2019.01 本場所 14日目朝 情報!

■貴景勝
13日目、横綱白鵬を突き落とし、10勝目を挙げた。
昇進を預かる審判部の阿武松部長は、大関昇進の目安とされる直近3場所で「33勝以上」にあと1勝とした関脇貴景勝について「まだ相撲は残っている。何もいえない」と慎重だった。
起点が9勝であることを指摘する意見も根強く、今場所を「大関とり」とする認識は薄いという意見もある。
あと2勝を上積みした場合でも「仮の話はできない」(阿武松部長)と機運はいまひとつだ。
藤島審判部副部長は「2場所連続優勝ならば、そういう話は出てくるかもしれない」。
賜杯を抱くことも判断材料となりそうだ。

■玉鷲
13日目で賜杯争いの単独トップに立った。
連勝を8に伸ばし、残り2日は下位力士との対戦となるが、「勝ち負けではなく内容に集中したい」と地に足を着けて臨むつもりだ。
この日はともに押し相撲の北勝富士との一番。
左おっつけ、右喉輪で攻め、土俵際まで追い込むと焦った相手が足を滑らせたところを、はたいて仕留めた。
前日に白鵬を破っており、「一番の緊張はもう過ぎた。きょうは落ち着いていた」。
初優勝を懸けた勝負の2日間にも気負いはない。

■御嶽海
左脚のけがを押して再出場した11日目からの3連勝で勝ち越しを決めた。
幕内最重量226キロの逸ノ城の懐に飛び込んでもろ差しを果たし、懸命に寄り切った。
一昨年春場所から就いている三役の座を何とか守った。
「前に出られるようになってきたのはよかった」と納得しつつも、「場所はまだ終わっていないので、気を引き締めてやっていきたい」と気合を入れ直した。

■矢後
新入幕の矢後が給金を直した。
8日目に7勝目を挙げてから足踏みが続いただけに、「とりあえず、ほっとした」と表情がほころんだ。
勝ち越しに王手をかけてからは白星へ執着し過ぎて、気持ちが空回りしていたと反省を込めて自己分析する。
師匠の尾車親方から受けた助言は「前に出ろ」とシンプルなもので、「がんがんいこうと思った」と気持ちを切り替えた。
この日は阿武咲の突き押しに応戦し、タイミングのいい引き技で仕留めた。
ただ、肩の荷を下ろしたのは一瞬だけで「あと二つ。全部勝って2桁勝利を目指したい」。
すぐに目標を上方修正した。