2019.01 本場所 13日目朝 情報!

■貴景勝
12日目、琴奨菊を破り9勝3敗。
2場所連続優勝へ望みをつないだ。
低く当たった立ち合いは互角。
胸を合わせるようとする相手に対して、冷静に得意の突き押しで対応し続けた。
相手が頭を押さえて引き技に乗じた瞬間、前に出て土俵外に押し出した。
13日目は1差と迫った白鵬との直接対決。
「胸を借りる気持ち。(横綱に)勝っているものはない。気持ちでいく」と力を込めた。

■御嶽海
12日目、東前頭筆頭の栃煌山を寄り切りで破り、戦績を7勝2敗(不戦敗1)3休とした。
13日目の25日は勝ち越しをかけて西前頭筆頭の逸ノ城と対戦する。

■玉鷲
14度目の挑戦で初めて白鵬を破り、「すごい。第三者として見ていたみたい」。
大きな白星の余韻に浸った。
横綱の張り手を交えた攻めを受けても、師匠の片男波親方の「脇が甘くなるから張り返すな」との助言を忘れなかった。
前傾姿勢を崩さずに我慢すると、相手がまわしを引かないまま出てきた。
左からおっつけて回り込み、形勢逆転。背を向けた横綱を逃さずに押し出した。
「いつも熱くなって体が硬くなる」という反省をようやく生かした殊勲星は、賜杯争いで白鵬とトップに並ぶこれ以上ないタイミングで挙げた。
初優勝へのチャンスを引き寄せても「それは全然頭に入れていない。意識したらいいことはない。自分のことは自分が分かっている」。
先を見ずに、置かれた状況を冷静に捉えている。
最大の壁を突破し、残り3日間は下位力士との対戦を残すのみ。
「一番一番気合を入れて相撲を取るだけ」。
34歳のベテラン関脇は静かに闘志を燃やした。

■遠藤
馬力のある千代大龍に立ち合い負けしなかった。
「しっかり圧力をかけられたのはよかった」。
すぐに右上手を引いて寄り立て、土俵際で粘られても巧みに上手出し投げで仕留めた。
師匠の追手風親方も「当たりが重くなってきた」とみている。
連勝を6に伸ばし、1差で優勝争いに割り込んで残り3日間。
「頑張ります」。
いつものように短い言葉で決意を示した。

■阿炎
大奄美を押し出しで下し、昨年春場所以来、5場所ぶりの勝ち越しを決めた。
新入幕から2場所連続で勝ち越して以降、上位陣の壁にぶつかり4場所連続で負け越していたが、今場所は復調。
この日は相性のいい大奄美に、立ち合いから得意の突っ張りを繰り出し続け、あぶなげなく勝利。
昨年春場所以来の勝ち越しを決め、2ケタ勝利も視界にとらえた。