2018.11 本場所 5日前 情報!

■鶴竜
5日、福岡県志免町の時津風部屋宿舎に出向いた。
豪栄道と高安も出稽古に来ていたが、手合わせはせずに朝乃山と豊山を申し合いの相手に指名。
左前みつを取って出る形を繰り返した。
不安を抱える右足を時折気にするそぶりを見せたが、「痛みが軽くなってきているのは確か。もう休むのはつらいから出たい。ベストを尽くす」。
6日後に初日を迎える九州場所出場へ意欲を示した。

■稀勢の里
5日、福岡県大野城市の田子ノ浦部屋で、相撲は取らずにスクワットなどの運動で終えた。
佐渡ケ嶽部屋で行われた2日の二所ノ関一門連合稽古では関脇・逸ノ城、3日は出稽古に来た幕内・竜電、4日は阿武松部屋への出稽古で幕内・阿武咲と3日続けて計39番取ったこともあり、体を休めることを優先させたもよう。
大関・豪栄道が横綱との稽古を希望していたが、この日は断ったという。
師匠の田子ノ浦親方は「(相撲を取る稽古を)やればいいというものじゃない。(稀勢の里は)体は動いていると言っている」と説明した。

■栃ノ心
5日、福岡市内の所属部屋で三役経験者5人と相撲を取り計13勝5敗と存在感を見せた。
「(顔が)明るいでしょ。めんたいこで4キロ太ったよ」と笑顔だった。
この日、関脇・御嶽海が所属する出羽海部屋との合同稽古に、一門の垣根を越えて小結・魁聖、幕内・宝富士も参戦。
幕内・栃煌山と碧山の春日野勢も加わった申し合いで栃ノ心は開始早々、この5人をなぎ倒し8連勝。
しばらく土俵を譲らなかった。
御嶽海にも計5勝2敗と力を見せつけた。
名古屋場所で痛めた右足親指も「全然気にならない」。
鶴竜と並ぶ51勝で首位に立つ年間最多勝にも「気にしないけど、取れたらいいね」と目を輝かせた。

■御嶽海
4日、福岡市東区の春日野部屋宿舎であり、関脇・御嶽海(出羽海部屋)が精力的に稽古に取り組んだ。
春日野部屋の大関・栃ノ心らと11番に及ぶ申し合いを行い、「とにかく番数をこなしたい」と表情は明るかった。
大関昇進の話題を再浮上させるには、目安とされる「三役で直近3場所33勝」をクリアした上で内容も求められる。
御嶽海は「(大関取りを)意識せずにまずは2桁」と平常心を強調した。

■貴景勝
5日、福岡県篠栗町の同部屋稽古(けいこ)場で熱気ある稽古を重ねた。
平幕の隆の勝や幕下の貴公俊らと申し合い。
積極的に土俵に上がり、16番を取った。
本来の鋭い出足ではなかったが、押しにこだわる自分の形を丁寧に確認していた。
貴乃花部屋の消滅で移籍し、これまでと違う環境で迎える今場所だが「ここまではハイペース」と調整は順調な様子。
9月の秋場所で初めて小結で勝ち越した22歳は、逆境をものともせずに前進する。

■遠藤
5日、福岡・西区の追手風部屋で幕内大栄翔ら6人の関取と10番取って8勝2敗。
引かれても前へ落ちない下半身の粘りが目立った。
9月の秋場所は故障した膝などに不安を抱え、関取になって皆勤した場所では自己ワーストの3勝に終わった。
「(下半身は)もう問題ない。平成最後の九州場所。ここいらで頑張らないといけない」と再浮上に気合を入れる。