2019.01 本場所 千秋楽後朝 情報!

■貴景勝
27日、大関豪栄道関に一方的に押し出されて4敗目を喫し、場所後の大関昇進を逃した。
昇進問題を預かる日本相撲協会審判部の阿武松部長は「もう1場所、見させていただきたい」と明言した。
審判部は27日に臨時会議を開き、昇進について協議。
阿武松部長は千秋楽の一番に勝っていれば、大関とりが実現したと明かした。
関係者によると、会議では敗れても昇進に賛成する意見が出たものの、2場所前が9勝止まりと物足りなかったことなどから、千秋楽の勝利を条件とする案に一本化されたという。

■玉鷲
遠藤を突き落としで下し、13勝2敗で初優勝を決めた。
34歳2カ月での初優勝は年6場所制では2番目の年長記録。
初土俵から90場所、新入幕から62場所は、ともに史上4位のスロー記録となった。
くしくもこの日の朝に第2子の男の子が生まれ、二重の喜びに「最高です」と声を弾ませた。
福島県は、大相撲初場所で初優勝した関脇玉鷲に知事賞の表彰状と賞金50万円、優勝杯の「あかべこトロフィー」、副賞の県オリジナル米「天のつぶ」1トンなどの県産農畜産物を贈った。

■御嶽海
史上初めて途中休場がありながら、3横綱撃破を評価されての三賞(殊勲)受賞。
「とれると思ってなかった。昼寝して起きたら“三賞とれた”と言われた」と喜んだ。
この日は錦木に敗れたが、右膝負傷の影響もあり無理にこらえる動きはなかった。
また昨年の自分を含め、貴景勝、玉鷲という初優勝ラッシュに「時代は動いてますよね。でも、玉鷲関はベテラン。そう考えるとまだまだ譲ってくれないな、というのもあります」と話した。

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2019.01 本場所 千秋楽朝 情報!

■高安
14日目でようやく勝ち越した。
すぐに右上手を取って圧力をかけると、左脚にけがを抱える御嶽海は簡単に後退。
「立ち合いはしっくりこなかった。簡単に上手が取れたので。相手もそんなに力が入っていなかった」と淡々と振り返った。
場所直前にインフルエンザに感染。
序盤は平幕に取りこぼすなどし、9日目では黒星が先行していたがそこから奮起。
春場所でのかど番は免れた。

■豪栄道
豪栄道は「びっくりした」という白鵬の休場による不戦勝で勝ち越し。
千秋楽では埼玉栄高の後輩で、玉鷲を1差で追う貴景勝と結びで対戦する。
先に相撲を取る玉鷲が敗れれば、優勝を左右する一番になるだけに「明日に集中。攻めるだけ」と気合を入れた。

■貴景勝
審判部の阿武松部長は大相撲初場所14日目の26日、11勝目を挙げた関脇貴景勝について、千秋楽の27日に部内で臨時会議を開き、場所後の大関昇進について協議することを明らかにした。
小結の先場所を13勝2敗で初制覇した貴景勝は26日、昇進目安とされる直前3場所合計33勝に到達した。
ただ審判部内には2場所前が9勝に終わった点を物足りないとする慎重な意見もあり、阿武松部長は「いろいろな意見が出ると思う。皆さんの意見を聞く」と述べた。
14日目に隠岐の海を押し出した一番には「完璧な相撲だ。落ち着いていた」と評価した。
今場所が新関脇の貴景勝は一度も連敗がなく、13日目には横綱白鵬から初勝利。
千秋楽は単独首位の関脇玉鷲を1差で追い、2場所連続優勝の可能性を残している。

■玉鷲
頭の中が真っ白になった。
「あれ、いつもどうしていたんだっけ」。
時間いっぱいの仕切りで碧山が先に両手を突いていたが、呼吸を合わせられず嫌った。
優勝争いの単独トップに立ち、やはり今までとは違った。
2度目で立つと、左喉輪でのけぞらされた。
これをはねのけ、逆襲に転じて押し出した。
「相手も緊張していなかったら負けていた」。
碧山が給金相撲だったことで救われたと自己分析した。
勝てば初優勝が決まる千秋楽は遠藤戦。
2番後の結びで取る貴景勝の結果は気にしなくていい。
もう重圧は十分味わった。
「ここまでおかしくなったから、あしたは大丈夫」。自分を落ち着かせるように話した。

■遠藤
17年秋場所以来の2桁勝利に到達した。
うまさを見せた。
ベテラン栃煌山をいなして崩し、まわしにこだわらず突き出した。
久々の10勝目には「よかったです」と淡々。
千秋楽では「これより三役」に抜てきされ、単独トップで初優勝が懸かる玉鷲と対戦する。
注目の取組へ「しっかり準備する感じ。集中して自分の相撲を取りたい」と口を真一文字に引き締めた。

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2019.01 本場所 14日目昼 情報!

