初場所 初日情報!

白鵬

大相撲初場所(東京・両国国技館)の初日を翌日に控えた11日、同所で恒例の土俵祭りが行われ、三役以上の力士が出席した。
2場所連続となる44度目の優勝を目指す横綱白鵬(34=宮城野)は、初日で新三役の小結大栄翔と対戦。
優勝した先場所で唯一敗れている相手に、連敗は許されない。
17年以来3年ぶりの年間最多勝を視野に、まずは20年最初の場所で好スタートを切る。
昨年の夏場所以来、4場所ぶりに東横綱の“定位置”に就いた白鵬は淡々としていた。
「(東西で)目線も変わってくるし、土俵入りも変わってくる。その辺を思い出してやっていきたい」。
この日は土俵祭り出席後、国技館のエントランス前で九州場所の優勝額を贈呈された。
「あとはやるのみです」。スイッチが入ったかのように、緊張感を漂わせた。
初日は突き押し相撲のホープ、大栄翔を迎え撃つ。
九州場所では立ち合いのかちあげが不発で、一方的に押し出された。
6日の横綱審議委員会(横審)による稽古総見では、三番稽古でその大栄翔を指名して相撲を取った。
「いろいろ試してみたかった」と、横審委員から批判を浴びているかち上げを多用。
大栄翔の出足を止めて12番を全勝と圧倒し、本場所へのイメージを膨らませた。
白鵬にとって、初場所は年6場所の中で最も優勝回数が少ない。
昨年も初日から10連勝と賜杯へ一直線だったが、3連敗して失速すると右膝の違和感などで無念の途中休場。
15年以来5年ぶりとなる5度目の優勝を飾り、相性の悪さを拭い去りたい。
「(今年の3月で)35歳になる。35歳で年間最多勝というのがあってもいいのかもしれないね」。
年6場所制となった58年以降では、59年に年間最多となる77勝を挙げた34歳の元横綱栃錦が最年長。
数々の記録を塗り替えてきた第一人者は、新たな記録をモチベーションに20年を出発する。

 

貴景勝

大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)を翌日に控えた11日、同所で恒例の土俵祭りが行われ、三役以上の力士が出席した。
大関貴景勝は平常心で初日に臨む。
前日の土俵祭りを終えた心境を「普通ッス」と表現した。
昨年はケガもあり大関昇進、陥落、大関復帰と激動の1年を過ごした。
今年は目標の綱とりへ、まずしっかり足場を固めていきたい。
初日は妙義龍だが「しっかり集中してやるだけ。ケガのないよう、していきたい」と大関の地位をまっとうすることを誓った。

 

朝乃山

大相撲初場所(東京・両国国技館)の初日を翌日に控えた11日、同所で恒例の土俵祭りが行われ、三役以上の力士が出席した。
新関脇として土俵祭りに参加した朝乃山は「気持ちは変わりません。15日間自分の相撲を取るだけです」と平常心だった。
昨年は夏場所で初優勝し、秋場所から2場所連続2桁勝利中。
勢いに乗って迎える初日の相手は、過去1勝3敗と合口の悪い前頭の御嶽海。
「気持ちは先場所と同じ。挑戦者として相撲を取るだけです」と番付は気にせず1日一番に集中する。

 

阿炎

右脚の負傷で状態が不安視される小結・阿炎について、師匠の錣山親方(元関脇・寺尾)は東京都江東区の錣山部屋で「大丈夫。(初場所に)出られますよ」と説明した。
4場所連続小結の阿炎は7日の出稽古で相撲を取った際に右膝付近をひねるような体勢になり、途中で稽古を切り上げていた。
病院での検査結果も踏まえ、出場の判断をしたという。

 

御嶽海

関脇だった昨年九州場所で負け越して18場所ぶりに三役から平幕に陥落した御嶽海(27=出羽海)は、昨年秋場所の優勝額贈呈式に出席した。
「またこの気持ちを味わいたい」と自身3度目の優勝へ意気込んだ。
朝乃山との新旧関脇対決に向けて「楽しみ。負けるわけにはいかない。自分は27歳で今が一番力が出ると思う」と1学年下の相手に対抗心を燃やした。

 

炎鵬

日本相撲協会は10日、人気小兵力士の西前頭5枚目炎鵬(25=宮城野)に、初場所で初めて15日間指定の懸賞がつくことを明らかにした。
自身がCM出演して話題となった「そごう・西武」など、4社から指定の懸賞がついて合計62本。
担当者によると昨年九州場所での指定懸賞数は1桁台だったというが、番付を上げるとともに人気も上昇。
力士指定懸賞は大関貴景勝が唯一の100本超えとなる218本で最多。
申込み総数は2021本となった。

 

松鳳山

12日に初日を迎える大相撲初場所(東京・両国国技館)を前に、前頭七枚目の松鳳山(二所ノ関)がインタビューに応じた。
8勝7敗で勝ち越した九州場所については「身体も動いてすごいよかった」と振り返りながらも「勝ち越してから連敗したので、そこがよくなかった」と反省も口にした。
6日目の炎鵬(宮城野)戦については「(変化のことは)あんまり頭になかったですね。でも土俵から飛び出すかと思いました。やばい!みたいな。俵が一気に迫ってくる感じだったので、よく止まれて振り返れたなと思います」と振り返った。
今年の抱負については「1年通してケガをせずにいい相撲を取り続けられて、若手みんな上がってきてますから、その若手に負けないような元気な相撲を取れればいいかなと思います」と語っている。

 

石浦

石浦は所属する宮城野部屋で4日に行われた朝稽古中、兄弟子の幕下・宝香鵬にダメ押しをされたことに立腹して膝蹴りや拳で殴るなどし、宝香鵬もこれに応戦したことで殴り合いの喧嘩に発展。
これを受けて協会はコンプライアンス委員会からの意見も踏まえ、9日の臨時理事会で処分を決定するとしていた。
協会が定める暴力禁止規定では、関取の暴力は1場所出場停止が基準とされている。
しかし、9・10日の各メディアの報道によると、協会は石浦を1場所出場停止にはせず、1カ月の報酬減額(20%減)とけん責処分に。
また、応戦した宝香鵬についてもけん責処分のみにとどめたため、両名は共に初場所へ出場する見込みであるという。
基準より軽い処分を下した協会に対し、ネット上のファンは「処分が甘すぎる、こんなのお咎めなしと変わらないじゃないか」、「石浦が先に仕掛けたんだから、基準通りの出場停止が妥当だろ」、「こんな処分で済ませてたらまた同じようなことが起こるぞ」と反発。
同時に、「貴ノ富士と扱い違いすぎるだろ」、「拓郎よりも軽い処分なのは意味不明」、「貴ノ富士や拓郎と比べても明らかに不公平な処分」と、元十両・貴ノ富士や元立呼び出し・拓郎を絡めた批判も複数寄せられている。
「貴ノ富士はしこ名が『貴公俊』だった2018年3月に付け人への暴力により1場所、拓郎は2019年10月に後輩呼び出し2名へ手を上げたことにより2場所の出場停止処分を受けています。協会に異議を唱えるファンは、今回の処分内容が過去の事例と比べて『フェアじゃない』という思いを抱いているようです」
処分を伝える報道の中では、協会やコンプライアンス委員会が“石浦、宝香鵬は共にこれまで暴力を振るったことはない”、“両名に怪我はなくどちらも猛省している”、“いじめや制裁といった要素もない”といった事柄を理由に、今回の一件を「悪質性は高くない」と判断したと伝えられている。しかし、その判断に納得していないファンも多いようだ。

 

大相撲初場所は12日に東京・両国国技館で初日を迎える。
石川・七尾市出身の西前頭11枚目・輝(25)=高田川=は、2020年の目標に「三役、金星、優勝」を掲げた。
10年春場所で初土俵を踏んでから間もなく10年。
輝にとって節目の1年が始まった。「もたもたしている場合ではない。(10勝した)先場所でいい相撲が取れたが、今場所それを出さないと」と気合を入れた。
1学年上で、富山市出身の関脇・朝乃山(25)=高砂=が昨年夏場所で優勝したことが、刺激となった。
16年春場所で初土俵の朝乃山は年上だが、角界では輝が兄弟子だ。
それだけに「同年代が優勝すると、うらやましいし、悔しい。自分も優勝したい。まだ三役(経験)も金星もないので」と活躍を誓った。
飛躍の年にするためにも、好発進したいところ。
「やるからには誰にも負けるつもりはない。目標は優勝だが、2桁勝ってもっと上に行きたい」と闘志を燃やした。

 

境川理事

日本相撲協会審判部は10日、東京・両国国技館で取組編成会議を開き、同所で開催される大相撲初場所(12日初日)の、初日と2日目の取組を発表した。
前任の阿武松部長(元関脇益荒雄)の退職で空席となっていた審判部長を、代理で務めることになった九州場所担当部長の境川理事(元小結両国)も会議に出席。
「横綱、大関にとっては(三役以下の)上位が元気だから、初日からたいへんでしょう。面白い取組になるのでは」と熱戦を期待した。
次期大関候補と目される新関脇の朝乃山(25=高砂)については「誰と当たっても力は拮抗している。頭1つ、2つ抜けているのはいない」と若手成長株とはいえ、飛び抜けた存在でないことで混戦にも期待。
「いかに上手に出だしを行く(滑り出す)かがカギ」と見通しを示した。
9度目のかど番で臨む愛弟子の大関豪栄道(33)については「尻上がりに良くなっている」と期待を込めた。

 

大相撲初場所

平成から令和へと元号が変わった昨年納めの場所を制したのは、34歳の横綱白鵬だった。
世代交代が叫ばれている昨今だが、43度目の優勝を果たした先場所の相撲内容を見る限り、他の力士との実力差は依然として大きな開きがあると言わざるを得ず、いまだ若手にとって大きな壁として立ちはだかっている。
遠藤戦のかち上げは物議を醸したものの対戦相手によってさまざまなバリエーションを見せる立ち合いからは、強さだけでなく誰よりも研究熱心であることも垣間見える。
1月6日に行われた横審稽古総見では先場所唯一、黒星を喫した新小結の大栄翔を稽古相手に指名すると計12番。
右からかち上げて相手の出足を封じて四つに組み止めるといった万全の内容で圧倒した。
現役最強ではあるが幕内最古参の白鵬。
場所前の調整ぶりから白鵬にこれと言った死角は見当たらない。
しかし、連覇となると2年半前の平成29年7月場所まで遡らないといけない。
しかも39回目の優勝を果たしたこの場所以降、賜盃を抱いた翌場所は休場というパターンが続いている。
現役最強ではあるが幕内最古参でもあり、優勝で場所を締めたときの代償は体力的にも小さくなく、ケガや疲労からの回復力が全盛期に比べて衰えているのかもしれない。
また、前半で星を1つ、2つ落とすとモチベーションが大きく低下するのか、休場を決め込む傾向にもある。
新たに「優勝50回」という目標を公言したが、適度に休場を挟みながら万全に仕上げた場所のみに出場していけば、その良し悪しはともかく不可能な数字ではないだろう。
横綱鶴竜は「年6場所皆勤」目標。
対照的に2場所連続休場から再起を期す横綱鶴竜は「年6場所皆勤」を今年の目標に掲げる。
しっかりと土俵を務めれば、優勝回数もおのずと積み重ねることができるということだろう。
稽古総見では遠藤、御嶽海、大栄翔を相手に計12番を完勝。
翌日も出稽古先の時津風部屋で同じく出稽古に来ていた新関脇朝乃山と10番を取って全勝だった。
低く鋭い立ち合いから左前褌を取って相手の右差しを封じ込めながらの攻めは相変わらず力強い。
3場所ぶりの賜盃奪還に向けて充実ぶりがうかがえるが、場所では1つの黒星をきっかけに大きく崩れることも珍しくなく、そのあたりが気がかりだ。
朝乃山は一気に大関取りムードへ。
1月場所最大の注目は三役での連続2桁勝ち星を目指す朝乃山だ。
新三役の先場所は白鵬と優勝を争って11勝。
今場所は大関取りに向けて足場をしっかり固めたいところ。
場所前は前述した鶴竜や元横綱稀勢の里の荒磯親方との稽古で“惨敗”を喫したが、それも決してマイナスではない。
「馬力だけでは勝てない。前傾姿勢で体を起こさないように意識しないと。悪いところを少しずつ直していきたい」と貪欲に語る。
横綱を倒してハイレベルの結果を残せば、一気に場所後の大関取りへとムードも高まるだろうが「一日一番しっかり自分の相撲を取り切ることだけ考えている。常に挑戦者の気持ちで挑む」と気負いはない。
朝乃山相手に堂々の押し相撲。
優勝争いに絡みそうなのが大関貴景勝と関脇高安だ。
大関復帰を果たした先場所は9勝に終わった貴景勝だが、稽古総見では朝乃山を相手に10番を取って6勝4敗。
内容的にも四つに組ませず押し込むなど優勢だった。
1月8日、尾車部屋で行われた二所一門の連合稽古でも高安と10番肌を合わせ、相手の強烈なかち上げにも上体が起きることなく、下から押し上げる本来の相撲を取り切った。
貴景勝「常に優勝をどん欲に目指していかないと」
現在の貴景勝は、昨年に負った右膝や左大胸筋のケガの影響も全く感じさせず、「今場所は不安なく久しぶりに本場所を迎えられる」と体調面が好調であるばかりか「最後の番付になるためには優勝しかあり得ない。常に優勝をどん欲に目指していかないといけない年」と気力も充実。
さらに上の地位も見据えている。
高安「優勝争いに加わって初場所を面白く」
貴景勝との稽古ではやや引けを取ったが、高安も元気なころの取り口が戻ってきた。
15場所務めた大関から陥落し、今場所で10勝以上挙げれば返り咲きとなるが「千秋楽までしっかり優勝争いに加わって初場所を面白くしたい」と初賜盃も視野に入れる。
他にも三役には阿炎、新小結大栄翔が顔を揃え、さらに平幕上位には北勝富士、御嶽海ら若手がひしめくが、両横綱の盤石ぶりばかりが際立った稽古総見を見た八角理事長(元横綱北勝海)は彼らについて「みんなおとなしい」と思わず漏らした。
待っているだけでは世代交代はやって来ない。
次世代力士には更なる奮起が求められる。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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初場所 前日情報!

