しっかり前に出ることだけ考えた」とうなずいた。
この日は佐田の海-琴恵光戦から結びまで、12番連続で番付下位の力士が勝利した。
大横綱を倒して“下克上デー”を締めくくった大栄翔は「子どもの頃からテレビで見ていたあこがれの横綱。すごいうれしい」と笑みをこぼした。
初日の前日10日に誕生日を迎え、26歳初の白星を挙げた。
幕内上位で2場所連続勝ち越しているが、上位陣が詰まっているため、三役の枠が空かない不運な男。
それでも「勝てば上がれるから、そこは貪欲にいく」と、若手の上位陣に仲間入りするつもりだ。

明生

場所前の出稽古で手合わせした遠藤に初勝利。
「今回はたまたま勝てたのでよかった。立ち合いの低さ、鋭さ、まわしの切り方とか全部勉強になる」と話した。

友風

大相撲西前頭3枚目の友風(24・尾車部屋)が九州場所3日目の12日、日本相撲協会に休場を届け出た。
2日目の琴勇輝戦で右膝を痛めた。
取組後は救急車で福岡市内の病院に搬送。右膝には包帯が何重にも巻かれていた。
師匠の尾車親方(元大関琴風)は「関節が外れているみたいだ。(復帰には)時間がかかると思う。(3日目は)もちろん休場」と話した。 3日目の対戦相手、碧山は不戦勝。
友風の休場は2017年夏場所の初土俵から初めて。

炎鵬

人気小兵力士の西前頭6枚目炎鵬(25・宮城野)が、今場所の初日を出した。
三役経験者の西前頭5枚目竜電を引き落として1勝1敗。
頭を下げて突っ込むと、左に回り込みながら左下手でまわしに手をかけた。
懐に入りきれなかったが、前傾の相手が土俵に手をついて勝負あり。
炎鵬は「(立ち合いが)思い浮かばなくて、とりあえず思い切り動こうというイメージだった」と話した。
場所前にはテレビ出演なども増え、注目度はますます上がるばかり。

剣翔

東前頭7枚目剣翔(28・追手風)が、ボクサーのように顔を腫らした。
東前頭8枚目松鳳山(35・二所ノ関)に張り手を5発浴びながら、最後は抱え込んで小手投げ。
「目の前が真っ暗になってクラクラしてしまった。視点が合わなかった」と、勝ち名乗りを受けても数秒土俵を降りられなかった。
「意識はあったけど…土俵から降りるのが怖かったです」苦笑いを浮かべるしかなかった。
ケンカ相撲でも頭は冷静だった。「逃げたら負け。張られて持っていかれるわけじゃないから」。
両目周辺は真っ赤。支度部屋に戻っても頭は痛かったが、10勝を挙げて敢闘賞を獲得した先場所以上の好スタートは切れた。

琴奨菊

ご当所で初日から連敗。
「歯がゆい。足で相撲が取れていない。でも上を向いてやるだけ」と己に言い聞かせるように。

若隆景

大翔鵬を送り出し、新入幕で連勝スタート。
「速い相撲を心掛けた。十両の声援とはひと味違うが、変に硬くならずにできている」と話した。

東十両3枚目勢(33・伊勢ノ海)が2連勝を飾った。
英乃海と右四つの体勢から左を巻き替え、もろ差しとなり、寄り切った。
「落ち着いてましたね。焦らずにね」。立ち合いでしっかり当たり、下がらず、焦らず、万全の体勢にしてから勝負を決めた。
春場所から蜂窩織炎を患った左膝下は「見た目にはわからないかもしれませんが、まだ痛いですよ」という。
それでも、十両優勝を飾った先場所より、体調はさらに上向いている様子。春場所以来5場所ぶりの返り入幕に向け、申し分のないスタートだ。

豊昇龍

元横綱朝青龍のおいで新十両の西十両13枚目豊昇龍(20・立浪)が、小結経験者の西十両12枚目臥牙丸(32・木瀬)を寄り切り、初日から2連勝とした。
相手ののど輪に耐えながら果敢に前へ出ると、右下手を取って優位な形になった。
支度部屋では「下手を取ったのが良かった」と納得の表情を見せた。
200キロ近い相手を寄り切り「重かったです」と汗をぬぐったが、ハイレベルな十両の土俵は「楽しい。(幕下のころより)それは強くなった。気持ちが本当にいい」と充実感たっぷり。
入門時からあこがれていた15日間の取組。
スタミナに不安はなく「(幕下のときと)変わらない。自分の相撲を取っていきたい」と力強かった。

