2019.05 本場所 千秋楽 翌日朝 情報!

■阿炎
自己最多に並ぶ10勝目を挙げ、新入幕だった昨年初場所以来、2度目の敢闘賞を受けた。
勝った方が敢闘賞という玉鷲との一番。
得意のもろ手突きで相手の出足を封じ、右に回り込んで引き落とした。
支度部屋では「うれしいね」と満面の笑み。
今場所は大関高安や関脇栃ノ心を破り、新三役の可能性が高まったが「いつでもチャレンジャーなので」と、気にしないそぶり。

■竜電
10勝目を挙げ、初の技能賞を手にした。
千秋楽での白星という条件を土俵入り後にテレビ中継で聞き、「知らない方がよかった」。
意識はあったようだが、重い碧山の突き押しをあてがい、左からの上手投げで思い切りよく転がした。
三賞の中では「一番うれしい」と言い、「あまり形にはまり過ぎず、自分のいい相撲を取ろうと思った」と15日間を振り返った。

■朝乃山
初優勝を果たした前頭8枚目の朝乃山が、世界の「アサノヤマ」になった。
優勝は前日14日目に決めていたが、この日の表彰式では、大相撲を初観戦したドナルド・トランプ米大統領から、新設の米国大統領杯を直接受け取った。
取組は小結御嶽海に寄り切られて3敗目を喫したが、令和初の優勝に加え、同杯の初代受賞者としても歴史に名を残し、相撲の象徴的存在として世界に発信された。

初優勝だが、世界では全力士の代表という扱いだ。
7月の名古屋場所は新三役の可能性も十分。
「ライバルを変えて、上の人をライバルにして稽古に精進する」。
大関貴景勝や15場所連続三役が確実な御嶽海らへと“アサノヤマ”が挑戦状をたたきつけた。

また、千秋楽の26日、三賞選考委員会が開かれ、12勝3敗で平幕優勝を果たした朝乃山が初の殊勲賞と3度目の敢闘賞を獲得した。
三賞は昨年名古屋場所以来。

■志摩ノ海
敢闘賞を手にした。
勝てば受賞が条件だった一番で、近大相撲部の先輩・宝富士を押し出し、10勝目。
「負けても勝ってもいい相撲をと思っていて、先輩にいい相撲が取れました。
後半に入って、下からおっつける、じわじわと嫌らしい相撲が自分の持ち味だと再確認できました」。
初の三賞については「取りにいって取れるものじゃないし、あまり興味はなかった」と話した。

※米大統領杯授与継続決定
八角理事長の談話より
「大統領杯は、来年以降も五月場所の優勝力士に授与されることになりました。力士一同にとり、大きな励みとなります。」と述べた。