2019.01 本場所 中日朝 情報!

■白鵬
過去14戦全勝の松鳳山を問題にしなかった。
中に入ろうとする相手を軽々と突き放し、最後はタイミング良くはたき込み。
「相手は動くからね。その動きを上回るという気持ちだった」と涼しい顔だった。
阿武咲が敗れて単独トップに立ったが、「一日一番だからね。その気持ちはいつもと一緒」と泰然。
「角界の父」と慕っていた大鵬さんの命日に盤石の取り口を見せた。

■貴景勝
60キロ近く重い226キロの巨体に、もろ手で真っ向から当たった。
先手の一突きで逸ノ城の上体を起こすと、次は膝をぐっと曲げて再び突進。
小細工なしに5秒足らずで押し出した。
身長は幕内では2番目に低い175センチ。
これが下からの攻めを生み、突いた手がよく伸びるから、相手とまわしを遠ざけている。
自分の体に合った取り口に迷いはない。

■矢後
新入幕の「やごちゃん」が絶好調だ。
前頭13枚矢後は立ち合いで左を差せなかったが、力強く突き放した。
6連敗中と不振の大翔丸が引いたところで、迷わず前に出て押し出し。
今場所の成績を6勝1敗とした。
場所中は体重が落ちがちだが、今場所はキープできているのも好調の要因。
支度部屋で大勢の記者に囲まれると「自分みたいなやつが…」と謙遜して笑いを誘った。

■千代の国
持ち前の動きの良さを発揮した。
激しく突き合った後、豊山に右を差されて出られたが左から首投げを決めた。
「とっさだった。思い切りいってよかった」。
逆転での6勝目を喜んだ。
2場所続けて2桁黒星と苦しんできたものの、その不振は脱した。
「稽古もしっかりできた。集中できている」と手応えを感じている様子だった。

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2019.01 本場所 7日目昼 情報!

■御嶽海
7日目の19日、日本相撲協会に休場を届け出た。

初黒星を喫した6日目の妙義龍戦で左膝を負傷した。

師匠の出羽海親方は「靱帯(じんたい)ではなく、けんを痛めていた。本人の痛み次第だが、様子を見て再出場も考えている」と話した。

休場は2016年初場所以来で2度目。

7日目の対戦相手、北勝富士は2日続けての不戦勝。

今場所の十両以上の休場者は4人となった。

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2019.01 本場所 7日目朝 情報!

■白鵬
好内容で無傷の6連勝。
左前まわしを取ると、しっかり体勢を整えてから正代を寄り切った。
前日までの2番は土俵際の逆転で星を拾ったことから「修正というかね」。反省を生かして攻めた。
全勝は早くも平幕阿武咲と2人だけ。
鶴竜が休場し、横綱としてただ一人出場する立場にもなった。
「締めなきゃいけない、また引っ張っていかないといけないという二つの気持ちがあった」との言葉通りに結びを締め、「まあ、一番一番」と余裕たっぷりに語った。

■御嶽海
妙義龍に押し出されて、初黒星を喫した。
敗れた直後は土俵下で左膝を抱えてしばらく動けず、花道は車いすに乗って引き揚げた。
都内の病院で診察を受けた後、松葉づえをついて取材に応じ、「大丈夫。筋肉疲労みたいな感じ。あしたは出られる」と気丈に話した。

■阿武咲
引退の喪失感が残る土俵をホープが盛り上げている。
22歳の阿武咲が自身初の6連勝発進で、白鵬にただ一人食らいつく。
「状態はいいと思う。また明日も頑張ります」と力強い。

■矢後
6日目、新入幕の矢後が好調を維持し、琴恵光を寄り切って1敗を守った。
突き、押しから得意の左を差して右上手を引いた。
187センチ、178キロの大きな体を生かして圧力をかけ「脇を締めて、前に出ることを徹底してやった。いい流れだった」と自画自賛した。

※稀勢の里
4日目の16日に現役を引退し、年寄「荒磯」を襲名した元横綱稀勢の里が、4月に行われる春巡業で横綱土俵入りを披露する可能性が18日、急浮上した。
荒磯親方の断髪式は9月の秋場所後、同29日に行われる。
引退相撲で取組なども実施されるため、本場所同様に1万人超えの「満員御礼」は必至とみられる。
平成で引退した横綱は、稀勢の里が11人目。
初場所限りで引退した横綱は旭富士(平成4年)、曙(13年)、貴乃花(15年)、朝青龍(22年)に続いて5人目だ。
旭富士、曙、朝青龍はいずれも同年秋場所後、貴乃花は夏場所後の6月に断髪式を催した。

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2019.01 本場所 6日目昼 情報!

