本場所 5日前 情報!

■鶴竜
鶴竜と白鵬の両横綱が福岡市の住吉神社で約5000人の観衆の前で土俵入りを奉納した。
鶴竜はここ2年の九州場所は全休だが、16年は優勝しており「悪いイメージはない」とプラスに捉えている。
この日は時津風部屋への出稽古で「背中に張りがあった」というものの、平幕・正代と14番取って全勝。左前まわしを取って出る動きを繰り返した。
「しっかり土俵の中で稽古をしていきたい」とさらにピッチを上げていく考えだ。
白鵬は週明けから出稽古する予定で「つくってきた体と心を試す場面になる」と話した。

■白鵬
再起をかける白鵬が4日、出稽古にきた阿炎、新入幕の若隆景らと15番の申し合いで全勝。
「流れの中で一気の攻めもあった。手応えがあったね」と笑みを浮かべた。
阿炎とは初日に対戦する可能性があるため、白鵬の方から出稽古を呼びかけた。
5日は同じく初日に対戦する可能性のある小結北勝富士を追いかけ、尾車部屋へ出稽古する予定。残り1週間、積極的に稽古を積んでいく。

■豪栄道
大相撲九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が1日、福岡県大野城市の田子ノ浦部屋で行われた。
一門外から大関・豪栄道(33=境川部屋)も参加し、高安(29=田子ノ浦部屋)、貴景勝(23=千賀ノ浦部屋)の3大関がそろった。
豪栄道は前日9日に婚約会見を行った大関・高安と相撲をとり、9勝1敗と圧倒した。
踏み込んで左の前まわしをとって前に出る形が見られ、「それなりに体が動いて、いい稽古ができた。順調にきている。しっかり調整していい状態で(場所に)のぞみたい」と充実の顔つきだった。
一方、カド番の高安は、「自分の形になれなかった。相手十分の相撲が多かった」と振り返った。

■高安
大相撲九州場所(10日初日、福岡国際センター)を控えた1日、福岡・大野城市の田子ノ浦部屋で二所ノ関一門の連合稽古が行われた。
カド番の大関高安(29=田子ノ浦)は婚約者の演歌歌手(30)が見守る前で不安を露呈。
大関に復帰した貴景勝(23=千賀ノ浦)は親方衆から“公開説教”を食らうことに…。一門の二枚看板は貫禄を示せなかった。
この日は一門外から大関豪栄道(33=境川)が出稽古に来たことで、3大関が揃い踏み。
だが高安は豪栄道との三番稽古で1勝9敗と圧倒された。
その後に平幕の友風(24=尾車)、阿武咲(23=阿武松)と相撲を取って7勝8敗。
格下を相手にまさかの“負け越し”を喫した。
9月の秋場所は左ヒジの靱帯損傷で全休。
この日も左腕が十分に使えず、痛がるしぐさも見せた。
稽古後は「まだ恐怖心がある。ケガをする前に比べて力が落ちている。(初日までに)不安を払拭できるようにしたい」と表情は冴えなかった。
前日31日には婚約会見を開いたばかり。
この日の稽古は杜も見守っていた。その婚約者の目の前で、勝負の世界に生きる厳しさをさらけ出す格好となった。
一方で、貴景勝は別の形で赤っ恥をかいた。
先場所は大関復帰を果たす一方で左大胸筋を部分断裂。
この日から関取衆との稽古を再開した。
同部屋の幕内隆の勝(24)を指名して4番続けて取ったところで、高田川親方(52=元関脇安芸乃島)からカミナリを落とされた。

■貴景勝
大相撲九州場所(10日初日、福岡国際センター)へ向けた二所ノ関一門の連合稽古が2日、福岡市内の佐渡ケ嶽部屋で行われた。
大関貴景勝は土俵には入らず四股、てっぽうなど基礎運動で汗を流し、口を開かず引き揚げた。
前日(1日)の二所ノ関一門連合稽古では9月の秋場所千秋楽で「左大胸筋肉離れ」を発症して以来、40日ぶりに関取衆と相撲を取った。
師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は「この日朝になって(左大胸筋に)違和感があるといってきたから、無理をするなと。痛みが少しあるみたい」と説明した。

