2019.05 本場所 10日目 朝 情報!

■鶴竜
隠岐の海に低く当たって左を差し、一気に走った。
相手に何もさせない完勝に「とにかく自分のタイミングで当たっていく意識がよかった」。
土がついた8日目の玉鷲戦は立ち合いで考え過ぎて失敗したが、この日は迷いがなかった。

■栃ノ心
9日目、貴景勝が再休場したため、不戦勝となり、勝ち越しを決めた。
大関復活まであと2勝。
残りの取組に期待が高まる。

■朝乃山
休まず攻めた。
しっかり圧力をかけると、はたきを交えて竜電を崩して右を差し、最後は体を預けて寄り倒した。
5連敗していた苦手を内容の伴った取り口で撃破し、「踏み込めた」と納得の表情で振り返った。
9日目での勝ち越しは、終盤まで優勝争いに絡んだ昨年名古屋場所に並ぶ自己最速。
「もう考えている暇はない。どんどん攻めていきたい」と言葉にも勢いがあった。

■照強
2001年に決まり手に追加された送り掛けを十両以上の取組で初めて記録した。
もろ差しを果たし、千代丸を右下手投げで崩して後ろに回ると、右足を掛けて転がした。
取組直後は送り倒しと発表されたが訂正された。
照強は「狙ってはいなかった。たまたまです」と涼しげに振り返った。
今場所は新入幕で99キロの炎鵬が多彩な技で盛り上げているが、同学年で116キロの照強も負けじと奮闘している。

※米国大統領杯
安倍晋三首相は20日の自民党役員会で、25日から28日までの日程で令和初の国賓として来日するトランプ米大統領が、26日に大相撲夏場所千秋楽を観戦し、優勝力士に「米国大統領杯」を贈呈する予定だと明らかにした。
トランプ氏が来日中に行う日米首脳会談に関し「日米同盟の結束を確認し、世界に発信したい」とも語った。

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2019.05 本場所 9日目 朝 情報!

■貴景勝
9日目の20日、日本相撲協会に再び休場を届け出た。
4日目の御嶽海戦で右膝を負傷。
再出場した8日目には碧山に敗れ、3勝3敗2休となっていた。

■栃ノ心
返り咲きを期す関脇栃ノ心に土がついた。
相撲巧者の遠藤に右側に入られ、上手出し投げを食い、前に落ちた。
「立ち合いは悪くなかったけど(中に)入られると(遠藤は)うまいね」。
大関昇進を決めた昨年夏場所以来の中日勝ち越しを逃した。
返り咲きには残り7日で3勝が条件となった。
独り言のように反省が口をつく。
「(左でまわしを)取りにいったらダメなんだよな、絶対(右に)入られる。いつも思ってるんだけどな…失敗した、くっそ~!」。
風呂場で1度おさまった怒りがぶり返してきたのか、最後に声をあらげた。

■朝乃山
公私ともに引き出しが増えて白星をつかみ、1敗を守って優勝争いのトップに並んだ。
けんか四つの宝富士との差し手争いにこだわらず、突き、押しへと相撲の幅を広げて快勝。
私生活では前日7日目の打ち出し後、ニトリ押上駅前店で新しい引き出しを衝動買い。
「明るい色で気に入ってる」と、精神面に好影響をもたらしている。
「自然体で臨めているのが好調の要因かも」と、余裕も出始めた。

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2019.05 本場所 中日 朝 情報!

■鶴竜
千代大龍を問題にせず、初日から7連勝。
2桁勝てば大関に復帰できる栃ノ心は琴奨菊を寄り切り、全勝を守った。

■貴景勝
右膝のけがで途中休場したが、痛みが和らいだため8日目の19日から再出場することが決まった。
8日目は小結・碧山と対戦する。
新大関の貴景勝は4日目に小結・御嶽海を破った一番で負傷し、右膝内側の靱帯の損傷で全治約3週間と診断され、5日目から休場していた。
大関の再出場は1場所15日制となった1949年夏場所以降、51年1月の春場所で4~7日目を休んだ汐ノ海以来で2度目。

