本場所 9日目 情報!

■鶴竜
3日続けて金星を配給した鶴竜が左膝の不調を訴えて中日から休場した。
白鵬も2日目から休場しており、4場所ぶりに横綱不在となった。
八角理事長(元横綱北勝海)は「けがだけに何とも言えないが、お客さんには本当に申し訳ない」と渋い表情を浮かべた。
2017年初場所からの17場所で横綱が全員皆勤したのは3場所だけ。
大関陣も振るわない状況が続いており、八角理事長は「今は過渡期でもあると思う。番付が下の者は必死になってやってほしい」と期待した。

■貴景勝
関脇御嶽海を一方的に押し出して6勝目(2敗)を挙げた。
取組後は「昨日(7日目)は自分が(相手の変化に)対応できなかった。
不完全燃焼に終わったので、一生懸命いこうと思った」と会心の相撲を振り返った。
1場所で大関に復帰するための条件は10勝。
残り7日間で4勝が必要となるが「(プロは)何勝何敗で判断される世界。星勘定はしてしまうけど、いかに邪念を捨てるか」と目の前の一番に集中する構えだ。

■遠藤
東前頭5枚目の千代大龍を破り、6勝2敗で前半戦を終えた。
優勝争いは全勝の隠岐の海、1敗の明生を、2敗の遠藤や朝乃山ら6人が追う展開となった。
遠藤は千代大龍の引きをこらえて逆襲。
下がらずに攻め、最後ははたき込みで仕留めた。
言葉は少なく、記者団に自分の相撲が取れているかと聞かれて「そうですね」とつぶやいた。
8場所ぶりに三役に返り咲いた28歳は動きがよく、相撲巧者ぶりを発揮。
大関豪栄道や関脇貴景勝を撃破するなど、好調をキープしたまま後半戦を迎える。
新小結だった昨年の夏場所は3勝10敗2休と振るわなかっただけに、三役定着に向け、これからが正念場だ。

■妙義龍
秋場所8日目の15日から休場した。
2敗目を喫した7日目の隠岐の海戦で痛め、日本相撲協会に「右下腿(かたい)三頭筋肉離れで約2週間の安静を要する見込み」との診断書を提出した。
8日目の対戦相手、宝富士は不戦勝。
妙義龍の休場は2017年九州場所以来で、通算8度目。

■隠岐の海
隠岐の海が初めて8連勝で勝ち越しを決めた。
馬力のある阿武咲に立ち合い負けせず、左を差して相手の動きを止めて前進。
最後は右の上手に手を掛け、体をぶつけるように寄った。
「給金前になると負けているイメージがあった。きょうはいい相撲。前に出ていればいい」と納得の口ぶりだった。
34歳のベテランは、単独トップを守っても一喜一憂はしない。
「ここで連敗したら(連勝がないのと)一緒になる。集中してやりたい。それ以上のことは考えていない」と気を引き締めた。

■明生
琴恵光を圧倒して1敗を守った。
普段よりも離れて仕切る相手を見て、変化されることも頭によぎったが、「自分の足腰を信じて前に出ようと思った」。
鋭く当たって下から押し上げ、土俵外へ追いやった。
全勝の隠岐の海を、ただ一人1差で追う立場になったが、「相撲の内容はまだまだ。これから長いので集中したい」。
勝負の後半戦へ気合を入れ直した。

※ゲストにラグビー元日本代表の五郎丸
NHK大相撲中継のゲストとして、ラグビー元日本代表の五郎丸歩(33=ヤマハ発動機)が出演した。
好きな力士として元横綱朝青龍を挙げ「素人が見て分かりやすくて楽しいのが印象的。相撲道とかを知っていくと違う見方ができるのかもしれないけど、入り口としては朝青龍は魅力的」と話した。
8日目に注目する取組としては、炎鵬戦を挙げ、「日本のラグビーが世界と闘うマインドがあり、取り組みをしている。楽しみです」とした。炎鵬は敗れてしまったが「立ち合いで逃げなかった。さすがだなと思いました」と感想を述べた。
結びの一番までゲストとして観戦し、大相撲に好感を持った様子。
「(生観戦は)音が聞こえるのがいいと思う。相撲という環境、イベントして工夫され、お客さんにしっかり感謝の気持ちが伝わっているんじゃないかと、一ファンとして思います。選手プロデュースのお弁当はユニークだなと思います」とした。

※大相撲名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)
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