2019.07 本場所 1日前 情報!

■白鵬
日本相撲協会は5日、大相撲名古屋場所(7日初日・ドルフィンズアリーナ)の取組編成会議を開き、2日目までの取組を決めた。
全休明けとなる白鵬は序盤戦を乗り切れるかが、43度目の優勝へのカギとなりそうだ。
白鵬は3日の出稽古で平幕正代を圧倒。
右腕のけがから順調な回復をうかがわせた。

■貴景勝
大関貴景勝(22=千賀ノ浦)が大相撲名古屋場所(7日初日=ドルフィンズアリーナ)を休場することが4日、決まった。
新大関の夏場所で右膝を痛め途中休場したため、今場所で2場所連続負け越しとなり、秋場所(9月8日初日=両国国技館)は関脇に転落することになった。
この日の朝稽古終了後、貴景勝は師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)に「どうしても出たい。お願いします」と出場を直訴。
しかし千賀ノ浦親方は「稽古をしないで、ぶっつけ本番で取れるほど、相撲は甘くない」と反対し、「(右膝の)痛みはありませんと言って意思が固い」弟子と4時間半も押し問答を繰り広げたが、結論は出ず。
地元局のCBCが主催する「名古屋場所前夜祭」に出席したあと、再度話し合った夜6時すぎに休場が決まるドタバタ劇となった。
前夜祭は500人のファンを前にした収録番組で、横綱白鵬、夏場所優勝の朝乃山ら人気力士がクイズやカラオケなどを行うもの。
横綱鶴竜は治療のため欠席した。
名古屋場所初日の3日前に前夜祭があるのは恒例で、放送日は初日前日の6日。
番組に迷惑がかからないように、休場する力士は収録までに出場の可否を判断するのが慣例となっている。
貴景勝は今場所に出場するつもりで参加したようで、「気持ちで一生懸命頑張りたいと思います」と意気込みを語っていた。
2時間の収録を54分に凝縮してオンエアするが、貴景勝の出演場面はカットするしかない。

■朝乃山
大相撲名古屋場所(7日初日、ドルフィンズアリーナ)の取組編成会議が5日、行われ、先場所優勝した東前頭筆頭の朝乃山(25=高砂)は、初日に大関豪栄道、2日目に結びの一番で横綱白鵬と当たることが決まった。
豪栄道は5月の夏場所14日目に、2度目の顔合わせで初めて破り、直後に優勝を争っていた横綱鶴竜が敗れたため、初優勝を決めた日の対戦相手。
白鵬とは初顔合わせで、横綱初挑戦でもある。
初日、2日目ともに経験豊富な格上に挑むことになるが、愛知・蟹江町の部屋で稽古後に取材に応じ「楽しみです」と、堂々と話した。
特に白鵬戦には、今月1日に出稽古で胸を借りるなど「大学(近大)の時から尊敬していた横綱」と、特別な思いを口にした。
出稽古を経験し「すごいの一言。これが横綱だというものを感じた」と、技術面以上に圧倒的な存在感、オーラのようなものを強く感じたという。
それでも「稽古でやったことは考えず、自分の相撲を思い切り取りたい」と、初金星に意欲的。
1日も計11番の三番稽古だったが、最初の一番は快勝しているだけに「本場所だと分からない」と力説した。
この日は部屋で約1時間30分、四股やすり足など基礎運動で汗を流し、最後は土俵外で若い衆を相手に、立ち合いの動作を繰り返した。
白鵬とは右の相四つだが、早い仕掛けなどを駆使して金星の道を探るつもりだ。
稽古後は訪問販売に来たヤクルトレディーから、商品6000円分余りを“爆買い”し、若い衆や報道陣に豪快に振る舞った。
普段は別地区を担当しているというヤクルトレディーは、朝乃山を筆頭にこの日の高砂部屋だけで、1万円超の売り上げを記録し「1カ所でこんなに売れたのは初めてです」と、品薄になった保冷バッグを見つめながら驚いていた。

※出羽海担当部長
大相撲名古屋場所(7日初日・ドルフィンズアリーナ)で責任者を務める日本相撲協会の出羽海担当部長(元幕内小城ノ花)が体調不良のため、当面は休養することが5日、分かった。
状況を見て職務に復帰する見込み。
代理は尾車事業部長(元大関琴風)が務め、6日の土俵祭りにも出席する。