■栃ノ心
7日目、これぞ栃ノ心、という勝ち方だった。
立ち合いから琴奨菊の寄りに後退させられたが、踏みとどまって両まわしを取り形勢逆転。
グイッとつり上げ相手の動きを止め、一気に寄り切った。
3場所ぶりの勝ち越しに王手をかけ、大関復帰となる2桁勝利まで“マジック3”。
「気持ち良いね。(まわしを)取ってから良かったね」と太い腕に力こぶを作り、笑顔を見せた。

■朝乃山
朝乃山が勢いを取り戻した。
前日の黒星を振り払うように幕内最年長37歳の嘉風を攻め切った。
立ち合いから右をねじ込み、一気に出た。
土俵際でも押し込み、勝負を決めた。
「前に前に攻められた。足も腕も自然に出た」と満足そうだった。
前日の6日目に初日からの連勝が止まった。
「全勝を意識して硬くなってしまった」と反省。
「連勝中の踏み込みなどを振り返った」と感覚を取り戻し、土俵で発揮した。

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2019.05 本場所 7日目 昼 情報!

■鶴竜
6日目、大栄翔を下して無傷の6連勝。
立ち合いは頭から当たって、突っ張り合いとなった。
横綱が時折みせる悪癖の引き技で土俵際まで後退したが、俵に足をかけながらはたき込んだ。
「余裕はあった。(ひやりとした)意識はない。そういうものがあったら(土俵から)出ている」と平静を保つ。

■貴景勝
途中休場した新大関の貴景勝が8日目の19日から再出場することが決まった。
碧山戦が組まれた。
大関以上の再出場は2003年初場所の横綱貴乃花以来。
17日夜に師匠の千賀ノ浦親方と話し合い再出場を決めた。
同親方は「急に痛みが消えたと言っていた。あちこちで治療をしたおかげ。膝の曲げ伸ばしをさせたが無理をしている表情ではなかった」と説明した。
休場を決めた際に千賀ノ浦親方は「無理に出て相撲人生を終わらせるわけにはいかない」と休養の方針を示していたが一転して再出場。
「膝をこれ以上悪くしないことが条件というか、絶対に無理はするなと約束した」と話した。

■栃ノ心
6日目、大関から関脇へ陥落した栃ノ心が幕内逸ノ城を寄り切り6連勝。
体重227キロの相手との力比べを制し「腕がパンパン。勝てて良かった。気持ちがいいね」と笑顔を見せた。
1場所で大関に復帰できる10勝まで、あと4勝とした。

■炎鵬
同学年の矢後を破り、1敗を守った。
約80キロ重い相手の懐に潜り込み、最後は上手ひねり。
身長168センチ、体重99キロで幕内最軽量の業師が、平成以降では3人目となる19年ぶりの新入幕2桁白星&技能賞獲得へまっしぐらだ。
平幕で唯一無敗だった朝乃山に初めて土がついた。
前ミツを取って頭をつけた炎鵬が、体重178キロの巨漢をぐるっと回した。
右でひねって転がし、飛び込むように、相手にかぶさる。
17年春場所に初土俵を踏み、兄弟子の横綱白鵬に「ひねり王子」と呼ばれた本領発揮だ。
右上手は矢後の得意な型だったが「苦しかったけど、自分から攻めていけた」と胸を張った。

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2019.05 本場所 6日目 朝 情報!

■鶴竜
小結碧山を寄り切りで下し、5連勝とした。。
横綱白鵬に続き、新大関の貴景勝まで土俵からいなくなった。
看板力士が相次いで休場する中、存在感を高めているのが一人横綱の鶴竜だ。
ここまで引く相撲は見られず、大関以上ではただ一人5連勝。
「体がしっかり反応している。良かった」と涼しげに言った。

■栃ノ心
両足を俵にかけて抵抗する北勝富士を、力強く土俵の外へと運んだ。
踏み込みが鋭かったから、相手の突き押しにもひるまず、左で前まわしを引くのが速い。
右をこじ入れて得意の形に持ち込み、「こういう相撲を取れるのは久しぶり」。
今場所の状態の良さを確信したようだった。