納谷

元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の三男、東幕下7枚目納谷(19・大嶽)は1番相撲で西幕下7枚目芝(27・木瀬)に敗れた。
今場所は黒星からのスタート。突き放す展開を狙ったが、四つに組まれて寄られた。
「(組んで)様子を見すぎてしまった。できれば離れたら良かったけど、上手を取られないことを考えすぎた」と肩を落とした。
場所前は二所ノ関一門の連合稽古で幕下上位の力士と相撲を取るなど、順調な調整を送っただけに「いい稽古ができたのでいけると思ったんですけど…」とショックを隠さなかった。
弟の納谷幸成が同じ大嶽部屋に入門し、今場所の新弟子検査を受験。弟が弟弟子となったが「(影響は)まだ特にない」と話す。
埼玉栄高の先輩、大関貴景勝が今場所から大関に復帰し、夏場所以来再び付け人を務める今場所。
場所前には大関から直接「今場所よろしく」と声をかけられたという。付け人として支えながら、若き大関の姿勢を見習い、勝ち越しを狙っていく。

相撲協会がSNS投稿「自粛」から「禁止」を通達

相撲協会員個人による、SNSへの投稿が「自粛」から「禁止」へと強制力が強くなったことが2日目の11日、分かった。
芝田山広報部長(元横綱大乃国)が明かしたもので、初日の10日までに各部屋に「禁止」として文書で通達した。
小結阿炎と十両若元春による不適切動画のSNSへの投稿を受け、同部長名で6日に自粛を要請するよう通達していた。
同部長は「少なくとも研修で指導するまでは当面、禁止」と話した。

日本大相撲協会公式アプリ

日本相撲協会とドワンゴが共同提供するスマートフォン向けアプリ「大相撲」において、幕内の取組を視聴できる動画に加えて幕下上位5番を含む十両の取組動画も十一月場所より配信開始となっている。
今回の追加によって、従来と比べて2倍の取組を視聴可能になったことになる。

※大相撲九州場所(福岡国際センター)
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本場所 2日目 昼 情報!

豪栄道

大相撲の東大関豪栄道(33・境川部屋)2日目の11日、左足首のけがで休場した。
敗れた初日の小結遠藤戦で負傷していた。
師匠の境川親方(元小結両国)によると再出場しない方針で、来年1月の初場所は9度目のカド番になる見通し。
豪栄道は病院での検査後に、福岡県大野城市の境川部屋で靱帯を損傷していることを明かし「しばらく(時間は)かかると思う。ファンの皆さんに申し訳ない」と厳しい表情だった。患部を固定し、松葉づえを使用する状態だった。
境川親方は「本当に残念だ。変な転び方をしたから、まずいと思っていた」と話した。

※大相撲九州場所(福岡国際センター)
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本場所 2日目 情報!

鶴竜

横綱鶴竜(34)=陸奥=が「腰椎すべり症の再発」との診断書を提出し、休場を届け出た。
先場所中に師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)が急逝。
陸奥部屋に移籍し、初めての本場所だった。
新たに師匠となった陸奥親方(元大関霧島)は腰を痛めた状況を説明し、再出場に否定的な見方を示した。
取材に応じた陸奥親方は「稽古に出てきて、四股を踏んだ時にずるっとすべったみたい。
出れるかと聞いたら『無理です』と言った」と腰を痛めた状況を振り返った。
また、「本人も出稽古に行ったりして、期待していたんですけど…。この痛みは本人にしか分からない」など、鶴竜の胸中を思いやった。
再出場については「すぐ治る痛みじゃない。無理なんじゃないか」と現時点での見解を語った。
9日、鶴竜は井筒親方への思いを問われ、「心にしまって相撲に集中したい」と本場所への意気込みを語っていた。
新たに師匠となった立場として、陸奥親方は「新弟子に戻ったつもりでと、本人も思っていたので。残念」と思いを述べた。
鶴竜の休場は2場所連続、14度目で九州場所は3年連続。
初日に対戦予定だった朝乃山(高砂)は不戦勝となる。

