2019.03 本場所 中日 朝 情報!

■白鵬
47度目のストレート給金に王手をかけた。
正代戦はまわしを取れなくても、突き放して、最後は右から肘で突き出すような形で土俵の外まで吹き飛ばした。
「最後は強烈だった?普通です。(立ち合いの)重さはあったでしょう」。
この日はNHKのテレビ解説を荒磯親方が務めた。
「親方の前でいい相撲を取れて良かった。解説、うまいね。分かりやすい。さすがです」と感心していた。

■高安
新小結北勝富士を送り出して4連勝とし、1敗を守った。
1月の初場所限りで引退した元横綱稀勢の里の荒磯親方がこの日、NHKテレビ中継で初のゲスト解説を務め、不利な体勢から奮闘した弟弟子を高く評価した。
中継で、高安が腰高であることをアナウンサーに指摘されると「これが高安の相撲」とズバリ。
膝を曲げて低い姿勢で攻めると高安の力は出ない、との分析を披露した。

■貴景勝
埼玉栄高出身で3学年上の先輩、大栄翔に番付上位の貫禄を示した。
突き、押しの応酬で相手の上体を起こし、馬力を生かして突き出し。
2敗を守り「気持ちで負けないようにいった」とうなずいた。
序盤戦でつまずき、暗雲が垂れ込めた大関昇進への機運を高めるためには勝ち続けるしかない。
「前には出られている。明日に向けて準備したい」と気持ちを引き締めた。

■逸ノ城
幕内で自身初の初日から7連勝。
阿炎の突っ張りをものともせず、右で強烈に突き落とした。
冷静な取り口を披露し「心の中は落ち着いていない。内容はあんまりだけど、自信になる」と素直に喜んだ。

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2019.03 本場所 7日目 朝 情報!

■白鵬
冷静に錦木を下して無傷の6連勝とした。
右を差してつかまえても攻め急がなかった。
頭をつけて抵抗していた相手の小手投げに乗じて左も深く差して寄り切った。
「体が動いている」と振り返り、「腕力はありましたね」と余裕の口ぶりで相手を褒めた。
豪栄道に土がつき、勝ちっ放しは早くも逸ノ城との2人になった。
2場所続けて休場したことを踏まえ、「今度は引っ張っていきますよ」と力強く宣言。
これで通算1111勝となり、「どこから見ても1だね」と上機嫌だった。

■貴景勝
大関を狙う貴景勝は思い切りのいい攻めで連敗を免れた。
「体の大きさが違うので、積極的にいかないと」。
20センチ背の高い魁聖に頭と腕で強く当たり、タイミング良くいなして後ろ向きにさせた。
前日は玉鷲を攻め切れず先に引いて2敗目。その反省を生かした一番に、八角理事長は「自分の相撲を取り切ったんじゃないかな。切り替えていかないとね」。
貴景勝も「勝っても負けても変なことは考えない」と思いは同じようだった。

■大栄翔
埼玉栄高の7年先輩、豪栄道を押し出し、初日からの連勝を5で止めた大栄翔は「良かったというか、うれしい」と笑みを浮かべた。
一時は土俵際まで押し込まれたが、突き放して前進。
豪栄道がはたきにきたところを押し出した。

■逸ノ城
平幕でただ一人の全勝を守り、新入幕だった2014年秋場所以来となる初日からの6連勝。
突き、押しから遠藤をはたき込み「当たって前にもっていこうと思ったが、遠藤の頭が低かったのでこういう流れになった」と相手の動きがよく見えていた。
今場所での優勝への意識については「全然(ない)」と無欲。
「体は動いている。いつもと変わらず集中している」と好調を実感していた。

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2019.03 本場所 6日目 朝 情報!

■白鵬
相撲巧者の妙義龍を冷静にさばいて5連勝。
「何でもできる人ですから。無理せず取ったのが良かったかな」と涼しい顔で話す。
相手の頭が顔に当たり、勝負が決した後に首を回すそぶりを見せたが大事には至らなかったようだ。
初場所よりも体重が増えたと言いながら「元に戻っただけ。力が強いから、大して動いていなくてもスピードがあるように見えるんだろう」と好調を自覚している。

■豪栄道
正代を押し倒し、全勝をキープ。
鋭い踏み込みで相手を土俵際まで吹っ飛ばすと、最後は背中から土俵にたたきつけ、「逆転技がある相手だから、詰めをしっかりしないとね」とうなずいた。
初日からの5連勝は平成29年の九州場所以来。
大阪・寝屋川市出身で、ご当所となる今場所にかける思いは強く、「体が動いている。良いイメージを忘れないよう明日からもやっていきたい」と意気込んだ。