■白鵬

14日目の26日、休場した。

全休明けの今場所は初日から10連勝だったが、11日目から3連敗していた。

師匠宮城野親方は、「(右膝が)腫れてどうしようもない。足首もやったらしい。残念だけど仕方がない。平成最後の東京場所で本人が一番勝ちたかったと思う」

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2019.01 本場所 14日目朝 情報!

■貴景勝
13日目、横綱白鵬を突き落とし、10勝目を挙げた。
昇進を預かる審判部の阿武松部長は、大関昇進の目安とされる直近3場所で「33勝以上」にあと1勝とした関脇貴景勝について「まだ相撲は残っている。何もいえない」と慎重だった。
起点が9勝であることを指摘する意見も根強く、今場所を「大関とり」とする認識は薄いという意見もある。
あと2勝を上積みした場合でも「仮の話はできない」(阿武松部長)と機運はいまひとつだ。
藤島審判部副部長は「2場所連続優勝ならば、そういう話は出てくるかもしれない」。
賜杯を抱くことも判断材料となりそうだ。

■玉鷲
13日目で賜杯争いの単独トップに立った。
連勝を8に伸ばし、残り2日は下位力士との対戦となるが、「勝ち負けではなく内容に集中したい」と地に足を着けて臨むつもりだ。
この日はともに押し相撲の北勝富士との一番。
左おっつけ、右喉輪で攻め、土俵際まで追い込むと焦った相手が足を滑らせたところを、はたいて仕留めた。
前日に白鵬を破っており、「一番の緊張はもう過ぎた。きょうは落ち着いていた」。
初優勝を懸けた勝負の2日間にも気負いはない。

■御嶽海
左脚のけがを押して再出場した11日目からの3連勝で勝ち越しを決めた。
幕内最重量226キロの逸ノ城の懐に飛び込んでもろ差しを果たし、懸命に寄り切った。
一昨年春場所から就いている三役の座を何とか守った。
「前に出られるようになってきたのはよかった」と納得しつつも、「場所はまだ終わっていないので、気を引き締めてやっていきたい」と気合を入れ直した。

■矢後
新入幕の矢後が給金を直した。
8日目に7勝目を挙げてから足踏みが続いただけに、「とりあえず、ほっとした」と表情がほころんだ。
勝ち越しに王手をかけてからは白星へ執着し過ぎて、気持ちが空回りしていたと反省を込めて自己分析する。
師匠の尾車親方から受けた助言は「前に出ろ」とシンプルなもので、「がんがんいこうと思った」と気持ちを切り替えた。
この日は阿武咲の突き押しに応戦し、タイミングのいい引き技で仕留めた。
ただ、肩の荷を下ろしたのは一瞬だけで「あと二つ。全部勝って2桁勝利を目指したい」。
すぐに目標を上方修正した。

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2019.01 本場所 13日目朝 情報!

■貴景勝
12日目、琴奨菊を破り9勝3敗。
2場所連続優勝へ望みをつないだ。
低く当たった立ち合いは互角。
胸を合わせるようとする相手に対して、冷静に得意の突き押しで対応し続けた。
相手が頭を押さえて引き技に乗じた瞬間、前に出て土俵外に押し出した。
13日目は1差と迫った白鵬との直接対決。
「胸を借りる気持ち。(横綱に)勝っているものはない。気持ちでいく」と力を込めた。

■御嶽海
12日目、東前頭筆頭の栃煌山を寄り切りで破り、戦績を7勝2敗(不戦敗1)3休とした。
13日目の25日は勝ち越しをかけて西前頭筆頭の逸ノ城と対戦する。

■玉鷲
14度目の挑戦で初めて白鵬を破り、「すごい。第三者として見ていたみたい」。
大きな白星の余韻に浸った。
横綱の張り手を交えた攻めを受けても、師匠の片男波親方の「脇が甘くなるから張り返すな」との助言を忘れなかった。
前傾姿勢を崩さずに我慢すると、相手がまわしを引かないまま出てきた。
左からおっつけて回り込み、形勢逆転。背を向けた横綱を逃さずに押し出した。
「いつも熱くなって体が硬くなる」という反省をようやく生かした殊勲星は、賜杯争いで白鵬とトップに並ぶこれ以上ないタイミングで挙げた。
初優勝へのチャンスを引き寄せても「それは全然頭に入れていない。意識したらいいことはない。自分のことは自分が分かっている」。
先を見ずに、置かれた状況を冷静に捉えている。
最大の壁を突破し、残り3日間は下位力士との対戦を残すのみ。
「一番一番気合を入れて相撲を取るだけ」。
34歳のベテラン関脇は静かに闘志を燃やした。