白鵬

休場明けの横綱白鵬は小結北勝富士をはたき込んだ。
横綱鶴竜は腰を痛めて休場し、新小結朝乃山が不戦勝となった。

高安

左肘の不安を吹き飛ばすような攻めで大栄翔をはね返し、「前に出て突き切って勝ったからよかった。良い感触」と満足げ。

豪栄道

大相撲の東大関豪栄道(33=境川)が九州場所2日目の11日、休場した。
敗れた初日の小結遠藤戦で左足首を負傷していた。
休場は7月の名古屋場所以来10度目。
2日目の対戦相手、平幕隠岐の海は不戦勝。
一年納めの土俵は初日から休んだ横綱鶴竜に続き、看板力士が不在となった。
西十両6枚目、一山本(26=二所ノ関)も休場。
敗れた初日の旭大星戦で左膝を痛めていた。休場は2017年初場所の初土俵以来初めて。
2日目の対戦相手、霧馬山は不戦勝。
今場所の十両以上の休場は平幕逸ノ城を含めて4人となった。

貴景勝

大相撲九州場所は2日目、大関に復帰し、初日を白星で飾った貴景勝が新小結・朝乃山と対戦します。
九州場所は10日に初日を迎え、大関に復帰した貴景勝は、先場所、左胸を大けがした影響を感じさせない力強い相撲で白星をあげました。
11日は、新小結・朝乃山との対戦で、過去の対戦成績は貴景勝の3勝1敗です。
貴景勝としては、朝乃山が得意とする四つに持ち込ませないよう、低い立ち合いから相手を突き放し押し相撲で一気に勝負を決めたいところです。
一方、朝乃山としては、まわしを引いて相手を捕まえたいところで、鋭く踏み込んで大関の出足を止められるかが勝負の鍵になります。
横綱・鶴竜が休場し一人横綱となった白鵬は、前頭筆頭に番付を上げてきた大栄翔との対戦です。
過去の対戦成績は白鵬が4戦全勝と圧倒していて得意の左上手を引いて胸を合わせれば万全です。
大栄翔としては、立ち合いで鋭く踏み込んで相手を突き放す展開に持ち込み、横綱を慌てさせたいところです。
先場所優勝した関脇・御嶽海は学生時代からのライバル、小結・北勝富士との対戦で、押し相撲どうしの力の入った一番が期待されます。

御嶽海

御嶽海 過去3勝3敗の妙義龍を退け、4場所ぶりの白星発進。
「まだまだ上げていかないといけない。徐々にエンジンをかけられたらいい」

朝乃山

新小結の初日は、鶴竜の休場による不戦勝。
「誰も想像していなかったと思う。横綱とはやりたかった」と残念そうに。

炎鵬

剣翔に上手投げで屈し、新入幕後では初めての初日黒星。
先場所で敗れた相手に雪辱できず、「立ち合いは良かったが、投げにいくのをちゅうちょしてしまった」と反省。

逸ノ城

日本相撲協会は10日、腰痛により大相撲九州場所を休場した東前頭12枚目の逸ノ城(26)=本名アルタンホヤグ・イチンノロブ、モンゴル出身、湊部屋=に対する診断書を公表した。
「腰椎椎間板ヘルニアで10月29日から約4週間の安静加療を要する」との内容だった。

若隆景

大相撲九州場所は10日、福岡国際センターで初日を迎え、初入幕の若隆景(福島市出身)は大翔丸を寄り切りで破り、門出を白星で飾った。

宇良

元幕内で序二段106枚目の宇良(27=木瀬)が、5場所ぶりの復帰場所で快勝発進した。
大翔城を押し出し、「めちゃくちゃ緊張した」と振り返った。
右膝を再手術し、番付を序二段下位まで落とした。
それでも「自分の能力はまだまだ伸びしろがある。体を強くしていきたい」と前向き。