■鶴竜

東横綱鶴竜が初場所6日目の18日、休場した。

場所前から右足首に痛みがあり、5日目を終えて2勝3敗と苦しい土俵が続いていた。

鶴竜は昨年11月の九州場所も右足首の故障で全休した。

休場は2場所連続12度目で、横綱としては在位29場所で11度目。

既に引退した稀勢の里に続く離脱で、白鵬が一人横綱を務める。

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2019.01 本場所 6日目朝 情報!

■白鵬
前日の北勝富士戦に続き、平幕相手に薄氷を踏む思いで星を拾って5連勝。
錦木の初挑戦を受けた結び。
3度目で成立した一番は左を差して出たところで逆転の小手投げに泳いだ。
軍配をもらえず、物言いの末取り直しとなったが、これもふわりと立ってまわしが取れず離れる展開。
最後ははたきに乗じて出てきた相手にかろうじて左上手を引っ掛けてもつれながら投げた。
鶴竜と2大関を破るなどした好調な力士だっただけに過度に警戒したか、「詰めが甘いね、まだ。感覚というのがありますから」と思わず苦笑い。

■鶴竜
本来の動きを見せられず、早くも3敗目。
立ち合いで狙ったまわしが取れず、引いたところで一気に不利な体勢に。
226キロの逸ノ城に左上手をがっちりと引かれて寄られた。
「頭をつけて中に入りたかった。立ち合いが良くない。右足が出なかった」と振り返った。

■高安
再び黒星が先行とさえない。
平幕の正代を土俵際に追い込み小手投げを狙ったが、体をうまく入れ替えられた。
寄り倒されて土俵下に転げ落ち、ゆがんだ表情で右腕をさすった。
前日に兄弟子の稀勢の里が引退し、師匠の田子ノ浦親方からは「高安は稀勢の里の背中を見てやってきた。これから自覚が出てきてほしい」と求められていた。
支度部屋では無言を貫き、無念の思いをにじませた。

■貴景勝
埼玉栄高の先輩、妙義龍を圧倒した。
立ち合いは互角もその後の攻めが良く、休まずに突き押しで攻め立てて何もさせなかった。
前日は御嶽海に敗れていただけに「大事な一番。出し切れた。白星につながったのがよかった」と納得の様子だ。
今場所の結果次第では大関昇進の可能性もある。
序盤は4勝1敗と上々の滑り出しも「これに満足しないようにしたい」と気を引き締めた。

■御嶽海
5日目、立ち合いでやや押し込まれたものの、玉鷲の突き、押しをあてがって足を進めた。
右が入ると左はずも利かせ、腰を落として土俵から出した。
序盤戦で2横綱1大関を破り、4日目には先場所優勝の貴景勝に勝利。
稀勢の里引退後の土俵を盛り上げる5連勝にも「この後ももっと集中し、存在感を出していけるようにやっていきたい」と控えめだった。

■矢後
好調な千代の国に土をつけた。
強烈な突っ張りに突き起こされても我慢して前傾姿勢を保ち、機を見て右前まわしに手を掛けて逆襲。
最後は俵に詰まった相手を引き技で仕留めた。
「余裕はなかったけど、よく対応できた」と汗をぬぐった。
序盤戦を1敗で乗り切る上々のスタート。
「一日も気は抜けなかったけど、緊張感を持ってここまでこられた。一日一日必死で目いっぱいの相撲が取れている」と納得の表情。
「目標」と言っていた勝ち越しまで半分の白星を手にしても「そのことは考えずにしっかりいきたい。これからが大事」。
地に足を着けたコメントを発した。

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2019.01 本場所 5日目朝 情報!

