2019.01 本場所 4日目朝 情報!

■稀勢の里
現役引退を決断した。
師匠の田子ノ浦親方が初場所4日目の16日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で発表した。
同日午後に都内で記者会見を開く予定。
今後は年寄「荒磯」を襲名し、田子ノ浦部屋の部屋付き親方として後身の指導にあたる。
進退を懸けて初場所に臨んだ稀勢の里は、初日から3連敗。昨年9月の秋場所から3場所にわたって8連敗(不戦敗除く)となり、横綱としては貴乃花を抜いてワースト記録となっていた。

■栃ノ心
妙義龍にもろ差しを許して寄り切られた。
「中に入られたから、何もできなかった」とがっくり。
前日は自分のふがいなさに怒っていたが、この日はうつろな目で、ショックの色が濃かった。

■貴景勝
関脇対決を制した。
玉鷲との突き合いの中、一瞬動きが止まると、相手のいなしに乗じて勝負をつけた。
一歩も引かない取り口を「気持ちで負けないつもりだった」と振り返った。
内容の伴う3連勝スタートに「まずまず」と納得の口ぶり。
4日目は3勝同士の御嶽海戦。
「誰から勝っても1勝ですし、負けても1敗。自分の力を出し切りたい」と平常心を強調した。

■御嶽海
稀勢の里、鶴竜の横綱連破に続き、大関豪栄道も撃破して3連勝だ。
左上手でまわしを取られ、前に出られたが、土俵際で体を入れ替え、右から逆転のすくい投げを決めた。
「前に出られた時は慌てたし、焦った。(すくい投げは)体がよく動いている証拠じゃないですか」。
同学年の北勝富士ほか世代の近い貴景勝、錦木、阿武咲らも3連勝と走るが「これからもしっかり気持ちを作ってやるだけ」とマイペースを強調した。

■栃煌山
通算6個目となる金星を挙げた。
前日は白鵬を追い詰めながら勝利寸前で逆転された31歳だったが、稀勢の里戦は立ち合いからの流れもよく反撃を許さなかった。
先場所に続き稀勢の里を撃破。
ようやく初日も出て「当たってから流れで攻めたかったけど、いい踏み込みができたから中に入れた」と、ホッとした表情を見せた。
進退の懸かる横綱との一番にも「勝負なんで、周りは関係ない」と話した。

■錦木
横綱初挑戦で鶴竜を破った。
得意の左四つになると、上手を取られても構わず一気に走った。
場所前によく稽古をつけてもらっている横綱から初金星を挙げ、「ずっとお世話になっていた方。恩返しになった」と感慨深げに話した。
自己最高位の東前頭2枚目で大関も連破して3連勝スタート。
4日目の稀勢の里との結びに向け、「自分の調子が良いので、ちょっとはチャンスがあると思う」と不敵に笑った。

■北勝富士
自身初の3日連続大関撃破にも気を引き締めた。
立ち合い自慢の高安相手に正面からぶつかり、左のおっつけで体勢を崩して背中に回り込んで送り倒した。
3大関総ナメに「びっくりですね」と自分でも信じられないようだったが「これで全部負けたり休場したりしたら意味が無い。勝負はこれから」と気合を入れた。