豊ノ島

現役最年長関取で西十両8枚目の豊ノ島(36=時津風)が、現役2番目の年長関取で東十両9枚目の蒼国来(35=荒汐)を、得意のもろ差しから万全の寄りで白星発進した。
2人合わせて71歳の、豊ノ島いわく「シニア対決」を制しても、やや険しい表情は崩れなかった。
風呂上がりの支度部屋では、右アキレス腱付近を氷袋で冷やす姿があった。
先場所は同所を痛め途中休場。
1勝しか挙げられなかったため番付を、西前頭14枚目から大きく落とした。
その痛みを抱えたまま、場所前の稽古も「関取衆と、しっかりした申し合いができなくて多少の怖さはあった」という。
痛みも「その日によって変わる。部屋でもしっかりケアしないと、怠るとオッサンだから」と細心の注意を払っている。
そんな心構えが味方したのか、迎えたこの日朝は「気候によって(痛みは)変わるけど、今日はすごくいい状態だった」と話す。
相撲内容も「慌てず、勝負どころは勝負どころで出られて良かった。思ったより取れている。なるべく、こんな状態で15日間、取れたらいいと思う」と自分に期待した。
早めに白星を積み重ね、勝ち越し、さらに1場所でも早い幕内返り咲きのために白星を量産したい。
過去17場所中、15場所で勝ち越し、14勝1敗で優勝決定も経験している「験の良い」(豊ノ島)九州場所。
そして全休1場所を除けば8場所全て勝ち越し&優勝2回に2ケタ勝利6場所という、強さをみせる十両での土俵。データは豊ノ島を後押ししている。
例年、場所に入ると急激に冬の気配に包まれる九州場所。
用心を重ねながら、最年長関取が充実の15日間に臨む。

SNS禁止令

日本相撲協会が力士、親方ら協会員に対しSNS(会員制交流サイト)の個人使用“禁止令”を通達したことが9日、分かった。
小結阿炎(25)=錣山=と十両若元春(26)=荒汐=がインスタグラムに不謹慎な動画を投稿しSNS上で批判の声が殺到。
両関取はこの日、協会に反省文を提出して厳重注意を受け、八角理事長(元横綱北勝海)に謝罪した。
九州場所には通常通り出場する。
1年納めの場所を前に角界はまたも問題を抱えた。
あきれるほかない不謹慎動画に、協会は“SMS禁止”に踏み切った。
芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「当面、自粛してもらうしかない。見られていることを意識しないと」と全力士、協会員に各部屋を通じて通達した。
部屋の公式SNSはOKだが、個人の使用は事実上アウト。
個人の発信が当たり前となった時代に、異例の厳しい措置となった。

※大相撲九州場所(福岡国際センター)
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本場所 初日 昼 情報!

鶴竜

大相撲の横綱・鶴竜が九州場所初日の10日、休場することが分かった。
休場は2場所連続14度目。
腰痛のためとみられ、1年納めの場所は白鵬の1人横綱となる。
初日の対戦相手、新小結の朝乃山は不戦勝。
鶴竜は前日9日に3年ぶりの九州場所出場に向け「しっかり取っていきたい」と意気込んでいた。
秋場所8日目(9月15日)に「左膝内側側副じん帯損傷の疑いで約2週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して同場所を休場しており、2場所連続休場となる。

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本場所 初日 情報!

鶴竜

鶴竜は、師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)を9月に亡くしてから初めての本土俵。
「そのことは心の中にしまって相撲に集中する。しっかりやっていきたい」と抱負を語った。
先場所で優勝し、大関昇進を目指す御嶽海は2桁白星を当面の目標に掲げた。
「特に気負いはない。いつも通り臨むだけ」と表情を引き締めた。

白鵬

大相撲九州場所は10日、福岡国際センターで初日を迎える。
9日には恒例の土俵祭が行われ、白鵬、鶴竜の両横綱ら三役以上の力士、審判部の親方衆が土俵の安全を祈願した。
右手小指の骨折で先場所を途中休場した白鵬は、「いよいよ。気持ちは高まっている」と充実した口ぶりで言った。

貴景勝

大相撲九州場所は、10日に初日を迎え、大関に復帰した貴景勝は、先場所の千秋楽で顔を合わせた平幕の隠岐の海と対戦します。
過去の対戦成績は、貴景勝の4勝1敗で、先場所、千秋楽での対戦では貴景勝が押し出しで勝っています。
先場所の優勝決定戦で左大胸筋を肉離れする大けがをした貴景勝ですが、持ち味の低く鋭い踏み込みからの突き押しを貫いて、けがの影響を感じさせない相撲を見せたいところです。

御嶽海

御嶽海は秋場所を12勝3敗で優勝。
名古屋場所では9勝しており、九州場所で12勝すれば昇進の目安となる「三役で直近3場所33勝」に達する。
昇進を預かる審判部は大関取りの場所とは明言していないが、順調に星を重ねて賜杯争いに絡めば、昇進に向けた機運が高まるとみられる。
御嶽海は土俵祭後に報道陣の取材に応じ、「10勝を目指して頑張りたい」とまずは2桁の白星を目標に掲げた。

