2019.03 本場所 10日目 朝 情報!

■白鵬
盤石の相撲で御嶽海を寄り切り、全勝を守った。
立ち合いから張って右上手を取ると、相手が右を巻き替えようとしたところを寄って勝負をつけた。
御嶽海には先場所敗れており、「一段と気合いが入ったのでは」という報道陣の質問に「そうなんでしょうね」とまんざらでもない表情。
10日目は先場所優勝の関脇玉鷲と対戦。
「上位戦ですからね。気を引き締めていきます」と闘志を燃やしていた。

■高安
玉鷲の圧力に下がり、右足が俵にかかった。
踏みとどまると、重い押しで逆襲して押し出し。
6連勝で勝ち越しを決め「立ち合いでしっかり当たれた。残せる自信はありました。明日につながると思う」と落ち着いた表情で語った。
兄弟子の元横綱稀勢の里の引退後、初めての場所。
親方に稽古をつけてもらい臨んでいる。
豪栄道が2敗に後退した中で1敗を守り「稽古した分、自信を持ってやりたい。いい緊張感で取れている」と手応えを話した。

■貴景勝
大関昇進を目指す貴景勝が千代大龍を下し、7勝目を挙げた。
頭からぶつかり一瞬引いたところを押し込まれたが、すぐに逆襲して土俵にはわせた。
「馬力があるので気持ちが消極的になると吹っ飛ばされちゃうから」と気迫で制した一番を振り返った。
10日目は昨年秋場所以来となる横綱・鶴竜戦。
過去3戦全敗だが、「いいバロメーターになる。相手がどうより自分がどうしていくか。後悔しないように」と気合を入れ直した。

■逸ノ城
大関豪栄道を逆転の小手投げで破り、8勝目を挙げ勝ち越した。
窮地の三拍子がそろっていた。
大関に土俵際まで寄られ、もろ差しを許して、腰も伸びていた。
逸ノ城の打つ手は「最後はそれしかなかった。思い切り打った」。
豪栄道を押しつぶすように右からの小手投げ。
逆転の白星で1敗を死守した。
最後まで抵抗できたのは、現役関取最重量226キロの重さがあったからだろう。
9日目での勝ち越しは、新入幕で13勝を挙げて千秋楽まで優勝争いに絡んだ平成26年秋場所以来だ。

■碧山
1敗を守り、首位・白鵬を追走している。
勢をよく見て肩透かし。
押し切れなくとも「落ち着いて取れている。体が勝手に反応した」と、納得した。
熱くなって体に力が入り過ぎるクセを自認し、今場所は土俵下で「稽古場と同じ相撲を取る」と自分に言い聞かせている。
9日目の勝ち越しは17年名古屋場所以来の3度目で、自己最速タイ。
上位戦が当面ないだけに、不気味な存在だ。