白鵬

大相撲初場所(12日初日)の取組編成会議が10日、東京・両国国技館であり、初日と2日目の取組が決まった。
2019年11月の九州場所で43回目の幕内優勝を果たした横綱・白鵬は、初日は九州場所で唯一敗れた新小結・大栄翔、2日目は遠藤と対戦する。

 

鶴竜

九州場所まで2場所連続休場の横綱・鶴竜は初日が遠藤、2日目が小結・阿炎に決まった。

 

朝乃山

日本相撲協会は10日、東京・両国国技館で取組編成会議を開き、大相撲初場所(12日初日、両国国技館)の幕内と十両、2日目の幕内の取組を決めた。
初場所の成績次第では大関取りの機運が高まる新関脇・朝乃山(25)=高砂=は、初日に前頭2枚目まで番付を下げた実力者・御嶽海(27)=出羽海=、2日目は東前頭3枚目・玉鷲(35)=片男波=と対戦。
幕内優勝経験のある難敵が待ち受ける序盤となった。
この日、朝乃山は都内の高砂部屋で朝稽古に励んだ。
本場所で使用する紫の締め込み姿で四股やすり足などで調整。
最後は入念に立ち合いの確認を行った。
初日に御嶽海戦が組まれたことに「いきなりですね。初日から気合を入れていかないといけない。自分には右四つの形があるし、命をかけても(右四つに)なるという気持ちで、初場所に臨みたい。初日からピークに持っていく」と表情を引き締めた。

 

御嶽海

大相撲初場所が、明日12日から始まります。
3年ぶりに三役から落ち、平幕で迎える御嶽海は、上を目指し「挑戦者で行く」と意気込みを語りました。
「(仕上がりは)悪くは無いと思います。しっかり稽古を積んでこられたので、結果につながれば」
去年は、9月場所で2度目の優勝を果たし、次の九州場所で大関とりに挑みましたが、結果は6勝9敗の負け越し。
17場所続いた三役から陥落し、初場所は3年ぶりの平幕・前頭2枚目で挑みます。
「ずっと三役守ってきて、大関になれるかもしれないという重圧はなくなった。守ることもなくなったので。また新たに上を目指してやれるんじゃないかと思う」
御嶽海が今年、重点を置いているのが立ち合いです。
持ち味の押し相撲の鋭さを取り戻すため、立ち合いのスピードを意識し、稽古を重ねています。
「足の踏み込みが弱くなっていると思っていたので、踏み込みをどれだけ早く出せるかは意識した」
三役復帰がかかる初場所。
挑戦者の気持ちで臨み、巻き返しを狙います。
「落ちたからこそ得るものもあったので、上を目指して頑張るだけ。挑戦者で行きますよね。番付は上ばっかりなので、立ち向かう、胸借りるつもりで行きたい」

 

琴勇輝

大相撲の平幕で、小豆島町出身の琴勇輝が12日、初日を迎える初場所を休場することになりました。
琴勇輝は先場所で8勝7敗と勝ち越し、12日、初日を迎える初場所では、番付を上げて西の前頭3枚目となっていました。
師匠の佐渡ヶ嶽親方は「以前から痛めていた両ひじの状態が悪く、ぎりぎりまで出場を目指して頑張ったが休場させることにした」と話していました。

 

石浦

日本相撲協会は9日、朝稽古中にけんかをした宮城野部屋の西前頭10枚目石浦(29)=本名石浦将勝、鳥取県出身=を報酬減額(1カ月、20%)とけん責、西幕下16枚目宝香鵬(30)=藤田宏作、埼玉=はけん責の懲戒処分とした。
東京・両国国技館で臨時理事会を開き、コンプライアンス委員会の答申通りに処分を決めた。
協会の暴力禁止規定では、稽古中に握り拳で殴るなど禁じ手を故意に暴力として用いる行為を禁止している。
関取の暴力事案の処分は出場停止1場所が基準だが、相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「過去の事案は(立場が)上の者が下の者に継続して行っていたが、今回は気合が入り熱くなった中で起きたという点で違う」と説明した。
その場にいて防げなかった師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)には報酬減額(3カ月、20%)の処分を科した。
両力士は4日に宮城野部屋で三番稽古をした際、駄目押しをされた石浦が立腹して膝蹴りするなどし、宝香鵬が応戦して殴り合った。

 

初場所 懸賞個人最多

日本相撲協会は10日、大相撲初場所(12日初日、両国国技館)の懸賞の申し込み本数を発表し、個人最多は大関・貴景勝(千賀ノ浦部屋)で218本だった。
2位の大関・豪栄道(境川部屋)の92本を大きく引き離し、昨年秋場所から3場所連続のトップとなった。
幕内5場所目で自己最高位の西前頭5枚目となった炎鵬(宮城野部屋)は新規申し込みとなった「そごう・西武」「御福餅本家」など4社から初めて15日間通しの懸賞がつき、計62本で個人4位まで浮上してきた。
新関脇・朝乃山(高砂部屋)は48本だった。
琴勇輝の休場により取りやめた懸賞を除いた全体の本数は2021本で、昨年初場所の2127本からは幾分減った。
結びの取組を指定した懸賞は約400本だった。

 

大相撲初場所展望

12日に初日を迎える大相撲初場所。
最大の注目は新関脇の朝乃山だ。
先場所は小結で11勝を挙げており、来場所を「大関取り」の場所にするためにも2桁勝利が期待される。
優勝に準ずる成績を収めれば、今場所後の大関昇進の可能性もある。
この日は東京都墨田区の高砂部屋で朝稽古を行い、立ち合いの踏み込みを入念に確認した。
初日の御嶽海、2日目の玉鷲はともに過去1勝3敗と苦しんでいる難敵。
「体は動いている。初日から気合を入れていかないと」と気を引き締めた。
優勝争いは不安要素が見当たらない白鵬が軸になりそうだ。
鶴竜は昨年末からしばしば熱が出るなど体調面に苦しんだ。本人は「問題ない」と話すが、影響がどう出るか。
大関昇進後は負傷が続いた貴景勝は久々に順調に稽古をこなし、「優勝しないと」と力を込める。
左足首の負傷で先場所休場した豪栄道は「だいぶ戻ってきた」と状態は上向きだ。
大関復帰を狙う高安も稽古で元気な姿を見せており、台風の目になり得る。

 

友風

友風は先場所痛めた膝の怪我で休場。
先場所の時点で全治未定で尾車親方も1年はかかると話していた。

 

審判部長

前任の阿武松部長(元関脇益荒雄)の退職で空席となっていた審判部長は、九州場所担当部長の境川理事(元小結両国)が代理で務める。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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初場所 2日前情報!

白鵬

大相撲の白鵬(宮城野部屋)が8日、東京都墨田区の時津風部屋に出稽古し、白鵬は新入幕の霧馬山(陸奥部屋)、平幕・正代(時津風部屋)と17番取って全勝。
白鵬は最初に霧馬山を指名して5番取り、右からのすくい投げ、左上手投げなどで転がした。
相手を正代に代えると、四つに組んで出る相撲が多くなり、立ち合いで相手の圧力がかかっていないと感じると「当たれ」と奮起を促した。
最後はもろ手突きからの攻めも見せた。
ぶつかり稽古では元横綱・朝青龍のおいで十両の豊昇龍(立浪部屋)をたっぷりと鍛えた。

 

鶴竜

鶴竜(陸奥部屋)横綱が8日、東京都墨田区の時津風部屋に出稽古し、鶴竜は平幕・北勝富士(八角部屋)と15番で12勝3敗だった。
発熱のため6日に点滴を受けた鶴竜は左上手を狙う攻めを繰り返した。
まわしに手が届かず3敗したものの「(体調は)回復に向かっている。まだ100%ではないけど。場所までには問題ない」と焦りや不安はない。
腰痛のため九州場所は急きょ初日に休場した。
腰に負担をかけないようにするため減量に着手。
「九州場所で160キロ台だったのが今は153キロぐらい。あと2、3キロ増やしたい。腰回りを絞ってから増やした方がいいと思ったから」と説明した。
2日連続で出稽古に来た新関脇の朝乃山は5番取っただけで2勝3敗だった。
出稽古はこの日で打ち上げになるもようで「あとは気持ち。体調管理をしっかりして、初日までもっていくだけ」と話した。

 

貴景勝

大関として迎える初めての新年。
貴景勝は自覚十分に言い切った。
「優勝しないと始まらない番付。毎場所、優勝という高い目標を立て、それに向かってやっていきたい」。
相撲界を背負う看板力士となり、賜杯の先にある綱とりも意識する。
春場所後に大関に昇進した昨年は相次ぐけがに苦しんだ。
夏場所で右膝を痛め、秋場所の優勝決定戦では左胸を負傷。
大関として唯一、皆勤した九州場所も万全ではなかったが、状態も変わった。
「けがの不安なく本場所に臨める。最後の番付を目指せるようにやりたい」と言い、自分の相撲に集中できる環境が整ってきた。
6日にあった横綱審議委員による稽古総見では、大関候補の朝乃山と三番稽古。
持ち前の低い姿勢で攻め、本来の突き押しではなく、もろ差しを果たす場面もあった。
「理想は(当たって)そのまま持っていくことだが、本場所では押し切れないところも出てくる。応用できればいい」。
8日には、手合わせした高安に優勢。
けがからの回復を優先した最近数場所とは異なり、稽古内容も充実してきている。
白鵬、鶴竜の両横綱が30代半ばとなり、角界の世代交代が待たれて久しい中、貴景勝は番付の頂点へ最も近い存在と言える。
「自分は体が大きくないので人より負担が大きい。何年後までに(横綱)と条件を甘くするとよくない」ときっぱり。
強い覚悟を胸に前進する。

 

豪栄道

左足首を痛めて先場所2日目から休場し、初場所(12日初日、東京・両国国技館)をかど番で迎える大関豪栄道(33=境川)は、幕内上位を相手に7勝2敗と復調をアピールした。
6日、東京・両国国技館で行われた横綱審議委員会(横審)の稽古総見に参加。
小結阿炎、東前頭筆頭遠藤、西前頭4枚目正代と3番ずつ取った。
最後に指名した正代には、疲労もあって1勝2敗だったが、阿炎、遠藤には負けなし。
「いろんなタイプとやりたかった。(状態は)思ったよりはいい」と、収穫を口にした。
昨年末までは基礎運動などを中心に、相撲を取る稽古は行っていなかった。
4、5日と同部屋の前頭佐田の海と相撲を取っており、他の部屋の力士と相撲を取ったのは、休場前の先場所初日以来、約2カ月ぶりだった。
手応えと課題の割合については「半々かな」と、まだ物足りなさも感じている。
それでも「先場所は、場所前の調子が良すぎたから」と笑顔で話し、しり上がりに仕上げ、上り調子のまま、まずはかど番脱出をクリアするつもりだ。

 

朝乃山

ひと皮むけた朝乃山に次期大関の期待が高まっている。
昨年は夏場所で初優勝し、九州場所では新小結の重圧を感じさせずに11勝を挙げた。
三段目100枚目格付け出しデビューから4年で関脇まで昇進した中、「もう一つ上の番付に上がれば自信が確信に変わる」。
貪欲な姿勢は変わらない。
苦手だった突き押しの相手も克服しつつある。
すぐに左上手を取れなくても焦らず、圧力をかけて得意の右四つに持ち込めるようになってきたが、5日の田子ノ浦部屋への出稽古では新たな課題を突き付けられた。
けんか四つの荒磯親方(元横綱稀勢の里)との三番稽古は1勝16敗と散々だった。
左おっつけで差し手を封じた荒磯親方は「まだ右脇が緩んでいる。上位の力士はつけ込んでくる」と指摘。
「悔しかった。白星を届けて恩返ししたい」と発奮させられた。
関脇は横綱、大関戦が勝負どころの場所後半に組まれるだけに「疲れがピークにくるとき。もっと体力をつけないといけない」。
食事や睡眠から見直す必要性も感じている。
師匠の高砂親方(元大関朝潮)が12月で定年を迎える。
今年中に使者を迎えたい思いは強く、「初場所が大事になる。絶対に自分の形にして、毎日攻め切りたい」。
右四つの完成度を追求することが、大願成就への近道となる。

 

高安

大関復帰を目指す高安が8日、東京都江東区の尾車部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加し、大関貴景勝とは10番取った。
劣勢が目立った中、本来の力強い当たりから押し出す場面も。
「内容の悪いところはあったが、全体的には良かった。膝がしっかり曲がり、浮つかない相撲が多かった」と納得の口ぶりだった。
昨年の名古屋場所で左肘を負傷。
その影響も残った九州場所は腰痛を発症して途中休場し、大関の座を明け渡した。
返り咲きの条件となる2桁白星に向け、「番付も落ちたので初心を思い出してやりたい。力強く、冷静に15日間、ベストを尽くしたい」と意気込みを示した。

 

大栄翔

大栄翔が掲げた2019年の目標は「三役昇進」「初の三賞」「初金星」だった。
東前頭筆頭で臨んだ一年納めの九州場所で勝ち越し、優勝した白鵬に土をつけて殊勲賞も獲得。
「全部かなって、すごくよかった」。念願の新小結で新年を迎えるにあたり、口ぶりにも自信がにじんだ。
その19年の夏場所には、埼玉栄高の後輩に当たる貴景勝が新大関として土俵に上がり、同学年の朝乃山は初優勝。
身近な力士の活躍を目の当たりにした。
26歳となり、「もう若くない」と自らに言い聞かせた。
膨らんだ危機感を抱えながら自分の取組映像を見返すと、武器の突き押しで攻め込んだ末に苦しくなってはたいたり、安易な四つ相撲に頼ったりして、流れを悪くしているのに気付いた。
「今のうちしかできない。稽古しないと駄目」。
そう肝に銘じ、疲労が蓄積した状況でも、我慢して押し切ることを意識して励むようになったという。
6日の横綱審議委員による稽古総見では、白鵬と鶴竜の胸を借りた。
かち上げや張り手、左四つなど横綱の多彩な攻めを受け、みるみる砂まみれに。
「そんなに甘くはない」と改めて痛感した中、「きょう学んだことをしっかり修正してやっていきたい。いろいろ恩返しができるようにしっかり頑張りたい」と意を決した。
大きな壁を前にしても臆せず、歩みを止めない気概を示した姿に確かな成長の跡が見える。

 

阿炎

7日の出稽古で右膝付近を痛めていた小結・阿炎(錣山)は、初場所に出場する見通しとなった。
8日に行われた二所ノ関一門の連合稽古は欠席し、同日に病院で受診。
関係者によると出場へ強い意欲を示しているという。
2013年夏場所の初土俵からこれまで休場はなし。
当初は足を引きずりながらの歩行だったが、足の痛みなども快方に向かっているという。

 

炎鵬

人気小兵の炎鵬は都内の友綱部屋への出稽古で、初場所に向けた本格的な調整を終えた。
申し合いで十両旭大星らと12番取り、ぶつかり稽古ではともに出稽古に来た兄弟子の横綱白鵬に約10分間胸を借りた。
「やれることはやった」。
年が明けてから、自身が起用されている百貨店のCMがインターネットなどで流れている。
初のCM起用に「自分ではない不思議な感じ。(CMが)きっかけになって相撲でみせられるようにしたい」と話した。

 

石浦

日本相撲協会は9日午後、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲初場所(12日初日・両国国技館)に向けた4日の稽古中、同じ相手と連続して相撲を取る三番稽古で、ともに拳を振り挙げ暴行騒動を起こした、宮城野部屋の幕内力士で西前頭10枚目の石浦(29)と幕下の宝香鵬(30)、及び師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)への処分を決めた。
宮城野親方は3カ月20%の報酬減額、石浦は1カ月20%の報酬減額とけん責の併科、宝香鵬はけん責の、それぞれ処分が下された。
3人は理事会に個別に呼ばれ、それぞれ通知された。
同協会はこの案件について、コンプライアンス委員会(青柳隆三委員長=弁護士)に調査と処分意見の答申を委嘱。
前日8日までに関係者の事情聴取を終え、この日午前、同所で行われた同委員会で答申をまとめた。
これを受けて臨時理事会が開催され、処分が決まった。
同委員会は、2人の行為は稽古の範疇を逸脱し暴力禁止規程第4条の「稽古中において、握り拳で殴るなど、審判規則禁じ手反則第1号に掲げる禁じ手を故意に暴力として用いる行為」に該当すると判断した。
一方で<1>だめ押しがきっかけとなった突発的な暴力<2>双方にけがはなかった<3>過去に暴力を振るったことや両者間のトラブルトラブルはなかった<4>暴力の継続性、反復性はなく、いじめや制裁など陰湿な要素はない<5>両名の深い反省の態度、など悪質性は高くない事案、と指摘した。
過去の処分例から、関取の暴力事案は出場停止1場所が基準だが、これらの理由から石浦については、最初に膝蹴りをしたことや幕内力士である点などから併科が妥当、宝香鵬については石浦に応戦した側面からけん責が相当との処分意見を答申した。
また宮城野親方については、暴力の場面を見落としたこと、過去に監督責任を問われた処分歴があるにもかかわらず、本件の防止、抑制に適切な対応を怠ったとして報酬減額が相当とした。
今後の対応については、2月に行う「研修ウイーク」で師匠、力士に対し、稽古の範疇を逸脱した禁じ手の応酬が2度と起きないよう注意、啓発を行うとしている。
またコンプライアンス委員会は、再発防止の観点から宮城野部屋の視察を実施するという。