■玉鷲
貴景勝を押し出した。一歩も引かず、先に引いたのは貴景勝。
「やられる前にやり返そうと思った」と関脇対決を制した。
番付に初めてしこ名が載った04年春場所からの連続出場が1156回、大旺と並び史上13位となった。
「何回も休もうと思ったことはある。体よりも心が折れるかなと思ったことがある」と話す。
師匠の片男波親方によると「目標があると力が出るタイプ」という。

■逸ノ城
一瞬で阿武咲を退けた。
立ち合いで左で張って阿武咲の出足を止めるとすかさず左に開いて土俵上にはわせた。
取組前から決めていた取り口がはまり「思い通りに相撲を取れました」と納得の表情。
初日から5連勝は2016年名古屋場所以来。
好調の要因は分からないとしながらも「体の反応がいい」と手応えは十分。

■琴奨菊
勢を問題にせず、初優勝した2016年初場所以来となる初日からの5連勝。
うまくいなして後ろを向かせ、難なく送り出し、「力を出し切るだけ。勝っても負けても、自分が納得する相撲を取りたい」と喜んだ。
35歳を迎えたベテランは相手を意識しながら、好結果を求めていく難しさを味わってきた。
そのつらさを知るだけに「もう相撲人生の終盤。苦しまないで楽しみたい」と明るい口ぶりだった。

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2019.03 本場所 5日目 朝 情報!

■豪栄道
年に1度のご当所場所での初優勝へ、無傷の4連勝と乗ってきた。
幕内2番目に重い、204キロの東前頭筆頭魁聖を上手投げで仕留めた。
全勝だった16年9月の秋場所以来、2度目の優勝への意欲をのぞかせた。

■貴景勝
3日目に御嶽海に敗れたショックを引きずることなく、北勝富士を引き落として大関昇進へ流れを引き戻した。
立ち合いから一気に押し切れず、突き押しの応酬となったが引きにきた相手の動きを冷静に見極めて土俵にはわせた。
「体が動いてくれた。しっかり反応できた」と納得の表情。
「前の日がどうだったとか考えずにいった。毎日、初日の気持ちでやっている」と力強かった。

■琴奨菊
大関経験者の35歳、琴奨菊が4連勝と元気いっぱいだ。
一気のがぶり寄りは健在。
うるさい松鳳山を左差しでつかまえ、右からもがっちりと抱えて寄り倒した。
「うれしいね。やってきたことの方向性が間違っていないと再確認できた」と顔をほころばせた。

■照強
生みの苦しみを乗り越え、新入幕の照強が初勝利を挙げた。
頭から当たり、明生の左腕をたぐって右に動くと、相手のバランスを崩して押し出した。
支度部屋に戻ると「やっとだよ。疲れた」と待望の幕内初白星を喜んだ。

■豊ノ島
2勝目を挙げ、星を五分に戻した。
かつて三役など幕内上位で、しのぎを削ってきた嘉風との「現役最年長カード」。
立ち合いで、いつもの鋭い踏み込みで出る。
突いて押してと休まず攻め、気がつけば左、右と得意のもろ差しの体勢。
2日連続、土俵際の逆転で敗れていたが、詰めも腰を十分に下ろし万全の体勢で寄り切った。
ともに三賞受賞10回など「同じ時代でやった戦友。グッと来るものがあった」。
年齢については「嘉風が上にいて、横綱(白鵬)は1つ下。菊(琴奨菊)が同じ年。それを思うと年は言い訳にならない、みんな元気だから」と発奮材料にもなった。

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2019.03 本場所 4日目 朝 情報!

■白鵬
無傷の3連勝を飾った。
すぐに四つ相撲の体勢になると策のない魁聖を難なく寄り倒し、「踏み込みよりも途中の流れが良かったかな」と自賛した。

■豪栄道
昨年初場所以来となる初日からの3連勝。
大関陣でただ一人の勝ちっ放しだ。
初顔合わせから2場所連続で敗れている錦木に快勝。
左上手投げで振って寄り、土俵際は左渡し込みで退けた。
持ち味を発揮した速攻にも「止まると相手の力が強いからね」と淡々と振り返るだけだった。
先場所は初日から4連敗するなど、序盤での取りこぼしの多さが課題だった。
ご当地場所での好発進に「体の反応はまずまず。これを継続していきたい」と静かに闘志を燃やした。