■遠藤
馬力のある千代大龍に立ち合い負けしなかった。
「しっかり圧力をかけられたのはよかった」。
すぐに右上手を引いて寄り立て、土俵際で粘られても巧みに上手出し投げで仕留めた。
師匠の追手風親方も「当たりが重くなってきた」とみている。
連勝を6に伸ばし、1差で優勝争いに割り込んで残り3日間。
「頑張ります」。
いつものように短い言葉で決意を示した。

■阿炎
大奄美を押し出しで下し、昨年春場所以来、5場所ぶりの勝ち越しを決めた。
新入幕から2場所連続で勝ち越して以降、上位陣の壁にぶつかり4場所連続で負け越していたが、今場所は復調。
この日は相性のいい大奄美に、立ち合いから得意の突っ張りを繰り出し続け、あぶなげなく勝利。
昨年春場所以来の勝ち越しを決め、2ケタ勝利も視界にとらえた。

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2019.01 本場所 12日目朝 情報!

■貴景勝
攻めの姿勢を貫いて新関脇の場所で勝ち越し。
同じ突き押しを信条とする北勝富士に何度も突進を繰り返し、圧力をかけ続けて快勝した。
「向こうも真っ向勝負。自分もそういう気持ちでやった」。
闘志あふれる取り口だった。
この日はトップの白鵬に土がつき、自身とは2差になった。
自力優勝の可能性こそないが、横綱との直接対決を残しており、2場所連続優勝の望みもまだある。
「優勝争いに絡みにいこうと思って見えてくるものがある。ここで力を出さないといけない」と意気込んだ。

■御嶽海
11日目左脚の負傷で途中休場していた西小結御嶽海が再出場し、一人横綱の白鵬を押し出した。
御嶽海は引退した稀勢の里を含む3横綱総なめで6勝目を挙げた。
休場明け最初の相手が横綱と組まれ、大関以下の力士が白星を挙げたのは、昭和26年秋場所の備州山以来68年ぶりで戦後2人目の快挙。
「(横綱戦は)予想していた。なかなかできる経験じゃない」と語る。

■玉鷲
11日目平幕琴奨菊を押し出し、2敗を死守した玉鷲は「よく覚えていない。土俵際で残ったのは覚えているが…」と興奮気味だった。
土俵際まで追い込まれたが左に動いて相手の背後に回り込み、間髪入れず押し出した。
12日目は1差で追う首位の白鵬と対戦。
過去13戦して一度も勝っていないが「思い切っていきたい。今日みたいに考えずに」と気合十分だった。

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2019.01 本場所 11日目朝 情報!

■白鵬
1敗力士が消えた土俵で、白鵬が厳しい攻めを見せて全勝を守った。
実力者の隠岐の海にもろ差しを果たすと、一方的に寄り切った。
全休明けの序盤は逆転で星を拾う相撲も目に付いたが、勝負どころの終盤戦を前に横綱の威厳を示すような勝ちっぷりで弾みをつけた。
独走ムードが漂う中、「みんな一生懸命頑張っているから。一番一番です」と余裕たっぷりに話した。

■高安
大関の意地を見せた。
相手の貴景勝は次期大関の最有力とはいえ、まだまだそうはいかんぞと期するところがあったようだ。
立ち合いは体当たりにいったが、貴景勝が一歩も下がらず高安の体を起こした。
その後、激しい押し合いとなって高安も張り手を交えて応戦。
貴景勝としては密着して押したかったが、そうはさせず距離があったのでタイミングのいいはたきが決まった。

■貴景勝
高安に敗れ、手痛い3敗目を喫した。
持ち前の低い姿勢を生かして押し込んだ後、大関の思い切りのいいはたきを食って土俵の外へ。
「くるなと思っていたが、かかってしまった。結果が全て」と険しい表情を浮かべた。
先場所で初優勝。
大関昇進の期待も懸かる中、白鵬、豪栄道との対戦を前にこれ以上の黒星は食い止めたいところ。
「悔しいが、もう終わったこと。切り替えてやるしかない」と前向きに話した。

■琴勇輝
突き押しで攻めるも宝富士のいなしに体が回って送り出される。
西溜まりに落ちた琴勇輝はしばらく起き上がることができなかったが、宝富士の勝ち名乗りが終わると、こちらも親方の肩を借りて立ち、右脚をかばいながら用意された車椅子に乗った。
出場については現在不明。