■御嶽海
大相撲秋場所で2度目の優勝を果たした関脇御嶽海(26)が3日、小城市芦刈町を訪れ、地元の相撲クラブで稽古に励む児童ら18人と体当たりで交流した。
大きなおなかとお尻で子どもたちの突進を軽々とはね返し、土俵を囲んだ父母やファンを沸かせた。
小中一貫校の芦刈観瀾校相撲場で、九州場所に挑む御嶽海関と幕下の小城ノ正(26)が子どもたちの挑戦を受けた。
同市三日月町出身の元関脇小城ノ花の長男で、出羽海部屋11代親方の昭和さん(51)、その弟で中立親方の康年さん(48)も訪れ、集まった人たちに餅を振る舞った。
市相撲連盟と出羽海部屋の地元後援会、市体協が九州場所に合わせて毎年、交流会を開いている。
これをきっかけに本格的に相撲を始めた子もいる。
交流後は記念写真やサインを求めるファンの長い列ができた。

■阿炎
大相撲九州場所(10日初日、福岡国際センター)に向け、小結・阿炎(錣山部屋)が4日、宮城野部屋に出稽古し、横綱・白鵬の胸を借りた。
同じく出稽古に来た若隆景らと11番取った後、横綱と9番続けて取って全敗。
全く歯が立たなかったが「速さを見られただけでも良かった。めちゃ収穫があった。
場所に向けて対応できれば」とプラスに捉えた。
幕内で唯一、今年の全5場所で勝ち越しており、年間最多勝争いは45勝で御嶽海とトップに並び、朝乃山に1差をつけている。
師匠の錣山親方(元関脇・寺尾)は「てんぐの鼻が伸びちゃうから獲らせちゃダメ」と笑うが、阿炎は「それは目指している」と言い切り「御嶽海、朝乃山よりいい成績を取ればいい。じゃあ、優勝しかない」。
平成生まれの優勝が続く中、阿炎も賜杯を狙っている。

■炎鵬
タレントの田中みな実(32)が3日放送の日本テレビ系「行列のできる法律相談所 3時間SP」に出演。
田中のファンだという大相撲の幕内炎鵬(25)と初対面した。
炎鵬は以前同番組に出演した際に田中のファンであることを公言。
田中も「取組を見てファンになっちゃいました。友哉(炎鵬の本名)くん、がんばってね!」と応じていた。
炎鵬は同番組のレギュラーであるアンジャッシュ・渡部建(47)のとりなしで田中と対面。
目も合わせることもできないほどに照れる炎鵬に田中も笑顔を見せる。
会話を重ね、打ち解けて来た炎鵬が「肩を揉んでもらえると…」とお願いすると、田中は「いいよいいよ! 私ね、すごい好きなの」と快諾。
肩越しに手を回しながら顔を近づけてマッサージする田中に、炎鵬も相好を崩した。
田中も「すっごくほっぺを触りたいの」とおねだり。手の甲で炎鵬の頬に触れると「ふわふわだ! アハハハハ」とご満悦。
さらに見つめながら両手のひらで何度も頬を触ると、炎鵬は「ちょっと待ってください! これは耐えられないです」とたまらずギブアップした。
田中はさらに12月に発売する自身の写真集のうちの数カットを見せ、炎鵬に好みの写真を尋ねると「やっぱりおっぱいが好きなんだ。ウフフフ」と小悪魔ぶりを発揮。
別れ際に炎鵬から「今度お時間があるときに、ご飯でも」と誘われると、「え? それ本当のやつ? 8歳くらいお姉さんですけど…」と戸惑う素振りを見せながらも「年上の方が(好み)」との炎鵬の言葉に「ぜひ、じゃあ、ご飯に。お寿司がいいな」とOKを出した。

■琴奨菊
大相撲の幕内最年長・琴奨菊(35)=佐渡ケ嶽=が4日、福岡県立美術館でトークショーを行った。
福岡出身の元大関の登場に、地元ファン約300人が集結。
話しの中で「ご飯に行っても、声をかけてもらえる。福岡の人は温かい」と地元の印象を語ると、会場は拍手につつまれた。
琴奨菊のファンサービス精神あふれる、トークショーだった。
トークの中盤、琴奨菊が付け人の序二段・琴眞鍋(23)を壇上に。
即興ソングが得意と紹介すると、客席から募集した3つの言葉を使って琴眞鍋が歌を披露した。
しかし本人は歌の出来に納得できず。
琴眞鍋が「相撲甚句」も歌えることから兄弟子が挽回のチャンスを与えると、今度は持ち前の美声でファンをうならせた。
トークの中では、柳川市の観光大使も務めていることから「ウナギのせいろ蒸しもおいしいし、川下りもあって情緒あふれる町。有明産の貝柱とか、クチゾコもある」と、魅力をたっぷり紹介。
ファンからの質問で、おなじみの「琴バウアー」を封印していることについて問われると「土俵で気を引き詰めないといけない。それが出来ない感覚になったので、やめてます」。
理由については「テレビでやりすぎて、スイッチがかからなくなった」と笑わせた。
約40分の話しの締めに、「九州の人に感動と勇気を与えられるように、一生懸命頑張ります」と九州場所(10日初日・福岡国際センター)に向けてあいさつ。
その後は会場の売店で即席サイン会を開催。
「時間限定ですが、サイン会をします」と売店で商品を購入した人限定で自ら呼びかけると、すぐさま行列が。
初めから終わりまで神対応の、トークショーだった。