 

霧馬山

大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)で新入幕の霧馬山(23)が9日、東京都墨田区の時津風部屋に出稽古に行き、勝った力士が次の対戦相手を指名する「申し合い稽古」で15番取り9勝。
九州場所で11勝を挙げて敢闘賞に輝いた正代(28)らを次々と破り、「体がよく動いた」と笑顔を見せた。
霧馬山は十両5場所目で西5枚目だった九州場所で11勝。
4人による優勝決定戦では敗れたが、新入幕にこぎ着けた。同じモンゴル出身の横綱・鶴竜(34)が、2019年9月に井筒親方が死去したのに伴い陸奥部屋に転属して兄弟子になったことも成長を促した。
「相手に合わせないように」と指導され、得意の左四つにこだわらず「攻めて自分の形になる」ことを意識するようになったという。
この日の稽古では、強い立ち合いから相手に圧力をかけ続けて圧倒する相撲が目立った。
「足もよく動いたし、上半身もちゃんとついていった」と成果を実感しているようだ。
初場所では鶴竜の土俵入りで露払いを務める予定で、「取組より緊張するかも」と苦笑い。
初場所の目標については「あまり大きなことを言うと恥ずかしいけれど、まずは勝ち越し。できれば2桁いきたい」と話した。
鶴竜もこの日、時津風部屋の稽古場に顔を見せたが、コンディションが万全でないため相撲は取らなかった。
冬巡業中に風邪をひき、年末まで発熱や下痢に苦しんだ。
初場所については、「もちろん出場する。体調はもう大丈夫でしょう。あと2日あるから、やれることをやるだけ。いい場所にしたい」と話した。

 

友風

昨年11月の九州場所で右膝に重傷を負った十両・友風について、師匠の尾車親方(元大関・琴風)は初場所を全休することを明らかにした。
25歳の友風は九州場所2日目に負傷し「右膝関節脱臼でじん帯損傷を伴う」と診断された。
今後、じん帯修復手術を受ける予定で、長期休場が濃厚。尾車親方は「まず、しっかり治すことを考えるしかない」と話した。

 

照ノ富士

大相撲の西十両13枚目照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が8日、都内の時津風部屋に出稽古し、初場所(12日初日、東京・両国国技館)に向けて自信をのぞかせた。
新関脇の朝乃山や前頭の北勝富士、正代、豊山らと相撲を取り、計7番取って6勝1敗。
「先場所よりは今場所という感じでよくなってきているのは事実」と手応えを口にした。
申し合い稽古を行う前には、土俵まわりで入念にすり足を行うなど、準備に余念がなかった。
稽古中の表情は、引き締まりながらも明るく「前よりも体調はいい。汗もよく出る。(準備を)ただやるだけよりも、意識してやっている」と意図を持って稽古している。
膝の負傷と手術、内臓疾患などで番付を大関から序二段まで落とし、1度は引退を心に決めたが再起。
4場所連続全休から昨年春場所で復帰し、初場所には10場所ぶりに関取として戻ってくる。
理想の自分とはまだ程遠いが「ちょっとずつ足の軽さが取れてきたし、怖さも少しずつ取れてきている。昔感じたことが最近、復活している。1場所1場所ずつ上がっていけばいい」と復調を自分でも実感していた。

 

八角理事長

日本相撲協会は9日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲初場所(12日初日・両国国技館)に向けた4日の稽古中。
ともに拳を振り挙げ暴行騒動を起こした宮城野部屋の西前頭10枚目の石浦(29)と幕下の宝香鵬(30)、及び師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)への処分を決めた。
宮城野親方が3カ月の報酬減額20%、石浦が1カ月20%の報酬減額とけん責、宝香鵬をけん責とした。
重い処分とはならなかった。
協会から事実関係の調査と処分意見の答申を委嘱され調査したコンプライアンス委員会が会議を開き処分意見を答申。
その後、臨時の理事会で審議し、答申通りの処分が決まった。
芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、3人は1人ずつ会議室に呼ばれて処分を言い渡され、八角理事長(元横綱北勝海)から「次はありえないよ」と言われたという。
宮城野親方は都内の部屋で取材に応じ「重さは重々承知しています」と反省の表情を浮かべた。
関取による暴力事案は、1場所出場停止が基準となっている。
当然暴力は許されざる行為。
しかし今回は、稽古中に熱が入るあまり、互いに拳を振り挙げてしまったというもの。
両力士にけがはなく、突発的でいじめの要素がないなどと同委員会が判断した。
芝田山広報部長は「土俵を割っての暴力は論外。ただ、真剣な熱い稽古をしないと心身の教育にならない。(処分を)厳しくし過ぎて力士を萎縮させてはいけない」と話した。
協会は2月に行う研修会で、師匠や力士らに注意、啓発を行うとした。
日本相撲協会の暴力禁止に関する処分は、暴力禁止規定の第5条に明記。
処分は軽い順にけん責(将来を戒める)、報酬減額、出場停止、業務停止(協会事業への従事を停止する)、降格、引退勧告、懲戒解雇の7項目。
引退勧告を受けた者がすみやかに引退届を提出しない場合は、懲戒解雇とすることができる。
力士の暴力に対する処分基準では、大関以下の関取の場合は1場所出場停止が一応の基準だが、内容、程度、情状などを考慮して適切な処分を行う。
横綱の場合は引退勧告以上が基準になる。

 

大相撲大府場所

大府市と日本相撲協会は9日、地方巡業「大相撲大府場所」を十月十五日に大府市横根町のメディアス体育館おおぶで開くと発表した。
9月に市制五十周年を迎える記念事業の一つで、大府市で開催するのは初めて。
会見には岡村秀人市長、日本相撲協会巡業部の立田川親方(元小結豊真将)らが出席。
立田川親方は「大府は名古屋場所が開かれる名古屋に近いが、本場所と違って地元の人と触れ合うのが巡業の魅力。テレビで見るお相撲さんの大きさを、間近で感じてほしい」と話した。
大府市では、名古屋場所開催期間に芝田山親方(元横綱大乃国)の芝田山部屋が市内の豊田自動織機大府工場に宿舎を構えて稽古を公開するなどの縁があり、岡村市長は「この地域は相撲に関心がある。五十周年の目玉事業として、市民や近隣のファンに来てもらいたい」と呼び掛けた。
大府開催の決め手を問われた立田川親方は「スポーツが盛んだというところに一番ひかれた。大府から次代のお相撲さんになりたい子が増えてくれれば」と願いを込めた。
巡業には150人の力士と130人の裏方の計280人の力士団が参加する予定。
午前8時から稽古、禁じ手を面白おかしく解説する「初っ切り」、相撲甚句、横綱の土俵入りなどがある。
一般向けのチケットは7月ごろから発売する予定。

 

陸奥部屋

ネスレ日本は、陸奥部屋協力のもと、「陸奥部屋 ポリフェノールたっぷり ちゃんこ鍋セット」を、1月8日から26日までの期間限定でネスカフェ 原宿(東京都渋谷区神宮前1-22-8)で提供する。
「陸奥部屋 ポリフェノールたっぷり ちゃんこ鍋セット」は、ポリフェノールを摂取する習慣を提案するネスレが、2020年大相撲1月場所の開催期間に合わせて展開するもの。
ポリフェノールが豊富に含まれるコーヒーと共に提供する「ちゃんこ鍋」は、陸奥部屋の力士たちが日常的に食べているレシピをもとに、ポリフェノールが含まれる10種類以上の食材を使ったカラダにうれしいメニューとなっている。
陸奥部屋のちゃんこ鍋は、醤油味ベースのスープにみそを加えており、相撲部屋のちゃんこ鍋ではめったに使わない薄口醤油を使っている点がポイントという。
セットの価格は1000円(税込)だが、1月12日~26日に開催される大相撲1月場所で、陸奥部屋所属の霧馬山(モンゴル・ドルノドゥ出身)関が白星となった翌日は、半額の500円(税込)で提供される。
8日にネスカフェ 原宿で開かれた発表会では、1月場所から新入幕となる霧馬山関への化粧まわしの贈呈式も行われた。
これは、2015年から陸奥部屋がネスレのコーヒーマシンを設置し、力士や関係者が「ネスカフェ」のコーヒーを日常的に飲んでいることが縁になっているという。
霧馬山関は、新たな化粧まわしについて「とても嬉しい。これで頑張れます」と語った。
ネスレ日本は、今回のちゃんこ鍋を展開する企画について、「活性酸素と戦う“抗酸化物質”のひとつで、健康維持に大切な役割を果たすポリフェノールが豊富に含まれるコーヒーとちゃんこ鍋のセットメニューで、寒い年明けの皆様のカラダをサポートします」としている。

 

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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カテゴリー: News

初場所 3日前情報!

白鵬

8日、東京都墨田区の時津風部屋へ出向き、白鵬は正代と新入幕の霧馬山を相手に17番取った。
白鵬は鋭い踏み込みで機先を制し、前まわしを引き付けて寄り切るなど、2場所連続の優勝が懸かる初場所(12日初日)に向けて順調な仕上がりぶりを披露した。

 

鶴竜

8日、東京都墨田区の時津風部屋へ出向き、鶴竜は北勝富士と15番取った。
鶴竜は北勝富士の低い当たりに起こされ、引く場面もあったが、出し投げや足技を交えた攻めは軽快で持ち前のうまさを発揮。
先場所を休む要因になった腰も問題ないといい、「最近は年6場所、全部出られていないから皆勤したい。そのためにも、何があっても気持ちがぶれないようにしたい」と意欲十分だった。

 

貴景勝

大関として迎える初めての新年。
貴景勝は自覚十分に言い切った。
「優勝しないと始まらない番付。毎場所、優勝という高い目標を立て、それに向かってやっていきたい」。
相撲界を背負う看板力士となり、賜杯の先にある綱とりも意識する。
春場所後に大関に昇進した昨年は相次ぐけがに苦しんだ。
夏場所で右膝を痛め、秋場所の優勝決定戦では左胸を負傷。
大関として唯一、皆勤した九州場所も万全ではなかったが、状態も変わった。
「けがの不安なく本場所に臨める。最後の番付を目指せるようにやりたい」と言い、自分の相撲に集中できる環境が整ってきた。
6日にあった横綱審議委員による稽古総見では、大関候補の朝乃山と三番稽古。
持ち前の低い姿勢で攻め、本来の突き押しではなく、もろ差しを果たす場面もあった。
「理想は(当たって)そのまま持っていくことだが、本場所では押し切れないところも出てくる。応用できればいい」。
8日には、手合わせした高安に優勢。
怪我からの回復を優先した最近数場所とは異なり、稽古内容も充実してきている。
白鵬、鶴竜の両横綱が30代半ばとなり、角界の世代交代が待たれて久しい中、貴景勝は番付の頂点へ最も近い存在と言える。
「自分は体が大きくないので人より負担が大きい。何年後までに(横綱)と条件を甘くするとよくない」ときっぱり。
強い覚悟を胸に前進する。

 

朝乃山

ひと皮むけた朝乃山に次期大関の期待が高まっている。
昨年は夏場所で初優勝し、九州場所では新小結の重圧を感じさせずに11勝を挙げた。
三段目100枚目格付け出しデビューから4年で関脇まで昇進した中、「もう一つ上の番付に上がれば自信が確信に変わる」。
貪欲な姿勢は変わらない。
苦手だった突き押しの相手も克服しつつある。
すぐに左上手を取れなくても焦らず、圧力をかけて得意の右四つに持ち込めるようになってきたが、5日の田子ノ浦部屋への出稽古では新たな課題を突き付けられた。
けんか四つの荒磯親方(元横綱稀勢の里)との三番稽古は1勝16敗と散々だった。
左おっつけで差し手を封じた荒磯親方は「まだ右脇が緩んでいる。上位の力士はつけ込んでくる」と指摘。
「悔しかった。白星を届けて恩返ししたい」と発奮させられた。
関脇は横綱、大関戦が勝負どころの場所後半に組まれるだけに「疲れがピークにくるとき。もっと体力をつけないといけない」。
食事や睡眠から見直す必要性も感じている。
師匠の高砂親方(元大関朝潮)が12月で定年を迎える。
今年中に使者を迎えたい思いは強く、「初場所が大事になる。絶対に自分の形にして、毎日攻め切りたい」。
右四つの完成度を追求することが、大願成就への近道となる。

 

高安

大関復帰を目指す高安が8日、東京都江東区の尾車部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加し、大関貴景勝とは10番取った。
劣勢が目立った中、本来の力強い当たりから押し出す場面も。
「内容の悪いところはあったが、全体的には良かった。膝がしっかり曲がり、浮つかない相撲が多かった」と納得の口ぶりだった。
昨年の名古屋場所で左肘を負傷。
その影響も残った九州場所は腰痛を発症して途中休場し、大関の座を明け渡した。
返り咲きの条件となる2桁白星に向け、「番付も落ちたので初心を思い出してやりたい。力強く、冷静に15日間、ベストを尽くしたい」と意気込みを示した。

 

大栄翔

大栄翔が掲げた2019年の目標は「三役昇進」「初の三賞」「初金星」だった。
東前頭筆頭で臨んだ一年納めの九州場所で勝ち越し、優勝した白鵬に土をつけて殊勲賞も獲得。
「全部かなって、すごくよかった」。
念願の新小結で新年を迎えるにあたり、口ぶりにも自信がにじんだ。
その19年の夏場所には、埼玉栄高の後輩に当たる貴景勝が新大関として土俵に上がり、同学年の朝乃山は初優勝。
身近な力士の活躍を目の当たりにした。
26歳となり、「もう若くない」と自らに言い聞かせた。
膨らんだ危機感を抱えながら自分の取組映像を見返すと、武器の突き押しで攻め込んだ末に苦しくなってはたいたり、安易な四つ相撲に頼ったりして、流れを悪くしているのに気付いた。
「今のうちしかできない。稽古しないと駄目」。
そう肝に銘じ、疲労が蓄積した状況でも、我慢して押し切ることを意識して励むようになったという。
6日の横綱審議委員による稽古総見では、白鵬と鶴竜の胸を借りた。
かち上げや張り手、左四つなど横綱の多彩な攻めを受け、みるみる砂まみれに。
「そんなに甘くはない」と改めて痛感した中、「きょう学んだことをしっかり修正してやっていきたい。いろいろ恩返しができるようにしっかり頑張りたい」と意を決した。
大きな壁を前にしても臆せず、歩みを止めない気概を示した姿に確かな成長の跡が見える。

 

