初場所 3日前情報!

白鵬

8日、東京都墨田区の時津風部屋へ出向き、白鵬は正代と新入幕の霧馬山を相手に17番取った。
白鵬は鋭い踏み込みで機先を制し、前まわしを引き付けて寄り切るなど、2場所連続の優勝が懸かる初場所(12日初日)に向けて順調な仕上がりぶりを披露した。

 

鶴竜

8日、東京都墨田区の時津風部屋へ出向き、鶴竜は北勝富士と15番取った。
鶴竜は北勝富士の低い当たりに起こされ、引く場面もあったが、出し投げや足技を交えた攻めは軽快で持ち前のうまさを発揮。
先場所を休む要因になった腰も問題ないといい、「最近は年6場所、全部出られていないから皆勤したい。そのためにも、何があっても気持ちがぶれないようにしたい」と意欲十分だった。

 

貴景勝

大関として迎える初めての新年。
貴景勝は自覚十分に言い切った。
「優勝しないと始まらない番付。毎場所、優勝という高い目標を立て、それに向かってやっていきたい」。
相撲界を背負う看板力士となり、賜杯の先にある綱とりも意識する。
春場所後に大関に昇進した昨年は相次ぐけがに苦しんだ。
夏場所で右膝を痛め、秋場所の優勝決定戦では左胸を負傷。
大関として唯一、皆勤した九州場所も万全ではなかったが、状態も変わった。
「けがの不安なく本場所に臨める。最後の番付を目指せるようにやりたい」と言い、自分の相撲に集中できる環境が整ってきた。
6日にあった横綱審議委員による稽古総見では、大関候補の朝乃山と三番稽古。
持ち前の低い姿勢で攻め、本来の突き押しではなく、もろ差しを果たす場面もあった。
「理想は(当たって)そのまま持っていくことだが、本場所では押し切れないところも出てくる。応用できればいい」。
8日には、手合わせした高安に優勢。
怪我からの回復を優先した最近数場所とは異なり、稽古内容も充実してきている。
白鵬、鶴竜の両横綱が30代半ばとなり、角界の世代交代が待たれて久しい中、貴景勝は番付の頂点へ最も近い存在と言える。
「自分は体が大きくないので人より負担が大きい。何年後までに(横綱)と条件を甘くするとよくない」ときっぱり。
強い覚悟を胸に前進する。

 

朝乃山

ひと皮むけた朝乃山に次期大関の期待が高まっている。
昨年は夏場所で初優勝し、九州場所では新小結の重圧を感じさせずに11勝を挙げた。
三段目100枚目格付け出しデビューから4年で関脇まで昇進した中、「もう一つ上の番付に上がれば自信が確信に変わる」。
貪欲な姿勢は変わらない。
苦手だった突き押しの相手も克服しつつある。
すぐに左上手を取れなくても焦らず、圧力をかけて得意の右四つに持ち込めるようになってきたが、5日の田子ノ浦部屋への出稽古では新たな課題を突き付けられた。
けんか四つの荒磯親方(元横綱稀勢の里)との三番稽古は1勝16敗と散々だった。
左おっつけで差し手を封じた荒磯親方は「まだ右脇が緩んでいる。上位の力士はつけ込んでくる」と指摘。
「悔しかった。白星を届けて恩返ししたい」と発奮させられた。
関脇は横綱、大関戦が勝負どころの場所後半に組まれるだけに「疲れがピークにくるとき。もっと体力をつけないといけない」。
食事や睡眠から見直す必要性も感じている。
師匠の高砂親方(元大関朝潮)が12月で定年を迎える。
今年中に使者を迎えたい思いは強く、「初場所が大事になる。絶対に自分の形にして、毎日攻め切りたい」。
右四つの完成度を追求することが、大願成就への近道となる。

 

高安

大関復帰を目指す高安が8日、東京都江東区の尾車部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加し、大関貴景勝とは10番取った。
劣勢が目立った中、本来の力強い当たりから押し出す場面も。
「内容の悪いところはあったが、全体的には良かった。膝がしっかり曲がり、浮つかない相撲が多かった」と納得の口ぶりだった。
昨年の名古屋場所で左肘を負傷。
その影響も残った九州場所は腰痛を発症して途中休場し、大関の座を明け渡した。
返り咲きの条件となる2桁白星に向け、「番付も落ちたので初心を思い出してやりたい。力強く、冷静に15日間、ベストを尽くしたい」と意気込みを示した。

 

