2019.03 本場所 13日目 朝 情報!

■白鵬
相四つの栃ノ心を破り、全勝で単独トップを守った。
技術に加え、力自慢の相手を力でも上回った。
「相四つだからあれしかなかった。途中で上手を切った。そういうタイミングの差が上回った感じ」と、勝因を分析した。

■高安
横綱相手に攻め続けて白星をもぎとった。
高安はまわしにこだわらず前へ前へ。
たまらず回り込んだ鶴竜に対し、左上手をつかむと、相手を振り回し、最後は豪快な上手投げ。
「思い切って振りかぶって投げた。中途半端にならなくて良かった」。
2敗対決を制し優勝争いに踏みとどまった。

■豪栄道
貴景勝をはたき込んで10勝目を挙げた。
1月の初場所でも千秋楽で破り、昇進を預かる審判部の判断に強い影響を与えた。
「先手、先手で速く攻めようと…」。
立ち合いの鋭い踏み込みで相手の勢いを打ち消し、さらに圧力をかけた。
強豪埼玉栄高相撲部の先輩、後輩だが「まだまだ負けられない」。
残り3日。
白鵬を2差で追う終盤戦。
「(星勘定を)考えてもしようがない。勝っていくだけ」と前をみる。

■逸ノ城
立ち合ってすぐに左上手を引き、朝乃山の頭を押さえつけるような上手投げで土俵へ転がした。
4連勝で11勝目。
1差で白鵬を追いかける。
優勝争いに絡む逸ノ城は「あまり考えないようにしている」。
三賞候補にも挙がってきそうだが、「そういうことは場所が終わってから」と無心で臨む。

■琴奨菊、碧山
実力者の平幕2人が2敗をキープし、優勝圏内で踏ん張っている。
35歳の琴奨菊は千代大龍を突き落とし「流れがいい。その前の準備もしっかりできた」と満足げ。
優勝経験を持つ元大関は「余力はあるけど出していない。今まではそれを出して負けてしまっている」と絶妙な感覚を、好調の要因に挙げた。
32歳で元関脇の碧山は冷静さが光った。
竜電を起こしてから、鮮やかに引き落とし「うれしいが、まだ3日間あるので集中して自分の相撲を取る」と気を引き締めた。