石浦

大相撲の幕内・石浦(29)=宮城野=が7日、東京・墨田区の部屋で取材に応じ、兄弟子の幕下・宝香鵬(30)と4日の稽古中に殴り合いのけんか騒動を起こした件について、「自覚が足りなかった。互いに熱くなった時に、番付が上の自分が口頭で対応できず情けない」と猛省した。
日本相撲協会は6日に今回の事実調査と処分意見の答申をコンプライアンス委員会に委嘱。
同委はこの日、都内で両力士からの事情聴取を開始した。
今後は稽古場にいた師匠・宮城野親方(元幕内・竹葉山)からも事実確認を行う予定。
協会は調査報告を待ち、処分などを含め理事会で審議することになっている。

 

霧馬山

大相撲初場所(12日初日、両国国技館)で新入幕を果たした霧馬山(23)に8日、ネスレ日本から化粧まわしが贈られ、東京・原宿の「ネスカフェ 原宿」で贈呈式が行われた。
ネスカフェのロゴ入りの化粧まわしには赤地にコーヒーカップを持った霧馬山のイラストが描かれた。
「いい顔してますね。いい化粧まわしを作ってもらってうれしい」と関取はご満悦だった。v 2015年から陸奥部屋に同社のコーヒーマシンが設置され、陸奥親方(元大関霧島)や力士たちが愛用。
「ネスカフェ 原宿」では新入幕を祝い、陸奥部屋のレシピをベースにした「陸奥部屋 ポリフェノールたっぷり ちゃんこ鍋 セット」を26日まで販売する。
通常は税込み1000円だが、霧馬山が勝利した翌日は半額となる。
縁の深い同社の全面サポートを受け、霧馬山は「勝ち越し、2桁を目指して頑張ります」。
初場所への意気込みを口にした。

 

照ノ富士

大相撲の西十両13枚目照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が8日、都内の時津風部屋に出稽古し、初場所(12日初日、東京・両国国技館)に向けて自信をのぞかせた。
新関脇の朝乃山や前頭の北勝富士、正代、豊山らと相撲を取り、計7番取って6勝1敗。
「先場所よりは今場所という感じでよくなってきているのは事実」と手応えを口にした。
申し合い稽古を行う前には、土俵まわりで入念にすり足を行うなど、準備に余念がなかった。
稽古中の表情は、引き締まりながらも明るく「前よりも体調はいい。汗もよく出る。(準備を)ただやるだけよりも、意識してやっている」と意図を持って稽古している。
膝の負傷と手術、内臓疾患などで番付を大関から序二段まで落とし、1度は引退を心に決めたが再起。
4場所連続全休から昨年春場所で復帰し、初場所には10場所ぶりに関取として戻ってくる。
理想の自分とはまだ程遠いが「ちょっとずつ足の軽さが取れてきたし、怖さも少しずつ取れてきている。昔感じたことが最近、復活している。1場所1場所ずつ上がっていけばいい」と復調を自分でも実感していた。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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初場所 4日前情報!

白鵬

大相撲の横綱白鵬(34=宮城野)をめぐる「品格問題」が迷走中だ。
白鵬は昨年11月の九州場所で43回目の優勝を果たした一方で、横綱審議委員会は立ち合いの荒っぽい張り手やヒジ打ちに近いカチ上げを「見苦しい」と問題視。
日本相撲協会に対して指導を要請した。
ただ、白鵬にルール違反の行為はなく、相撲協会は静観する構え。
横審も“処分”を下すことには及び腰になっている。
初場所(12日初日、東京・両国国技館)を控えた6日には、横審による稽古総見が国技館で行われた。
横審は11月場所後の会合で白鵬が見せた荒っぽい立ち合いに「見苦しい」と苦言を呈し、相撲協会が指導を行うように要請。
白鵬は横審の主張に対して「禁じ手ではない」と真っ向から反論した。
その意味で今回の総見は両者にとって因縁の顔合わせでもあった。
その白鵬は新小結大栄翔(26=追手風)を指名し12戦全勝と力の差を見せつけた。
さらに「何が悪い」と言わんばかりに張り手やカチ上げを連発。
稽古後は「(大栄翔の指名は)先場所で唯一負けた相手だったので。いろいろ試しました。厳しい攻め?そうかな」と涼しい表情を浮かべた。
この日の稽古では白鵬の張り手やカチ上げは本場所に比べて控えめだったことは確か。
横審の矢野弘典委員長(79=産業雇用安定センター会長)も「(荒っぽい立ち合いは)それらしいのが1番あったけど。見た感じではまともにやっている」と特に問題視はしなかった。
一方で、初場所の白鵬の取り口については「ちゃんと見ていきたい」と引き続き注視していく構え。
「白鵬=乱暴」の見方は崩していない。
ただ、横審と相撲協会の間には“温度差”がある。
芝田山広報部長(57=元横綱大乃国)は「白鵬は反則をしているわけでも何でもない。協会からは何も言えない。協会とは別に、横審からお伝えいただくしかない」との見解だ。
横審の内規では「横綱としての体面を汚す場合」には出席委員の3分の2以上の決議により本人に「注意」などを行う権限を有している。
横審が本気で白鵬の行動を改めさせたいと考えるのなら、協会を通す必要はないということだ。
ところが…矢野委員長は白鵬本人に「注意」などを与える可能性については及び腰。
インタビューに対して「横審から注意?そういうことはない。協会がやること」と大きくトーンダウンした。
今回の問題も結局のところ、「おとがめなし」で終わる公算が大きい。
取り口の是非は別にして、白鵬の隙を攻め切れない相手のふがいなさが目立つことも確か。
現状を打破する若手力士が出てこない限り、2020年も大横綱の時代が続く。

大相撲の横綱白鵬と鶴竜が7日、東京・明治神宮で新春恒例の奉納土俵入りを行った。
降雨により、例年の社殿前から社殿へと場所を移して披露。
白鵬は「(12日初日の)初場所がよければ、今年は走れる気がする。オリンピックもあるし、頑張りたい」と言い、44度目の優勝へ意欲を見せた。

 

鶴竜

大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)を5日後に控えた7日、横綱鶴竜(34=陸奥)が高熱による体調不良に見舞われていたことを明かした。
この日、東京・墨田区の時津風部屋への出稽古で、三番稽古で新関脇の朝乃山を指名して10番を全勝。
左前ミツを素早く取る場面が目立ち、寄りや投げなど多彩な技で圧倒したが「稽古はもうちょっとやりたかった。熱がある。昨日(6日)点滴を打った。(熱は)38度ちょっと。インフルエンザではない」と明かした。
この日の午後は、東京・明治神宮で横綱白鵬とともに奉納土俵入りを行った。
通常は社殿前の石畳で行われるが、雨天のため社殿内での披露となり「新鮮だった。雨はしょうがない。雨の中でもたくさんの方がいらっしゃってくれた」と、悪天候の中で駆け付けた約200人のファンに感謝した。
元関脇逆鉾の師匠が亡くなったのに伴い、昨年9月の秋場所後に陸奥部屋へ転属。
今回は弟弟子に当たる新入幕の霧馬山を従え、「後輩が露払いで、いい感じでできた。ここに来るといつも新鮮な気持ちになる」と表情を崩した。
2場所連続休場中で、初場所では6度目の優勝を果たした昨年7月の名古屋場所以来の15日間皆勤を目指す。
「15日間取り切ることを意識したい。稽古をしてしっかり体をつくりたい」と話した。

 

貴景勝

大相撲の大関貴景勝(23)がこのほど、毎日放送(MBS)のスポーツ番組「戦え!スポーツ内閣」(8日午後11時56分=関西ローカル)の収録に参加した。
貴景勝は昨年、「夢をかなえられた」と大関昇進を果たしたが、新大関として迎えた夏場所で右ヒザ靭帯を損傷。
その影響で2場所で大関から陥落した。
秋場所で好成績を収め大関復帰となったものの、優勝決定戦では左大胸筋を部分断裂するという波乱の一年を経験した。
2つのケガの原因となった取組の相手はどちらも幕内御嶽海だった。
貴景勝は左胸を負傷した秋場所千秋楽の優勝決定戦について「御嶽海関に悪い(ことをしてしまった)なと思います」。
続けて「『御嶽海がケガをさせた』と心ないことを言われるほうがつらかった。『我に怪しい』と書いて『怪我』という教わり方をしたので、自分にすべて原因があるのに」と心情を吐露し、番組MCを務める武井壮(46)や「ブラックマヨネーズ」小杉竜一(46)をうならせた。
さらに、今年の目標を聞かれた貴景勝は「次は横綱しかない」ときっぱり。
横綱昇進の原則が2場所連続優勝であることに触れ「まずは(自身の)2回目の優勝をしないと始まらない。優勝を狙いたいと思います」と力強く宣言した。

 

朝乃山

大相撲初場所(12日初日・両国国技館)を前に、横綱審議委員会による稽古総見が6日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われた。
自身2度目の優勝で綱取りへの足がかりを目指す大関・貴景勝(23)=千賀ノ浦=が、三番稽古で大関候補の新関脇・朝乃山(25)=高砂=を指名。
角界の未来を担う「押し相撲VS四つ相撲」は計10番で6勝4敗と突き押しの貴景勝が上回った。
白鵬、鶴竜の両横綱はともに12番で全勝。
朝乃山は四つ相撲の意地を見せた。
貴景勝に得意の形にさせてもらえず苦戦も、2勝5敗で迎えた8番目。
左上手をがっちりつかむと、右四つに持ち込み、土俵際で寄り倒し。
「押されてますけど、しっかり残して、自分の形で寄り切れた相撲もあってよかった」と持ち味を発揮した。
勝敗上は4勝6敗と下回ったが「指名してもらって、普段できない三番稽古。充実して一番、一番できた」と手応えを口にした。
5日は新年初の出稽古で田子ノ浦部屋の荒磯親方(元横綱・稀勢の里)の胸を借りるなど調整は順調。
成績次第では大関昇進の機運が高まる初場所には「2ケタ以上勝って、その上の番付を目指していきたい」と意気込む。
「上位は厳しい。命を懸けて右四つにならないと」。
代名詞を磨き上げ、本場所で貴景勝への雪辱を狙う。

 

高安

1場所での大関復帰を目指す関脇高安は、都内の時津風部屋への出稽古で状態の良さをアピールした。
新関脇の朝乃山らと18番取って14勝。
立ち合いのぶちかましから、力強い突き押しで圧倒する場面が目立った。
「めちゃくちゃ良かった。次から次と手順通り動けていた」と納得の表情。
稽古を見守った相撲解説者の舞の海秀平氏(元小結)も「馬力がかなり戻ってきた。取り口の甘さが少しあるが、それがなければ2桁勝てる」と、大関復帰へ太鼓判。初場所に向けて、高安は「優勝争いに加わりたい」と意気込んだ。

 

炎鵬

大相撲初場所(12日初日・両国国技館)を前に、横綱審議委員会(横審)の稽古総見が6日、国技館の相撲教習所で行われた。
西前頭5枚目で、上位との対戦が予想される注目の炎鵬(金沢市出身、宮城野部屋、金沢学院大OB)はぶつかり稽古で大関復帰を狙う関脇高安の胸を借り、「チャレンジャーの気持ちで臨む。元気な姿を見せたい」と気持ちを高ぶらせた。
関取最軽量99キロの小兵が土俵に上がると、カメラマンが次々とシャッターを切った。
炎鵬は兄弟子の横綱白鵬から「足を出せ」とアドバイスを受け、最後は息を切らしながら高安を押し込んだ。
2019年は夏場所で幕内に昇進し、令和元年納めの九州場所は3場所連続の勝ち越しで締めくくった。
上位との対戦については、東前頭筆頭の遠藤(穴水町出身、追手風部屋、金沢学院高OB)らの名を挙げ「高校時代からすごいと思っていた。緊張とわくわくの半々」と話し、対戦を心待ちにした。
三役復帰を目指す遠藤は横綱鶴竜や大関豪栄道らと対戦した。
角界で若手が台頭しており、29歳の相撲巧者も正念場だ。
初場所に向け「体の調子はいつもと変わらない。頑張ります」と決意を示した。
西前頭11枚目の輝(七尾市出身、高田川部屋、金沢市西南部中OB)は東前頭2枚目の北勝富士らと対戦し、上々の動きを見せた。
九州場所は10勝を挙げ、幕内初の2桁勝利となった。
身長192センチ、体重166キロの恵まれた体格を生かした相撲に磨きをかけ、初場所は2場所連続の勝ち越しを狙う。

 

石浦

大相撲の前頭石浦と幕下宝香鵬が東京・墨田区の宮城野部屋で行われた4日の稽古中に拳で殴打し合うなどした件について、日本相撲協会のコンプライアンス委員会は6日、都内で石浦、宝香鵬の両力士に事実調査を行った。
この件について石浦は、「自覚が足りなかった。互いに熱くなったときに、番付が上の自分が口頭で対応できず情けない」と反省の弁を述べた。
事実調査には協会の宮田主事、コンプライアンス委員会の青沼隆之委員長らが同席。
この日、都内で取材に応じた宮田主事は、明日8日以降、師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)にも聴取を行うことを明かした。
初場所(12日初日、東京・両国国技館)が5日に迫り、宮田主事は「(初日までに調査が)終わればという思い」と話した。
日本相撲協会は本件の事実調査と処分意見をコンプライアンス委員会に委嘱。
コンプライアンス委員会からの調査報告と処分意見の答申を待ち、理事会で審議する。
石浦は、明治神宮奉納土俵入りで同部屋の横綱白鵬の露払いを務める予定だったが、「部屋に迷惑をかけた」として師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)に辞退を申し入れ、同じ一門の平幕照強と交代した。
この件で日本相撲協会から調査と処分意見の答申を委嘱されたコンプライアンス委員会がこの日、両力士から事情を聴いた。
今後は宮城野親方からも事実確認を行う予定。

 

元林

大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)に向けて、序ノ口デビューから無敗で21連勝中の東幕下14枚目、元林(23)が7日、東京都墨田区の浅香山部屋に出稽古に行き、元十両で東幕下筆頭の魁勝(24)の胸を借りた。
デビューからの連勝記録の更新や関取昇進も視野に入る初場所に向けて「先を見ないで、一日一番に集中する」と話した。
元林は東大阪市出身。
大関・貴景勝と同学年で、近大付高時代には埼玉栄高に在籍していた貴景勝と4度対戦して2勝2敗と渡り合ったという。
近大に進み、2017年の全国学生選手権で準優勝した。
昨年の名古屋場所でデビューすると、力強い突き押しを武器に序ノ口、序二段(秋場所)、三段目(九州場所)と全て7戦全勝して優勝。
土つかずの21連勝で、初場所は幕下に昇進した。
序ノ口デビューからの連勝記録は、東幕下32枚目の常幸龍(31)が11~12年に記録した「27」が最多。
元林が初場所で7戦全勝すれば28連勝で記録を更新するだけでなく、初土俵から所要5場所で史上最速(幕下付け出しを除く)の十両昇進となる可能性もある。
6日の横綱審議委員会の稽古総見。
元林は魁勝との相撲で「良い稽古ができた」ことから、師匠の鳴戸親方(元大関・琴欧洲)の勧めで7日も魁勝の胸を借りることにした。
この日は魁勝と10番取り、4勝6敗。
鋭い立ち合いは見せたが、元十両に低く当たられてはじき返されたり、まわしを取られて寄り切られたりと、実力を見せつけられた格好になった。
「下から押す相撲ができず、まわしを取りにいってしまった。前に圧力をかけ続けないといけない」と反省した。
鳴戸親方からは「とにかく前に出る相撲を取るように」と教え込まれ、足腰を鍛え抜く日々だ。
「入門当初より下半身は強くなった」と手応えも感じる。
「初場所は、相手も格上ばかり。胸を借りるつもりで勝ちにいきたい」と話し、「いつか(同学年の)貴景勝関と対戦できるよう頑張る」と昇進を誓った。

 

大相撲初場所の新弟子検査

大相撲初場所(12日初日・両国国技館)の新弟子検査が6日、東京・両国国技館で行われた。
静岡・飛龍高で昨年の全国高校総体個人を制した大桑元揮(18)=静岡県出身、伊勢ケ浜部屋=
海洋高相撲部3年の竹岡隼人(18)=東京都出身、尾車部屋=
受検した10人全員が身長167センチ以上、体重67キロ以上の体格基準を満たした。
内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。
大桑は168センチ、134キロでパスし「まずは関取になりたい」と抱負を述べた。
ウクライナ出身で初の力士を目指すセルギイ・ソコロフスキー(22)=入間川部屋=は191センチ、162キロで通過した。

 

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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初場所 5日前情報!

