2018.11 本場所 9日目 朝情報!

■高安
鬱憤を晴らすかのような豪快な押し出しだった。
正代を3秒ほどで退けた大関・高安。
前日は竜電に2分近い長い相撲の末に敗れただけに、「攻めないと相撲にならない」。
支度部屋で口調は淡々ながらも、言葉に強い意志がのぞいた。

■栃ノ心
竜電の初挑戦を退け、4日ぶりに白星を挙げた。
先に引いてしまい、右を深く差される苦しい展開。
左腕を引っ張り込んでしのぎ、相手が振りほどいてきたところで、うまく得意の右四つに。
最後は両まわしを引いての寄り切りで仕留めたが、「立ち合いで引いた。高くても前にいかないと」と反省した。
五分の星での折り返しに「落ち着いた」と一息つきつつ、後半戦に向け「まだまだですよ」と静かに闘志を燃やした。

■御嶽海
8日目、幕内最重量227キロの逸ノ城を圧倒し、関脇対決を制した。
呼吸が合わずに3度目で立ったが、低い姿勢で当たって懐に入り、自身より57キロも重い巨漢をもろハズで一気に押し出した。
序盤で3敗も、その後は3連勝で5勝目を挙げ、復調気配を見せている。
立ち合い不成立に反省しながらも「体の調子はいい。いつも通りしっかり取るだけ」。
混戦模様の場所で、名古屋場所の覇者が巻き返しを誓う。

■貴景勝
妙義龍を引き技で仕留めて1敗を堅持し、単独トップに立った。
仕切りの合間に土俵上で締め込みを締め直すハプニングがあった。
2回目の仕切り後に呼び出しから締め直してもらったが、「水にぬらして硬く締めてる」という締め込みに呼び出しも苦戦。
2人がかりで1分以上かけてなんとか締め直した。
長さ調整に失敗したといい、貴景勝は「全部おれが悪いです。ああいうことも15日間あったらある。
勉強になった。
あれで精神がぶれたらそこまでです」と反省しきりだった。