2019.07 本場所 6日目 情報!

■白鵬
大相撲名古屋場所5日目(11日、ドルフィンズアリーナ)横綱白鵬は人気の平幕遠藤に立ち合いから押し込まれて後退。
左足が俵にかかったところから俊敏に回り込み、左から小手に振って相手を横転させた。
「(遠藤の体勢が)いつもより低かった。とっさに体が反応したね」と余裕を感じさせた。
全休明けの序盤5日間を全勝で乗り切り、「体が動いているという感じだね」。自身にとって令和初となる43度目の優勝へ向けて加速する。

■高安
大相撲名古屋場所5日目(11日、ドルフィンズアリーナ)高安は今場所初めて納得のいく相撲を取れたのではないか。
立ち合いでは体当たりが多いが、この日は阿炎に対して左を差しにいった。
阿炎には立ち合いに変化はあっても捕まえれば負ける相手ではないと、見ながら差しにいきもろ手突きが外れたところをついて行って押し出した。
立ち合いの体当たりを貫くのもいいが、相手にしたらやりやすい。
左を差しにくるのか右からくるのか分からないと相手はヤマをかけ威力も弱くなる。
優勝やもっと上を目指すには、立ち合いにもっとバリエーションがあってもいい。

■栃ノ心
大相撲の西大関栃ノ心(31=春日野)が名古屋場所6日目の12日、休場した。
初日から5連敗と不振だった。
このまま再出場せずに負け越すと、9月の秋場所は3度目のかど番となる。
栃ノ心は3月の春場所で負け越し、大関在位5場所で関脇に転落。
だが先場所で10勝し、1場所で大関に復帰したばかりだった。
休場は初場所以来で9度目。6日目の対戦相手、新小結阿炎は不戦勝。
今場所は初日から休場の貴景勝に続き、2大関が不在となった。
今場所の十両以上の休場は貴景勝、平幕嘉風、十両安美錦に続いて4人目。

■逸ノ城
大相撲名古屋場所5日目(11日、ドルフィンズアリーナ)関取最重量227キロの平幕逸ノ城が立ち合いから踏み込んで左上手を浅く取り、千代大龍を寄り切り2日目から4連勝だ。

■友風
大相撲名古屋場所5日目(11日、ドルフィンズアリーナ)平幕友風(24)が妙義龍(32)を小手投げで破り、自身初の初日から5連勝を飾った。
右膝手術のため休場した兄弟子、嘉風(37)の思いも背負って快進撃を続ける。
白鵬(34)と鶴竜(33)の両横綱と平幕照強(24)の4人が5戦全勝。
今場所から大関復帰の栃ノ心(31)は朝乃山(25)に寄り切られ、5連敗を喫した。
183センチ、180キロの恵まれた体が一段と大きく見える。
友風は前日、入幕3場所目で初めて初日からの4連勝。この日も勢いは止まらない。
「弱気が出てしまったが、勝ったので良かった。上手を取らせず前に出た結果」
日体大の8学年先輩でもある元関脇の実力者、妙義龍に立ち合いから右を差され、後退させられた。
そこから左で抱えて前に出ると、最後は渾身の力で相手の上体を起こして、素早く小手投げでたたきつけた。
支度部屋では「小手投げって何ですか。初めて聞きました」と報道陣に問いかけるほど、本人の頭にはなかった技だった。
快進撃の原動力は、“兄”の存在だ。「兄弟子と弟弟子、先輩と後輩というより本当の兄弟」。
そう慕う日体大の13学年先輩で幕内最年長の嘉風は、右膝を手術して休場。
その兄弟子から「俺の分も頑張ってくれ」と激励を受けて、今場所に臨んでいる。

■炎鵬
人気小兵力士の幕内炎鵬(24=宮城野)が、三役経験者の幕内栃煌山(32=春日野)を寄り切って、序盤戦を4勝1敗で終えた。
立ち合いから動き回り、栃煌山の攻めを右へ左へといなして翻弄。
隙を突いて左を差し、一度は土俵際で粘られるも、今度は右前まわしに食らいついて寄り切った。
19秒8の熱戦に館内は大歓声に包まれた。
支度部屋では「よく動けたと思います。でも、左が入って『いける』と思っても押し切れなかった。まだ攻めが遅いですね」と反省も忘れなかった。
初顔合わせだった先場所10日目に、栃煌山にはたき込まれて黒星。
雪辱を果たし、「前回は『テレビで見ていた人だ』とか考えすぎていたが、今日はそんなことはなかった」と終始、冷静だった。
1敗を死守して中盤戦に突入するが、「これからじゃないですか。集中を切らさずにやっていきたい」と視線を上げた。

■照強
幕内3場所目の照強が5連勝スタートを切った。
矢後に顔面を突かれて懐には飛び込めなかったが、低い姿勢で耐え、はたきにも落ちずに押し出し。
鼻血を拭いながら、「我慢すれば何とかなる」と振り返り、満足そうな表情を浮かべた。
場所前は宝富士や明生らと十分な稽古を積み、体重アップにも取り組んできた。
「下半身が安定して、めちゃくちゃ力が入る。立ち合いでしっかり当たれている」と成長を実感できているようだ。


大相撲名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)
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