白鵬

大相撲初場所(12日初日、両国国技館)へ向けた横綱審議委員会(横審)の稽古総見が6日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われた。
2場所連続44度目の優勝を狙う横綱白鵬(34)は新小結大栄翔(26)を指名し、12番取って全勝。
昨年も横審の会合で“問題視”されたかち上げを連発し、われ関せずの道を行く。
禁じ手でも反則技でもない。
とがめられる筋合いはない、という白鵬の意思にもみえた。
昨年11月の九州場所で唯一の黒星を喫した大栄翔に対し、立ち合いで最初から5番連続して右のかち上げ。
さらに10番目はあご付近に当たり、大栄翔の足がよろめいた。
「先場所、負けている相手。いろいろ試したかった。もうちょっと(感触が)ほしかったな」
九州場所で遠藤戦のかち上げは肘打ちのように顔面へ当て、激しい張り手で流血させた。
場所後の横審会合では「横綱としての振る舞いではない」「見苦しい」との意見が相次いだ。
横審の矢野弘典委員長(78)=産業雇用安定センター会長=はこの日、明確な苦言は避けつつも「(初場所も)ちゃんと見ていく」とくぎを刺した。
さらに、八角理事長(元横綱北勝海)らが関脇高安や小結阿炎に対し横綱の胸を借りるよう促したが、白鵬は大栄翔と取り続けた。
相撲解説者で元横綱の北の富士勝昭氏(78)は「(白鵬が)反旗を翻した。無視したな。ワンマンショーをみせつけられた」と嘆息しながら引き揚げた。

 

鶴竜

大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)を控えた6日、横綱審議委員による稽古総見が国技館の相撲教習所で一般に非公開で行われ、白鵬、鶴竜の両横綱は動きも良く、順調な調整ぶりを披露した。
2場所連続の優勝が懸かる白鵬は新小結の大栄翔と12番取って全勝。
腰痛により先場所を休場した鶴竜も、遠藤らとの12番で負けなしだった。

 

貴景勝

大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)を前に、横綱審議委員会(横審)の稽古総見が6日、両国国技館内の相撲教習所で行われた。
押し相撲が身上の大関・貴景勝は、右四つが得意の新関脇・朝乃山と10番取った。
貴景勝が懐に入って押し出す取り口が目立ったが、朝乃山もまわしを引いて対抗する場面も。
貴景勝は「真っ向勝負で、いい稽古ができた。立ち合いも確認できた」と充実感を漂わせ、朝乃山は「押されても残して自分の形にし、寄り切れたところもあった」と語った。
日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)は「(2人は)内容のいい稽古をしていた。将来、2人が綱を張ってもらうのが一番。頑張ってほしい」と期待を込めた。
2場所連続44回目の優勝を狙う白鵬は、昨年11月の九州場所で唯一敗れた新小結・大栄翔と12番取り、立ち合いで張り手やかち上げを織り交ぜて圧倒した。
白鵬は昨年の九州場所後、かち上げなどに関して横審から苦言を呈された。
この日、横審の矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は「それらしいのがあった。これからも見ていく」と話した。

 

豪栄道

カド番の豪栄道は阿炎らと9番。
大関復帰を目指す高安は、主に平幕と取って3勝3敗だった。

 

朝乃山

12日初日 大相撲初場所
大相撲の新関脇・朝乃山(25=高砂部屋)が5日、都内の田子ノ浦部屋に出稽古し、荒磯親方(元横綱・稀勢の里)と異例の三番稽古を行った。
17番取ったが得意の右四つに組ませてもらえず、まさかの1勝16敗。
課題が見つかった大関候補は、初場所(12日初日、両国国技館)で活躍して荒磯親方に恩返しすることを誓った。
どちらが現役か分からないような相撲が続いた。
右四つを得意とする朝乃山は、昨年初場所の引退から1年が過ぎている荒磯親方に右差しを封じられた。
左四つで胸が合うと何もできず、不十分な体勢で前に出ると突き落とし、投げで転がされた。
本場所での対戦はなかった親方から1勝しか挙げられず「左おっつけで上体が起きてしまった。相撲を取りながら“そんなに甘くないぞ”と伝えてもらった。まだまだ弱い部分がある」と自分の相撲を見つめ直した。
一門は違うが、所属する高砂部屋の若松親方(元幕内・朝乃若)が荒磯親方に稽古をつけてくれるように要請して実現した三番稽古。
荒磯親方は「力いっぱいやりました」と全てを出し切った。
徹底して右差しを封じたのは朝乃山のため。
「固めて当たってくるところで右が緩んでいる。上位はそこを突いてくる。本場所のためにあえて厳しくいった」と説明。
その上で「課題は形と馬力。そこがついていけば物凄く強い大関になる。今年が楽しみ。朝乃山の時代が来るんじゃないか」と期待した。
朝乃山にとっては反省ばかりではなく「勝てなかったけど、しっかり当たれて前に出て負けることが多かった。これからの相撲人生につながる」と収穫もあった。
「土俵の上で勝って、白星を届けるのが恩返し」。
貴重な経験を大関に続く道で生かしていく。

 

高安

大相撲の新関脇朝乃山(25)が5日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋へ出稽古し、元横綱稀勢の里の荒磯親方(33)と三番稽古(同じ相手と何度も取る)を行い、17番取って1勝16敗。
11月の九州場所を腰痛のため途中休場し、初場所で大関から関脇へ転落した高安は、自身の調整に充てた。
連日、出稽古を敢行しており、訪れた朝乃山にはぶつかり稽古で胸を出した。
荒磯親方と朝乃山の三番稽古を見守り、「朝乃山はこれからじゃないですか。自分もまた(朝乃山と)一緒に稽古していきたい」。
初場所で10勝すれば大関へ復帰できる。

 

照ノ富士

大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)で再十両を果たした大関経験者の西十両13枚目照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が6日、同所の相撲教習所内で行われた横綱審議委員会(横審)による稽古総見に参加した。
ホープの琴ノ若、豊昇龍ら十両力士と計5番取って4勝と上々の動きを披露。
昨年春場所には番付を序二段まで落とし、久々の参加となった横審の稽古総見を終えて「番数は多くなかったけど、一番一番少しずつ良くなったと思う」と話した。
西序二段48枚目から所要5場所で関取に復帰した。
「『先場所より今場所の方がいい』と毎場所感じている」。
20年は幕内の座も視界に入ってくる。「今年中に幕内に戻りたい。
自分の体と相談しながら、やれることをやりきる。自分がどこまでやれるか試したい」。
大関経験者の瞳に、自信がみなぎってきた。

 

小池都知事

最大9連休となったこの年末年始。
各地で仕事始めとなった6日、国技館では、恒例の稽古総見が一般公開で行われた。
両国国技館で行われているのは、横綱審議委員による新春の稽古総見。
12日から始まる初場所で、2場所連続優勝を狙う白鵬らが、熱の入った稽古を見せた。
そして、2020年に大関昇進の期待がかかる新関脇・朝乃山も、気合十分の取り組みを見せた。
また、2019年の台風19号で大きな被害を受けて、およそ1週間休校になった宮城・丸森町の中学校では、授業日数確保のため、予定より2日早い始業式になった。
丸森中学校・松崎隆校長「どの学校よりも早く活動をスタートすることで、気持ちの部分でも自覚や自信を高めて、災害で起きた精神的なハンデをはね返してほしい」
生徒「(ことしの目標は)友達や家族との時間を大切にすることです。先生方への感謝の気持ちを忘れずに、日々を過ごしていきたいです」
生徒たちは気持ちを新たに、新学期を迎えている。
一方、東京都の小池知事も6日から仕事始め。
2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向け、意気込みを語った。
小池知事「いよいよ、ことしはオリンピック・パラリンピックイヤーの到来であります。都庁一丸となって、関係者の皆さんとも連携しながら、まさに『ワンチーム』となって、オリンピック、そしてパラリンピックを成功へと導いてまいりましょう」
7月の開催に向け、準備も大詰めとなり、大忙しの1年になりそう。

 

元横綱輪島と輝

正月のお祝い気分に水を差すかのように、かの一休禅師はこう詠んで皮肉った。
「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」
昨年の大相撲秋巡業。幕内輝と会話した際に、平成30年10月に亡くなって間もなく一周忌を迎えようとしていた元横綱輪島、輪島博さん(享年70)の話題になった。
輝にとって輪島さんは父方の遠縁にあたり、通夜には地方巡業がはねてから急ぎ帰京して参列。
焼香もそこそこに次の巡業地へ向かっていったことを思い出す。
だが、仏から授かる名前は「まだ、知らないんです」とつぶやいた。
おせっかいを承知で、関係者にあたってもらうと、その法名(浄土真宗)は「盡性院釈大士」。
同じ石川県出身。
輝のしこ名は「輪島大士」の「大士」をもらって「輝大士」。
「たいし」と読ませる。
輝に法名を伝えると、「やはり『大士』が入っていましたね」。
法名の「大士」はしこ名にちなんだばかりではない。
「摩訶薩」という仏教の漢訳語で、大乗の菩薩と同じ意味。
阿弥陀如来の大きな願いの船に乗って、荒海のような人生を仏道として全うせんとする精神を表す、という。
石川県内の同じ宗派の寺ではこの法名をもとに法話ができた、と聞く。
生と死はまさに表裏。それをつなぐ縁。
年頭に、さかづきを傾けながら黙考するいっときがあってもいい。

 

宮城野部屋

大相撲宮城野部屋の稽古場で力士同士がけんかをする騒動を起こした問題で、日本相撲協会は6日、コンプライアンス委員会(委員長=青沼隆之・元名古屋高検検事長)に事実関係の調査と処分意見の答申を委嘱したと発表した。
発表によると、5日に危機管理部長の鏡山親方(元関脇多賀竜)が、当事者の幕内石浦(29)と幕下力士(30)から事情を聞いた。
石浦は4日の稽古中にだめ押しをされたと感じて幕下力士に手を出し、幕下力士もやり返したと説明したという。
2人とも反省の言葉を述べたというが、相撲協会は今後、コンプライアンス委員会の答申を受け、理事会で審議する方針。

 

大相撲初場所新弟子検査

大相撲初場所(12日初日・両国国技館)の新弟子検査が6日、東京・両国国技館で行われ、ともに飛龍高で、昨年の全国高校総体個人を制した大桑元揮(18)=伊勢ケ浜部屋=や篠原大河(18)=藤島部屋=ら受検した10人全員が身長167センチ以上、体重67キロ以上の体格基準を満たした。
内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。
ウクライナ出身で初の力士を目指すセルギイ・ソコロフスキー(22)=入間川部屋=は191センチ、162キロで通過した。
体格検査を通過した大桑は「自分は小さいけれど、大きい力士とやって勝っていきたい。(師匠の伊勢ケ浜)親方(元横綱旭富士)に指導していただければ大丈夫」と力を込めた。
昨年の高校横綱は168センチ、134キロと小さな体に負けん気の強さを秘め、馬力を生かした突き、押しが武器だ。
小学1年で相撲を始め、幼少期は横綱朝青龍の闘いぶりに胸を躍らせたという。
憧れは同じ伊勢ケ浜部屋で小兵の幕内照強。
昨年の全国高校総体後もトレーニングは続けており「まずは関取になりたい」と声を弾ませた。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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初場所 6日前情報!

白鵬

大相撲初場所(1月12日初日、東京・両国国技館)で2場所連続となる44度目の優勝を目指す横綱白鵬(34=宮城野)が26日、東京・墨田区の部屋で稽古を再開させた。
四股やテッポウなどの基礎運動や、立ち合いの確認を行った。
この日は若い衆に指導する場面が目立ち、初場所で西前頭5枚目と自己最高位を更新する炎鵬(25=宮城野)には土俵際から胸を出して押させるなど厳しく鍛えた。
ロケなどのテレビ出演や取材などで多忙な弟弟子。
「(炎鵬は取材などで)引っ張りだこだから稽古ができていなかったと思う。(今日は)土俵まわりを動いていて調子がいいのかと思って稽古をつけた」と話した。
12日に初日を迎える大相撲初場所(東京・両国国技館)に向けて、宮城野部屋が4日、東京・墨田区内の部屋で新年2日目の稽古を行ったが、熱が入るあまり三番稽古(同じ相手と連続して相撲を取る)の途中で、両者がケンカまがいの“乱闘”にまで発展してしまう場面があった。
幕内力士で西前頭10枚目の石浦(29)と、兄弟子にあたる幕下力士が三番稽古。
勝負が決まった後に、勝った方がだめ押ししたことや、立ち合いの張り差しなども発端となった。
負けた石浦が左太ももで蹴りを入れ、次の1番では負けて上がり座敷に倒れ込んだ幕下力士に、襲いかかるようにのしかかった。
たまりかねた横綱白鵬(34)が「いいかげんにしろ。せっかくのいい稽古が台無しになるぞ」とたしなめ、上がり座敷にいた宮城野親方(元前頭竹葉山)も注意した。
その後は何番か、内容の濃い相撲を取り続け冷静さを取り戻したかにみえた。
だが心の“導火線”に火が付いていた二人が、再び勝負の決した後に拳を握りながらの、さながらボクシングかと見まがうような“乱闘”を演じてしまった。
ここ数年、角界で問題になった陰湿で、加害者と被害者が明らかな事案とは質が異なる。
第三者不在の、密室や陰でふるわれていた暴力とも違う。
激しい稽古で感情むき出しになるのも同情の余地はあり、一昔前なら看過されていてもおかしくないシーンだ。
ただ、一連の暴力事案を受けて日本相撲協会では、研修会開催など暴力根絶に向けて一丸となっている。
さすがに見過ごすわけにはいかないと判断した宮城野親方は、両力士から事情聴取。
「何回もだめ押しがあって、ちょっと(石浦が)熱くなってしまった。悪気はないだろうが、きつく注意する以外にない。お互い反省しているが、あれ(乱闘)を見せられては(他の力士や雰囲気に悪い)影響を与える」と両者に注意。
さらに「暴力は暴力。当たり前のことです」と、同じ伊勢ケ浜一門の理事(高島親方)と危機管理部長(鏡山親方)に電話で報告したという。
迅速な対応ではあるが、協会の仕事始めは週明けの6日のため、この日はそれ以上の動きはなかったが、親方によれば両理事の反応は「稽古場のことだから仕方ない」とのことだったという。
当事者も反省しきり。
石浦は「中学の先生に『心は熱く、頭は冷静に』と言われていましたが…。ちょっと熱くなりました。(師匠からは)『冷静にやれ』と言われました」。
幕下力士も「一生懸命(稽古を)やった末のことですから」と常軌を逸した感のある稽古を振り返っていた。

