本場所 千秋楽後 情報!

白鵬

白鵬は待ったを1回、すぐに右四つに組み止めて勝利を確信する。
しかしどういうわけか、じっと止まって動かない。
慎重と言う人もいるが、そうではあるまい。すぐに勝負をつけるにはもったいないのでじっくり勝負の瞬間を味わったに違いない。
いくら何でもあの時間のかけ方は異常とも思える。
白鵬のこことだから腹に一物あるのかもしれない。
邪推だろうか。あれでは貴景勝が気の毒だ。まるで蛇の生殺しである。
屈辱的でもあったろう。貴景勝に本当の胸の内を聞いてみたい。

貴景勝

大関3場所目で初めて皆勤。
「もっと良い緊張感で自分の相撲を取りたかった。実力的にまだまだ。根本的に強くならないといけない」

御嶽海

御嶽海が阿炎の動きに翻弄され、行司差し違えの一番を落として痛恨の9敗目。
大関昇進に向けての機運を高められなかったどころか、17場所維持してきた三役の座を守るのが極めて厳しい状況になった。
支度部屋では報道陣に背を向け、帰り際に「負けたら意味がない」とつぶやいた。

阿炎

小結阿炎が来場所の新関脇を確実にする9勝目を挙げた。
御嶽海を突いて攻めながら土俵狭しと動き回り、土俵際で逆転のはたきを決めた。
全6場所で勝ち越した一年を白星で締め、来年初場所では師匠の錣山親方(元関脇寺尾)と地位で並ぶことになりそう。
「ずっと上を目指してきた。これからも一歩ずつ前進したい」と決意を新たに話した。

朝乃山

新小結で11勝した朝乃山は、来年初場所での新関脇が濃厚だ。
カド番で途中休場した高安は関脇に落ち、特例による10勝以上での大関復帰を目指す。
令和元年の年間最多勝争いを、新小結朝乃山が制した。
小結以下では初の快挙だが、勝利数も勝率も過去最低を更新した。
成績が拮抗する原因は突き抜ける力士の不在。
背景に、押し相撲の興隆がありそうだ。
「自分の相撲が取れたと思う。来年が勝負。さらに上を目指したい」。
一年納めの場所を11勝で終えた朝乃山の言葉には次の大関候補としての自負がにじむ。
右差し、左上手の型を築きつつある25歳は夏場所の初優勝を機に台頭した。
昇進を預かる審判部の評価では、先場所優勝しながら負け越した御嶽海と逆転した。
ただし、55勝(35敗)は年6場所となった1958年以降で最低。
勝率6割1分1厘も、これまでの最低だった92年の貴花田が記録した6割6分7厘(60勝30敗)を下回った。
朝乃山から10勝差以内にいるのは12人。
力の差が縮まっている構図が浮かび上がる。
横綱、大関の力が落ちて全体の成績が団子状態になるのは、近年続く傾向。
過去にも世代交代の時期に起きた現象だが、今回は別の理由が透けて見える。
力士の取り口の変化だ。

大栄翔

白鵬戦で金星を挙げた大栄翔は自己最高位の前頭筆頭で勝ち越し、新小結が予想される。
初の三賞となる殊勲賞。
千秋楽を白星で飾れず、「今場所は良い相撲と悪い相撲があった。まだまだ稽古をしないといけない」。

玉鷲

会心の相撲で給金を直し、九州場所は8年連続の勝ち越し。
「とにかく自分の相撲をと思った。縁起のいい場所。今年は初場所に優勝したし、いい1年だった」

炎鵬

14日目に優勝が決まっているので何となく場内も静かで、楽日独特の緊張感もない。
それでも炎鵬の相撲だけは別である。7勝7敗。
対戦する相手は大栄翔。
すでに勝ち越しを決め、来場所の小結昇進も決まったようなもの。
おまけに白鵬に土をつけているので殊勲賞も頂きである。
よりによって何もこんな強いのと当てなくてもよいのに。
審判部も情け容赦ないものだ。
私の予想は突っ張り2、3発で土俵外、負け越しである。
ところが。炎鵬は大栄翔の右の突っ張りを巧みにかわし、十分の左差しを果たした。
こうなれば話は別である。
大栄翔は目標を外されて上体が大きく泳いだ。
その機を逃すまいとばかり、左を深く差してすくい投げで大栄翔を鮮やかに転がした。
大栄翔はある程度変化も予想したかどうか分からないが、定位置で見てしまったのが敗因だった。
炎鵬は大きな一番を会心の相撲で勝利をもぎ取った。
師の白鵬に勝った大栄翔に勝ったのだから大したものだ。
時代劇なら見事「仇討ち」を果たしたということになる。
白鵬もインタビューでそのことをうれしそうに語っていた。
露払いの石浦も勝ち越したのだから三重の喜びだろう。

正代

正代が「千秋楽で勝てば」の条件付きだった敢闘賞を射止めた。
右を差して朝乃山に左上手を取らせず、体全体で圧力をかけて寄り切った。
「今場所一のいい形だった」と機嫌良く振り返った。
かつては「将来の大関候補」と呼ばれた熊本県出身の28歳。
最近は番付を下げていたが、今場所は優勝争いに加わった。
「今日のような相撲が15日間取れればもっと良くなる。また上位に戻りたい」と意気込んだ。

松鳳山を破り、幕内では初めての2桁白星。
「最後に自分らしい相撲が取れた。収穫がたくさんあった場所。(良かった部分を)しっかり伸ばし、初場所に備えたい」と満足そうに。

3年連続で90日間大入り

一年納めの九州場所が24日に福岡国際センターで千秋楽を迎え、3年続けて年6場所の全90日で大入りとなった。
懸賞は鶴竜らの休場もあり、約1500本の見込みを下回る1234本だった。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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本場所 千秋楽 情報!

白鵬

大相撲九州場所14日目(23日・福岡国際センター)、横綱白鵬(34・宮城野)が関脇御嶽海(26・出羽海)を外掛けで下して13勝目(1敗)。
今場所は上位陣を中心に休場者が続出するなか、大横綱が番付最高位としての責任を果たした。
忍び寄る衰えと若手の追い上げに基礎運動と作戦で立ち向かう「準備の横綱」。
積み重ねた白星で、30代の優勝は10度目の大台に乗った。
右で張って左四つ。
強烈に引き付けると、御嶽海の体が伸びた瞬間を逃さず、右の外掛けで仰向けにした。
得意は右四つだが、今場所は朝乃山戦でも狙って左四つになっている。
2日前の遠藤戦は「肘打ち」と張り手。
前日はかち上げを警戒する阿炎に対し、当たって素早く左上手を取りにいった。
連日の取り口を「考えて、考えて、考え抜いた相撲でした」と自賛する白鵬。
御嶽海は「強烈過ぎた。厳しい相撲だった」と、白鵬が見せた集中力と反応にお手上げだった。
白鵬は遠藤戦の「肘打ち」についても「テッポウがいつもより多かったので。私は、テッポウは『手のしこ』だと思ってますから」と胸を張ってみせた。
テッポウとは、太い柱を足腰も使いながら突く相撲の基礎運動の一つ。
休場がちになっても、そうした「準備」の反復で現役寿命を伸ばし、30代になってからの優勝は10度目になった。
千秋楽を待たずに4場所ぶり43回目の優勝を決めた。
白鵬にとっては9月の日本国籍取得後の初優勝。
新元号「令和」で優勝するのも初めてだ。
取組後の支度部屋では「やっぱり(自分が)勝って優勝が決まるのはいいものですね。日本人で初優勝?うれしいですね。(新元号での優勝は)令和元年に間に合って、良かったなと思います(笑い)」と喜びをかみ締めた。
九州場所の優勝回数は9度目。
千代の富士に並んで最多となった。
白鵬は「大先輩に近づいたということですね。先輩方は偉大ではありますね」と敬意を表したが、千代の富士は30代で19回優勝し、最後は35歳5カ月だった。
19回は無理でも、横綱の最年長優勝記録(年6場所制以降)は来年秋場所で優勝すれば超えられる。
親方になるためには、国籍はあくまで資格の一つで、年寄名跡の手当てが必要になるが、関係者によると、まだクリアできていない問題が幾つもあるという。
昨年は皆勤2場所、優勝1回。
今年は皆勤3場所、優勝2回と復調はしたが、この間に鶴竜や大関陣の休場が増え、今場所も「上位陣が休場し、引っ張らなければと、背中に重いものがありました」と白鵬。
決して巷間いわれるようなマイペースの延命を決め込むわけにいかず、増えるけが、衰えや重荷を抱えながら、薄氷の上でしこを踏むような現役生活は、来年も続きそうだ。

