2019.03 本場所 9日目 朝 情報!

■白鵬
薄氷の中日勝ち越しだった。
立ち合い、右からかち上げにいったが大した効き目はなく、栃煌山のいなしで後ろを向いた。
栃煌山にすれば、ここだと思って後ろに付いて一気に出たのだろうが、稽古場では後ろに付くことはほとんどなく意外と攻めにくいものだ。
白鵬の反応もよかったが、向き直ったところでたまたま左手が引っかかって小手投げになった。

■高安
新小結北勝富士を送り出して1敗を守った。
立ち合い、北勝富士の右からのおっつけで、高安は左差しを封じられた。
これまでの幕内の対戦では2勝4敗と苦手にしている相手。
得意とするかち上げで上体を起こして懐に入り、組み止められれば文句はなかったが、「右を固めてきたから辛抱。それしかなかったです」と方針転換。
じっくり勝機をうかがう相撲にかじを切った。

■豪栄道
関脇玉鷲を寄り切って1敗を守った。
立ち合いで圧力を受けて引きかけたが、相手の脇が開いたところを左、右と差し込み両まわしを強烈に引きつけた。
一瞬で玉鷲の腰が伸びるほど厳しい逆襲だった。
「(立ち合いも)迷いなく踏み込んでいるし、足が前へ出ている」。
「1敗は惜しかったが、内容はいい。前向きに考える」と、勢いづく。

■貴景勝
大関とりに挑む関脇貴景勝は遠藤を突き出し、6勝2敗で折り返した。
圧巻の勝利でまた一歩、大関の座に近づいた。
貴景勝は立ち合いからもろ手で突いて遠藤の体を起こすと、2発目の突きで大きく後ろに吹っ飛ばし、3発目で土俵の外に突き出した。
わずか1秒9の完勝。
それでも22歳の若武者は表情一つ変えることはなく、言い切った。
「向こうの調子もあるだろうし、自分もたまたまということがある。もう終わったことなので、明日の準備をするだけです」