■朝乃山
平幕で唯一の5連勝発進を果たした。
過去1勝5敗と苦手にしている東前頭10枚目輝を、右四つで寄って追い詰め、最後はすくい投げ。
終盤の5連敗で勝ち越しを逃した先場所の失敗を生かし、今場所は禁酒などで体調管理を意識。
三役候補として期待された大器がいよいよ本領発揮だ。

■炎鵬
5日目、4勝1敗で序盤戦を乗り切った。
関取最軽量99キロの小兵は土俵上を軽快に動き回り、館内を連日沸かせている。
「イメージ通り、自分の動きができている。充実感は(これまでの)倍くらいある」と満足そうだった。

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2019.05 本場所 5日目 昼 情報!

■貴景勝

新大関 貴景勝が右足を痛め、夏場所5日目の16日から休場することになった。

師匠の千賀ノ浦親方によると、診察を受けた結果、右ひざ付近のじん帯を痛めたということ。

休場は、去年の春場所以来、2回目。

千賀ノ浦親方は「貴景勝は、きょうから休場します。本人が言うくらいだから痛みは相当あると思います。出場は無理ですね。このまま相撲人生を終わらせるわけにはいかないので休場するしかないです。本人がいちばん残念に思っています。次の場所に向けて時間をかけて治していきたいと思います」と話した。

そのうえで、夏場所に再出場するかどうかについては「難しいかなと思っていますが、今の時点では何とも言えません。これからの相撲人生が長いので無理させないようにしたい」と話した。

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2019.05 本場所 5日目 朝 情報!

■鶴竜
遠藤を退けて、上位陣でただ一人の勝ちっ放し。
鋭い出足から突いて出て、タイミング良くはたいて泳がせた。
背中も見せた相手を難なく押し出し、「相手をよく見て動けた。とにかく落ち着いていた」と振り返った。
今場所は立ち合いで主導権を握って攻めることができており、「前に出てからなので余裕がある」。
順調に白星を重ね、表情に自信が満ちている。

■栃ノ心
玉鷲の攻めをしのいで4連勝。
土俵際まで押されたが、左からおっつけてまわしをつかんで出ると、相手が巻き替えて左が得意の上手に。
引き付けて膝も使って寄り切り、「我慢できた。きょうの白星は大きい」。紅潮した顔で充実感をにじませた。
けがを抱える右膝の状態も良さそう。
大関復帰に必要な10勝へ着々と白星を重ねているが、「まだ、これからでしょ。一つずつ大事に取っていきたい」と気を引き締めた。

■貴景勝
4日目、新大関の貴景勝は小結御嶽海を寄り切って3勝目を挙げた一番で右膝の内側を負傷。
16日の状態次第で、休場する可能性が出てきた。
もろ差しになった貴景勝がジリジリとにじり出る。
御嶽海を寄り切った瞬間、館内の熱気は最高潮に達した。
だが、その歓声はすぐにざわめきに変わった。
土俵の上には、右膝を押さえ、顔をゆがめる新大関の姿があった。

■朝乃山
4日目、平幕でただ一人の全勝と好調だ。
6連勝だった昨年初場所以来となる初日からの4連勝に「前に前に出られたので良かった。自分の相撲を取り切ることが白星につながっている」と手応えをにじませた。
腕力のある錦木を立ち合いから圧倒した。
鋭い踏み込みから得意の右四つとなり、一気に寄り切り。
それでも25歳の有望株は充実の内容にも慢心はない。
「(残りが)まだまだあるので、しっかりと切り替えて自分の相撲を取り切るだけ」と冷静に先を見据えた。

※二子山親方休場
審判を務める二子山親方が15日の夏場所4日目を休場した。
3日目の取組で貴景勝が土俵下に落ちた際に、負傷した。
4日目は玉ノ井親方が代役を務めた。

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2019.05 本場所 4日目 朝 情報!