御嶽海

御嶽海は白鵬に歯が立たなかった。
横綱の外掛けにあっけなく崩れて負け越しも決まり、「厳しい相撲だった」と完敗を認めた。
先場所の優勝を大関挑戦へと生かせないのは「情けない」が、17場所連続で維持してきた三役の座を守るために、千秋楽の阿炎戦は重要な意味を持つ。
「白星で終わりたい」と祈るように言った。

阿炎

阿炎が貴景勝を破り、3場所続けて小結で勝ち越した。
阿炎は幕内で唯一、今年全6場所で勝ち越した。
立ち合いは貴景勝をもろ手で突き、即座に引くと前のめりの相手をわずか1秒6で送り出した。
「はたくつもりはなかった。横に動くつもりが、大関の圧力が強くて、はたく形になった」と振り返った。
それでも「夢を見ている気分」と、付け人に何度も「8番勝ったよね」と確認していた。
年間最多勝の可能性は消滅したが「それは気にしていない。勝ち越しはいつもうれしい」と、笑顔を見せた。
納めの場所の千秋楽は御嶽海戦。
「終わりよければすべてよし。あすも勝って、よかったとなりたい」と話した。

遠藤

玉鷲との激しい一番を物にし、「よかったです」。
7勝7敗で迎える千秋楽に向けて「自分の相撲を見せたい」と静かに闘志を高める。

朝乃山

角界の世代交代に注目が集まるなか、新小結の朝乃山(25・高砂)が新たな看板力士として急浮上だ。
大相撲九州場所13日目(22日・福岡国際センター)、幕内琴勇輝(28・佐渡ヶ嶽)を押し出して10勝目(3敗)。
今年通算54勝とし、年間最多勝を確定させた。
横綱大関以外では過去に大鵬(1960年・関脇)と貴花田(92年・関脇)の2人だけ。
小結では朝乃山が初めてだ。
三役(関脇・小結)の地位で2桁白星をマークし、大関取り(3場所合計33勝以上)のスタートラインにも立った。
日本相撲協会の八角理事長(56・元横綱北勝海)は今場所を通じて「堂々としている」「地力をつけている」「来年は上(大関)を目指してほしい」などと高評価を連発。
他の親方衆の評判もうなぎ上りだ。
朝乃山は「昔からあまり褒められたことがないので、褒められても…」と戸惑いつつも、ひそかにネットなどを通じて親方衆のコメントをチェックしているとか。
「ちゃっかり見ています(笑い)。理事長、尾車親方(62・元大関琴風)、藤島親方(47・元大関武双山)、高田川親方(52・元関脇安芸乃島)、荒磯親方(33・元横綱稀勢の里)…。親方衆にそう思ってもらえるのは、うれしいですね」とまんざらでもない顔だ。
今場所は関脇御嶽海(26・出羽海)の大関取りが「白紙」となる一方で、朝乃山が次の大関の有力候補に浮上した格好。
13日目の取組後は「まだ2日あるので集中していきたい。さらに星を伸ばす?来場所のためにもつなげていきたい」と気持ちを引き締めた。

大栄翔

大栄翔が自己最高位の東前頭筆頭で勝ち越した。
阿武咲との激しい攻防に一歩も引くことなく突き出し。
「前に出ることと、はたきもあったのでよく見ていこうと思った」と納得顔だった。
2日目には白鵬に土をつけた。
自身初の三賞となる殊勲賞の有力候補に挙がるとみられるが、「自分が決めることではない。あしたも自分の相撲を取り切って締めくくりたい」。
新三役も目前の地位で最後までひたむきに戦う覚悟だ。

隠岐の海

西前頭筆頭。14日目に負け越しが決まったが、表情は変えずに「あと一番頑張る。それだけ」。

妙義龍

10勝を挙げていた正代を破り、星を五分に戻す。
「集中していければと思っていた。反応が良かった」と満足そうに。

豊山

大相撲九州場所(福岡国際センター)14日目の23日、西前頭9枚目の豊山(新潟市北区出身)は押し出しで輝に敗れ8勝6敗となった。

正代

4敗目。
妙義龍に一方的に寄り切られたことがこたえたようで、絞り出すように「もうちょっと何かしたかった」。

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本場所 14日目 情報!

白鵬

横綱・白鵬は小結・阿炎を寄せ付けず、押し出しで1敗を守って優勝に王手をかけた。
3敗で追う新小結・朝乃山は琴勇輝を押し出した。
平幕・正代も白鵬と同じ宮城野部屋の炎鵬を寄り倒し、10勝3敗とした。
大関・貴景勝は秋場所の優勝決定戦で敗れた関脇・御嶽海を突き押しで圧倒し、9勝目を挙げた。
14日目に白鵬が御嶽海に勝つか、朝乃山と正代がともに敗れれば、白鵬の4場所ぶり43回目の優勝が決まる。

貴景勝

貴景勝が、因縁のある御嶽海を下した。
低い当たりから休まず攻め、一方的に突き出し。
「深く考え過ぎずに、しっかり自分の相撲を取った」と納得の表情だった。
今年は御嶽海との顔合わせで2度もけがをした。
新大関だった夏場所では右膝を、全休明けの先場所は優勝決定戦で左胸を負傷。
一年納めの場所での快勝は、苦い記憶を振り払うには十分だろう。
単独トップの白鵬が勝ち、九州場所の2連覇はなくなったが、「またあした頑張りたい」。一日一番で臨む姿勢は、これまでと変わりはない。

御嶽海

関脇御嶽海が、勝ち越しへ後がなくなった。
優勝した9月の秋場所千秋楽の決定戦で勝利した、大関貴景勝に突き出されて6勝7敗。
出足が鈍く、貴景勝の突き押しに最後は引いてしまった。
貴景勝は前日12日目の竜電戦では注文相撲で敗れており、「昨日の竜電関のこともあって立ち合いは見にこられた感じだった」と振り返る御嶽海。
「下から中に入りたかった」とイメージしていたが、鋭く踏み込まない相手のペースに合わせてしまう格好となった。
勝ち越しへ残り2日、横綱白鵬らに連勝することが求められる。
御嶽海は「久々に追い詰められている感じ」と話し、緊張感を漂わせた。

朝乃山

新小結の朝乃山が勝って今年通算の勝ち星を54勝に伸ばし、年間最多勝利が確定。
番付が小結以下の力士が年間最多勝利となるのは初めて。
九州場所で新小結の朝乃山は13日目、前頭4枚目の琴勇輝に押し出しで勝って10勝目を挙げ、今年通算の勝ち星を54勝に伸ばした。
千秋楽まで2日を残し、年間の勝利数は54勝の朝乃山がトップで、22日に敗れた小結 阿炎が52勝で続くため星の差が2つ開き、朝乃山の年間最多勝利が確定した。
日本相撲協会によると、年6場所制となった昭和33年以降、横綱・大関以外の年間最多勝は昭和35年の関脇 大鵬、平成4年の関脇 貴花田の2人だけで、小結以下の力士では今回の朝乃山が初めて。
今年は横綱や大関の休場が相次ぐなど安定して勝ち星を積み重ねる力士がおらず、二場所で負け越している朝乃山が最多勝利となった。
朝乃山は「ことしは負け越した場所でも諦めず、大きな負け越しがなかったことがよかった。今場所はまだ2日間あるので集中していきたい」と話した。