■栃ノ心
かど番の栃ノ心は2連敗。
北勝富士に左おっつけ、右喉輪で攻められ、苦し紛れの引きにつけ込まれて押し出された。
「早く勝負をつけたいと思って焦っている」。
支度部屋では壁を強くたたいて悔しさをあらわにした。
初場所は初日から4連敗し、右太ももの肉離れで休場した。
「あしたが初日だと思ってやる。落ち着いて相撲を取らないと、このままいってしまう」。
そう話す表情に余裕はなかった。

■貴景勝
御嶽海に寄り切られ、初黒星を喫した貴景勝は「自分が強いとは思っていない。3連勝なんて甘いことは思っていなかった」と気丈に振る舞った。
立ち合いから鋭く踏み込んだが、前に出られず、得意の形に持ち込めなかった。
これで御嶽海には昨年7月の名古屋場所から5連敗。「思うところは2、3個あるが、明日に向かって準備するしかない。切り替えていくだけ」と奮起を誓った。

■大栄翔
過去3戦全敗だった高安から初白星を挙げた。
立ち合いで頭から当たり、左を差しに来た相手を強烈なおっつけで腰を浮かせると、「前に出るしかないと思った」と一気に押し出した。
一方的な展開で大関を降し、「自信になる」と笑みがこぼれた。
前日には先場所を制した玉鷲を破っており、連日の格上撃破となる。

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2019.03 本場所 3日目 朝 情報!

■白鵬
3月11日は特別な日となっている。
東日本大震災から8年たった日に、34歳になった第一人者は「ほっとしたというかね。被災地の人にも勇気を与えられたかな」。
遠藤の動きをよく見て、押し出してつかんだ節目の白星の余韻に浸った。

■高安
我慢して2分弱の熱戦をものにし、白星を並べた。
御嶽海に立ち合いから土俵際まで押されたが、左を差して半身でこらえると、前に出て押し出した。
昨年、九州場所千秋楽結びの一番でも御嶽海と対戦。
優勝を逃した苦い経験から「じっくり取って、胸を合わせていこうと思った。落ち着いていた」と納得顔だった。

■豪栄道
埼玉栄高の後輩でもある北勝富士を一方的に退けた。
「無理にまわしを取りにいって墓穴を掘るよりも、出足で勝負しようと思った」。
鋭く踏み込み、左からはおっつけて一気に走った。
声援が何よりの励みになっているようで「本当にありがたい。あした以降も自信を持ってやっていきたい」と力強く話した。

■貴景勝
錦木を寄せ付けずに連勝した。
思い切って当たり、下から押し上げて一気に土俵外へ運んだ。
「力を出し切ろうと思っているだけ。迷いはない」との言葉通り、持ち味を十分に発揮した取り口だった。
大関取りに再び挑む今場所は、星勘定だけではなく内容が問われ重圧も増してくるだろうが「今場所に限って変わったことはない。2日だけじゃ何もならない」と言い、どっしりと構えていた。

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2019.03 本場所 2日目 朝 情報!

■貴景勝
白星発進した。
平幕妙義龍を一気に押し出す完勝。
母校の兵庫・仁川学院小の児童50人が応援に駆け付ける中、相撲を始めた原点でもある大阪で地元のファン、後輩の期待に応えた。
大関に昇進した力士は、昇進場所で9割近くが連勝発進しているだけに、落とせない序盤戦が続く。
文句のつけようがない内容でも、貴景勝は「普通っす」と武骨だった。
「(大関とりも)今場所に限って大事とかない。序ノ口の時から毎場所を大事にしてきた」。
今場所の主役に浮かれた様子はなかった。

■御嶽海
先場所に続き鶴竜を破った。
喉輪攻めをこらえ、横綱が引いたところを逃さず攻めて送り出した。
支度部屋では「集中して取れている」とうなずいた。
先場所に左脚を痛めた影響で、場所前は十分な稽古が積めなかった。
テーピングは施さずに土俵に立って初日から勝負強さを発揮し、「(稽古場で)胸を出すのと、攻防のあるのとは違いますよね」。
絶好のスタートを切りながらも今後を見据え、「いつもより慎重に」と話した。

■朝乃山
宝富士をすくい投げで破り、平成最後の場所で白星発進した。
先場所は5連敗スタートという苦い経験をした25歳は「今度は5連敗を(全部)白星に変えていく」と威勢よく言い切った。