■逸ノ城
大相撲の東前頭12枚目逸ノ城(26)は腰痛が深刻化し、九州場所(10日初日、福岡国際センター)を休場することが3日、濃厚となった。
東京都内で懸命にリハビリを続けてきたが、稽古を行う段階には至っていない。
福岡入りも遅れ、4日に当地へ入る。
逸ノ城は9月の秋場所中に「右肩関節脱臼」で途中休場。
同月下旬の稽古中に腰を痛めた。
部屋関係者によれば、一時は歩行も困難で体を動かせない状態だった。
腰への負担を軽減するため減量にも取り組み、秋場所で関取最重量224キロだった体重も190キロ前後まで落としたという。
全休すれば十両転落はまぬがれないが、師匠の湊親方(元幕内湊富士)はこの日、「様子をみて決めるが、無理をさせるつもりはない。力のある力士はしっかり治せば必ず幕内へ戻ってくる」。
福岡市内でもリハビリを継続し、途中出場も模索するが、逸ノ城は3年前にも重度の腰痛を発症。
今回は自身も治療に専念する意向を固めているという。

■千代丸
大相撲の東前頭13枚目千代丸(28=九重)が2日、福岡市内でトークショーを行った。
約100人が見守る中、イメージ通りの癒やし系トークや、イメージとは違う一面をのぞかせてファンを楽しませた。
定番ともいえる、福岡の好きな食べ物を問われると「ラーメン、水炊き、もつ鍋」と即答。
続けて「こう見えて、替え玉は1回だけなんです」と、191キロの体を震わせて笑うと、予想外の小食に驚きの声があがった。
好みの女性のタイプとしては、女優の木村文乃を挙げた。
「引っ張っていってくれる女性がいいですね。自分が優柔不断なので。弟(最高位小結で幕下の千代鳳)とは女性のタイプは真逆。弟はSですけど、僕はMです」と、にこやかに話した。
現在、交際中の女性はいないといい、司会者から「すてきな出会いがあるといいですね」と水を向けられると「すてきな出会いがあるといいですね」と、一言一句違わず繰り返し、場内の笑いを誘っていた。
ファンからは「千代丸たん」の愛称で親しまれている。
だが本場所中の場内での声援は「千代丸たんではなく、千代丸関でお願いします」とリクエスト。
「かわいい」と言われることには「20代前半のころはうれしかったけど、20代も後半になってくると恥ずかしい。かわいさでなく、強さでアピールしたい」と話した。
鹿児島県出身で、10日に初日を迎える九州場所(福岡国際センター)はご当所場所となる。
十両に陥落していた先場所で勝ち越し、今場所は再び幕内に名を連ねた。
「1場所で幕内に戻ってきたので、激しい相撲を取って2ケタ勝てるように頑張りたい」と、この時ばかりは持ち前の笑顔を封印して真顔で話していた。

■若隆景
新入幕の若隆景が4日、福岡県篠栗町の宮城野部屋宿舎に兄の十両若元春とともに出向き、白鵬と稽古した。
臆せず真っすぐ当たり、第一人者と巻き替えの応酬をするなど見せ場をつくった。
白鵬との稽古は初めてだったそう。
「良い経験をさせてもらった」と濃密な2番を感謝し、「思い切り踏み込んで当たろうと考えた」。
仕上げのぶつかり稽古では、横綱の胸を借りた。
「良い当たりをしているんだから」「(新入幕で)10番、10番」と励まされながら、全身砂まみれに。
九州場所(10日初日)を見据え、「良い稽古はできている」と充実感をにじませた。