■栃ノ心
3日目、力強さが戻ってきた。
不得手な左四つだったが、がまんして引きつけの強さにものをいわせて隠岐の海を寄り切った。
このへんでつまずくようでは10勝は無理。
3連勝は最高の滑り出しといっていい。
状態も良さそうだし、大関と違い序盤は下位が相手でやりやすいこともあり、どんどん乗っていける。
負け越せば陥落という先場所の方がプレッシャーがあって後ろ向きだった。
大関復帰に10勝という明確な数字が示されている今場所は、もういくしかないと吹っ切れていて、のびのび取っている感じだ。
あと7番勝てば戻れるわけで、とにかく白星を積み上げ中日を1、2敗で折り返せれば復帰が見えてくるだろう。

■御嶽海
高安を破った。
大関を十分に押し込んでから、はたきで仕留めた。
完敗した初日の鶴竜戦とは見違えるような鋭い踏み込みからの攻めで、白星を先行させた。
新大関の貴景勝に挑む4日目を見据え、「自分の相撲を取れば負けないと思う」。
5連勝中で7勝3敗という合口の良さもあって自信満々に言った。

■北勝富士
3日目、埼玉栄高の後輩に当たる貴景勝に対し、先輩の意地を示した。
気迫あふれる突き、押しで新大関に土をつけ「あんまり覚えてない。前に出ることだけを考えた」と興奮冷めやらぬ面持ちだった。
新三役だった先場所は小結で7勝8敗。
平幕で出直す今場所も連敗発進だった。
「上がってきた時は、とりあえずがむしゃらに押していた。もっと燃えていた」と初心に帰ったことが奏功した。
押しに徹して殊勲の星を挙げ「真っ向勝負で押し切った。自分の中でも一つここからという気持ち」と余韻に浸っていた。

■遠藤
豪栄道を破って初白星を挙げた。
右から張って出て左差しを果たし、低い姿勢で一気に寄り切り「しっかり体が動いてよかった」とうなずいた。
初日から4連敗した春場所同様に、序盤は上位戦が続く。
今場所は貴景勝、高安に連敗後、3人目の大関を撃破。
「きょうみたいに、一番ずつしっかり自分の相撲を取っていくだけ」と引き締まった表情で話した。

■炎鵬
持ち味を存分に発揮した。
168センチ、99キロと関取では最も小兵。
立ち合いで右手を出して佐田の海を惑わせると、潜り込んですぐに右足を抱えての足取り。
素早い動きと技で館内を沸かせ、「この体だからできる勝ち方がある」と胸を張った。
新入幕の場所。
映像を見るなどして相手の研究も怠らない。
「どんな勝ち方でも勝つことが大事。できることを最大限にやる」と力強く話した。

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2019.05 本場所 3日目 朝 情報!

■鶴竜
危なげなく連勝スタートを切った。
初日の御嶽海戦と同様に鋭い踏み込みで北勝富士を圧倒し、一気に勝負を決めた。
右足の古傷への不安も和らいでいるようで「本当にいい感じで思った通りに当たれている」と言葉に実感を込めた。
白鵬が休場した中、ただ一人綱を張る状況にも気負うそぶりは見せない。
「自分の相撲に集中してやるだけ」と、どっしり構えていた。

■高安
2日目、新元号「令和」になって初の本場所で初優勝を狙う大関高安は、人気の平幕遠藤を突き出して初白星を挙げた。
「前へ出て勝負を決めることができてよかった。場所前の準備もしっかりできた。調子は全然悪くない」
1月の初場所限りで引退し、この日2度目となるNHKテレビのゲスト解説を務めた荒磯親方は放送後、「1日で修正した。これから。もっともっとよくなる。自分にも経験がある。ちょっとしたことで何かがかわる」と明言。
現役横綱、大関陣でただ一人賜杯を抱いた経験のない弟弟子が、新たな時代とともに名を刻むことを期待した。

