2019.07 本場所 7日目 情報!

■鶴竜
大相撲名古屋場所6日目(12日、ドルフィンズアリーナ)鶴竜が無傷の6連勝。
張り手、突き押しで前進し、左をのぞかせた遠藤を後退しながら、流れるようにはたき込んだ。
「左を深く差されたら(自分が土俵から)出ていたと思う。しっかり反応できた」とうなずいた。
中盤戦へ「集中し続けること」と気合十分。
勝ちっ放しが横綱2人となったが、優勝争いに水を向けられると「まだ何も始まっていない」と乗ってこなかった。

■白鵬
勝ちっ放しは両横綱だけになった。
白鵬は落ち着いて碧山の攻めをしのぎ、土つかずの6連勝。
横綱・白鵬は落ち着いた取り口で無敗を守った。
体重193キロの碧山との突っ張り合い。
互いに譲らず、土俵の真ん中で見合う形になったが「行きすぎず、守りすぎず」と慌てない。
たまらず先に出た相手の動きに合わせて、体を開くと、冷静にはたき込んだ。
休場明けながら、連日の軽快な動きで健在ぶりを示し、「一番一番、連勝を伸ばしていきたい」と力を込めた。

■豪栄道
大相撲名古屋場所6日目(12日、ドルフィンズアリーナ)豪栄道に元気がない。
昨年から5連勝中の正代に防戦一方のまま寄り切られ、先場所と同じく6日目で早くも3敗目を喫した。
左上手を許し、右半身の体勢で完敗。
苦しい土俵が続く大関は中盤戦に向け「集中するだけですね」と口数が少ない。
審判長を務めた師匠の境川親方(元小結両国)は「弱いからしょうがない。負けたから言い訳はできない」と手厳しかった。

■御嶽海
御嶽海が新小結の竜電を圧倒した。
過去2戦2敗の相手を一気に突き放して完勝し、「理想的だった。しっかりと前に出て勝ててよかった」と自賛した。
今後、対戦を重ねる可能性も高いだけに「3回、4回と負けると、苦手意識が自然につく。勝っておくと全然、違う。大きいと思う」と満足げだった。

■正代
伸び悩む大器に一皮むけそうな予感が漂う。
元学生横綱の正代が、迫力十分の攻めで豪栄道を1年ぶりに撃破。
「立ち合いがとても良かった」。そう繰り返す言葉に、充実感がこもった。
大関得意の右四つに組んでも、「あそこで体勢を整えていたら、相手にも整えられてしまう」と構わず前進。
左上手を引くのも素早かった。それでいて、冷静さも失わない。
回り込みながらすくい投げを打つ大関の反撃にも難なく対応し、体を預けるように寄り切った。
西前頭3枚目だった3月の春場所は10日目でようやく初白星。
普段はひょうひょうとした男が珍しく涙を流した。
「もう味わいたくない」。苦い経験を糧に一日一番に臨む心構えを改め、「勝ち負けでなく、自分の相撲を取ることに集中できている」という。
昨年名古屋場所の御嶽海のみならず、同じ学生相撲出身の朝乃山も先場所で初賜杯を抱き、発奮材料になったのだろう。
7日目は、過去11戦全敗の鶴竜に挑戦。
「やることは同じだと思う」。頼もしい口ぶりに波乱を起こす気概がにじんだ。

■逸ノ城
大相撲名古屋場所6日目(12日、ドルフィンズアリーナ)実力者の逸ノ城が2日目から5連勝と調子を上げてきた。
好調の理由を「(前に)出ているからですかね。下がるとそのまま下がってしまう」と説明する。
この日も右四つ左上手で体を密着させると、志摩ノ海に何もさせず寄り切った。
栃ノ心の休場で横綱戦が組まれる可能性が浮上。
関脇だった先場所は再出場しながら5勝止まりだったが、春場所では14勝を挙げて最後まで優勝争いに絡んだ。
上位陣にとって脅威の男は「前に出ないと」と自らに言い聞かせていた。

■炎鵬
小兵の炎鵬が矢後を見事に転がした。
潜り込むと、自身より80キロほど重い相手に首を抱えられ、「苦しかったが、我慢した」という。うまくタイミングを計って右からのかいなひねりを決め、「落ち着いて対応できたのがよかった」と納得顔だった。
先場所も、同学年の矢後を上手ひねりで仕留めている。
「相手の足の位置、距離感など全てが合わないと決まらない」と秘訣を明かした。


大相撲名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)
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