■稀勢の里
稀勢の里が16日、現役を引退した。
東京・両国国技館で師匠の田子ノ浦親方とともに引退記者会見に臨んだ稀勢の里は、「土俵人生において、一片の悔いもございません」と、声を詰まらせながら現役生活を振り返った。

■鶴竜
星を五分に戻した。
返り小結妙義龍のいなしにも、素早く立て直して土俵の外へ。
「自分の相撲を思い出そうと思った。立ち合いを修正できたかな」と手応えを口にした。
同じ横綱として、1歳年下の稀勢の里の引退には思うことが多かったはず。
「彼の方が早い出世だったが、自分は追い付きたい気持ちでずっとやってきた。けががなければ、もっとやれたと思う」と惜しんだ。

■栃ノ心
5日目の17日、休場することを決めた。
場所前5日の稽古中に右太ももに肉離れを起こした影響もあって、初日から4連敗。
5日目は不戦敗で、対戦相手の松鳳山は不戦勝になる。
師匠の春日野親方によると、4日目に玉鷲に敗れた後「力が入らない」と話したという。
「普段から弱音を吐かない男がそう言うんですからね。他にも少し悪いところがある。2月は巡業もないし、3月に向けてしっかり治そうということになりました」と説明した。
栃ノ心の休場は昨年名古屋場所以来8度目。
再出場せずに負け越せば、3月の春場所は昨年の秋場所に続いて2度目のかど番になる。

■御嶽海
初日から3連勝。
期待を集める若手同士の対決は、御嶽海が貴景勝に快勝した。
ほぼ互角の立ち合いから素早い攻めが奏功。
休むことなく下から押し込むと、いなしに乗じてさらに前へ。
先場所の初優勝で勢いに乗る22歳を破り、「よかったんじゃないか。しっかり相手を見ていた」と涼しい顔だった。
負けられない思いが強かった。
昨年は名古屋場所で初賜杯を抱き、大関昇進のチャンスを得たが、九州場所の負け越しで振り出しに戻った。
自身に代わって浮上したのが、新関脇の貴景勝。
活躍に刺激を受け、「張り合いがある」と稽古に励んでいたからだ。

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2019.01 本場所 4日目朝 情報!

■稀勢の里
現役引退を決断した。
師匠の田子ノ浦親方が初場所4日目の16日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で発表した。
同日午後に都内で記者会見を開く予定。
今後は年寄「荒磯」を襲名し、田子ノ浦部屋の部屋付き親方として後身の指導にあたる。
進退を懸けて初場所に臨んだ稀勢の里は、初日から3連敗。昨年9月の秋場所から3場所にわたって8連敗(不戦敗除く)となり、横綱としては貴乃花を抜いてワースト記録となっていた。

■栃ノ心
妙義龍にもろ差しを許して寄り切られた。
「中に入られたから、何もできなかった」とがっくり。
前日は自分のふがいなさに怒っていたが、この日はうつろな目で、ショックの色が濃かった。

■貴景勝
関脇対決を制した。
玉鷲との突き合いの中、一瞬動きが止まると、相手のいなしに乗じて勝負をつけた。
一歩も引かない取り口を「気持ちで負けないつもりだった」と振り返った。
内容の伴う3連勝スタートに「まずまず」と納得の口ぶり。
4日目は3勝同士の御嶽海戦。
「誰から勝っても1勝ですし、負けても1敗。自分の力を出し切りたい」と平常心を強調した。

■御嶽海
稀勢の里、鶴竜の横綱連破に続き、大関豪栄道も撃破して3連勝だ。
左上手でまわしを取られ、前に出られたが、土俵際で体を入れ替え、右から逆転のすくい投げを決めた。
「前に出られた時は慌てたし、焦った。(すくい投げは)体がよく動いている証拠じゃないですか」。
同学年の北勝富士ほか世代の近い貴景勝、錦木、阿武咲らも3連勝と走るが「これからもしっかり気持ちを作ってやるだけ」とマイペースを強調した。

■栃煌山
通算6個目となる金星を挙げた。
前日は白鵬を追い詰めながら勝利寸前で逆転された31歳だったが、稀勢の里戦は立ち合いからの流れもよく反撃を許さなかった。
先場所に続き稀勢の里を撃破。
ようやく初日も出て「当たってから流れで攻めたかったけど、いい踏み込みができたから中に入れた」と、ホッとした表情を見せた。
進退の懸かる横綱との一番にも「勝負なんで、周りは関係ない」と話した。

■錦木
横綱初挑戦で鶴竜を破った。
得意の左四つになると、上手を取られても構わず一気に走った。
場所前によく稽古をつけてもらっている横綱から初金星を挙げ、「ずっとお世話になっていた方。恩返しになった」と感慨深げに話した。
自己最高位の東前頭2枚目で大関も連破して3連勝スタート。
4日目の稀勢の里との結びに向け、「自分の調子が良いので、ちょっとはチャンスがあると思う」と不敵に笑った。

■北勝富士
自身初の3日連続大関撃破にも気を引き締めた。
立ち合い自慢の高安相手に正面からぶつかり、左のおっつけで体勢を崩して背中に回り込んで送り倒した。
3大関総ナメに「びっくりですね」と自分でも信じられないようだったが「これで全部負けたり休場したりしたら意味が無い。勝負はこれから」と気合を入れた。

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2019.01 本場所 3日目朝 情報!

