2018.09 本場所 13日目 朝 情報!

■白鵬
12日目、栃ノ心を秒殺した白鵬が全勝を守り、12戦全勝。
13日目の稀勢の里との“横綱初対戦”に「楽しみですね。明日は特別だね」と目を輝かせた。
ライバルを撃破した上での優勝は価値が高まるかを問われ、「そうなる」と腕をぶした。
尻上がりに調子を上げて41度目の優勝へ独走態勢に入った第一人者と、復活を期す和製横綱。
互いの意地がぶつかり合う大一番へ「頑張ります」と短い言葉に気合をにじませた。

■稀勢の里
12日目、上手を取られて、頭もつけられた。
まわしに手が届かない稀勢の里は、辛抱しかない。
御嶽海が連発する出し投げを、左足を軸にして土俵中央で2回転。
我慢の時間を抜けて、おっとり刀で反撃に出た。
左からすくい投げ。
体が離れて得意の左差し。
最後は右上手を引きつけ、寄り切った。
年6場所制が定着した昭和33年以降、横綱としてだれも経験したことのない8場所連続休場明け。
役力士との対戦が続く終盤では心身の疲労も蓄積するが、「あと3日ですからね」と短い言葉で自身を奮い立たせた。

■高安
12日目、鶴竜を上手投げで破って優勝争いに踏みとどまった。
横綱が左四つの体勢から右を巻き替えにきた。
そこを「あそこで黙っていたら中に入られるから」と振り回すようにして投げ飛ばし、「しっかり胸を合わせられたのが勝因」と胸を張った。
13日目は平幕阿炎と対戦する。
白鵬を2差で追う展開に「自分のスタイルで、悔いのないようにやり切りたい」と誓った。

■栃ノ心
12日目、横綱白鵬にすくい投げで敗れ、7勝5敗。
かど番脱出を決められなかった。
立ち合いから左でまわしを引いたが、前に出た瞬間を狙われ、土俵に落ちた。
「左でいいとこ、とれたんだけどな」と残念そうだ。
それでも、残り3日で1勝すれば勝ち越しが決まる。
13日目は正代戦。
因縁の相手だ。
合口は5勝4敗1不戦敗とほぼ五分で、昨年初場所は5日目に負け、右膝を痛めて途中休場した。
今年も春場所で負け、右肩を負傷。夏場所も負け、右手首を痛めた。
「大事な3日間です」。
死力を尽くし、白星を取りに行く。

■御嶽海
12日目、横綱稀勢の里に寄り切られて、6勝6敗となり場所後の大関昇進が完全に消滅した。
2桁勝利に届かないことが決まり、昇進問題を預かる日本相撲協会審判部の阿武松部長は「(昇進は)もうないです」と明言した。
先場所に13勝を挙げて初優勝した御嶽海は、8日目から5連敗と白星を伸ばせなかった。
阿武松部長は来場所の大関とり継続について「最後まで見てだが、また一からやり直し。積み重ねていってもらいたい」と振り出しになるとの私見を述べた。