 

貴景勝

去年の夏場所で新大関に昇進したあと、たび重なるけがに悩まされてきましたが、リハビリと稽古を重ねて復活を果たしました。
得意の突き押しには十分な威力があるだけに、ことしは万全な状態を維持できれば、綱とりへの期待の声も高まります。

 

豪栄道

12日に初日を迎える大相撲初場所(東京・両国国技館)に向けて、出羽海一門が3日、東京・両国の出羽海部屋で新年の稽古始めを行った。
左足の関節靱帯損傷で、昨年11月の九州場所を2日目から休場し、初場所は9度目のカド番で臨む大関豪栄道(33=境川)は、十両力士3人を相手に立ち合いから受ける稽古を23番、取って汗を流した。
既に年末から部屋の若い衆に胸を出す稽古は行っており「だいぶ踏ん張りがきくようになった。場所には間に合うと思う」と話した。
初日まで9日あるが「そんなに日にちがない」ととらえ、相撲を取る稽古も「明日、あさってぐらいからやりたい」と言い、出稽古も「状態が良ければ行きたい。そこは状態を見て」と、6日の横審稽古総見後を見据えた。
カド番も「まあ何回か経験している。緊張感はあるけど、そんな中で自分の相撲を、1日1日集中してやりたい」と話した。
もっとも新年の抱負を聞かれると、長いスパンでは考えられないようで、直近のことしか頭にない。
「とりあえず初場所が勝負なんで、そこに集中してやるだけ」の言葉を2度、繰り返した。
イキのいい若手関取衆で活況を呈した連合稽古に刺激されたのか、大関として壁になることに「そういう気持ちでやるのが大事」とも話した。

 

朝乃山

大相撲の新関脇朝乃山(25)が5日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋へ出稽古し、元横綱稀勢の里の荒磯親方(33)と三番稽古(同じ相手と何度も取る)を行い、17番取って1勝16敗。
昨年初場所中に現役を引退してちょうど1年の同親方にねじ伏せられた。
初場所(12日初日、両国国技館)の成績次第では大関昇進の可能性もある気鋭は、白星を重ねて恩返しする。
投げをくらい、土俵際で突き落とされる。
朝乃山がサラリーマンのような髪形の荒磯親方と、17番取って11連敗を含む16敗。
圧倒された。
同親方の現役時の武器だった強烈な左おっつけで、右四つ得意の朝乃山の右差しは完全に封じ込まれた。
朝乃山は「差させてもらえない(左の)おっつけはめったにない。上体が起きて、横綱のかたちになってしまった」と、最後は息が上がってしまった。
荒磯親方は引退後、同じ部屋の関脇高安以外に胸を出したことはない。
朝乃山とは一門も違う。
本場所での対戦もないが、今回の稽古は朝乃山が所属する高砂部屋付きの若松親方(元幕内朝乃若)からの依頼を受けて、荒磯親方が一肌脱いだ。
朝乃山は平幕だった昨年9月の秋場所で10勝、新三役(小結)だった11月の九州場所で11勝を挙げて新関脇に昇進。
四つ相撲の型を持つが、同親方は「右を差す力は強いから、(相手は)それを殺しにかかってくる。それが上位力士のうまさ。まだ、右が緩い」と指摘。
朝乃山は「勝てなかったが、前には出られた。これからの相撲人生につながる」と感謝した。
力士ではなく、親方の胸を借りることを目的とした画期的な育成交流。
けんか四つの究極の攻防を肌で教えた荒磯親方は「オレはサンドバッグ。大関に上がるために協力していきたい。今年が楽しみ。朝乃山の時代が来ると思うよ」。

 

御嶽海

大相撲初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)で三役復帰を目指す西前頭2枚目御嶽海(27=出羽海)が28日、東京・墨田区の部屋で稽古を行った。
若い衆を相手に、立ち合いの踏み込みの確認を約20回行うなど、精力的に汗を流した。
番付発表後の25日以降は出稽古に来た春日野部屋の関取衆と相撲を取って稽古を重ねたが、この日、春日野部屋では餅つきが行われたため、相撲は取らず基礎運動に終始する1日となった。
年内は31日まで稽古を行う予定。
今年の年初と同様、年明けは東京・台東区の浅草寺での初詣を計画している。
「今年おみくじを引いたときは『大凶』だった。初場所のときもそうなった(けがで7日目から休場)ので『そういう年か~』と思っていた」。
それでも9月の秋場所では2度目の優勝を果たし、存在感を示した。
「そのおみくじにも『いいことも悪いこともある』と書いてあった。でもそれって、当たり前じゃんって。あてになりませんね」と、苦笑いを浮かべた。
九州場所では6勝9敗と負け越し、17場所連続で在位した三役の地位から陥落した。
出直しとなった大関昇進に向けて、25日に行われた力士会の体重測定で175キロを記録した体重を落とすことから始める。
「しっかり絞ろうと思います」と、明るい表情で話した。

 

明生

12日に初日を迎える大相撲初場所(東京・両国国技館)に向けて、出羽海一門が3日、東京・両国の出羽海部屋で新年の稽古始めを行った。
関取衆が熱のこもった申し合い稽古を行う中、東前頭5枚目の明生(24=立浪)は、土俵の外でのすり足などで汗を流した。
実は昨年末の12月28日の、部屋での稽古で左上腕部と肘の筋肉を部分断裂したという。
相撲を取る稽古で「普通に押すところを強引に差しにいったら、音が鳴りました」とケガをした状況を説明した。
以後は稽古は回避し治療やリハビリに専念したというが「まだ痛い。やっと曲げたり動かせるようになった状態。最初は指を動かすことも出来なかった」という。
初日まで1週間以上あるが、本場所出場は「たぶん」と前置きした上で「大丈夫。まあ出るつもりでやってます」と歯切れが悪い。
それでも努めて前向きにとらえているのか「今はちょっと体を休ませないといけない時期。ちょっと、やり過ぎだったし、これもいい方向に持っていきたい」と話した。
若手成長株として、今年は幕内上位、三役を目指したい。
「今年1年は勝負の年。何事も挑戦、勝負していきたい。いい1年になると思う」と、思い直すように明るい表情で新年の抱負を語っていた。

 

炎鵬

中日スポーツ、東京中日スポーツ制定の第56回大相撲幕内最優秀新人賞に26日、西前頭5枚目の炎鵬(25)=宮城野=が選考委員による投票で決まった。
年明け1月12日の初場所初日中入り前、東京・両国国技館の土俵上で表彰式が行われる。
東京都墨田区の宮城野部屋からほど近い東京スカイツリーを背に、関取衆の中で一番小さな炎鵬が受賞の喜びを爆発させた。
「新人賞というのがあることを知らなかったのでびっくりです」
夏場所で新入幕を果たすと、炎鵬ブームが巻き起こった。
168センチで100キロに満たない炎鵬が懸命に前へ攻め、多彩な技も繰り出す。
あっという間に人気力士となっていった。
九州場所まで4場所の幕内成績は、勝ち越し3場所。
技能賞1回。その数字だけを見れば、11人の候補者の中で少し見劣りするかもしれない。
だが、本紙評論家の北の富士勝昭さんはこう評価する。
「大勝ちもないが、大負けがない(7勝8敗)のが立派。小兵でありながら、立ち合いに変化をしないのが素晴らしい」。
そして、相撲内容とは別に「人気が絶大なのが新人賞にふさわしい」と付け加えた。
炎鵬は「そういう評価をしていただけるのは光栄なことです。賞をもらって、さらに頑張っていかなきゃ、という気持ちです」と目を細めた。
土俵に上がると館内随一の大声援。
「最初はそれがプレッシャーになってましたけど、最近はそれを自分の力に変えなきゃと思ってます」とファンと一体となって白星を目指す。
今年を振り返ると「苦しい1年でした。終わってみればいい1年だったと言えるかもしれませんけど、やってるときはどうなるか分からない。一日、一日が苦しかったです。精神的に自分との戦いです。(今年を漢字一文字で表すと)『苦』ですね」と疲労感をにじませた。
それでも「来年は、今より強くならないといけない」。
一歩でも、半歩でも前進したい。そんな懸命さが炎鵬をさらなる飛躍へ導いてくれる。
5日、日本テレビ系「行列のできる法律相談事務所 3時間SP」にゲスト出演した。
大ファンのフリーアナウンサー、田中みな実(33)に終始デレデレだった。
番組では、炎鵬の会いたい人として田中が登場。
この日のMCを務めたタレント、明石家さんま(64)は他の番組で共演した際に「あの女だけは本当にやめとけよ」と釘を刺していたというが、さんまの助言もむなしく炎鵬は昨年12月に発売され、累計30万部を超える大ヒットとなった田中の処女写真集「Sincerely yours…」を購入。
食い入るように見たと明かした。
さらに、田中から「何冊あってもいいかなと思って」とサイン入りの写真集と未公開写真をプレゼントされるとニヤニヤが止まらず。
お気に入りのページにサインをもらい、田中から「初場所、頑張ってください」と激励された炎鵬は「がんばります!」と力を込めた。

 

石浦

「大相撲初場所」(12日初日、両国国技館)
幕内石浦(29)=宮城野=が4日、都内の部屋で同部屋の幕下宝香鵬(30)と相撲を取る稽古を行った際、熱くなり横綱白鵬の目の前で殴り合いとなった。
土俵外で“ダメ押し”を食らい思わず蹴りが出ると双方、にらみ合い。
その後も収まらずにパンチの応酬に発展し最後は白鵬が割って入り“レフェリーストップ”した。
稽古自体は熱のこもった真剣勝負で同学年ゆえ、負けん気に火が付いたもよう。
師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)は稽古後、両者に対し注意。
「お互いがきつく反省して心得ないと。回りで見てる子らにも影響を与える」と兄弟子として模範になるべき2人の“ケンカ”を重く捉えた。
石浦は「冷静に稽古しないと」と猛省した。
「暴力は暴力」と師匠が日本相撲協会に報告。
協会からは「稽古場のことだから」と言われ処分には相当しない。
とはいえ、昨年も角界は元十両貴ノ富士の暴力事件などに揺れ、昨年末、協会は暴力再発防止強化策をまとめたばかり。
稽古場とはいえ、新年早々、あきれるほかない。

 

琴ノ若

大相撲の元横綱琴桜の孫で、佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の長男、東十両2枚目琴ノ若(22=佐渡ケ嶽)が5日、初場所(12日初日、東京・両国国技館)に向けて千葉・松戸市の部屋で稽古を行った。
申し合いで西前頭13枚目琴恵光(28)、西十両8枚目琴勝峰(20)と計17番取って13勝。
幕内に定着している兄弟子と成長著しい弟弟子を相手に、組んで良し、離れて良しの安定感のある相撲を披露した。
順調な調整ぶりを印象づけたが「稽古場と本場所は違うので」と、控えめに話した。
“親子3代”の関取として注目を浴びる中、新十両だった昨年7月の名古屋場所から3場所連続で勝ち越している。
昨年12月の力士会で行われた体重測定では173キロを記録。
昨年8月から9キロ増加し、体の厚みも増してきた。
1週間後に始まる初場所の成績次第では、3月の春場所で新入幕昇進の可能性もあるが「そこは全く意識していない。目の前のことに集中していくだけ」と淡々と話した。
父で師匠の佐渡ケ嶽親方は「(新十両昇進で)壁を乗り越えた感じがあるが、まだ上の番付がある。目指すところは先代(琴桜)の番付だと思う。これからがスタート」と、さらなる飛躍を期待した。

 

荒磯親方

大相撲の荒磯親方(元横綱・稀勢の里)が5日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋に出稽古に来た新関脇の朝乃山(25=高砂部屋)と三番稽古を行い、25分間で17番取って16勝1敗と圧倒した。
最初の相撲は左四つから朝乃山に出られたが左すくい投げで転がした。
その後も左からのおっつけで朝乃山の右差しを封じ、不十分な体勢でも前に出てくる相手を翻弄。
昨年初場所での引退から約1年がたっているが、胸が合うと地力の違いを見せつけた。
12番目の相撲では上体を起こされて右上手を許して寄り切られたが、敗れたのはこの相撲だけ。
現役力士と見まがう内容で、稽古を見た解説者の舞の海秀平氏は「(現役時代の)腰高も直っている。朝乃山よりも腰が低い。一番強いんじゃないの」と舌を巻いた。
荒磯親方は引退後も弟弟子の高安の稽古相手を務めているが、他の部屋の関取と稽古したのは初めて。
「力いっぱいやりました」と全てを出し切った。
徹底して右差しを封じたのは朝乃山のためで「右を差す力が強いから、みんな殺しにかかってくる。本場所のために、あえて厳しくいった」と説明した。
息が上がるのも朝乃山の方が先で「もっと型にこだわっていけばいい。そうすれば息が上がらない。型と馬力が課題」と指摘。
その上で「それができればものすごく強い大関になる。今年は楽しみ。朝乃山の時代が来るんじゃないか」と太鼓判を押した。
朝乃山が所属する高砂部屋の部屋付きの若松親方(元幕内・朝乃若)が荒磯親方に要請したことで、この日の稽古が実現した。
朝乃山は現役時代の荒磯親方と本場所で対戦したことはなく、稽古をしたのも「自分が新入幕(17年秋場所)だった時の巡業以来」だった。
三番稽古が終わると、ぶつかり稽古では関脇・高安に何度も転がされた。
「いい稽古ができた。勝てなかったけど、しっかり当たれて前に出て負けることが多かった。これからの相撲人生につながる」と収穫を得た様子だった。

 

舞の海

大相撲の新関脇朝乃山(25)が5日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋へ出稽古し、元横綱稀勢の里の荒磯親方(33)と三番稽古(同じ相手と何度も取る)を行い、17番取って1勝16敗。
大相撲解説者の舞の海秀平氏(51)が田子ノ浦部屋を訪れ、荒磯親方を「最強親方ですね」と絶賛した。
腰を落として土俵際での逆転のすくい投げなどを見て「(現役時の)腰高も直っている。朝乃山より低いし、初場所に出ても優勝でしょ。(現役)復活制度とかないですかね。今が一番強いんじゃないですか」と持ち上げた。
返す刀で朝乃山には、「辞めて1年たった相手に勝てないのは深刻に受け止めた方がいい」と手厳しかった。

 