大栄翔

大栄翔が掲げた2019年の目標は「三役昇進」「初の三賞」「初金星」だった。
東前頭筆頭で臨んだ一年納めの九州場所で勝ち越し、優勝した白鵬に土をつけて殊勲賞も獲得。
「全部かなって、すごくよかった」。
念願の新小結で新年を迎えるにあたり、口ぶりにも自信がにじんだ。
その19年の夏場所には、埼玉栄高の後輩に当たる貴景勝が新大関として土俵に上がり、同学年の朝乃山は初優勝。
身近な力士の活躍を目の当たりにした。
26歳となり、「もう若くない」と自らに言い聞かせた。
膨らんだ危機感を抱えながら自分の取組映像を見返すと、武器の突き押しで攻め込んだ末に苦しくなってはたいたり、安易な四つ相撲に頼ったりして、流れを悪くしているのに気付いた。
「今のうちしかできない。稽古しないと駄目」。
そう肝に銘じ、疲労が蓄積した状況でも、我慢して押し切ることを意識して励むようになったという。
6日の横綱審議委員による稽古総見では、白鵬と鶴竜の胸を借りた。
かち上げや張り手、左四つなど横綱の多彩な攻めを受け、みるみる砂まみれに。
「そんなに甘くはない」と改めて痛感した中、「きょう学んだことをしっかり修正してやっていきたい。いろいろ恩返しができるようにしっかり頑張りたい」と意を決した。
大きな壁を前にしても臆せず、歩みを止めない気概を示した姿に確かな成長の跡が見える。

 

石浦

大相撲の幕内・石浦(29)=宮城野=が7日、東京・墨田区の部屋で取材に応じ、兄弟子の幕下・宝香鵬(30)と4日の稽古中に殴り合いのけんか騒動を起こした件について、「自覚が足りなかった。互いに熱くなった時に、番付が上の自分が口頭で対応できず情けない」と猛省した。
日本相撲協会は6日に今回の事実調査と処分意見の答申をコンプライアンス委員会に委嘱。
同委はこの日、都内で両力士からの事情聴取を開始した。
今後は稽古場にいた師匠・宮城野親方(元幕内・竹葉山)からも事実確認を行う予定。
協会は調査報告を待ち、処分などを含め理事会で審議することになっている。

 

霧馬山

大相撲初場所(12日初日、両国国技館)で新入幕を果たした霧馬山(23)に8日、ネスレ日本から化粧まわしが贈られ、東京・原宿の「ネスカフェ 原宿」で贈呈式が行われた。
ネスカフェのロゴ入りの化粧まわしには赤地にコーヒーカップを持った霧馬山のイラストが描かれた。
「いい顔してますね。いい化粧まわしを作ってもらってうれしい」と関取はご満悦だった。v 2015年から陸奥部屋に同社のコーヒーマシンが設置され、陸奥親方(元大関霧島)や力士たちが愛用。
「ネスカフェ 原宿」では新入幕を祝い、陸奥部屋のレシピをベースにした「陸奥部屋 ポリフェノールたっぷり ちゃんこ鍋 セット」を26日まで販売する。
通常は税込み1000円だが、霧馬山が勝利した翌日は半額となる。
縁の深い同社の全面サポートを受け、霧馬山は「勝ち越し、2桁を目指して頑張ります」。
初場所への意気込みを口にした。

 

照ノ富士

大相撲の西十両13枚目照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が8日、都内の時津風部屋に出稽古し、初場所(12日初日、東京・両国国技館)に向けて自信をのぞかせた。
新関脇の朝乃山や前頭の北勝富士、正代、豊山らと相撲を取り、計7番取って6勝1敗。
「先場所よりは今場所という感じでよくなってきているのは事実」と手応えを口にした。
申し合い稽古を行う前には、土俵まわりで入念にすり足を行うなど、準備に余念がなかった。
稽古中の表情は、引き締まりながらも明るく「前よりも体調はいい。汗もよく出る。(準備を)ただやるだけよりも、意識してやっている」と意図を持って稽古している。
膝の負傷と手術、内臓疾患などで番付を大関から序二段まで落とし、1度は引退を心に決めたが再起。
4場所連続全休から昨年春場所で復帰し、初場所には10場所ぶりに関取として戻ってくる。
理想の自分とはまだ程遠いが「ちょっとずつ足の軽さが取れてきたし、怖さも少しずつ取れてきている。昔感じたことが最近、復活している。1場所1場所ずつ上がっていけばいい」と復調を自分でも実感していた。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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