初場所 17日前情報!

白鵬

大相撲初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表され、11月の九州場所で4場所ぶり43回目の優勝を達成した横綱白鵬(34=宮城野)に注目が集まる。
九州場所千秋楽の翌日(11月25日)には新たな目標として「優勝50回」をブチ上げた。
この時は優勝した勢いで思わず走った印象も与えたが、実際には白鵬なりの考えがあったという。
24日の会見では「言うつもりはなかったけど、皆さんにあおられて(笑い)」と冗談を交えながら「年が明けて五輪が終わったら、目標を失うのが目に見えている。『絶対にそうなる』と感じているんでね」と説明。
「夢は追いかけていくもの。達成できるかできないかは別として、大台50回があれば五輪後もモチベーションを持ってやっていける」と力説した。
かねて白鵬は東京五輪が開催される2020年までの現役続行を公言。
土俵に立ち続ける原動力となる一方で、五輪終了後は「燃え尽き症候群」に陥る可能性もあった。
過去には大鵬の優勝32回などの大目標を達成した直後にモチベーションが著しく低下した経験があるだけに、自ら先手を打って新目標を掲げたというわけだ。
その大横綱は「今年は優勝2回なので、来年は3回」とノルマを設定。
先場所で見せた張り手やカチ上げに横綱審議委員会が苦言を呈したことについても「禁じ手ではないからね」と全く意に介していない。
その強気な表情からも現時点では新たな一年をラストイヤーにする気はなさそうだ。

 

朝乃山

大相撲の新関脇朝乃山(25)が25日、東京・墨田区の高砂部屋で番付発表後の稽古を再開。
白色の稽古まわしも新調し、四股、すり足、ぶつかり稽古などで汗を流した。
来年1月の初場所(12日初日、両国国技館)へ向けて、年明けから出稽古を開始するという。
昇進を機に、現在の薄紫色の締め込みを未使用の黒色のものにする考えもあるが、体になじませる時間がなく「まだ硬くてうまく腰が割れるか、どうか」と思案中だ。
今年は平幕だった5月の夏場所で初優勝。
新三役(小結)だった11月の九州場所では11勝を挙げ、初場所で西前頭8枚目だった番付を関脇まで押し上げた。
だが、「うまくいきすぎた。来年もうまくいくとは思っていない。新しい壁、試練が待っている。それを乗り越えないと上にはいけない」。
大みそかは故郷・富山県で迎えるが、「勝っておごらずですね」。頭を垂れて年を越す。

 

高安

カド番だった九州場所を腰痛で途中休場して関脇に転落した高安が、いきなり体調不良に陥った。
都内の部屋で行われた朝稽古を四股だけで途中で切り上げ、午後に行われた力士会も欠席。
関係者によると、インフルエンザに感染したとの連絡があったという。
初場所での2桁勝利が大関復帰の条件だが、今後の調整が懸念される。

 

御嶽海

来年一月十二日に東京・両国国技館で初日を迎える大相撲初場所の番付が二十四日に発表され、上松町出身の御嶽海(本名大道久司、出羽海部屋)は西前頭二枚目となった。
九州場所まで十七場所連続で維持した三役から降格し、二〇一七年初場所以来の平幕で土俵に上がる。
都内の出羽海部屋で取材に応じた御嶽海は「悔しい」と何度も口にし、「また上を目指して頑張りたい」と表情を引き締めた。
九州場所では右まぶた上を切るけがも影響し、六勝九敗と負け越した。
秋場所優勝を受け、大関昇進への期待を担って臨んだが不本意な結果となった。
精神面での課題を挙げた一方「久々の平幕。暴れたい」と気合も見せた。
取材終盤には、母校の木曽町中学校の相撲部員らからこの日の朝に届いた動画の応援メッセージをスマートフォンで見て、ほほ笑んだり、目頭を押さえたりする場面もあった。
25日、27歳の誕生日を迎えた。
都内の両国国技館で行われた力士会に参加して27歳の目標を発表。
「(体重の)マイナス10キロを目指します」と宣言した。
自身のベスト体重を「165キロ」とする中、この日の体重測定では175キロを計測。
九州巡業で「暴飲暴食」をしてしまったと明かし「付け人と一緒に太った。鶴竜関にも『また太った?』と言われた」と頭をかいた。
急激なダイエットは体に負担をかけるため「来年の九州場所には12.3キロ落としておきたい」と計画的に減量に励む予定。
九州場所で負け越し、約3年間守った三役から落ち一からのスタートとなるが、まずは体重管理からストイックになる。
「かっこいい体を目指そうかな」と、心機一転を誓った。

 