大栄翔

新三役を狙う大栄翔が妙義龍を押し出して7勝目。
立ち合い直後に引きにきた相手を突いて後退させ、土俵際で右に逃れる相撲巧者を押し出し、「中に入れさせないことを意識した」と振り返った。
残り2日で白星を挙げれば念願の三役に加え、横綱を撃破しているだけに三賞も見えてくる。
26歳は「自分の相撲を取り切る」と今後を見据えた。

正代

正代が初顔の炎鵬を圧倒した。
潜り込まれたところを抱え、両まわしを引いて持ち上げると、勢いにも任せて寄り倒し。
「いつものようには踏み込まず、(相手を)見ていこうと思った」と狙い通りに仕留めた。
熊本出身とあり、準ご当所での声援を背に奮闘している。
白星は2桁に到達したが、「変に欲を出さないように、いつも通りやる」と自然体を強調した。

照強

東前頭14枚目照強が2場所ぶりの勝ち越しを決めた。
西前頭7枚目琴恵光に、差した右を抱え込まれて土俵際まで寄られたが、最後は左から突き落とした。
支度部屋で付け人相手に突き落としを練習していたという。
照強は「突き落としはもともと得意。頭の中でイメージできていた」と納得の表情を見せた。
同部屋の西幕下10枚目照ノ富士が、7戦全勝で幕下優勝を果たし、再十両を確実にした。
かつて照ノ富士の付け人を務めたこともある照強は「心の底からというか、素直にうれしい。さっき(照ノ富士と)グータッチもした」とよろこんだ。
「部屋が活気づく。自分も弟弟子に指導していかないといけない」。
付け人を務める東幕下12枚目翠富士も7番相撲を残して5勝をマークするなど好調。
“チーム伊勢ケ浜”が乗ってきた。

照ノ富士

元大関で西幕下10枚目の照ノ富士が7戦全勝で幕下優勝を決め、10場所ぶりの関取返り咲きも確実にした。
両膝のけがや内臓疾患などで休場が続き、序二段まで番付を落としただけに、「新十両の時よりうれしい。どっしりと構えていれば大丈夫だと思った」と喜びをかみしめた。
3月の春場所に序二段で復帰。
大関経験者が幕下以下で取るのは初めてだったが、自身の体調と向き合いながら稽古を重ねて地力を発揮し、5場所連続で勝ち越し。
やめたい気持ちも抱いた中、親方衆の励ましが力になったという。
「落ちてから分かったことは多い。もう一度、どこまで通用するか試したい」と先を見据えた。

元林

今年夏場所で初土俵を踏んだ近大出身で東三段目21枚目の元林(23=鳴戸部屋)が3場所連続全勝優勝を飾った。
「親方(鳴戸親方=元大関・琴欧洲)から“自信を持っていけ、おまえなら勝てる”と言われて、それが自信になって優勝につながった」。
序ノ口デビューからの21連勝(優勝決定戦を除く)は、炎鵬らに並んで史上4位タイの記録となった。

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本場所 13日目 情報!

白鵬

横綱白鵬が小結遠藤を力ずくではたき込んで1敗を守った。
13日目にも優勝が決まる展開になってしまったことに加え、白鵬の荒っぽい取り口。
場内には微妙な空気が漂った。
相手を起こせたわけではなかった立ち合いを、「狙い通りにはならなかったが」と聞かれて、「最終的にはたき込みになりましたから」。
硬い表情で答えた白鵬。
優勝争いについても「1番1番」と答えて口を結んだ。

貴景勝

大関として初の勝ち越しを決めた貴景勝は、竜電に突き落とされ4敗目。
立ち合いで力強く踏み込んだが、変化についていけずあっけなく体勢を崩した。
首位の白鵬との差は3に広がり、優勝争いに手痛い1敗となったが、「しっかり踏み込めた。また明日頑張ります」と言葉を絞り出し、自らを奮起させた。

御嶽海

御嶽海が関脇の意地を見せて6勝目。
優勝争いを繰り広げる朝乃山を「何も警戒していない。自分の相撲を取れば怖くない」と言うように、素早く土俵際に攻め込み一気に寄り切った。
11日目の敗戦で2桁勝利を逃し、大関とりは白紙になったが「しっかり気持ちを整えて」と冷静に話す。
残り3日、勝ち越しに向けて食らいつく。

阿炎

阿炎が玉鷲を突き倒して7勝目を挙げ、今年の全6場所勝ち越しに王手をかけた。
立ち合いのもろ手突きから、はたきをまじえた速い動きで主導権を握り「落ち着いて取れた。圧力のある人なので考えていかないと」と満足げ。

朝乃山

朝乃山は御嶽海にもろ差しを許して後退。
土俵際で粘ったが左上手も切れて寄り切られ、痛恨の3敗目を喫した。
「あっちの攻めが早かった。自分の形に絶対必要なやつ(左上手)がとれたのに、攻めきれなかったのが悔しい。小結と関脇の違いをみせつけられた」と唇をかんだ。
白鵬との差は2に広がったが「優勝のことは全然見ていないんで」。
切り替えて残り3日を戦い抜く。

炎鵬

関取最軽量98キロの炎鵬は、同じ25歳で前頭12枚目の隆の勝にはたき込みで敗れ、6勝6敗になった。
立ち合いで相手の懐に潜り込んだのは、炎鵬らしい相撲。
頭を相手の胸に付け、右前みつと左下手をつかんだところまではよかったが、そこで「ちょっと安心してしまった」。
手詰まりを打開しようと、左のまわしを放して相手の足を取ろうと手を伸ばしたが、これで上体が傾いたところをはたかれ、土俵にはわされてしまった。
「あの形になったのに勝てないのはダメだ」とうつむいた。

豊山

豊山は阿武咲に浴びせ倒しで敗れ、5敗目を喫した。
豊山はいい形になりながら合口の悪い阿武咲に5敗目を喫し、勝ち越しはお預けとなった。
立ち合いに右から張り、左四つで土俵際まで阿武咲を追い込んだ。
だが、相手に右首投げから体重を乗せられて下半身が崩れ、浴びせ倒された。
これで阿武咲に6戦全敗。
「左四つになったのは、まさに狙い通りだった。(左から)すくいにいこうか迷ったタイミングで体を寄せられた。あれで勝ち切れないのはおかしい」と苦笑した。
残り3日間で、十両時代を含めて4場所連続となる給金直しを目指す。
「勝ち越しにリーチを懸けている。そういった意味で考え過ぎた」と自らを戒めていた。

正代

正代が4連勝を飾り、白鵬を2差の3敗で追う展開となった。
大翔丸との2度目の立ち合いは、もろ差しを狙ったが深く差せず、土俵際まで寄ってから1度引いた。
だが再び前進し、今度は右を差して寄り切り。
「2度目の立ち合いは、変化もあるかと内心焦っていた。苦戦した」と、ホッとした表情。
優勝争いについては「全然考えていない」と、無欲を強調していた。

九州場所飲食新サービス 升席からスマホで注文!

福岡市の福岡国際センターで開かれている大相撲九州場所で、升席からスマートフォンで会場内の売店に飲食物を注文する新サービスが試験的に実施されている。
日本相撲協会の担当者は「伝統と技術の融合を目指す」と話した。
大相撲では「お茶屋」と称される相撲案内所のスタッフが、席への案内に加えて飲食の注文も受ける。
地方場所は九州場所だけ案内所がなく、これまでは観客自ら売店に足を運ぶ必要があった。
試行中のサービスは「売り子(コ)ール」と呼ばれる。
升席にあるQRコードをスマホで読み取り、表示された画面で弁当などを注文する。
法被を着たスタッフが客の代わりに商品を店で受け取り、席へ運ぶシステムだ。
現金払いの他、クレジットカードでの決済もできる。
缶ビールなどを注文した福岡市城南区の会社役員、渡辺聖子さん(46)は「迷わずにできて、すごく楽。取組を見逃すこともなくてありがたい」と話した。
導入を推進した九州場所担当の雷親方(元小結垣添)は「気持ちよく相撲を見てもらうことが第一」と語った。
新サービスで売り上げが想定の2倍以上になっている店もあるといい、継続的な実施に意欲的だった。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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本場所 12日目 情報!