嘉風

相撲愛では誰にも負けない自負がある。
「自分にとって唯一無二の存在。なぜこんなに好きなのかは分からないけれど」と笑う。
だがどんなに好きでも、長く寄り添えば、マンネリ化は免れない。おしどり夫婦にも、倦怠期があるように。
平幕を上下していた20代後半はまさにそんな時期だった。
「上を目指すどころか、幕内にいられたら十分と下ばかり見ていた。勝ち越しにさえこだわっていなかった」という。
番付の下げ幅は、負け越した星の数が目安になる。
幕尻まで7枚あれば4勝11敗、3枚なら6勝9敗で目標達成だ。
「周りにもそう公言して、恥ずかしいとも思わなかった。頑張ってケガをするより、多くを望まなければそれなりの生活もできるし」
絵に描いたような”サラリーマン力士”に転機が訪れたのは、30歳を過ぎたころである。
巡業先で大ケガを負い、リハビリに通っていた師匠の尾車親方(元大関琴風)から「せっかく自由に動く体があるのだから頑張りなさい。(番付が)落ちるのは早いぞ」と発破をかけられた。
同じ頃、妻がふと「あなたの対戦相手はみんな三役になっているのに、あなたはなんでなれないのかな」と漏らした。
これで心に火が付いた。
土俵で猛稽古をするのは年齢的に厳しい。
地道な基礎運動を繰り返すのも性に合わない。
「消去法」の末、身銭を切って専門家につき、食生活の改善とトレーニングで肉体強化を図った。
「大した稽古もせずに幕内に居続けられたのだから、運動神経は悪くないという変な自信があった。体をつくればもっと上でやれるだろう、と」。もくろみは当たり、見違えるような相撲を取り始めた。
32歳になった2014年、初場所から2場所連続の2桁勝利で新三役に昇進。
名古屋場所では史上最年長(当時)となる初金星も手にした。
その後も7つの金星を積み上げ、次々と三賞を受賞した。
上位陣を苦しめたスピード感あふれる取り口は「アドリブです」という。
「一瞬で勝負がつく相撲はジャンケンのようなもの。事前にあれこれ考えても仕方ない。横綱大関戦はあいこで粘って、ワンチャンスで勝つイメージでした」
土俵との別れは突然やって来た。
今年6月、故郷の大分で観光PRの川下りに参加した際、右足を岩に打ち付けて重傷を負い、ヘリコプターで運ばれた。
装具をはめた右足首はいまもほとんど動かない。
引退を決めると、母から「足がもげでもしないと辞めないのだから、あなたらしい辞め方だ」とねぎらわれた。
将来の独立を見据えつつ、当面は尾車部屋で後進の指導に当たる。やりがいは感じるが、現役に未練がないといえば嘘になる。
「誰かを恨んでいるわけではない。でも辞めるなんて想像できなかった。足が治って土俵にもう一度立てるなら、何億円でも出しますね」。
やるせない寂しさは、時が癒やしてくれるのを待つほかない。

 

大相撲力士会 協会がインフル予防接種時期の見直し

大相撲の十両以上の関取による力士会が25日、東京・両国国技館で開かれ、日本相撲協会の尾車事業部長(元大関・琴風)がインフルエンザ予防接種の時期を見直すことを説明した。
協会は例年、11月の九州場所後に東京でインフルエンザの予防接種を行っている。
場所後の冬巡業に参加する力士は後回しになることが多く、今年の冬巡業ではインフルエンザで休場する力士が続出。
十両・貴源治がインフルエンザ感染との診断を受けたにもかかわらず、取組に参加する事態も起きた。
尾車事業部長は「巡業に出る力士は、遅くても九州場所が行われる福岡で予防接種を受けられるようにするなど、一番いい方法を考える」と話したという。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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初場所 17日前情報!

白鵬

大相撲初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表され、11月の九州場所で4場所ぶり43回目の優勝を達成した横綱白鵬(34=宮城野)に注目が集まる。
九州場所千秋楽の翌日(11月25日)には新たな目標として「優勝50回」をブチ上げた。
この時は優勝した勢いで思わず走った印象も与えたが、実際には白鵬なりの考えがあったという。
24日の会見では「言うつもりはなかったけど、皆さんにあおられて(笑い)」と冗談を交えながら「年が明けて五輪が終わったら、目標を失うのが目に見えている。『絶対にそうなる』と感じているんでね」と説明。
「夢は追いかけていくもの。達成できるかできないかは別として、大台50回があれば五輪後もモチベーションを持ってやっていける」と力説した。
かねて白鵬は東京五輪が開催される2020年までの現役続行を公言。
土俵に立ち続ける原動力となる一方で、五輪終了後は「燃え尽き症候群」に陥る可能性もあった。
過去には大鵬の優勝32回などの大目標を達成した直後にモチベーションが著しく低下した経験があるだけに、自ら先手を打って新目標を掲げたというわけだ。
その大横綱は「今年は優勝2回なので、来年は3回」とノルマを設定。
先場所で見せた張り手やカチ上げに横綱審議委員会が苦言を呈したことについても「禁じ手ではないからね」と全く意に介していない。
その強気な表情からも現時点では新たな一年をラストイヤーにする気はなさそうだ。

 

朝乃山

大相撲の新関脇朝乃山(25)が25日、東京・墨田区の高砂部屋で番付発表後の稽古を再開。
白色の稽古まわしも新調し、四股、すり足、ぶつかり稽古などで汗を流した。
来年1月の初場所(12日初日、両国国技館)へ向けて、年明けから出稽古を開始するという。
昇進を機に、現在の薄紫色の締め込みを未使用の黒色のものにする考えもあるが、体になじませる時間がなく「まだ硬くてうまく腰が割れるか、どうか」と思案中だ。
今年は平幕だった5月の夏場所で初優勝。
新三役(小結)だった11月の九州場所では11勝を挙げ、初場所で西前頭8枚目だった番付を関脇まで押し上げた。
だが、「うまくいきすぎた。来年もうまくいくとは思っていない。新しい壁、試練が待っている。それを乗り越えないと上にはいけない」。
大みそかは故郷・富山県で迎えるが、「勝っておごらずですね」。頭を垂れて年を越す。

 

高安

カド番だった九州場所を腰痛で途中休場して関脇に転落した高安が、いきなり体調不良に陥った。
都内の部屋で行われた朝稽古を四股だけで途中で切り上げ、午後に行われた力士会も欠席。
関係者によると、インフルエンザに感染したとの連絡があったという。
初場所での2桁勝利が大関復帰の条件だが、今後の調整が懸念される。

 

御嶽海

来年一月十二日に東京・両国国技館で初日を迎える大相撲初場所の番付が二十四日に発表され、上松町出身の御嶽海(本名大道久司、出羽海部屋)は西前頭二枚目となった。
九州場所まで十七場所連続で維持した三役から降格し、二〇一七年初場所以来の平幕で土俵に上がる。
都内の出羽海部屋で取材に応じた御嶽海は「悔しい」と何度も口にし、「また上を目指して頑張りたい」と表情を引き締めた。
九州場所では右まぶた上を切るけがも影響し、六勝九敗と負け越した。
秋場所優勝を受け、大関昇進への期待を担って臨んだが不本意な結果となった。
精神面での課題を挙げた一方「久々の平幕。暴れたい」と気合も見せた。
取材終盤には、母校の木曽町中学校の相撲部員らからこの日の朝に届いた動画の応援メッセージをスマートフォンで見て、ほほ笑んだり、目頭を押さえたりする場面もあった。
25日、27歳の誕生日を迎えた。
都内の両国国技館で行われた力士会に参加して27歳の目標を発表。
「(体重の)マイナス10キロを目指します」と宣言した。
自身のベスト体重を「165キロ」とする中、この日の体重測定では175キロを計測。
九州巡業で「暴飲暴食」をしてしまったと明かし「付け人と一緒に太った。鶴竜関にも『また太った?』と言われた」と頭をかいた。
急激なダイエットは体に負担をかけるため「来年の九州場所には12.3キロ落としておきたい」と計画的に減量に励む予定。
九州場所で負け越し、約3年間守った三役から落ち一からのスタートとなるが、まずは体重管理からストイックになる。
「かっこいい体を目指そうかな」と、心機一転を誓った。

 

霧馬山

大相撲の初場所(来年1月12日初日、両国国技館)の新番付が24日に発表され、西十両5枚目だった九州場所で11勝4敗の好成績を残した霧馬山(23)=陸奥=が新入幕を果たした。
「(新入幕は)十両に上がった時からの次の目標だった」。
モンゴルに住む両親には「これで15日間、テレビで(自分の)相撲が見れるよと報告したい」と笑顔を見せた。
転機は横綱・鶴竜の陸奥部屋への移籍だった。
今年9月に井筒親方(元関脇・逆鉾)が死去。
同じモンゴル出身の横綱が兄弟子になった。
「毎日、胸を出してもらい『どんな相手でも自分の相撲を取るようにしないさい』というアドバイスも貰いました」
食事面でも横綱の目がキラリと光った。
九州場所中、毎日の食事でも横綱が隣に座り「もっと食べろ」と言われたという。
普段はご飯がどんぶり2杯の食生活が3杯になり、体重も10キロ以上増えて140キロ台になり、取り口にも重さが出た。
初場所では尊敬する横綱の露払いも務める。
「新入幕は横綱のおかげです」と感謝の言葉も忘れなかった。
モンゴル・ドルノド県セングレン村の出身。父・ビャンブチュルンさん(49)は羊を飼育する遊牧民だった。
幼い頃から父の仕事を手伝いながら乗馬などで自然と足腰が鍛えられた。
2017年の九州場所で三段目優勝した時は日本語もほとんど話すことが出来ず、近くを通りかかった同じモンゴル出身の力士が通訳を務めたほどだった。
番付と同じように日本語も急上昇で流ちょうになった。
陸奥部屋では2008年の白馬以来、11年ぶりの新入幕。
師匠の陸奥親方(元大関・霧島)は「本人の目指しているのはもっと上。それも本人がやる気にならないと難しいが、本人にやる気があるので、これからも厳しい事を言う。本人がどこまで自分を追い込めるかだ」と期待を寄せていた。

 

照ノ富士

大相撲初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)で関取に復帰する大関経験者、西十両13枚目照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が25日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われた力士会に出席した。
力士会は関取衆で構成され、再十両の照ノ富士にとって久しぶりの参加となり、周りの関取衆からも声をかけてもらったという。
「うれしかった。以前と変わらないけど、久しぶりだった」と、懐かしげに話した。
初場所に向けて九州場所前と同様に、時津風部屋への出稽古で調整を進める方針。
両膝のけがなどからカムバックした28歳は「お客さんに元気な姿を見せられるように頑張りたい」と、決意を語った。

 

大相撲力士インフル

大相撲の十両以上の関取で構成する力士会が25日、東京・両国国技館で開かれ、公傷制度の復活を日本相撲協会側に要望した。
同制度は03年を最後に廃止されたが、近年は異常な程に重傷者が続出。
要望を受けた協会の尾車事業部長(元大関琴風)も検討する意向を示した。
先場所は横綱鶴竜に大関は豪栄道、高安が休場。
貴景勝、栃ノ心、高安と3場所連続で大関降下者が出た。
元大関照ノ富士や人気業師の宇良も序二段まで番付を落とし、再起ロードを歩んでいる。
番付降下を避けるため強行出場し悪化させるケースも多く力士生命に関わる問題。
かつては公傷認定による休場力士が続出したため廃止となった経緯はあるが、明らかに本場所で負った重傷と認められるなら再考の余地はある。
今後、制度適用基準など協議される。
また冬巡業でインフルエンザがまん延。
十両貴源治が感染したにもかかわらず、相撲を取らせた問題も発覚。
尾車部長は、これまで冬巡業後に行っていた予防接種を、冬巡業前に前倒しする対策案を示した。

 

公傷制度復活を大相撲力士会が要望

大相撲初場所前の力士会が25日、東京・両国国技館で開かれ、力士会から公傷制度復活の要望が出された。
本場所中にけがをして翌場所を休場しても、公傷が認められればその次の場所も同地位にとどまれるという同制度は、2003年九州場所を最後に廃止されていた。
力士会会長の横綱鶴竜は「公傷制度の話が出ました。要望を提出しました」とした。
九州場所では9関取(本場所中に8人)と多くの休場者が出ていた。
力士会では尾車事業部長(元大関琴風)が対応し、参加した関取の1人は「前向きに対応してくれる感じがした」と話した。
また、冬巡業でインフルエンザが流行したことで、尾車事業部長は「巡業に出る力士は、出る前に予防接種をできるようにできないか」など検討していくと話した。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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初場所 18日前情報!

白鵬

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(12日初日、両国国技館)の新番付を発表。
横綱白鵬は4場所ぶりに東に戻り、東京・墨田区で会見。
43度目の優勝を果たした先場所後、「優勝50回」の目標を掲げたが「五輪が終わったら目標を失うというのが見えた。大きい夢があればモチベーションを保ってやっていける」と説明した。
横綱審議委員会から、かち上げや張り手に苦言も上がった。
それでも「自分は自分の相撲を取るだけ。禁じ手というわけでもない」と意に介さなかった。

 

貴景勝

<第8回日刊スポーツ大相撲大賞(7)>
大関貴景勝(23=千賀ノ浦)が「敢闘精神にあふれたで賞」を、文句なしで受賞した。
日本相撲協会は本場所中、来場者や協会公式アプリの有料会員から幕内、十両の「敢闘精神あふれる力士」としてアンケートを募っている。
6場所90日のうち、貴景勝が幕内1位を23回獲得して最多。
さらに1位を3点、2位を2点、1位を1点で算出しても、唯一の3桁となる102点でトップに立った。
新大関だった5月の夏場所を途中休場、7月の名古屋場所を全休。
休場数は25回に及んだが、迫力ある押し相撲を武器に、土俵に立てば圧倒的なファンの支持を集めた。
3月に大関昇進を果たした一方で、その後は右膝や左胸の負傷にも苦しんだが、その経験も前向きにとらえる。
「いいことも悪いこともたくさんあった。大関にも上がってけがもあったけど、この1年で自分の中では深みが増した気がする。来年にも生きてくると思う」。
冬巡業の朝稽古では幕内力士の中でも早く稽古場に現れ、土俵下で幕下、十両の稽古の様子を観察。
四股や腕立て伏せなどの基礎運動をこなしながら、琴勝峰や豊昇龍、霧馬山らホープに稽古をつけ、看板力士として巡業を盛り上げた。
来年1月の初場所(12日初日、東京・両国国技館)に向けて「体をしっかりつくって臨みたい」と、静かに闘志を燃やした。
“武士道精神”を重んじる23歳が、来年20年も角界の顔になる。

 

豪栄道

令和元年秋場所以来、自身9度目のカド番。

 

朝乃山

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(12日初日、両国国技館)の新番付を発表。
新三役(小結)だった11月の九州場所で11勝を挙げた朝乃山(25)が新関脇へ昇進し、東に座った。
今月64歳の誕生日を迎えた師匠の高砂親方(元大関朝潮)は1年後に定年となる。
東京・墨田区の高砂部屋で会見した朝乃山は、それまでに大関昇進の吉報を届けられるよう自らを奮い立たせた。
年は改まっても、番付を駆け上がる勢いは止まらない。
先場所は新小結で11勝、新春の土俵は新関脇で立つ朝乃山は「今の番付より、もっと上を目指す。常に挑戦者の気持ちで挑んでいる」と目線を上げた。
会見に同席した師匠の高砂親方も新小結の昭和55年夏場所で10勝し、朝乃山と同じく翌場所に新関脇へ。
その地位でも11勝を挙げ大関候補とされながら、実際に手が届いたのは3年後だった。
右四つ左上手の型を持つ弟子に「オレは惰性でやっていたから。しっかり自分の相撲をつかみ取る気持ちでやらないと…」と注文する。
同親方は来年12月に協会の定年の65歳となる。
初場所の成績次第では大関とりが実現する可能性もある朝乃山は「2桁勝たないと意味がない。親方の期待に近づけるように頑張りたい」と明言した。
高砂部屋は例年、年明け3日に稽古はじめ。
その後に先々代5代目(元横綱朝潮)、先代6代目(元小結富士錦)の歴代高砂親方へ墓参する。
朝乃山ら若い力士は面識がないが、部屋の伝統を肌で感じる大切な時間だ。
朗らかな現師匠とのやりとりも、きっと財産になる。
朝乃山は年末、富山県へ帰郷するという。
それを聞いた高砂親方は間髪を入れず「『秘密のトレーニング、山籠もりでもする』といっておけばいい。『どこの山ですか』と聞かれたら『富山』です、と。一緒だっちゅうの。最後にオチをつけました!」。

 