霧馬山

大相撲の初場所(来年1月12日初日、両国国技館)の新番付が24日に発表され、西十両5枚目だった九州場所で11勝4敗の好成績を残した霧馬山(23)=陸奥=が新入幕を果たした。
「(新入幕は)十両に上がった時からの次の目標だった」。
モンゴルに住む両親には「これで15日間、テレビで(自分の)相撲が見れるよと報告したい」と笑顔を見せた。
転機は横綱・鶴竜の陸奥部屋への移籍だった。
今年9月に井筒親方(元関脇・逆鉾)が死去。
同じモンゴル出身の横綱が兄弟子になった。
「毎日、胸を出してもらい『どんな相手でも自分の相撲を取るようにしないさい』というアドバイスも貰いました」
食事面でも横綱の目がキラリと光った。
九州場所中、毎日の食事でも横綱が隣に座り「もっと食べろ」と言われたという。
普段はご飯がどんぶり2杯の食生活が3杯になり、体重も10キロ以上増えて140キロ台になり、取り口にも重さが出た。
初場所では尊敬する横綱の露払いも務める。
「新入幕は横綱のおかげです」と感謝の言葉も忘れなかった。
モンゴル・ドルノド県セングレン村の出身。父・ビャンブチュルンさん(49)は羊を飼育する遊牧民だった。
幼い頃から父の仕事を手伝いながら乗馬などで自然と足腰が鍛えられた。
2017年の九州場所で三段目優勝した時は日本語もほとんど話すことが出来ず、近くを通りかかった同じモンゴル出身の力士が通訳を務めたほどだった。
番付と同じように日本語も急上昇で流ちょうになった。
陸奥部屋では2008年の白馬以来、11年ぶりの新入幕。
師匠の陸奥親方(元大関・霧島)は「本人の目指しているのはもっと上。それも本人がやる気にならないと難しいが、本人にやる気があるので、これからも厳しい事を言う。本人がどこまで自分を追い込めるかだ」と期待を寄せていた。

 

照ノ富士

大相撲初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)で関取に復帰する大関経験者、西十両13枚目照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が25日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われた力士会に出席した。
力士会は関取衆で構成され、再十両の照ノ富士にとって久しぶりの参加となり、周りの関取衆からも声をかけてもらったという。
「うれしかった。以前と変わらないけど、久しぶりだった」と、懐かしげに話した。
初場所に向けて九州場所前と同様に、時津風部屋への出稽古で調整を進める方針。
両膝のけがなどからカムバックした28歳は「お客さんに元気な姿を見せられるように頑張りたい」と、決意を語った。

 

大相撲力士インフル

大相撲の十両以上の関取で構成する力士会が25日、東京・両国国技館で開かれ、公傷制度の復活を日本相撲協会側に要望した。
同制度は03年を最後に廃止されたが、近年は異常な程に重傷者が続出。
要望を受けた協会の尾車事業部長(元大関琴風)も検討する意向を示した。
先場所は横綱鶴竜に大関は豪栄道、高安が休場。
貴景勝、栃ノ心、高安と3場所連続で大関降下者が出た。
元大関照ノ富士や人気業師の宇良も序二段まで番付を落とし、再起ロードを歩んでいる。
番付降下を避けるため強行出場し悪化させるケースも多く力士生命に関わる問題。
かつては公傷認定による休場力士が続出したため廃止となった経緯はあるが、明らかに本場所で負った重傷と認められるなら再考の余地はある。
今後、制度適用基準など協議される。
また冬巡業でインフルエンザがまん延。
十両貴源治が感染したにもかかわらず、相撲を取らせた問題も発覚。
尾車部長は、これまで冬巡業後に行っていた予防接種を、冬巡業前に前倒しする対策案を示した。

 

公傷制度復活を大相撲力士会が要望

大相撲初場所前の力士会が25日、東京・両国国技館で開かれ、力士会から公傷制度復活の要望が出された。
本場所中にけがをして翌場所を休場しても、公傷が認められればその次の場所も同地位にとどまれるという同制度は、2003年九州場所を最後に廃止されていた。
力士会会長の横綱鶴竜は「公傷制度の話が出ました。要望を提出しました」とした。
九州場所では9関取(本場所中に8人)と多くの休場者が出ていた。
力士会では尾車事業部長(元大関琴風)が対応し、参加した関取の1人は「前向きに対応してくれる感じがした」と話した。
また、冬巡業でインフルエンザが流行したことで、尾車事業部長は「巡業に出る力士は、出る前に予防接種をできるようにできないか」など検討していくと話した。

大相撲九州場所(福岡国際センター)
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