白鵬

横綱白鵬は竜電に寄り切りで勝ってただ1人1敗を守った。
竜電にもろ差しを許しながらも力強い相撲で1敗を守った横綱白鵬は「差せるにこしたことはないけど差せなかった」と話したうえで優勝争いについては「まあ一番一番」と答えた。

貴景勝

在位3場所目で大関として初めて勝ち越した。
東前頭5枚目碧山の突き押しをものともせず、一方的に押し出し。
5連勝で優勝争いに食らいついた。
新大関だった5月の夏場所から半年。
けがとも闘いながら区切りの白星を挙げた。
上位陣の負傷や休場が目立つ場所で、貴景勝が看板力士として土俵を引き締めている。
6日目までに3敗して存在感を出せなかった序盤戦がうそのように、内容を伴う5連勝で給金を直した。
理想の展開だった。
自身より約15センチ高く、30キロ重い巨漢を下から何度も突き起こし、最後は相手を引かせた。
前日の取組で左目が相手の突きと接触。
この日も左目下は内出血で紫色に変色していたが「全く大丈夫」と、血走った左目を力強く見開いた。
節目の1勝としながら、一息つく様子はなかった。
「ここで気を抜いたらかっこわるい。残りも自分の100%を出せるように、しっかり準備するだけ」。
1年納めの場所で、遅まきながら主役候補に躍り出てきた。

御嶽海

御嶽海が早くも5敗となった。
左四つで出たが、懐が深い竜電にまわしを引かれて形勢逆転。
体を入れ替えられると、力なく土俵を割った。支度部屋では無言を貫き、悔しさをにじませた。
八角理事長は「まわしを取りにいくのが早過ぎた。勝ちたい気持ちが出ちゃったのかな」と首をひねった。
2度目の優勝を遂げた先場所は12勝。
大関への望みをつなげるためにも、今場所で2桁白星を挙げたいところだが、残り5日間で1敗もできない状況に追い込まれた。

朝乃山

朝乃山が力強い取り口を見せた。
立ち合いでしっかりと圧力をかけ、けんか四つの宝富士に右を差し勝つと、左でおっつけながら出て勝負を決めた。
「突き落としがあるので、それも頭に入れながら前に出た」と詰めも誤らなかった。
新小結の場所で2桁白星に王手をかけ、賜杯争いではトップの白鵬を1差で追う。
そんな状況でも目の前の一番に集中する姿勢は変わらない。
「初日から一日一番と決めている。悔いのないように自分の相撲を取りたい」ときっぱり言った。

炎鵬

関取最軽量98キロの炎鵬は大翔鵬との激しい相撲を制して6勝5敗とし、3度白星を先行させた。
「執念で勝ち取った」という。取組中に左目を痛め、ほとんど見えない状態でも、勝負勘を失うことはなかった。
幕内では3勝負けなしと合口のいい大翔鵬に立ち合いでかち上げを食らい、左目付近を負傷した。
視界が遮られたが、いなすなど身軽な動きができたのは「いつも稽古(けいこ)でやっているから」。
大振りになった大翔鵬の右の張り手をすり抜けて懐に飛び込むと、一気に寄り切った。

豊山

西前頭9枚目の豊山は千代丸を押し出しで破り7勝目を挙げた。
豊山は3敗と好調だった千代丸を終始攻め、7勝目を挙げた。
力強い内容に「先手を取れたのが大きかった。流れが良かった」と笑みを浮かべた。
もろ手突きの立ち合いから左おっつけで前進。
突き、押しの応酬で攻勢に立ち、右張り手も交える。
攻め手を緩めずに押し出し「立ち合いで差されないようにした。引いてくるのも分かっていた」と話した。
令和になって勝ち越しが続く。
「朝起きて、体が痛くないということが一番いい。春先は不安なところがいっぱいあった」と状態も良好。
勝ち越しにあと1勝で「いい意味で意識してやりたい」と自信に満ちていた。

正代

正代が持ち味を発揮し、鮮やかな逆転勝ち。
佐田の海に寄られて両足が俵に掛かりながら、体の柔らかさを生かしてのうっちゃり。
「ちゃんと返せたか、すごく不安だった。勝ち名乗りを受けるまで、すごく長く感じた」そうだが、物言いもつかなかった。
先場所は3勝に終わったが、入門から5年続けて勝ち越していた九州で11日目に給金を直した。
熊本出身。実家の近所から応援団が駆け付けた中でいいところを見せ、「来年につなげていけたら」と気をよくしていた。

西前頭13枚目の輝が東前頭7枚目の剣翔を押し出し、勝ち越しを決めた。
立ち合った直後は一瞬押し込まれたが、相手のはたきに落ちることなく、一気に前に出た。
「今場所は自分の芦田出ていて、自分の相撲ができている。先場所だったら落ちそうなところを残せています」。
3月の春場所以来4場所ぶりの勝ち越し。
11日目での勝ち越しは、幕内での自己最速となった。
幕内での最多勝利は9勝で、まだ2桁勝利がない。
それでも星数は口にせず「あと4番あります。勝ち越しているので、いい形を試せる。しっかりものにしたい」と相撲内容へのこだわりを示した。

錦木

西前頭14枚目の錦木は西4枚目の琴勇輝に押し出され、3勝8敗と負け越した。
初場所から6場所連続の負け越しとなった。
錦木は防戦一方だった。
頭から当たるが、琴勇輝の突き、押しに上体がのけ反る。右に回り込むも突き起こされて土俵を割った。

照ノ富士

大関経験者で、番付を序二段まで落として以降、4場所連続勝ち越しで順調に関取復帰の道を歩む西幕下10枚目の照ノ富士が、全勝対決で同28枚目の将豊竜を下し、無傷の5連勝をマークした。
残る2番に勝てば、10場所ぶりの関取復帰が確実視される状況となった。
相手の上突っ張りを、腰をドッシリ構え下からあてがいながら対応。
左からおっつけて相手の体勢を崩すと、ここが勝機とばかりに組み止めた。
左を抱えながら前に出て右が深く入ると、かいなを返しながら棒立ちの相手をねじ伏せるように、すくい投げで倒した。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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本場所 11日目 情報!

白鵬

大相撲九州場所10日目(19日・福岡国際センター)横綱白鵬は碧山を難なく寄り切って9勝目。
1敗で単独首位を守った。

高安

カド番の大関高安(29・田子ノ浦)が次の初場所(1月12日初日、東京・両国国技館)で関脇に陥落することが確実になった。
九州場所8日目(17日)に持病の腰痛のため取組を直前になって回避。
日本相撲協会に「急性腰痛症で約1週間の治療を要する見込み」との診断書を9日目に提出して休場していた。
師匠の田子ノ浦親方(43・元幕内隆の鶴)は「腰は大事な箇所だし、今場所は休んで治療を優先させることにした。しっかり治して来場所で頑張ってほしい」と再出場させないことを明言し、2場所連続の負け越しが決定的に。
今場所前に美人演歌歌手(30)と婚約を発表した高安は「これをきっかけに優勝を目指して、番付を上げていきたい」と意気込んでいたが、厳しい現実が待っていた。

貴景勝

大関に復帰した貴景勝(23・=千賀ノ浦)が、勝ち越しに王手をかけた。
初顔合わせの西前頭4枚目琴勇輝(28・佐渡ケ嶽)を下して7勝3敗と星を伸ばした。
稽古でも巡業でも肌を合わせたことがない相手で「本物の初顔」と貴景勝。
立ち合い、琴勇輝のもろ手突きをはね除けると、関脇経験者を一気に土俵際まで持っていき突き出した。
一歩的な展開だったが、勝ち名乗りを受ける間に何度か顔をしかめた。
左目を赤く腫らして支度部屋に戻ると「入っちゃったみたい」と、取組の中で琴勇輝の突きが接触したと説明した。
それでも「全然大丈夫」と、視界に影響はないことを強調。
「格闘技の世界だから。その世界にいて(痛いなど)言うべきじゃない」と、アクシデントをものともしなかった。
1敗の横綱白鵬とは2差だが、終盤戦で直接対決が組まれることは確実。
優勝争いに食らいつきたい23歳は「星勘定で見られる世界だけど、あと5日じゃなくて明日、明後日としっかりいい準備をするだけ」と、地に足をつけていた。

