2018.11 本場所 7日目 朝情報!

■貴景勝
6日目、魁聖を突き落とし、初日から無傷の6連勝。
平幕栃煌山が敗れたため、単独首位に立った。
横綱が不在となった場所で、小結貴景勝がますます乗ってきた。
身長で20センチ高い1メートル95、体重では37キロ重い207キロの魁聖に頭から低く当たって喉輪で押し上げると、素早く左へ回り込んで突き落とした。
「差されたくなかったし、四つにもなりたくなかった。相手の形になると勝てないですから」
57キロも重い227キロの関脇逸ノ城を押し出した前日に続き、またも巨漢力士を問題にせず、無傷の6連勝だ。
それでも22歳の若武者は冷静だった。
栃煌山が敗れたことで単独首位に立ったことにも「相撲は6日で終わるわけではない。納得したら終わり。明日に集中するだけです」と浮かれた様子はなかった。

■錦木
6日目、初の上位戦を闘う28歳の錦木が全勝の栃煌山を破った。
もろ差しを許しながら、力強くきめ出し。
5日目に大関戦初勝利を挙げた豪栄道戦に続いて存在感を発揮し「良かったです。次は(全勝で単独首位の)貴景勝を止めますか」と黒縁眼鏡の奥の目を細めた。
大の芋焼酎好きで知られ、5日目の夜は当然のように祝杯を挙げた。
4連敗からの2連勝に気分も上々で「今日もいいお酒が飲めそう。まあ、勝っても負けてもお酒はいつも同じ味だけどね」と冗舌だった。

■嘉風
6日目、相手は今年3度対戦し、1勝2敗とやや苦手にしている輝。
しかし、この日の嘉風は勝利への執念が違った。
立ち合いで当たった後、体を起こされ、土俵際まで追い込まれた。
だが、ここで踏ん張り、右に回って体勢を入れ替えると頭をつけて逆襲。
最後は相手の右膝の裏を左手で取り、引きつけながら押し倒した。
決まり手は「渡し込み」。
「引かなかったのが良かった」と納得の表情で振り返る。

■松鳳山
6日目、長い相撲の末、琴奨菊とのご当所力士対決を制した。
互いに34歳のベテランの意地がぶつかった。
土俵際に追い込まれたが、左からすくいながら上手をひねって逆転した。
九州場所では0勝4敗だった相手から待望の初白星。
それでも「感慨よりもきつかった」と肩で息をした。