2018.11 本場所 中日 朝情報!

■高安
7日目、竜電に寄り切られ、2敗目を喫した高安は支度部屋で厳しい表情を浮かべ、報道陣の質問にも無言を貫いた。
今場所は兄弟子の横綱稀勢の里が5日目から休場し、3横綱不在という異常事態。
大関として優勝争いを引っ張るどころか、後退してしまった。

■貴景勝
7日目、全勝で単独トップに立っていたが、関脇御嶽海にはたき込みで敗れて、今場所初黒星を喫した。
立ち合いから何度も突いて、いなしたが勝負を決められなかった。
それでも粘って突き続け、左に回り込もうとしたタイミングで、御嶽海に反応されてはたき込まれた。
両手を土俵につけて立ち上がる瞬間に、左手でまげを触った。
すると物言いが付いた。
御嶽海がまげをつかんだのではないかと物言いが付いたが、協議の結果、つかんでおらず軍配通りとなった。
今場所初黒星にも「早からずこういう日が来るとは思っていた。勝った時もそうだけど、終わったことなので明日に向かって準備したい」と淡々と話した。
折り返しの8日目に向けては「前半戦は何もなかったことにして、クリーンにしていくだけ。明日も一生懸命やれたらいいかな」と平常心を心がけた。

■竜電
7日目、28歳の竜電が高安を破り、大関戦初勝利。
右股関節の大けがで十両から序ノ口に転落する挫折を味わっており「やってきて良かった」。
苦労人の左目から涙が流れた。
右前まわしを引いて頭をつける。
大関に左で振られても、しがみつくようにして1メートル90の長身を折り曲げた。
愚直に寄り切って2分近い熱戦を制し、「余計なことをしないで前に前に、と思った」と喜びに浸った。

■嘉風
7日目、連日果敢な取り口で会場を沸かせている。
この日の相手は栃ノ心。
大関との対戦は今年1月の初場所6日目に豪栄道をはたき込みで破って以来で、燃えないわけがない。
立ち合いから鋭く当たり、頭をつけてじわじわと攻める。
最後は相手が強引に右小手投げにすくい投げを打ち返し、左手を土俵につかせた。
気迫あふれる勝利に場内は拍手喝采だ。
嘉風も「勝つためには弱い方がおじけづいていられない」と胸を張る。
これで4勝3敗と白星が1つ先行した。
8日目も豪栄道との大関戦。
この日の勢いをさらに加速させる。