2019.01 本場所 2日目朝 情報!

■稀勢の里
進退が懸かる横綱稀勢の里は小結御嶽海に押し出されて黒星発進。
昨年の秋場所千秋楽から不戦敗を除いて6連敗となった。
貴乃花ら過去4人が喫した、横綱の歴代ワースト連敗記録に並んでしまった。
いきなり切り替えと修正が迫られる稀勢の里は「そうですね…」。
相づちを2度繰り返しただけだった。

■高安、栃ノ心
場所前にアクシデントがあった2大関はともに初日黒星。
インフルエンザに感染した高安は引いたところを逸ノ城に出られ、右太ももを痛めた栃ノ心は北勝富士を捕まえ切れず、あっさり土俵を割った。
支度部屋での高安は悔しさたっぷりで、問いかけには無言。
栃ノ心は表情がさえず、「頑張らないといけない。勝たないといけない」と沈んだ声で話した。

■貴景勝
立ち合い、正代のカチ上げにわずかに下げられたが、休まずに突いて一直線に突き出し「細かいこと(不満)はいっぱいあるが、白星につながって良かった」とひと安心。
館内の大声援に「緊張もするが気合も入る。力が出る」と歓迎し、「きょうはもう終わった。振り返らずにやりたい」と2日目の取組を見据えた。

■御嶽海
横綱稀勢の里に快勝した。
過去の対戦成績は1勝6敗と、相性は良くない相手だったが、左を差されそうになったが、右を巻き替えてからは一方的に攻めた。
「立ち合いがよくない。もっと踏み込んでもよかったと思います」と、余裕すらあった。

■錦木
盛岡市出身で、自己最高位の東前頭2枚目に上がった錦木は先場所に続いて西大関の豪栄道を破り、初の三役昇進へ好スタートを切った。
本県出身力士が2場所連続で大関を撃破したのは、旧山形村(現久慈市)出身の栃乃花が新入幕の2000年夏場所から九州場所までの4場所で5大関を倒して以来、19年ぶり。

■勢
勢が流血と引き換えに、輝を押し出して勝利をつかんだ。
立ち合いで相手の頭が当たり、「ピキッ」。
支度部屋では右目上がパックリと裂けていた。
取組中に相手に付いた血が見え、勝負がついてから自分の右目に血が流れ込んで「俺かよ」と納得した。
傷口を押さえながらも「傷だらけのヒーローです。いい相撲でした」と、しばし痛さを忘れていた。

■矢後
新入幕の矢後が明生を寄り倒して白星発進した。
立ち合いで素早く取った右前まわしを引きつけ、187センチ、178キロの体で圧力をかけながら前へ出て快勝。
「初日に勝ててよかった。考えていた通りに取れた。緊張はありましたけど、思ったより良い相撲」と納得の口ぶりだった。
入幕と同時に大いちょうも結えるようになった。
「まだまだ慣れないですけど、似合う力士になりたい」と少し照れくさそう。
懸賞も手にし「うれしい。使い道はゆっくり考えたい」と喜んだ。