御嶽海

御嶽海が早くも5敗となった。
左四つで出たが、懐が深い竜電にまわしを引かれて形勢逆転。
体を入れ替えられると、力なく土俵を割った。
支度部屋では無言を貫き、悔しさをにじませた。
八角理事長(元横綱北勝海)は「まわしを取りにいくのが早過ぎた。勝ちたい気持ちが出ちゃったのかな」と首をひねった。
2度目の優勝を遂げた先場所は12勝。
大関への望みをつなげるためにも、今場所で2桁白星を挙げたいところだが、残り5日間で1敗もできない状況に追い込まれた。

阿炎

阿炎が狙い通りの取り口を披露した。
得意のもろ手突きで北勝富士を起こすと、のど輪攻めの右もよく伸びる。
低い当たりが武器の相手だけに「押し相撲の人は、こんな相撲をされたら嫌だろうなと思った」と納得の口ぶり。
2連敗中だった難敵を難なく攻略した。
3場所連続での小結。
リーチの長さや、運動神経の良さもあって安易な引き技に頼ることも多かったが、着実に力を付けてきた印象がある。
上位陣への挑戦などで経験を積み、相撲とより真剣に向き合うように。
「自分が少しずつ変わっていかなければいけない。引き出しが増えた」と手応えをつかんできた。
八角理事長(元横綱北勝海)も成長ぶりを認める。
「以前は勝てば一緒という感じだったと思うが、今は勝っても負けても前に出ている。こういう相撲を取らなくてはいけない。看板力士なんだから」と期待を寄せた。
場所直前には、インターネット交流サイト(SNS)に不適切な動画を投稿したとして厳重注意を受けた。
反省の一心で「一番に懸けている」といい、信頼回復へ日々の土俵に全力を注ぐ。
同世代では貴景勝や御嶽海、朝乃山らが注目を集める中、阿炎も負けていない。

朝乃山

新小結の朝乃山(25・高砂)が「進化」と「節制」で堂々の優勝争いだ。
大相撲九州場所9日目(18日、福岡国際センター)は幕内大栄翔(26・追手風)をはたき込んで7勝目(2敗)。
賜杯レースでトップに立つ横綱白鵬(34・宮城野)を1差で追走している。
取組後は「落ち着いて相撲を取れたと思う。一日一番、自分の相撲を取りたい」と表情を引き締めた。
この日の大栄翔を含めて、今場所は苦手にしていた突き押し相撲の相手を克服。
大関貴景勝(23・千賀ノ浦)、小結北勝富士(27・八角)、小結阿炎(25・錣山)と撃破している。
朝乃山は「相手を苦手だと思ったら勝てない」ときっぱり。
「今までの出稽古は(稽古相手が)組む相撲が多かった。今回は押し相撲がいる部屋に行こうと考えた」と場所前の稽古に手ごたえを感じている。
かねて、本場所中は禁酒を実践。
今回は期間を“前倒し”して2日から酒を一滴も飲まずに本番に備えてきた。
場所中に食事に出かける際に口にするのはお茶や水、炭酸水など。朝乃山は「初日の1週間前は、もう飲みに行かないと決めていた。場所が終わったら、たくさん飲みたいですね(笑い)」と体調管理にぬかりはない。
ここまでくれば、当初の目標に掲げた新三役での勝ち越しは通過点。
大関取りの起点となる2桁10勝、さらには2度目のVの期待も膨らむ。
朝乃山は「上位の休場者もいるし(休場者が)全員出ていたらここまで勝てない。まぐれ」と冷静に話す一方で「(役力士として)土俵の上に立って戦っていることを自信にしていきたい」。
初Vの5月場所の再現を狙う。

妙義龍

速攻で遠藤に快勝。
「一番良い相撲だったんじゃないか。きょうみたいに取れば、良いイメージができる。それを大事にやっていく」

炎鵬

千代丸の懐に潜り込めず、突き出される。
星がまた五分に戻り、「ちょっと消極的になっている。あと5日間、思い切ってやるだけ」。

琴奨菊

阿武咲に抵抗できず、ご当所で負け越し。
「老け込む年ではない。失うものもないし、しっかりいけばいいのに」と自らに言い聞かせるように。

千代丸

大相撲九州場所10日目(19日・福岡国際センター)鹿児島県出身の千代丸がご当地場所で7勝目を挙げ、昨年初場所以来の幕内勝ち越しに手をかけた。
小兵の炎鵬をよく見て攻め込んで突き出し。
「落ち着いて取れば、押されることはない。中に入られないようにだけ警戒した」と満足げだった。
人気者に大声援が飛ぶ中でも冷静さが光った。
「完全アウェーで、見渡す限り(ファンが応援で掲げる)炎鵬のタオルだったけど、1枚だけ千代丸があった。それが救いだった」と頬を緩める。
平幕ながら3敗で優勝戦線にも踏みとどまり「幕内初の2桁勝利をできたらいい」と高い志を示した。

錦木

7日ぶりに白星を挙げ、7敗で踏みとどまる。
「いったん(悪い)流れが切れた。落としちゃいけない。残り全部勝たなきゃいけない」

夢道鵬

元横綱大鵬の孫で、元関脇貴闘力の四男の夢道鵬(むどうほう・18・大嶽)が、偉大な祖父の化粧まわしを締めて、新序出世披露に臨んだ。
大鵬の地元・北海道で有名な、すずらんがあしらわれた化粧まわしは、兄で幕下の納谷も昨年初場所の新序出世披露で締めたもの。
2人目の「大鵬の孫」として角界入りした夢道鵬は「気持ちが引き締まる。これから頑張らないといけないと、あらためて思った」と、初々しく話した。
夢道鵬について、恩師で多くの幕内力士を輩出する埼玉栄高の山田監督は「プロの体になれば化ける可能性がある」と、将来性を高く評価する。
183センチ、135キロの体を一回り成長させ、十両、幕内へと番付を上げることを期待した。
ところが今場所の前相撲で、夢道鵬は1勝2敗だった。
再出世力士に勝っただけで、今場所初土俵の他2人に負けた。
モンゴル出身の出羽ノ龍(出羽海)が3勝、埼玉栄で夢道鵬の1学年上の二本柳(阿武松)が2勝1敗。
半年間の研修などを経た出羽ノ龍は「やっと前相撲を取れた」と笑った。
二本柳は昨夏に負った右膝の大けがからの再起だけに「化粧まわしの重みを感じた」。
逸材ぞろいの3人。数年後「伝説の新序出世披露」となる日が来るかもしれない。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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本場所 10日目 情報!

鶴竜

九州場所は初日の「結びの一番」が、いきなり横綱の不戦敗という“波乱”で幕を開けた。
東の正横綱・鶴竜(34)が、当日になって休場を決めたからだ。
初日から休場する力士は本来、その2日前となる金曜午前中までに届け出る必要がある。それを過ぎると取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決まってしまい、2日目については割り返し(取組の再編)が必要になって大変な手間がかかるのです。今回、鶴竜は初日に小結・朝乃山(25)、2日目に隠岐の海(前頭筆頭、34)といずれも過去に金星を献上しているガチンコ力士と組まれていた。腰のケガがあるとはいえ、“敵前逃亡”と思われても仕方がない。
鶴竜が所属していた井筒部屋では、先場所中に井筒親方(元関脇・逆鉾)が急逝したため、力士たちは場所後に陸奥部屋へ移籍している。
「もともと陸奥部屋にいた力士と元井筒部屋の力士によるトラブルを恐れてか、陸奥親方(元大関・霧島)の指導は遠慮がちで、鶴竜も部屋の居心地が悪いのか、福岡入りしてからは出稽古ばかりだった。親方は出場できるか、鶴竜の状態の確認もままならなかったようだ」(協会関係者)
両横綱とも休場が多いにもかかわらず、2018年初場所から2年間で鶴竜が与えた金星は12個もある。