高安

大関降下は11月の九州場所の栃ノ心以来。
3場所連続で大関降下力士が出るのは昭和以降初めて。
初場所で2桁勝利を挙げれば陥落場所の特例で大関に返り咲く。

 

阿炎

平成18年名古屋場所~19年初場所の稀勢の里以来、4場所連続の小結。

 

大栄翔

24日に発表された大相撲初場所(来年1月12日初日)の新番付で、大栄翔が新小結に昇進した。
埼玉県草加市の追手風部屋で記者会見し、「今年の目標だったので、すごくうれしい。場所を重ねるごとに力が付いていると実感できた」と喜んだ。
追手風部屋からの新小結は平成30年夏場所の遠藤以来。
埼玉県からは令和元年名古屋場所の阿炎以来、戦後5人目。
3月の春場所から幕内上位で一進一退し、ようやく壁を越えた。
先場所2日目には白鵬に土をつけ、「自信になった。自分は前に出るしかないと改めて思った」という。
得意の突き押しで真っ向勝負し、東前頭筆頭での勝ち越しにつなげた。
年始に掲げた「三役昇進」「初の三賞」「初金星」の目標全てを達成した。
「目標の三役にやっとなれた。同年代が多いので負けられない」
「また新しい一年が始まる。東京五輪もあるが、自分は相撲で盛り上げたい」と役力士としての自覚を口にした。

 

豊山

日本相撲協会は24日、大相撲初場所(来年1月12日初日・両国国技館)の新番付を発表した。
先場所8勝の豊山(新潟市北区出身)は、変わらず西前頭9枚目。

 

琴恵光

来月12日から始まる大相撲初場所の番付が発表されました。
宮崎県延岡市出身の琴恵光関は、前頭13枚目でのぞみます。
日本相撲協会が24日発表した大相撲初場所の番付。
延岡市出身の琴恵光関は、先場所から番付を6つ下げ、西の前頭13枚目で幕内8場所目となる土俵にのぞみます。
琴恵光関は先場所、前頭7枚目で土俵に上がりましたが、5勝10敗と負け越しました。
大相撲初場所は来年1月12日に初日を迎えます。

 

霧馬山

大相撲初場所(来年1月12日初日)の番付で新入幕を果たした霧馬山が24日、東京都墨田区の陸奥部屋で記者会見に臨み、「十両になった時の次の目標だった。今度は三役を目指したい」と抱負を述べた。
陸奥部屋からの新入幕は、平成20年夏場所の白馬以来。
「幕内ならモンゴルでもテレビで映るのがうれしいし、楽しみ。次の目標は三役」
相撲未経験ながら、初土俵から5年足らずで出世した。
飛躍のきっかけは、師匠の死去に伴い9月の秋場所後に転属してきた鶴竜。
モンゴルの大先輩に見守ってもらう中、ノルマを課されていた食事をこなせるようになって体重が増え、前まわしを引いて頭をつける攻めに迫力が増したという。
師匠の陸奥親方(元大関霧島)は「喜びは一瞬。けがをしない体をつくりながら、稽古量を増やしてほしい」と期待を寄せた。

 

返り入幕

元関脇の勢は5場所ぶりの幕内復帰。
同じく関脇経験者の栃煌山と魁聖も再入幕。
元大関の照ノ富士は10場所ぶりに十両に復帰した。

 

返り十両

元大関の照ノ富士が10場所ぶりに十両に復帰した。
他の再十両は元小結の千代鳳、朝玉勢、美ノ海、魁。新十両はいなかった。

 

春日野巡業部長

大相撲の十両貴源治(22)=千賀ノ浦=が冬巡業で、インフルエンザ感染中に相撲を取らされたことが発覚。
日本相撲協会は23日、事実関係を認めたが、関係者への処分はなく、浮き世離れした言い訳に終始した。
11日の佐賀巡業で体調不良を訴えた貴源治は、病院で「インフルエンザA型」の診断を受け、「少なくとも5日間または解熱後2日間は自宅安静を要する」との診断書を提出。
しかし、春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)の判断で取組に出場するよう指示された。
芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「相撲を取らせてしまったことは間違いだった。今後の対策として、そうなった場合は、すぐに隔離すると、しっかりまとめました」と報告。
「十両はたまたま(冬巡業の)最終日。病院に行って帰ってきたのが取組の寸前で、対策がなかなか取れなかったところは落ち度」と弁明した。
貴源治の師匠である千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)に対しても、八角理事長(元横綱北勝海)が謝罪したという。
九州を中心に1日から始まった冬巡業では、インフルエンザで少なくとも関取衆8人以上が休場。
そんな状況で、感染力士を取組に出場させた管理責任を、真っ先に問われるべきは巡業部トップの春日野部長だろう。
ところが、春日野部長は「自分の言うことは広報部に話した」と答えるのみ。
芝田山部長は「取組、土俵入りの人数が少なくなる中で、巡業部長もいろいろ苦心していたと思います」と擁護し、処分は下されなかった。
また、巡業は力士と観客が接する機会も多く、会場が狭いため感染拡大のリスクも大きいが、そこまで気が回らなかったのか、来場者に対するお詫びは一切なかった。
2016年初場所では、安美錦(現安治川親方)がインフルエンザで6日目から休場も、2日休んだだけで8日目から再出場した例がある。
職場や学校ではインフル感染者は、本人の意思にかかわらず発症から5日程度の強制隔離が当然のルール。
2日で出てくることなど考えられないが、角界では特に問題視されることもなかった。
客商売でもある相撲協会全体が、いかにインフルエンザに対する認識が甘いかが、今回の件で改めて露呈した形だ。
監督官庁でもある文部科学省が、徹底的に指導に乗り出すべきだろう。

 

1918(大正7)年5月の大相撲夏場所

1918(大正7)年5月の大相撲夏場所は休場者が相次いだ。
流行性感冒によるもので世間は「相撲風邪」と呼び、「力士病」ともいわれた。
これが悪名高い「スペイン風邪」の日本における先がけとなった。
39万人が亡くなったスペイン風邪の日本での大流行は同年秋で、相撲風邪は後年「春の先触れ」と呼ばれる。
この時は力士に死者はなく、大流行の際も相撲界では感染者が少なかった。
予防注射の役割を「先触れ」が果たしたらしい
相撲界と流行性感冒といえば、江戸時代に無敵をうたわれた横綱・谷風が「風邪」で亡くなったのも有名な話である。
力士間の感染症流行は世の注目を集めてきただけに予防策は万全と思ったが、実際はそうでもなかったようである。
大相撲の十両・貴源治がインフルエンザに感染しながら、協会の指示で巡業の取組に出ていたとして問題になった。
感染の報告が取組間際だったために対応できなかったというが、当然ながら今後は直ちに休養させる方針を確認した。
この巡業では関取ら約30人が感染、休場者が相次いでいたという令和版・相撲風邪である。
今季のインフルエンザは流行開始が早く、最新のデータでも全国的な感染が例年に比べて広がっている。
流行のピークは年明けとなりそうだ。
つい先日は長野県で小6女児がインフルエンザ脳症で亡くなった。
子どもや高齢者らの命を守るためにも、感染を広げぬ努力にわずかな隙も作りたくない。
令和版・相撲風邪からくみ取るべき教訓である。

 

豪風現役引退

大相撲の元関脇豪風(本名・成田旭、北秋田市出身)が1月、39歳で現役生活に終止符を打った。
東十両12枚目で臨んだ初場所は、懸命の取組が続いたが結果は伴わなかった。
9敗すれば幕下転落が避けられない状況で、9日目に早々と負け越し。
10日目の1月22日に現役引退を表明した。
「悔いは一つもない。長くやった分、多くの方に見ていただけた」と満足感を漂わせた。
幕下付け出しでデビュー以来、通算100場所を務め、98場所を関取として戦った。
生涯戦績は687勝746敗46休だった。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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大相撲ニュース

白鵬

上機嫌の白鵬が口にしたひと言が重かった。
「一番稽古をしている自信がある」
1年を締めくくる九州場所。
朝稽古で1時間以上かけて基礎運動に励んだ。
これまで通りの綿密さに加えて「今場所はてっぽうが多かった」という。
右手小指を骨折して秋場所を休場し、その不安を補うような稽古を重ねた。
誰よりも努力しているという自負を示したのは、その九州場所の一夜明け会見。
言葉通りに受け止めれば、背中を追うはずの若手はさらに差を広げられてしまう。
ほかの力士に「もっと稽古をしろ」と促しているようにもとれる。
2019年の大相撲はけがに満ちていた。
左の胸や腕の負傷に苦しんだ横綱稀勢の里が1月に引退し、白鵬を含めて横綱、大関は毎場所のように痛みを訴えて休場を繰り返した。
さらに、近づいていると言われる世代交代を担うべき若手もけがで足踏みした。
目立ったのが、大関昇進で最も明るい話題をもたらした貴景勝。
新大関の夏場所で右膝を痛めて一度は関脇に陥落し、大関復帰を決めた秋場所の千秋楽にも左胸を負傷した。
いつもどこかに不安を抱え、稽古に打ち込めない時期が長く続く。
九州場所では「まずはけがをしないこと」と繰り返した。
力を蓄えて上を目指すというより、まず15日間の場所をどう乗り切るか。
九州場所で右目の上を切ってから力が出せなかった御嶽海も含めて、現実的な問題に精いっぱいだったとも言える。
34歳になった白鵬もけがは多い。
休場も多い。
ただ、出る場所では体調を整えてくる。
長い間の稽古で培った体力と経験に、類いまれな体の軟らかさと丈夫さといった多くの要素があるからだろう。
相撲そのものの強さだけでなく、稽古を通して闘う体に仕上げる能力は並外れている。
白鵬ほどの経験と実績のない若手が世代交代の針を進めるには、鍛えながら結果を出し続けるしか道はない。
貴景勝や御嶽海の押し相撲に比べて、けがのリスクが低いとされる四つ相撲の朝乃山は、その意味で大きな可能性を持つ。
大栄翔や明生も、稽古熱心さでは定評がある。
今年は壁の高さを見せつけた白鵬も、安定感は年々失われつつある。
いつかはくるはっきりとした世代交代が来年であってもおかしくはないが、けがをして稽古ができなければその争いに参加できない。
上位に休場が相次ぐ中で新しい時代をたぐり寄せるには、年6場所を通して体調を整える力が求められる。
<第8回日刊スポーツ大相撲大賞(5)>
今年6場所すべて幕内に在籍した力士の中で、1番あたりの平均時間が最も長い「相撲を楽しんだで賞」は、白鵬(34=宮城野)だった。
不戦勝、不戦敗を除いた出場57番の平均は13・8秒。
2位逸ノ城より0・6秒長かった。
07年秋場所では、わずか平均4・93秒で横綱昇進後初、通算4度目の優勝を飾っている第一人者は「それは面白いデータだね」と、目を見開いた。
「隠岐の海、御嶽海…。もろ差しを許すことが多くなった。脇が甘くなったということかな」と、苦戦の多さが要因と分析する。
それでも包丁を扱う人に例え「包丁を素人は1週間でダメにする。少し上手な人は1カ月。でも達人は自然とさばくから、いつまでも刃こぼれしない」と説明。
力任せに取組相手を料理するのではなく、時には相手の力を利用する。
取組時間は長くても、実は自身に負荷をかけず料理できる現在こそ、技術の粋と自任する。
また平均では白鵬よりも1・5秒短いが、年間の取組時間が最も長い「土俵に長くいたで賞」は竜電(29=高田川)だった。
皆勤で不戦勝もなく、90番の総取組時間は1102・9秒。
「長い相撲になったら拍手が起きるような力士になりたい」。
じっくり攻めてスタミナ勝ちこそ真骨頂だ。
2人に共通したのは「取組時間の長さ=誇り」ということだった。

 

朝乃山

東京朝乃山後援会の発足を祝う会が20日、東京都千代田区の大手町サンケイプラザで開かれた。
東京富山県人会連合会(桑山征洋会長)のメンバーや都内のファンら500人が出席。
「横綱を目指せ」と激励を受け、朝乃山関(25)=富山市呉羽町出身=は「稽古に励み、番付を上げるよう頑張る」と決意を語った。
朝乃山関は5月の大相撲夏場所で初優勝。
9月の秋場所で横綱鶴竜関を破って初金星を挙げ、11月の九州場所では新三役で11勝した。
来年1月の初場所での新関脇が濃厚で、今後の活躍を支えようと東京後援会を設立した。
発起人代表の桑山会長が「今年は幕内優勝を達成し、年間最多勝を獲得した。これからは横綱、日本のヒーローになってほしい」とあいさつし、土俵入りなどで着ける化粧まわしの目録を贈った。
山崎康至副知事と高砂親方(元大関朝潮)が祝辞を述べた。
中川忠昭県議会議長、朝乃山関の父の石橋靖さん、発起人の駒澤北日本新聞社長らを交えて鏡開きを行い、乾杯した。
あいさつに立った高砂親方は、やんちゃだったモンゴル出身の元横綱朝青龍関を育てたことを念頭に置き、「えらい目に遭いました」と冗談っぽく話し、会場を笑わせた。
続けて「今度は和製横綱。一緒に花を咲かせたい」と話すと、大きな拍手に包まれた。
高砂親方は来年12月に65歳で日本相撲協会の定年となる。
これまで「横綱を目指せ」と言われた記憶がないという朝乃山関は「定年まであと1年。少しでも近づけるよう頑張る」と、親方の思いに応えることを誓った。

 

貴ノ岩

昨年12月、付け人に暴力を振るい引退した大相撲の元幕内貴ノ岩(29)が20日、TBS系で放送された「爆報!THEフライデー」に出演。
引退後、40キロも激やせしたことを明かした。
現在、ウランバートル在住という元貴ノ岩は、「マイナス40キロになりましたよ」と40キロやせたことを笑顔で告白。
暴行事件の際に「マスコミに追っかけられてる時が一番辛かった」と振り返った。
今年3月にモンゴルに帰国したが、ほぼ引きこもり状態。母国でも“横綱日馬富士を引退に追い込んだ男”としてバッシングを浴び、食事も喉を通らず、引きこもり状態となったという。
日馬富士は17年秋、貴ノ岩を暴行し、引退している。
同じモンゴル出身の元横綱日馬富士とは「故郷が一緒だし、男同士だし、もうわだかまりはないですね」と今の心境を語った。
現在は牧場を経営。牛100頭、馬300頭を育てているという。
元師匠の貴乃花光司氏に対しては「申し訳ないという気持ちはあります。お父さんのような存在です。自分の中では心では表せないぐらい感謝の気持ちでいっぱいです」と話していた。

 

押尾川親方

大相撲の横綱白鵬関と押尾川親方(元関脇豪風)=本名・成田旭、北秋田市出身=を囲む会が20日、東京・文京区のホテル椿山荘東京で開かれた。
来年2月1日に両国国技館で開く「豪風引退・押尾川襲名披露大相撲」を前に、押尾川親方は「豪風の最後の大銀杏(おおいちょう)姿と断髪式を多くの人に見届けてもらいたい」と思いを語った。
囲む会は、引退相撲を盛り上げようと、押尾川親方と親交の深い岡田裕介東映会長が代表発起人、豪風後援会の佐藤暢男会長らが発起人となり開催。
豪風の師匠尾車親方(元大関琴風)や県選出の自民党衆院議員ら約110人が出席した。
引退相撲では断髪式のほか、相撲甚句の披露、十両と幕内の取組、櫓太鼓の打ち分け実演、横綱締め実演などを行う。
チケットは販売中。

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