■勢
松鳳山を押し出して白星発進。
比嘉の優勝について「日ごろから息を抜かず、ストイックに取り組んでいる。そういう人が勝たなきゃいけない」と健闘をたたえた。
自身は場所前の稽古で左足に蜂窩織炎(ほうかしきえん)を発症し、この日も40度の発熱があったが、「僕も負けずに番付を上げないと」と気合を入れ直した。

■豊ノ島
16場所ぶりに幕内に復帰した35歳の豊ノ島が白星発進。
「3年ぶりとか数字にすると軽い。ほんとに長かった」。
アキレスけん断裂の大けがを乗り越えた元関脇は、喜びをかみしめた。
24歳で新入幕の照強に動き負けせず、最後ははたいて落とした。
「けがをしてから十分に体を動かすようになった。それで体が動いている」。
取組前には緊張をほぐしたくて、付け人に「何か面白いことを言って」と頼んだという。
「気持ち的には新入幕」と闘志を見せていた。

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2019.03 本場所 初日 朝 情報!

■白鵬
9日、土俵祭りがエディオンアリーナ大阪で行われ、三役以上の9力士が出席した。
横綱白鵬は「ケガなく15日間(相撲を)とりきれるように。それだけですね。頑張ります」と言葉少なに抱負を語った。
初日は因縁の北勝富士戦。

■貴景勝
9日、15日間の安全を祈願する恒例の土俵祭りが会場で行われ、大関獲りの関脇・貴景勝も参加。
2横綱、3大関がそろう決戦の舞台で、大関昇進を懸ける若武者は平成史に名を残すつもりで勝負に挑む。
会場を出ると、タクシーに乗り込む寸前まで大勢のファンに囲まれた貴景勝は「結果を出すのが自分たちの仕事。やるしかない」と気合十分。
大関獲りとなる春場所初日を翌日に控え、「もう始まるので、しっかり気持ちは高まっている。さらに緊張感が増すようにやりたい」と闘志をにじませた。

■玉鷲
9日は会場となる大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で15日間の安全を祈願する土俵祭りが行われ、三役以上の力士らが出席した。
1月の初場所で初優勝した関脇玉鷲も土俵祭りに出席。
調整は十分かとの問いに「ああ、そうですね」と、淡々と答えた。
今場所の内容や成績次第では大関昇進の可能性も浮上する34歳のベテラン。
初日は錦木、2日目は大栄翔と顔を合わせる。
それぞれ過去4戦全勝、5勝1敗と合口は良いが「それはあまり考えず、大事にとりたい。ただ、慎重になりすぎるのも駄目」と気を引き締めた。

■御嶽海
9日、土俵祭りが行われ三役以上の9力士が出席した。
御嶽海は、1月の初場所で左膝を負傷して7日目から休場。
11日目から再出場すると横綱・白鵬に勝利するなど、8勝4敗3休と勝ち越した。
古傷の左膝の悪化を防ぐため、今場所前は申し合いを行わず、ぶっつけ本番で初日を迎える。
「不安だらけですよ」と語りつつも「もう(初日が)来ちゃったから」と覚悟を決めて土俵に立つ。

■北勝富士
9日、土俵祭りがエディオンアリーナ大阪で行われ、三役以上の9力士が出席した。
初日に横綱白鵬と対戦する新小結北勝富士は「楽しみですよ。まあ予想通りなんで」と気負った様子は見せなかった。

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2019.03 本場所 1日前 情報!

■鶴竜
途中休場した今年1月の初場所で新たな経験をした。
同じモンゴル出身の関脇・玉鷲が、34歳にして涙の初優勝を果たす瞬間を目の当たりに「初めてファンの気持ちになりました。自分が相撲を取るより緊張した」という。
同世代の元横綱・稀勢の里が引退し、自らも右足のかかとを痛めて途中休場。
そんな中、同郷力士の大活躍に、これまで味わったことのない気持ちを知り、春場所への意欲を高めていた。

■高安
3月10日から始まる大阪場所を前に取材に応じ、賜杯への思いに「これだけ初優勝のお相撲さんが出てきて、自分はふがいない気持ちで反省ばかり。次はやってやろうという気持ちで、日々精進しています」と語る。
続けて「(自分は)大関ですから、関脇以下の力士が優勝していて、自分にできないわけはない」と、自身を鼓舞した。
2月に行われた日本大相撲トーナメントでは初優勝を飾った。
花相撲とはいえ、歴代優勝者には横綱・大関の名前がずらりと並ぶ。
2年前の2017年優勝は稀勢の里だ。
本場所での初優勝を飾ることこそが、世話になった兄弟子への何よりの恩返しだ。