■貴景勝
4場所連続の連勝発進を決めた。
大関経験者の西前頭筆頭琴奨菊を懐に潜り込ませず、突き出しで退けた。
新大関が初日から連勝するのは昨年名古屋場所の栃ノ心以来、平成以降では14人目。
NHK中継の解説を務めた元横綱稀勢の里の荒磯親方も絶賛する圧勝劇を見せた。
場所前は新しい取り口を模索したが、同親方が成長を認める本来の突き、押し相撲を基本線に、連勝をさらに伸ばしていく。

■栃ノ心
持ち前の力強さが戻ってきた。
大栄翔を右四つですぐにつかまえると、難なくつり出し。
内容が伴う連勝発進に「気持ちがいい。帰ってご飯をおいしく食べられる」と上機嫌だ。
今場所10勝以上での大関復帰を狙う中、幸先良く滑り出し、「緊張はするが、変な気持ちはない。このままいきたい」と口ぶりにも勢いがあった。

※元幕内清ノ森の檀崎政夫さん死去
檀崎 政夫氏(元幕内清ノ森、元木瀬親方)
日本相撲協会によると、4月20日午前0時23分、誤嚥性肺炎のため東京都内の病院で死去、84歳。
秋田県出身。葬儀・告別式は近親者で執り行った。

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2019.05 本場所 2日目 朝 情報!

■鶴竜
鋭い踏み込みから、御嶽海を圧倒した。
一方的に押し出して仕留め、「立ち合いが良くて、その後も下からいいところに入れた。しっかり相撲に集中できた」と自賛した。
古傷を抱える右足の状態は「完璧とは言えないが回復してきている」と言う。
ただ一人出場している横綱が初場所から連敗していた難敵を退け、白星発進した。

■貴景勝
新大関貴景勝は遠藤を力強く押し出し、白星スタートを切った。
突き押し一本の取り口を不安視する声も、看板力士にのしかかる重圧も、一気に吹き飛ばすような相撲だった。
貴景勝が、大関として最初の一番を快勝で飾った。

■栃ノ心
10勝以上で大関復帰を狙う関脇栃ノ心が怪力を発揮し、白星をつかんだ。
千代大龍の強烈な当たりに耐え、左を差した。
機を見て右も差し込み、もろ差しで深々と両まわしを引くと、198キロの巨体を2度つり上げ、寄り切った。
「緊張は少しあったけど、焦らなかったね」。
豪快な“クレーン相撲”には「気持ちいいよ。(今場所)あと何回つれるかな」とニヤリと笑った。

■琴奨菊
平成生まれの大関高安に快勝した。
低く鋭く当たって左を差すと、がぶって一気に出た。
令和最初の一番を会心の勝利で飾り、「昭和は底力があるよ。そういう気持ちでもっと頑張りたい。勝っても負けても印象に残りたい」と上機嫌だった。
35歳の元大関は「相手とかは全く意識しない。この年だし一番、一番出し切ればいいかなと思う」と完全燃焼を誓った。

■炎鵬
新入幕の炎鵬が白星発進した。
徳勝龍に押し込まれたが、左からすくいながらうまく横について逆転。
「とりあえず、ほっとしている」と笑みを浮かべた。
十両でも土俵を沸かせていたが、幕内の歓声の大きさには「今までの倍以上で圧倒された」と言う。
取組では冷静だった99キロの小兵は「うまく体が動いてくれた」と振り返った。
応援に訪れた両親の前で、母の日に幕内初白星を届けた。
「今まで苦労をかけてきた。少し親孝行できたかなと思う」と誇らしげだった。

※米大統領千秋楽観戦
トランプ米大統領が今月下旬に来日し、26日の大相撲夏場所千秋楽の観戦が日程に組まれている件で、幕内優勝力士への賞を大統領が新設し、土俵上で直接授与する方向で調整していることが12日、日本相撲協会関係者の話で分かった。
トランプ氏の観戦が幕内終盤の3番となる可能性が浮上していることも判明した。
表彰式は全取組終了後に開かれ、賞の名称は「トランプ杯」などが検討されている。
トランプ氏は4月、大相撲について「ずっと興味深いと感じてきた。優勝者にトロフィーを渡す」と話していた。

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