■千代の国
11日目の23日、休場した。
2敗目を喫した10日目の勢戦で左膝付近を負傷していた。
休場は昨年名古屋場所以来で16度目。
11日目の対戦相手、阿炎は不戦勝。
千代の国は今場所、平幕で最初に勝ち越すなど好調だった。

※豪風
元関脇で東十両12枚目の豪風(39)が22日、現役を引退し、年寄「押尾川」を襲名した。
今場所は9日目で負け越して幕下陥落の危機だった。
今後は後進の指導に当たる。
豪風は「力士として潔さを出したつもり。悔いは一つもない」と述べた。

※宇良
元幕内の人気業師、幕下の宇良(26)が元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(19)に掛け投げで逆転負けし3敗目(2勝)。
古傷の右膝を負傷したのか、取組後は車いすに乗り国技館内の診療所に直行。
その後、精密検査受けるため都内の病院に向かった。

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2019.01 本場所 10日目朝 情報!

■白鵬
初日からの連勝を9に伸ばした。
立ち合いで琴奨菊に勝るスピードで踏み込むと、相手得意のがぶり寄りを封じてか突っ張りを見せた。
すきを見て差そうとしたものの、これを期に琴奨菊が反撃に出てきたと判断すると、すぐさま突き落とし。
瞬時の判断と引き出しの多さで、見た目以上に力量さを感じさせる相撲内容となった。

■両大関
高安はまた黒星が先行し、豪栄道は6敗目。
支度部屋では、ともに肩身が狭そうで硬い表情だった。

高安は過去11勝10敗と苦手な玉鷲に対し、安易に張って出たが、相手は「絶対くると思った」。
完全に読まれて先手を許すと、強烈な突きを受けて力なく倒れた。

豪栄道も完敗。
距離を取ろうとして引いて呼び込み、最後は尻もち。
「全然圧力が相手に伝わっていない」と苦々しそうに振り返った。

■貴景勝
錦木を圧倒して7勝目を挙げた。
もろ手で立ち、間髪入れずに突き上げて一方的に押し出した。
鶴竜と2大関を破った相手を問題にせず「自分の相撲を取ることだけを考えていた」と涼しい顔だ。
高安、豪栄道の両大関に元気がなく、2差で単独トップを走る白鵬に土をつける期待もかかる。
10日目は高安戦。「ここからが大事。1日、10分だけしっかり集中したい」と気持ちを高めていた。

■千代の国
9日目、前頭15枚目の千代の国が躍動感たっぷりの相撲で土俵をにぎわしている。
12勝して初の三賞となる敢闘賞に輝いた昨年夏場所以来の勝ち越しで、9日目での給金直しは自己最速タイ。
九重親方が「満足してもらっては困る」と発破をかければ、千代の国も「番付を上げていかないと」。
おごりは一切ない。

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2019.01 本場所 9日目朝 情報!

■白鵬
天皇皇后両陛下の前で、白鵬が無傷で勝ち越しを決めた。
碧山と突き合った後に右四つで組み止めると、すかさず下手出し投げ。
これで横綱昇進後の天覧相撲では6戦全勝とし、「何か縁があるのかな」。平成最後の天覧相撲も白星で飾り、喜びに浸った。
2010年名古屋場所では野球賭博問題の影響で優勝した白鵬への天皇賜杯授与が取りやめになった。
その際、陛下からお祝いの書簡が届いたことを思い返し、「あの手紙があったからこそ頑張れている」としみじみ。
「寂しい。平成に育ててもらった」と感慨深げに話した。

■貴景勝
同じ22歳の阿武咲を押し出して6勝目を挙げた。
自身初の天覧相撲で、1敗と勢いに乗る相手を気迫でねじ伏せた。
かつてのライバルの真っ向勝負を、力強くはじき返した。
貴景勝が阿武咲を一蹴。
「相手の一番いい武器と自分の一番いい武器、どっちが強いかという思いで戦った」。
白、黒をつける気持ちで挑み、同学年対決に勝利した。

■矢後
3日目から6連勝で7勝目を挙げた。
大奄美に後ろを向かされたが、体勢を立て直すと、右上手を引いて反撃。
引き付けて寄り切り、「体がうまく反応した。しっかり出られていたのが良かった」。
自身も動きの良さを感じているようだ。
目標としていた勝ち越しに早くも王手をかけても「特に変わらない。自信を持ってできているし、毎日同じことをやるだけ」。
自然体を貫けているのも好調の要因の一つだろう。
優勝争いでも白鵬を星一つの差で追う立場にいる。
上々の折り返しにも「まだまだ相撲が遅いし、上にはついていけない。目いっぱい頑張っていきたい」。
現状に満足せず、向上心は忘れない。

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