白鵬

横綱・白鵬(34)は平幕の大栄翔(前頭筆頭、26)に一方的に押し出され、衰えを感じさせる取組だった。
その翌日のスポーツ紙では元横綱・北の富士勝昭氏が〈私の予想より急速に落ちている〉と酷評している。
白鵬は横審から立ち合いの張り差しやカチ上げを批判されて控えていたが、大栄翔やその翌日の朝乃山との取組では、“解禁”している。ガチンコ力士相手には、カチ上げでもしないと勝てないほどに力が衰えているということでしょう。
両横綱とも休場が多いにもかかわらず、2018年初場所から2年間で白鵬が与えた金星は6個。
9日目18日日、本人では初となる、史上最多43度目の優勝を目指す一人横綱の白鵬が、優勝争い単独トップを守った。

豪栄道

初日の小結・遠藤(29)との取組で負傷した大関・豪栄道(33)も翌日から休場。
来年初場所は大関在位32場所で実に9回目となるカド番で迎える。
歴代3位という不名誉な記録である。

高安

取組の直前に休場する大失態を演じた大関高安(29=田子ノ浦)の関脇陥落が濃厚となった。
大相撲九州場所8日目(17日、福岡国際センター)、会場に到着する前から腰痛を発症。
幕内土俵入り後に支度部屋の風呂で患部を温めて出場を目指したが、痛みは一向に治まらない。
大関の異変を伝え聞いた九州場所担当部長の境川親方(57=元小結両国)が支度部屋に駆けつけて事情を聴くと、高安は「痛くて四股も踏めません…」。
急きょ、休場が決まった高安は報道陣からの問いかけに無言。
付け人の肩を借りながら引き揚げた。すでに9日目(18日)の割(取組)が決まっていたため、審判部では取組を変更する「割返し」が行われた。
横綱白鵬(34=宮城野)が昨年7月場所で午後2時すぎに休場を届け出たケースはあるが、土俵入り後の休場は前代未聞だ。
境川親方は「ギックリ腰。歩けないんだから、しようがない。こっち(会場)に来る前から痛かったみたい」と説明。
今場所はカド番で簡単には休めない事情もあった。
師匠の田子ノ浦親方(43=元幕内隆の鶴)は体調不良で休場中とはいえ、有事の際にストップをかける立場。
境川親方が田子ノ浦親方に連絡し「(休場なら)もっと早く連絡せんかい!」と一喝する場面もあった。
師弟の意思疎通不足も露呈した格好だ。
日本相撲協会の八角理事長(56=元横綱北勝海)は「本当にお客さんに申し訳ない」と謝罪した。
この日の不戦敗と9日目の休場で3勝6敗。
仮に再出場できたとしても大関残留は極めて厳しくなった。
来年1月の初場所で関脇へ転落することが確実になってくる。
師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が18日に再出場しない方針を示し、2場所続けて負け越す見通しとなったため。
初場所で10勝すれば復帰できる。
田子ノ浦親方は「中途半端に出て、来場所で大変なことになるよりも、しっかり治して臨んだ方が(大関に)戻れると思う。それだけの力はある」と述べた。
高安は左肘のけがのため先場所を全休。
3度目のカド番だった今場所は、9日目まで3勝5敗1休だった。

貴景勝

貴景勝は鼻血を流し、勝ち名乗りを受けた。
立ち合いで頭から当たって突き起こしたが、北勝富士も突き押しで応戦。
激しい攻防を繰り広げ、最後はタイミング良く左から突き落とした。
「同じ押し相撲で、相手も気持ちで取るタイプ。力を出し切ってくるだろうと思ってやった」と気迫十分だった。
鶴竜、豪栄道、高安が不在の中、白鵬を2差で追う状況。
「とにかく自分のことに集中する。疲れはあるけど、力を出し切れるようにするだけ」と足元を見詰めた。

御嶽海

玉鷲を寄り切って3連勝で白星先行。
「スピードのある相撲だった。ここから。2桁勝利を目指して頑張る」と力強く。

朝乃山

大器とはいえ、極端に合口が悪い相手がいれば、出世街道の障害になりかねない。
朝乃山にとって、それが大栄翔。
重い突き押しにも屈して7連敗中だった苦手を破り、「これからの相撲人生につながる白星にしたい」と決意を込めて言った。
鋭い踏み込みに、同じ過ちは繰り返さないという気迫を込めた。
力強いかち上げから先手を奪い、相手の武器を封じた。
すかさず右をのぞかせると、これを嫌った大栄翔が頭を下げたところを逃さず、押しつぶすようにはたき込み。
「落ち着いて取れた」と自賛の内容だった。
最後に勝ったのはいつか。「新入幕の時以来ですよね」。そう即答できるほど、苦杯を喫し続けた難敵にようやく借りを返し、「今場所だけでなく、毎場所克服していきたい」。
一度の成功だけで形勢を逆転できないことは重々、承知の上だ。
自身を勢いづけそうな白星で、新小結での勝ち越しに王手をかけた。
「休場した上位が全員出ていたら、これだけ勝てない。まぐれだ」と謙遜しつつ「自信にはしたい」とも。
真摯に課題と向き合う姿も頼もしかった。

明生

4日ぶりの勝ち星で白星先行。
妙義龍に圧力負けせず、「きのうまでは内容が悪かったが、きょうは踏み込みが良かった。前に出ようと意識できた」と納得顔。

琴勇輝

2016年名古屋場所以来となる白鵬への挑戦。
歯は立たなかったが、「ただ負けたのではなく、勉強になったこともある。次に生かしたい」と収穫も強調。

炎鵬

炎鵬が動きの良さで琴奨菊を破った。
左にずれるように立つと、相手の右腕を取りながら左下手を引いた。
投げは決まらずに一度離れたが、今度は左腕を引っ掛けて土俵外へ追いやった。
70キロ以上重い元大関を翻弄し、「うまく圧力を殺して、逃がして。体がよく動いてくれた」と自賛した。
大歓声を受けながらご当所の琴奨菊を破って再び白星先行。
連敗も3で止めた人気者は「期待に応えたいという思いでやっている。自分の良さを出していきたい」と表情を引き締めた。

松鳳山

阿武咲との激しい攻防を制して6勝目。
35歳は息を切らしながら、「3日分は体力を使った。若い子に動き負けずに頑張っている」。

休場者が相次ぐ九州場所を盛り上げているのが前頭13枚目の輝だ。
志摩ノ海に快勝して2敗を守り、優勝争いに顔を出している。
「最近の何場所かに比べるとやりたいことができている」と手応えも上々だ。
身長192センチの大柄な体を小さく丸めて頭からぶつかった。
右を差し、左でおっつけながら前に出る。
相手が逃げられないように体を密着させ、危なげなく押し出した。
石川県出身でしこ名は北陸新幹線「かがやき」にちなんで付けられた。
長い腕を生かしたスケールの大きな相撲で将来を嘱望されたが、新入幕からもうすぐ4年。
幕内中位から下位にとどまり、存在感は薄れていた。
今場所は一転、快調に白星を並べている。
「意識が変わってきた。一気に踏み込んで自分の形を作れるようにしている」。
かつては突きを繰り出すものの足が前に出ず、ばったり倒れることがあった。
今は右を差して相手を捕まえる相撲で、勝利を重ねている。
まだまだ伸びしろはある。
熱心な指導で知られる師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)は「もっと下から、膝を曲げて。気が優しいのかもっと荒々しくいかないと」とさらなる成長を期待する。
勝ち越しに王手。
幕内で経験のない2桁勝利も見えている。
「良い感じで相撲を取れている。この感覚でしっかりやっていきたい」。
星勘定よりも、目の前の一番に集中する。

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本場所 9日目 情報!