阿炎

大相撲九州場所は10日に福岡国際センターで初日を迎える。
初日を控え、日本相撲協会が力士ら協会員個人によるSNS投稿の自粛を通達していたことが9日、分かった。
小結阿炎(25=錣山)と十両若元春(26=荒汐)がインスタグラムに不謹慎な動画を投稿したことを受け、6日に芝田山広報部長(元横綱大乃国)が各部屋へ通達していた。
1年納めの場所で、土俵外からの“つぶやき”などが届かなくなりそうだ。v 大相撲人気に一役買い、ファンとのつながりを深める手段の1つでもあったSNSによる関取らの発信が、しばらくなくなりそうだ。
この日、会場での土俵祭り後、協会は阿炎と若元春に口頭で厳重注意した。両関取の行為が生んだ騒動を受けて、鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)は協会員個人によるSNS使用の自粛を通達したことを明かした。
「(SNS使用禁止の流れに)なるんじゃないの」と私見を述べた上で「ただ、個人だからさ。専門家にやってもらわないと、我々では対応できない」と、外部の意見を取り入れた上で、正式に判断する見通しを示した。
あくまで暫定的な処置で、期間は未定だが、当面自粛を求める。
発端はインスタグラムの動画だった。
4日に阿炎が、若元春の口をテープでふさぎ、腕や足を縛ってふざける動画を投稿。
これがSNS上で拡散。角界が暴力根絶を目指す中で「暴力を連想させる」など、自覚を欠いた行動として批判の声が上がっていた。
個人での投稿自粛で、今後しばらくはSNSを発端に、同様の問題が生じるリスクは排除されるが、異例の動きともいえる。
今や幕内力士42人の半数以上が、SNSで投稿内容を公開した個人アカウントを所有している。
他競技を含め、アスリートや有名人がファンに向けて応援に対する感謝を述べたり、プライベートの様子を発信する事例が日常的になった。
SNSは、ファンとの距離を縮める1つの大きな要素とされていただけに、早くもSNS上には残念がる“つぶやき”があがっている。
素早く対応した形の協会側は、今後、SNSに関する研修会も実施予定。
対応した広報部長の芝田山親方は「ほのぼのしたようなものならまだしも、今回のようなものを全てパトロールすることはできない。どこで見られているか分からないし、自重してもらう」と説明した。
阿炎と若元春は9日、インスタグラムで不謹慎な投稿をしたことについて反省文を提出し、八角理事長(元横綱北勝海)らに謝罪した。
2人は協会から指示されていた集合時間の午後0時30分より約30分早い、正午すぎに福岡国際センター内の役員室へ。
約5分後に2人そろって退出した。人気者の阿炎は声のトーンを落とし「理事長に謝罪した。今回は本当に自覚が足りなかった」と猛省。
若元春は「すみません」と神妙な表情だった。ともに、10日からの九州場所には通常通り出場する。
阿炎は八角理事長から「土俵で目立ちなさい。そのほかはもういいから」と言葉をかけられたという。
三役として協会の看板を背負う1人で、今場所で新三役から3場所連続の勝ち越しを目指す。
「自覚を持って相撲を取りたい。これからの自分を見てほしい。変わっていきたいと思う」と改心を誓った。

朝乃山

新小結の朝乃山は、横綱・鶴竜との対戦です。
過去の対戦は1勝1敗と五分ですが、先場所は朝乃山が得意の四つの形に持ち込み寄り切って金星を挙げました。
朝乃山は、場所前から磨いてきた右四つ・左上手の自分の形に持ち込めるかどうかが勝負の鍵になります。
休場明けの鶴竜は、持ち味の鋭い出足から圧力をかけていく相撲を展開して横綱として土俵を締めることが求められます。

隠岐の海

隠岐の海は、得意の右四つに持ち込めば、勝機があります。

琴ノ若

琴ノ若(佐渡ケ嶽部屋)は自己最高位の西十両7枚目で臨む。
19日に22歳の誕生日を迎えるホープは二所ノ関一門による連合稽古で幕内力士の胸も借り、攻めの姿勢を磨いた。
「休まないで前に出ることが大事。自分の流れで相撲を取っていきたい」と飛躍を期した。

白鷹山

東幕下10枚目の白鷹山(高田川部屋)は7戦全勝すれば十両復帰が確実になる。
ただ本人は目先の数字を気にせず、内容にこだわる。
「自分の押し相撲に徹するだけ。やるべきことをやる」と気合を入れた。

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本場所 2日前 情報!