■稀勢の里
引退危機に追い込まれた。
平幕の逸ノ城を押し切れず、はたき込みで敗れた。
17個目の金星配給で、進退を懸けて臨んだ場所で初日から2連敗。
昨年秋場所千秋楽から不戦敗を除いて7連敗となり、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降では貴乃花と並ぶ横綱のワースト記録となった。
横綱在位12場所目で、稀勢の里は後がない状況となった。

■栃ノ心
大関になった昨年名古屋場所以降初の2連敗スタートの栃ノ心「(左上手が取れなかったことに)関係ない。勝てない。弱いから。クソ~、クソッ!」

■貴景勝
万全の相撲で連勝発進だ。
立ち合いで松鳳山に張り手を食らった貴景勝だが、動じずに真っすぐ当たって上体を起こすと、4発突いて快勝した。
初日に増して力強い姿を見せつけ「自分の相撲を取り切ろうと思った。感覚としては前に押し切れた」とうなずいた。
3日目は玉鷲との関脇戦。
「勝ち負けで判断すると墓穴を掘る。勝負が終わったら初日の気持ちでいこうと思います」と切り替えは早かった。

■御嶽海
東横綱の鶴竜を押し出し、初日に続いて横綱を破り二連勝とした。
立ち合いで頭から当たった御嶽海は、鶴竜の脇やひじを押しながら低い体勢でまっすぐ前に出て、相手に反撃のすきを与えなかった。
土俵際で鶴竜の上体を起こすと、左手で脇を押し切って勝負をつけた。

■逸ノ城
勢の里に4連勝し、6個目の金星獲得。
「(横綱の圧力は)いつもと同じだった」そうで、じりじりと後退したが、うまくいなして逆転すると、はたき込んで土俵に転がした。
関脇だった先場所で6勝9敗と負け越し。
「もう一度、上を目指したい」との一念で新年の土俵に臨んでいる。
初日も大関高安を撃破。
大物食いで連勝発進しても浮かれず、「集中して、1番でも多く勝てるようにしたい」と表情は引き締まったままだった。

■錦木
2日連続で大関を撃破した。
怪力の栃ノ心にまわしを取られながらも、土俵際で逆転の上手投げ。
力強く勝利し「いい相撲とは言えないけど、勝ったからいっか」と目尻を下げた。
3日目は人生で初めて横綱と対戦する。
結びの一番での鶴竜戦に向けて「お待ちかねの結び。楽しみですね。あしたも勝ってインタビュールームに行きたい。中々3日連続はいないのでは?」と胸を弾ませた。

■北勝富士
初日から2大関撃破の北勝富士は「先場所の負けをしっかりと修正できた。土俵際追い込まれたけど余裕があった。まだまだこれからです」と語った。

■阿武咲
仲の良い貴景勝に負けじと2連勝の阿武咲「そりゃあ意識するなっていう方が無理でしょう。でも、自分は自分と思っていきます」と語った。

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2019.01 本場所 2日目朝 情報!

■稀勢の里
進退が懸かる横綱稀勢の里は小結御嶽海に押し出されて黒星発進。
昨年の秋場所千秋楽から不戦敗を除いて6連敗となった。
貴乃花ら過去4人が喫した、横綱の歴代ワースト連敗記録に並んでしまった。
いきなり切り替えと修正が迫られる稀勢の里は「そうですね…」。
相づちを2度繰り返しただけだった。

■高安、栃ノ心
場所前にアクシデントがあった2大関はともに初日黒星。
インフルエンザに感染した高安は引いたところを逸ノ城に出られ、右太ももを痛めた栃ノ心は北勝富士を捕まえ切れず、あっさり土俵を割った。
支度部屋での高安は悔しさたっぷりで、問いかけには無言。
栃ノ心は表情がさえず、「頑張らないといけない。勝たないといけない」と沈んだ声で話した。

■貴景勝
立ち合い、正代のカチ上げにわずかに下げられたが、休まずに突いて一直線に突き出し「細かいこと(不満)はいっぱいあるが、白星につながって良かった」とひと安心。
館内の大声援に「緊張もするが気合も入る。力が出る」と歓迎し、「きょうはもう終わった。振り返らずにやりたい」と2日目の取組を見据えた。