白鵬

17日に行われた大相撲九州場所中日、横綱・白鵬(宮城野)と前頭四枚目・玉鷲(片男波)の結びの一番は館内が騒然とする異様な雰囲気の中での決着となり、白鵬が見せた振る舞いに対して、元横綱・若乃花の花田虎上氏が「残念です」と苦言を呈する場面があった。
幕内における両者の対決はこれまでに16回あり、白鵬の15勝と横綱の圧倒的優位だ。
しかし、1度目の立ち合いで白鵬がつっかけて迎えた2度目の立ち合いで館内の様子は一変する。
今度は立ち合いが合わずに玉鷲がつっかけると、玉鷲の胸を目掛けて白鵬が右腕一本で激しく突き返したのだ。
この行動に対して館内は騒然となった。
ざわめきが収まらない中で3度目の立ち合い、左の張り差しから左上手を取った白鵬が一気の寄り切りで勝負を決すると、AbemaTVで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「ん?」と唸り、言葉を選ぶように「土俵の上では平等です」と話すと次のように続けた。
「立つ前にああいうことをやられてしまうと、玉鷲が萎縮して(白鵬に)合わせなければいけなくなってしまう。横綱の立ち合いで立たなければいけなくなるが、玉鷲は押し相撲。少しでも早く立たなければいけないが、それができなくなる。残念です」と話した。
白鵬は7日目にも前頭三枚目の宝富士(伊勢ヶ浜)をはたき込みで下した際、左腕を振り上げるガッツポーズのような仕草を見せている。
このことについても、花田氏は取組前に「これはよくない。我慢しないと、また言われてしまう」と残念そうに話していた。
2日目に前頭筆頭の大栄翔に敗れたものの中盤から徐々に安定感が増し、17日は押し相撲の玉鷲を組み止めて寄り切ってただ1人、1敗を守りました。
9日目の18日は、前頭4枚目の琴勇輝と対戦します。
過去3回の対戦は、いずれも白鵬が勝っていて、組み止めれば横綱の優位は動きません。

高安

大相撲の大関カド番、高安(29・田子ノ浦部屋)が九州場所8日目の17日、腰痛により急きょ休場した。
土俵入りの後、不調を訴えた。
取組直前の休場は極めて異例。
福岡国際センターから帰る際には、付け人の肩を借りながら車に乗り込んだ。
支度部屋で状況を確認した九州場所担当部長の境川親方(元小結両国)は「ぎっくり腰。こっちに来る前から痛みはあったようだ。歩けないから仕方ない」と述べた。
日本相撲協会の審判部は、既に決めていた9日目の取組を編成し直す「割り返し」を行った。
相撲協会によれば、取組直前の休場は1989年秋場所で、控えで出番に備えていた幕内の富士乃真(現陣幕親方)が土俵上からの力士の落下によって負傷し、休んだ例がある。
高安は今場所が3度目のカド番。
8日目の対戦相手、宝富士は不戦勝で、高安は3勝5敗となった。
再出場して勝ち越さなければ、来年1月の初場所は関脇へ転落する。
高安の休場は、左肘の怪我により途中で休んだ名古屋場所から3場所連続で、通算7度目。

貴景勝

本来の力強さが戻ってきた。
貴景勝が初顔合わせの明生を一蹴。
今場所は高安をはじめ役力士4人を倒すなど成長著しい相手を問題にせず、左胸に抱える不安からの復調を印象付けた。
「自分の相撲を取ろう」と自身に言い聞かせた。
その言葉通り、得意のもろ差しを狙ってきた明生に低く当たると、すかさず突き起こして懐には飛び込ませない。
攻め手を緩めずに押し出し、「自分の力を出し切れた」と納得顔だった。
7日目の妙義龍戦に続く完勝。
師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は「昨日は初めていい相撲が取れた。押し相撲は一つのきっかけで変われる」という。
序盤戦では精彩を欠くこともあったが5勝3敗で折り返し、ペースが上がってきた。

御嶽海

2連勝で星を5分に戻す。
「体は動いている。あと6番勝って10勝。それ以上も意識してやっていく」と力強く。

阿炎

年間最多勝を争う朝乃山に押し出されて完敗。
「差させず、組ませないようにと意識し過ぎた。頭を使わないで、感じるままにやらないといけない」

遠藤

3連勝。
熱戦の末、北勝富士を押し出し、「まあよかった」。
星を5分に戻しての折り返しにも、普段と変わらない淡々とした口調で。

朝乃山

小結の阿炎を危なげなく押し出して6勝目。
9日目の今日は、前頭筆頭の大栄翔との対戦です。
朝乃山は、押し相撲の大栄翔相手に、今場所ここまで見せている、立ち合いの鋭い踏み込みで勝り、得意の右四つに組み止めて勝負したいところです。

宝富士

高安が急きょ休場となって不戦勝。
支度部屋では出番へ向けた準備をしており、「まげを直している時に聞いた。びっくりした」。

豊山

豊山が炎鵬に作戦勝ち。
「流れの中での相撲は相手の方が強い」と警戒し、3度目に成立した立ち合いでも当たらず距離を取り、見合う形に持ち込んだ。
その後は、懐に飛び込もうとしてきた小兵をよく見て攻め、両足がそろったところを見計らって押しつぶすようにはたき込み。
「きょうは落ち着いていた」と自賛した。

石浦

石浦が珍手の三所攻めを決めた。
当初、外掛けとアナウンスされた決まり手は、右手で錦木の左脚を取るなど、同時に3カ所を攻めていたと判断され、訂正となった。
この技を決めたのは、幕内では1993年秋場所での舞の海以来、26年ぶり。
「初めて。アマチュア時代にもやったことがない」と驚いた様子だった。v

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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本場所 中日 情報!

白鵬

「相手に力を出させず落ち着いてその辺は、うまく取れたなと思う」と振り返りました。
報道陣から「序盤、場所がばたつく中で横綱がどっしりとしてきたように見えるが」という質問に対しては、「まあ、その思いでやってますからね」と話していました。

高安

ようやく3勝目を挙げ、「きょうは、自分らしい相撲が取れてよかった。これをきっかけに内容のいい相撲を取っていきたい」といつもどおり淡々と話していました。
難敵を破って連敗脱出。場所の折り返しを前に、角番大関の高安に復調の兆しが見えてきた。
立ち合いから玉鷲の強力な突き押しに後退した。
だが、土俵際で右からおっつけて形勢逆転。相手の体勢が崩れたところを前に出て突き倒した。
高安は「今日は自分らしい相撲が取れた」と手応えをつかんだようだ。
高安は7月の名古屋場所で玉鷲と対戦した際に左肘を痛め、その後途中休場に追い込まれた。
秋場所を全休して回復に努めたが、9月末の全日本力士選士権で再び痛める不運も重なり、稽古が十分ではない状態で今場所を迎えた。
初日こそ快勝したが4日目からは3連敗。
会場が大きなため息に包まれたこともあった。
同じ二所ノ関一門の尾車親方(元大関・琴風)は「左の突きが出ていない」と負傷の影響で本調子でないと見ている。
大関としての責任を果たせないのでは、という声も聞こえてくるが、尾車親方は「開き直ってやるしかない」と奮起を促した。
今場所前には婚約を発表し、発奮材料が増えた。
高安は「これをきっかけに、いい内容の相撲を取れるようにしたい」と、まずは角番脱出を目指す。

貴景勝

貴景勝が本来の押し相撲で妙義龍を破り、白星を一つ先行させた。
立ち合いで右ほおを張られたがひるまず前へ出ると、腕を伸ばして一方的に押し込んだ。
場所前から取材に対して無言を通してきたが、この日は質問に返答。
初優勝を果たした昨年の九州場所を「懐かしい。(当時は)背負うものがなかった。今はありがたい圧もある」と率直に思いを語った。
連敗を止め、「集中して毎日毎日、自分の中では、後悔しないようにやっている。星があがっていなくても、準備して同じことをやって臨んでいる。ただまだ半分以上残っているので、15日間、同じことをやりきればいい。変えることはない。どんな精神状態でも強いやつは強い。悪い時でも星を残せるようにならないと長く力士をやれない。勝たないといけない。勝つことが何よりなのでそのへんはよかった。優勝をねらわないと”何をしているんだ”となる。こういう成績だが諦めずにとにかくやっていくだけ。内容は悪くないので最後まで集中していきたい」と今場所初めて、支度部屋で報道陣の質問に答えていました。

