2019.01 本場所 5日前 情報!

■稀勢の里
7日、横綱審議委員会の稽古総見が国技館内で行われた。
先場所、初日から4連敗して途中休場した稀勢の里は鶴竜と4番、大関・豪栄道と2番、相撲を取った。
稀勢の里は差し手を嫌って突っ張る鶴竜に対して、まわしが取れないまま何度も土俵を割った。
一方、豪栄道には左を入れて胸を合わせる場面も。
半身で攻めて黒星を重ねた先場所の相撲を改め、2番とも退けた。
稀勢の里は「(10勝した昨年)秋場所より動きは良い」と手応えを口にした。
先場所後に横審が稀勢の里に奮起を促す「激励」を決議しており、初場所は進退が懸かる。
「自信を持ってやっていくしかない」と自らに言い聞かせた。
横審の北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は「少し不安は残るが、一生懸命なのは分かった」と評価した。

■白鵬
7日、横綱審議委員会の稽古総見が国技館内で行われた。
先場所を全休した白鵬は小結・御嶽海、関脇・貴景勝と計8番を取った。
昨年、初優勝した2人を寄せ付けず「良い稽古ができた」と好感触を得た。

■鶴竜
7日、横綱審議委員会の稽古総見が国技館内で行われた。
同じく全休だった鶴竜は稀勢の里に加え、高安、豪栄道の2大関と計10番。
休場の原因になった右足首は「一番悪い時より良い」という。

■栃ノ心
7日、横綱審議委員会による稽古総見が行われたが、大関栃ノ心は参加を見合わせた。
5日の稽古中に右太ももに軽い肉離れを起こしたため。
総見に出席した春日野親方は「昨日、医者に行かせました。今日は(部屋の稽古場に)来てますよ」と話していた。

■貴景勝
7日、横綱審議委員会の稽古総見に参加した。
平幕力士と2番(1勝)、さらに横綱白鵬の指名を受け5番(0勝)。
「まわしを取らせないように突き放していくこと」をテーマに掲げたが、白鵬には四つに組まれ、最初の3番は一方的に寄り切られるなど全敗した。
昨年12月の冬巡業で手合わせする機会はなく、白鵬も「自分も先場所優勝の勢いをもらいたかった」と指名の理由を説明。
横綱直々の指名を受け、貴景勝は「ありがたかった。やれるチャンスがあるなら(やってみたかった)」と、初場所初日まで1週間を切ったタイミングでの貴重な機会に感謝した。
連日の稽古で「相撲勘は良い感じ」と感覚は研ぎ澄まされてきた。
「あとは体を膨らませて瞬発力、パワーを上げたい」。
大関とりもかかる19年。
初場所に向けて「気持ちで負けないように全力を出し切りたい」と気合がみなぎっていた。