■貴景勝
大関に復帰した貴景勝は福岡県篠栗町の千賀ノ浦部屋で平幕・隆の勝と相撲を取る稽古を行った。
本来の一気の突き、押しではなく、頭をつけてゆっくり押す取り口が多かった。
10番で7勝3敗。
秋場所で負傷した左胸について、師匠の千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)から「違和感はないか」と聞かれると「大丈夫です」と笑みを交えて即答した。
千賀ノ浦親方は「押し切れなかった時も想定しながら、考えてやっている。いい稽古をしたと思う」とうなずいた。

■御嶽海
御嶽海は5日、幕内炎鵬(25・宮城野)と福岡市内でトークショーに出演。
好きな女性のタイプについて「僕も年上がいいかな」と明かし「容姿は、お母さんみたいな感じがいい」と正直に告白した。
御嶽海は昨年7月場所で初優勝。
フィリピン出身の母、マルガリータさんも「美人母」として注目を集める存在となった。
その上で「(母が作る)フィリピン料理が一番好き。結婚相手に母の料理を習ってほしい? はい」とキッパリ。
理想の結婚相手は「年上」「母親似」「フィリピン料理の習得」が条件となる。
その御嶽海は「(12月25日の誕生日で)27歳になる。
そろそろ(結婚を)考えなきゃね。
(同世代の)北勝富士に抜かれちゃったので残念」。
大関取りと同時に、嫁取りにも注目が集まる。

■阿炎
大相撲の小結 阿炎と十両の若元春が悪ふざけの一環で粘着テープなどで縛られたお互いの様子を撮影した動画を自身のSNSに投稿する不適切な行為をしたとして、日本相撲協会は2人に始末書を提出させたうえで注意することになりました。
日本相撲協会によりますと、3場所連続で小結を務める阿炎と九州場所で十両に復帰する若元春は手足と口が粘着テープなどで縛られたお互いの様子を撮影した動画をそれぞれ自身のSNSのインスタグラムに投稿しました。
この投稿を受けてインターネット上では「不適切ではないか」とか「関取のすることなのか」など一部で批判の声が上がっていました。
関係者によりますと7日、相撲協会は2人からSNSの投稿などについて事情を聞いたということです。
相撲協会の理事で危機管理部長を務める鏡山親方は7日夜、福岡市内で報道陣の取材に応じ、2人に反省を促すため9日までに始末書を提出させたうえで、注意することを明らかにしました。
鏡山親方は「動画は不謹慎な内容だ。SNSであのような動画を上げて喜ぶのはごく一部で、相撲で多くの人に喜んでもらうのがいちばんだ。今後、看板になりうる2人なのだからしっかりしてもらいたい」と話していました。

■朝乃山
県警は5日、暴力団追放を呼び掛ける、富山市出身で大相撲九州場所で西小結に昇進した朝乃山関の等身大パネルをお披露目した。
朝乃山関は身長188センチ。
パネルに近づくと「暴力団を利用しない、恐れない、金を出さない、交際しない」などと本人の音声で呼び掛ける仕組みになっている。
県警は他にも朝乃山関が写るA2サイズのポスター二種類計二千枚を作製。
パネルは二十日に射水市のアイザック小杉文化ホールで開かれる反暴力団の啓発イベントなどで披露され、ポスターは配布される。
朝乃山関は9月、県警から「暴力団追放大使」に任命されている。
県警組織犯罪対策課の担当者は「朝乃山関の人気にあやかって、機運を高めていきたい」と話す。
県警によると、県内の暴力団員数は年々減少傾向で六月末時点では四団体、約270人。

■逸ノ城
大相撲の東前頭12枚目、逸ノ城(26)が腰痛のため九州場所を初日から休場することが7日、決まった。
師匠の湊親方(元幕内湊富士)が明らかにした。
休場は右肩を負傷した先場所に続いて、4度目。
逸ノ城は4日に福岡入りしたが、まだ四股も踏めていないという。
全休すれば来場所は2014年名古屋場所以来の十両転落が確実になる。
途中出場について、同親方は「まだ分からない。状況をしっかり見ていく。焦ってもいけない」と慎重に判断する方針を示した。