■貴景勝
8日、春場所2日までの取組を発表。
大関取りに挑む東関脇・貴景勝は、幕内・妙義龍、錦木との対戦が決まった。
今場所にかかる懸賞の本数では初めて1位となることも判明。
初日からの2戦はともに合口(あいくち)がいいが「特に感情はない。結局は自分」と落ち着き払った様子。
己との闘いを意識する姿勢に変わりはない。

■千代の国
1月の初場所で左膝のじん帯を負傷して途中休場していたが、完治出来ず初日から休場することになった。

※阿武松審判部長
日本相撲協会の阿武松審判部長は8日、大相撲春場所で大関昇進が懸かる関脇貴景勝に加え、内容や成績次第で先場所初優勝した関脇玉鷲の大関昇進の可能性を示唆した。
25年ぶりの同時昇進へ期待が膨らむ。

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2019.03 本場所 2日前 情報!

■鶴竜
7日、初日を3日後に控える大相撲春場所の出場を明言した。
ここまで、出場を目指して稽古を積み重ねてきただけに、言わずもがなのことだけに「もちろん(出る)。今、自分に出来ることはやってきた」と短い言葉だったが、昨年春場所覇者として意欲を示した。

■高安
7日、大阪市東成区の時津風部屋に出向き、幕内・正代、同じく出稽古に来た幕内・千代大龍と計40番の猛稽古を行った。
横綱・鶴竜が正代と10番取った後に土俵に入り、まずは正代と9番。
左四つからの厳しい攻めで全勝すると、千代大龍に声を掛けた。
191キロの巨体をぶつけてくる相手と胸を合わせると次第にボルテージが上がっていった。
高安の「もう一丁」の声に千代大龍が「ごっつあんです」と応じ、ひたすら三番稽古が繰り返された。
結局、千代大龍とは31番で19勝12敗。
仕上げのぶつかり稽古が終わるまで、高安はちょうど1時間、土俵に上がり続けた。
「いい稽古ができた」と充実感を漂わせながらも、40番取っても息は上がっておらず、「まだまだ行ける感じがあった」と言い切った。
途中、疲れが見えてきた千代大龍に「遠慮しなくていいよ」と求める場面もあった。
「力を抜かれても、こっちの稽古にならないし。終盤でもいい当たりをしてくれたのでありがたい」と全力で当たってきた相手に感謝した。

■貴景勝
大関獲りに挑む22歳の関脇・貴景勝が7日、大阪市生野区の同部屋で、稽古を打ち上げた。
勝負の15日間に向けて自身最高の状態に仕上げると、稽古後は大食いラーメンに挑戦してパワーを注入。
「自分なりに最高の自分にした。あとはやるだけ。いい結果、悪い結果になろうが、どういう精神でいったかが大事」と表情を引き締めた。
大関昇進を懸けた15日間へ臨戦態勢を整えた。

■御嶽海
春場所を“ぶっつけ本番”で迎えることが確実になった。
初場所後全く相撲を取っておらず、大阪府堺市内の出羽海部屋で行った朝稽古でも立ち合いを確認したり、基礎運動に終始。
「もうちょっと早く治ると思っていた。横に動かされると痛い」という。
それでも休場は「ない」と明言。
横綱戦が濃厚な初日にも「楽しみ。ケガしている中で、どれだけできるか」と前向きだった。

■魁聖
首に不安を抱える状況となった。
6日、大阪市福島区の友綱部屋に出稽古に来た横綱白鵬との最初の相撲で頭を下げた際、もともと痛みがあった部分を悪化させたという。
すぐに稽古を切り上げた魁聖は「首から伝わって背中にも痛みが出るし、硬くなる。(出場は)大丈夫だと思うけど」と悩ましげな表情だった。

■豊ノ島
大けがを乗り越え、16場所ぶりに幕内に戻った。
35歳は「新入幕のつもりで若々しくいきたい」と張り切っている。
稽古場の豊ノ島は、そんな言葉とは裏腹にベテランらしくゆったりとしている。
7日も、ストーブの前で足の筋肉をほぐした後、四股やすり足などの基本運動を入念に行ったが相撲は取らなかった。
出稽古に来た高安らが30番を超える稽古を繰り広げたが、「今さら番数どうこうじゃない。積み上げてきたものを出すだけ」と、マイペースを貫いた。

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