初場所 千秋楽後情報!

豪栄道

かど番の場所を5勝で終え、「自分が持っている力は全部、出し切った」。
来場所は地元の大阪での春場所。
巻き返しを問われ、「今はまだ答えられない」。

 

貴景勝

優勝が懸かっていた徳勝龍に結びで敗れる。
「勢いにのまれた。負けた者は何も言えない。一生懸命やったが、大関の資格がない」

 

朝乃山

新関脇の朝乃山(25=高砂)が、1つ上の番付に挑戦する。
平幕の竜電を浴びせ倒しで破って10勝目を挙げ、春場所(3月8日初日、大阪・エディオンアリーナ)での大関とりの挑戦権を得た。
小結だった昨年九州場所は11勝で、これで合計21勝。
「三役で3場所33勝」が大関昇進の目安となっている中、近大出身の朝乃山にとって第2の故郷とも言える大阪で気を吐く。
圧倒的な力強さを、朝乃山が見せつけた。
すでに10勝を挙げている好調な竜電に、立ち合いでつっかけられた。
それでも動揺は全くない。
2度目の立ち合い。
強烈な右のかち上げでぶつかり、瞬時に右を差してまわしを取った。
得意の右四つになると、一気に前に出て豪快に浴びせ倒した。
「勝っても負けても次につながる相撲を取りたかった」。
その言葉どおり、10勝目を挙げたことで春場所での大関とりが現実的となった。
審判部の境川審判部長代理(元小結両国)は「右差しにこだわるのは立派」と評価。
春場所が大関とりになることについては明言こそしなかったが「権利、チャンスはあると思う。両横綱が出て堂々といい成績なら。そういう(大関とりの)声が出るように頑張って欲しい。力は十分にある」と期待をかけた。
支度部屋で髪を結ってもらう時、ちょうど結びの一番がテレビ画面に映った。
近大の先輩の徳勝龍が優勝したのを見届けると「うれしいけど、悔しいです」と本音をポロリ。
場所中の18日深夜に同大相撲部の伊東監督が急逝。
優勝争いに絡むことはできなかったが「2桁勝って恩返しができたと思います」と柔和な表情を見せた。
大関昇進の目安となる「三役で3場所33勝」のためには、春場所で12勝以上が必要。
加えて横綱、大関を撃破するなど、内容も問われる。
大関とりの場所については「今は考えません」と一言。
つかの間の休みで充電し、第2の故郷の大阪で大暴れする。

 

遠藤

殊勲賞はこの他、2横綱1大関を破った東前頭筆頭の遠藤が初受賞で、三賞は5度目。
2横綱を倒し、初の殊勲賞。
後半戦はもたつきながらも、9勝を挙げて「自分の相撲を立て直せた。来場所もしっかり頑張る」。

 

北勝富士

押しを武器に11勝を挙げて2度目の技能賞を受賞。
「想像していなかった。技能として評価されたのはうれしい」と笑顔。

 

御嶽海

大相撲初場所千秋楽の26日、上松町出身の西前頭二枚目の御嶽海(本名大道久司、出羽海部屋)は、西前頭四枚目の正代に押し出しで負け、七勝八敗で終えた。
先場所に続く負け越しで、二場所連続は初めて。
優勝争いをしている正代に、御嶽海は立ち合いで低く当たり、左で前まわしを狙ったが、正代の出足鋭く、差しにいった右も封じられて押し込まれた。
俵に足をかけて粘ったが、いなそうと体を右に開いたところを押され、土俵を割った。
2017年初場所以来の平幕で迎えた今場所。
序盤に朝乃山、高安、貴景勝といった上位陣に勝てず波に乗れなかった。
9日目からの3連勝で勝ち越しにあと1勝と迫るも、12日目から4連敗を喫した。

 

正代

西前頭4枚目で千秋楽まで優勝を争って13勝の正代が2場所連続4度目。

 

霧馬山

新入幕で11勝の活躍だった23歳の霧馬山も受賞した。
新入幕の場所を8連勝で締めて11勝。
敢闘賞を獲得し、「最後も自分の相撲を取ろうと思った。場所前の稽古が良かった。うれしい」。

 

徳勝龍

大相撲初場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)で大関貴景勝(23=千賀ノ浦)を下し、14勝1敗で初優勝を飾った幕内徳勝龍(33=木瀬)が、ウィットに富んだ優勝インタビューで館内を沸かせた。
2000年春場所の貴闘力以来の幕尻Vに「優勝していいんでしょうか…」と話して観衆を爆笑させると、歓声を浴びて「喜んでもらえて良かったです」と笑顔で語った。
さらにインタビュアーから優勝をいつ意識したか問われ「意識することなく…」と言ったところで「めっちゃ、意識していました」「バリバリ(優勝)インタビューの練習していました」と続けてちゃめっ気たっぷり。
笑顔でインタビューを受けていた徳勝龍の表情が変わったのが、18日に恩師の近大相撲部・伊東勝人監督が55歳で急死したことに触れたとき。
「監督が見てくれていたというより、一緒に戦ってくれた」と言い、涙を浮かべて天を仰いだ。
それでも、最後は「もう33歳ではなく、まだ33歳と思って頑張りたい。(番付は)いけるとことまでいきたい」と力強く締めた。
ベテランらしいインタビューの受け答えで、今後も注目を集めそうだ。

 

春場所は38年ぶり1大関

大相撲初場所で大関豪栄道の陥落が決まり、昇進する力士もいないため、3月の春場所では大関が貴景勝1人になる。
番付上の1大関は、琴風だけだった1982年初場所以来で38年ぶり。

 

大相撲初場所(東京両国国技館)
大相撲を見逃した!もう一度見たい!そんな方はこちらをクリック☆