※荒磯親方
大相撲の荒磯親方(元横綱・稀勢の里)は7日、高校1、2年生を対象にした相撲大会「稀勢の里ウィンターカップ」を12月23日に両国国技館で開催することを発表した。
小学生、中学生、大学生は国技館での大会が行われているが、高校生の大会は初の実施となる。
他の大会とは立ち合いの所作を変えるなど“稀勢の里色”を出した新大会となる。
高校生に“夢の舞台”を用意した。
現役時代のしこ名を冠した大会の会場は国技の殿堂である両国国技館。
高校生が国技館の本土俵で相撲を取れるのは、全日本選手権の出場権を得られる全国高校総体や国体の覇者だけで、荒磯親方がそれを知ったのは今年初場所で現役を引退したあとだった。
「それならやろう」と夏ごろに大会開催に向けて着手。
親方の仕事の合間を縫って日本相撲協会や関係各所と調整を進めて実現にこぎ着けた。
荒磯親方は小学4年生の時、わんぱく相撲で初めて国技館で相撲を取った。
当時を振り返り「眠れないくらいの感激があった」と話す。同じような気持ちを高校生にも味わってもらえれば相撲の普及につながるのは間違いない。
大会長を務める荒磯親方は「1人でも多くの高校生を国技館の本土俵に上げたい」と抱負を語った。
大会趣旨には「高校相撲の健全な育成強化と親善交流を図る」などに加え、「立ち合いの重要性を説き、正常化を図る」こともうたっている。
そのために、他のアマチュアの大会とは違い、立ち合いで「待った」を1回入れることにした。
「いきなりだと立ち合いは合わない」。待ったのないアマチュアではしばしば、駆け引きのために立ち合いの前に腕を回すなどの動きで時間をかける選手が見られるが「無駄な動きがなくなれば合わせやすくなる。正々堂々とした立ち合いで相撲を取ってほしい」という狙いもある。
大会には全国から50チーム、250人の参加を予定。
団体戦、個人戦を実施し、外国人留学生は1チーム1人までとしている。
概要を発表したこの日は、11年に急死した先代師匠の元鳴戸親方(元横綱・隆の里)の命日だった。
「伝統には厳しい人だった」と亡き師匠を思い起こしながらも「変えるところは変えていきたい」と新たな挑戦に踏み出した。

※貴ノ富士
9月に開かれた大相撲秋場所の前後に、残念ながらまた角界の暴力を巡る問題が2件、明るみに出た。
十両だった貴ノ富士の2度目の暴力と、立呼び出しが若い呼び出しを小突いた件で、2人とも角界を去ることになった。
共通するのは若手を叱る際に手を出してしまったということ。
角界の上下関係がどうあるべきかという点でいろいろと考えさせられる事案だ。
8月末に部屋の若手を殴った貴ノ富士は曲折の末に引退という結果になった。
1年半前にも付け人を殴って出場停止処分を受けており、当時の師匠の貴乃花親方ら周囲に多大な迷惑をかけた。

本場所 3日前 情報!

■鶴竜
横綱・鶴竜が福岡県志免町の時津風部屋で出稽古し、平幕豊山を相手に15戦全勝と順調な調整ぶりを披露した。
鋭い踏み込みから立ち合いで圧倒。
素早い巻き替えでもろ差しにする場面も目立ち、豊山を全く寄せ付けなかった。
先場所途中休場の要因となった左膝は「完璧ではない」としたが、九州場所の出場については「もちろん(出る)」と明言した。

■白鵬
大相撲九州場所(10日初日、福岡国際センター)を4日後に控えた6日、宮城野部屋の後援者による激励会が福岡市内のホテルで行われ、横綱白鵬(34・宮城野)が“国籍変更”を報告した。
会の冒頭で壇上に立つと「遅くなりましたが9月3日、日本人になりました」と話し、集まった300人の後援者から大きな拍手が起こった。
秋場所では2日目から休場したが、初日に内弟子で平幕の炎鵬、石浦とともに同部屋力士だけの土俵入りを実現させた。
壇上で炎鵬、石浦を横目に「秋場所では1度しか土俵入りができなかったが、今まで内弟子と土俵入りというのはなかったと思う」と胸を張った。
日本国籍取得後、初白星と初優勝を目指す今場所。
4日には阿炎、5日には北勝富士と稽古し、対戦が予想される両小結との“予行演習”を済ませるなどして調整を進めている。
白鵬は「部屋のみんながいい稽古をしている。みんなで頑張って優勝、三賞を取れるように頑張る」と気合を入れた。