■御嶽海
横綱稀勢の里に快勝した。
過去の対戦成績は1勝6敗と、相性は良くない相手だったが、左を差されそうになったが、右を巻き替えてからは一方的に攻めた。
「立ち合いがよくない。もっと踏み込んでもよかったと思います」と、余裕すらあった。

■錦木
盛岡市出身で、自己最高位の東前頭2枚目に上がった錦木は先場所に続いて西大関の豪栄道を破り、初の三役昇進へ好スタートを切った。
本県出身力士が2場所連続で大関を撃破したのは、旧山形村(現久慈市)出身の栃乃花が新入幕の2000年夏場所から九州場所までの4場所で5大関を倒して以来、19年ぶり。

■勢
勢が流血と引き換えに、輝を押し出して勝利をつかんだ。
立ち合いで相手の頭が当たり、「ピキッ」。
支度部屋では右目上がパックリと裂けていた。
取組中に相手に付いた血が見え、勝負がついてから自分の右目に血が流れ込んで「俺かよ」と納得した。
傷口を押さえながらも「傷だらけのヒーローです。いい相撲でした」と、しばし痛さを忘れていた。

■矢後
新入幕の矢後が明生を寄り倒して白星発進した。
立ち合いで素早く取った右前まわしを引きつけ、187センチ、178キロの体で圧力をかけながら前へ出て快勝。
「初日に勝ててよかった。考えていた通りに取れた。緊張はありましたけど、思ったより良い相撲」と納得の口ぶりだった。
入幕と同時に大いちょうも結えるようになった。
「まだまだ慣れないですけど、似合う力士になりたい」と少し照れくさそう。
懸賞も手にし「うれしい。使い道はゆっくり考えたい」と喜んだ。

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2019.01 本場所 初日朝 情報!

■稀勢の里
12日、東京・両国国技館で土俵祭りに参加し、「いよいよ」と勝負スイッチが入った。
横綱昇進後、初日黒星発進は5度あり、すべて途中休場に追い込まれている。
初日、小結御嶽海相手に不覚を取れば一気に暗雲が漂う。
命運を握る“鬼門”を前に穏やかな表情で心境を語り、決意表明した。

■鶴竜
13日から始まる初場所(東京・両国国技館)を前に、新年の抱負として「年6場所全部出たい」と、皆勤を誓った。
昨年は春場所、夏場所と自身初となる2場所連続の優勝を遂げたものの、名古屋場所は途中休場し、九州場所を全休。
2017年は6場所中5場所で休場し、一時は引退も囁かれた鶴竜が、改めて土俵に上がる重要性を語った。
右足首のけがは、確実に癒えている。
それだけに、初場所でしっかりと横綱の役目を果たそうという気持ちが強いのか「(年の)最初の場所なんで、いい成績で終わりたいという気持ちです」と前向き。

■高安
インフルエンザを発症し、調整への影響が懸念される大関高安は12日、東京・両国国技館で行われた土俵祭に出席し「回復はした。いい状態で初日を迎えられると思う」と大きな問題がないことを強調した。
この日は田子ノ浦部屋で朝稽古も行った。
静養中は体重を減らさないことを意識したという。
待望の初優勝に向けアクシデントに見舞われたが「(インフルエンザに)なったものはしょうがない。しっかり治療した。頑張ります」と語った。
新年の抱負を聞かれると、堂々と「1つ上を目指して全力で」と、綱取りを誓った。

■貴景勝
13日、東京・墨田区の両国国技館で初日を迎える。
連覇が懸かる新関脇貴景勝は土俵祭り後、昨年9月の秋場所を制した横綱白鵬とともに優勝額贈呈式に出席。
額にはオレンジ色を基調とした母校の埼玉栄高の化粧まわしを締めた姿があり、「夢だった。ありがたいこと」。
初日は正代と対戦。
「優勝した後の大事な場所。力を発揮できるかできないかは、自分の精神力次第」と気を引き締めていた。

■御嶽海
12日、会場の東京・両国国技館で土俵祭が行われた、これに出席。
稀勢の里と初日に顔を合わせる小結御嶽海は「予想はしていた」と対戦の覚悟は決まっていた。
過去7戦6敗。
17年名古屋場所で挙げた1勝が唯一の白星だが、その時も初日と験がいい。
初日に向け「気合が入りますよ」と笑顔を交えて話した。
関脇から陥落し、昨年の秋場所以来の小結として迎える場所に「より良い相撲を15日間取り続けたい」と意気込んだ。

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