御嶽海

連敗を「3」で止め、「思い切った相撲が取れてしっかり足が出たと思う。連敗も1つの試練だと思って、きょう勝ったのが大きいね。自分の相撲を全力で取っていきたい。ここから連勝していきたい」と前向きな様子でした。

栃ノ心

大相撲九州場所を5日目から休場していた関脇・栃ノ心が17日の中日8日目の取組に入らず、今場所10勝以上を挙げての来場所の大関復帰がなくなりました。
栃ノ心は先場所、6勝9敗で2場所続けての負け越しとなり関脇に陥落し、九州場所で10勝以上を挙げての大関復帰を目指していました。
今場所は、初日、2日目と得意の左上手を取る形に持ち込んでも連敗するなど精彩を欠いていました。
さらに2勝目を挙げた4日目には右脇腹の辺りを痛めて右の脇腹の軟骨を折り、3週間の安静と治療が必要と診断され5日目から休場していました。
栃ノ心はこのまま休場を続け、16日に発表された17日の中日8日目の取組に入らず、今場所10勝以上を挙げての1場所での大関復帰がなくなりました。

阿炎

阿炎が3連勝で白星を先行させた。
もろ手から長いリーチを生かした突き押しで主導権を握ると、体が起きた碧山を休まず攻めて快勝。
「作戦がかみ合った。序盤戦で負けた相撲が生きている」と納得の表情だった。
この白星で年間勝利が幕内最多タイの49勝となった。
8日目は最多で並ぶ朝乃山との対戦。
「思い切った相撲が取れればいい」と気を引き締めた。

朝乃山

2敗を守り、上手は1枚だったがしっかり引きつけられている。三役の雰囲気にも慣れてきたので、1日、一番やっていくだけだ。横綱についていきたい」と落ち着いた様子で話していました。
新小結・朝乃山が前頭筆頭の隠岐の海を降し、三役の中で唯一2敗を守った。
立ち合いでがっちりとつかんだ左上手を離さず、隠岐の海の投げ技にも耐えて寄り切った。
貫禄すら漂わせた内容だったが、「(相手の)投げを呼び込んでしまった」と反省し、慢心はない。
初めて経験する三役の重責に「前頭のときとは雰囲気が違うが、それだけ。一日一番、しっかりやるだけ」と気合を込めた。

玉鷲

高安に突き倒され、35歳の誕生日を白星で飾れず。
「バランスを崩してしまった。熱くなり過ぎた」と反省。

阿武咲

好調の明生に初勝利。
中学時代にも勝てなかったそうで「昔から強かった。稽古場では五分だし、苦手意識もないのに…」と苦笑い。

炎鵬

3敗目を喫し、「立ち合い、ふわっといってしまった。技が中途半端になってしまったのが敗因。1番やってはいけない相撲、もったいない。一番、一番、出しきることが仕事で、それができないのが自分のすべて」と淡々と話していました。

豊山

大相撲九州場所(福岡国際センター)7日目の16日、西前頭9枚目の豊山(新潟市北区出身)は、剣翔に突き落としで敗れ、4勝3敗となった。

千代丸

5勝2敗として「立ちあいで差すかどうか迷っていた。その迷いがよかったのかもしれない。好調の要因はわからない」とほっとした様子でした。
連敗を止め、正代も5勝目を挙げ「圧力をかけられたのでよかった。相手の引きは気にしていた。連敗を止めたことが1番よかった。
負けた相撲は、立ち合いから流れが悪かった。前に出る相撲を続けていきたい」と話していました。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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本場所 7日目 情報!

白鵬

大相撲九州場所6日目は15日、福岡国際センターで行われ、一人横綱の白鵬が平幕明生を危なげなく上手出し投げで下し、1敗で単独トップに立った。
張った左で素早く上手を取って出すと、相手が両手をついた。
横綱が「決まるとは思っていなかった」と振り返ったあっけない決着。
藤島審判長(元大関武双山)は「攻防のある相撲を期待していただけに残念」と渋い表情だった。

高安

カド番大関の高安は妙義龍に寄り倒され、3連敗で2勝4敗。

貴景勝

大関貴景勝は玉鷲に押し出されて2連敗で3勝3敗となった。

御嶽海

関脇御嶽海は宝富士に寄り切られて4敗目を喫し、場所後の大関昇進は絶望的となった。
御嶽海が宝富士にも完敗し、平幕に3連敗。
相手十分の左四つになって頭をつけたが、踏ん張り切れずに寄り切られた。
「中に入ろうと思ったが、あまりにも痛過ぎて起き上がっちゃった」。
3日目の取組で右まぶたを切った影響を認めた。
三役在位は17場所連続。
先場所は12勝で賜杯を抱き、今場所の成績次第で大関昇進の機運を高めることもできるが早くも4敗。
「我慢が足りないね」。原因は分かっていると言いたげだった。

遠藤

遠藤がうまさを存分に発揮し、朝乃山との小結対決を制した。
相手十分の右四つとなって出られたが、左でおっつけてから巻き替えに成功。
もろ差しを果たすと、慌てた朝乃山が再び右を差しにきたところを狙いすまして投げで仕留めた。
納得の相撲だったのだろう。
支度部屋では多くを語らないが、巻き替えのタイミングの良さに水を向けられると、3度うなずいた。
先場所の雪辱を狙った朝乃山も「うまさにやられた。くそー」と苦笑いを浮かべて脱帽。
八角理事長(元横綱北勝海)は「遠藤は下がったが左からおっつけて、うまく相撲を取ったんじゃないか」と感心した。
初日に豪栄道を破ってからは白星から遠ざかっていたが、朝乃山の地力を技巧で封じてきらりと光る存在感を示した。
連敗を4で止めたこの日の白星は今後へ弾みがつきそうで、「自分らしくやるだけ」と表情を引き締めた。
けが人が相次ぎ、上位陣のふがいなさも目立つ中で、連日大声援を受ける人気者が奮起すれば一年を締めくくる場所が盛り上がる。

朝乃山

新小結朝乃山は小結遠藤に下手投げで敗れて2敗目。

妙義龍

実力者の妙義龍が、2016年夏場所以来、3年半ぶりに高安から白星を挙げた。
立ち合いでは中に入れなかったが、引いてうまく距離を取ってもろ差しに。
捨て身の首投げにも構わず寄り倒した。
流れよく大関を破って星を五分に戻し、7日目は埼玉栄高の後輩、貴景勝戦。
「あまり難しいことを考えず、自然体でやっていますよ」。虎視眈々と大関連破を狙っている。

明生

白鵬への初挑戦は完敗。
不成立となった最初の立ち合いで中に入ることはでき、「差し身は上位でも通用する。来場所も対戦できるように頑張る」と手応えも。

玉鷲

貴景勝のいなしにうまく対応し、よく見て押し出す。
「なるべく距離を詰めてと思った。大関というか貴景勝に勝ったことがうれしい」と満面の笑み。

松鳳山

小兵の炎鵬をうまく料理。
対戦成績を4戦全勝とし、「やりやすくはないけど、常に上手を早く、中に入れさせないこと」と攻略法を披露。

豊山

左に大きく動いた石浦にうまく取られ、2敗に後退。
「攻め急いでしまった。引きずらないように、切り替えてやる」

刈谷市制施行70周年記念事業 令和二年春巡業 大相撲刈谷場所

『刈谷市制施行70周年記念事業 令和二年春巡業 大相撲刈谷場所』が2020年4月4日(土)に開催される。
愛知県刈谷市での大相撲巡業の開催は2年ぶりで、市制70周年を記念して行われる。
巡業では横綱の白鵬、鶴竜をはじめ、幕内力士ら約270人が参加予定。
当日は、力士たちの熱い取組はもちろん、握手会などの触れあいや相撲の禁じ手をコミカルに実演する「初切」、 力士が唄う「相撲甚句」の披露など、巡業ならではのお楽しみも予定されており、 相撲を見たことがない方も充分楽しめる。
チケットは、11月16日(土)10:00から各プレイガイドにて一般発売がスタートする。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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