■高安
3度目のカド番となる大関・高安は福岡県大野城市の田子ノ浦部屋で軽めに体を動かしただけで稽古を切り上げた。
痛めている左肘は万全ではないが、番付発表後は荒磯親方(元横綱・稀勢の里)との三番稽古、1、2日の二所ノ関一門連合稽古、5日の春日野部屋への出稽古で番数を重ねた。
「稽古量はいいと思う。(感覚は)元に戻ってきた。場所は行けると思う」と納得している。
7日には相撲を取る稽古を行う予定で、ぎりぎりまで調整を続ける。

■貴景勝
大相撲の大関・貴景勝(23・千賀ノ浦部屋)が6日、福岡市西区の追手風部屋で出稽古した。
関取衆3人と相撲を取り10勝3敗。
部屋移籍後初の出稽古で、九州場所(10日初日、福岡国際センター)に向けて、上々の仕上がりを見せた。
昨秋の千賀ノ浦部屋の移籍後、二所ノ関一門の連合稽古以外は自身の部屋で関取衆と切磋琢磨してきた。
だが、元十両・貴ノ富士が引退し、幕内・隆の勝も右膝に不安を抱えるため、4日に連絡を取って九州場所初日に対戦する可能性のある東前頭筆頭・大栄翔(25)らが所属する同部屋に出向いた。
申し合いで、関取衆らを突き押しで圧倒していた大栄翔だったが、低く踏み込んだ貴景勝は突き放して上体を起こしてあっさり料理。
「強かった。自分も低さを意識しているけれど、もっと低かった」と舌を巻いた大栄翔は「勝てないから四つに組んだ」と相手の不得手な体勢に持ち込んだ。
それでも大関は土俵際で体を開いて勝利するなど抜群の反応を見せた。
貴景勝自身は取材に応じなかったが、稽古を見守った元小結で相撲解説者の舞の海秀平氏は「もうちょっと悪いと思ったけど、思ったより良かった。当たってからの出足もいい」と評価。
予想以上の動きに目を丸くした。
先場所優勝決定戦で痛めた左大胸筋の不安も感じさせない好仕上がり。
スタミナ面にも不安なく、大関に復帰して臨む今場所は優勝候補に名乗りを上げそうだ。

■御嶽海
大相撲の関脇御嶽海(26・出羽海)が6日、出稽古を打ち上げた。
福岡市内の春日野部屋で関脇栃ノ心らと申し合いで1勝9敗。
それでも手応えは十分で「中に入る。その意識はできた」と収穫を強調した。
大関とり、大きな目標がかかる九州場所(10日初日、福岡国際センター)だが「意識して負けてるんで。意識せず頑張ります」と誓った。

■炎鵬
先場所優勝の関脇・御嶽海と幕内・炎鵬が福岡市内でトークショーに臨んだ。
成績次第で大関昇進の可能性がある御嶽海は「そろそろ目指したいというのはある」と改めて意欲を示し、炎鵬は「寒い九州を少しでも熱い場所にしたい」と意気込んだ。
司会者から結婚観について聞かれると、御嶽海は「料理は重要」と手料理の上手な女性を求めた。
炎鵬は料理上手に加え「お金の管理がしっかりできる人」という条件も付け加えていた。

※照ノ富士
大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)を、西幕下10枚目で迎える大関経験者の照ノ富士(27=伊勢ケ浜)が、好調をアピールした。
この日は、部屋の関取衆らとともに部屋がある福岡・太宰府市から福岡・志免町に足を運び時津風部屋で出稽古。
西前頭9枚目の豊山(26・時津風)、同10枚目の正代(28・同)、同14枚目の錦木(29=伊勢ノ海)と東十両筆頭の東龍(32=玉ノ井)の関取衆4人を相手に6連勝後、1回の“休憩”を挟み4連勝。10戦全勝で、順調なケガの回復ぶりと、精神面の充実さをうかがわせた。
両膝のケガ、内臓疾患で大関陥落から2年。
4場所連続全休などで番付を序二段まで落としたが、復帰から7戦全勝、3場所連続6勝1敗で、関取復帰が見えてきた。
今場所後の再十両昇進には、7戦全勝が求められハードルは高いが「4場所で幕内に戻って(東京)オリンピック前には幕内に上がりたい」と高い目標を掲げた。

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