2018.09 本場所 10日目 朝 情報!

■鶴竜
9日目、遠藤を押し出し、白鵬とともに全勝をキープした。
8日目まで1勝と元気がない相手だったが「昨日まで調子が悪くても、今日は分からない」と油断せず、盤石の取り口で退けた。
この日の朝稽古後では遠藤について「自分の形を持っているので、そうならないように」と警戒していた。
突き、押し、はたきを繰り出し、土俵際で粘られても慌てずに勝負を決めた。

■白鵬
9日目、御嶽海との約1分20秒に及ぶ熱戦を制し、全勝を守った。
第一人者の執念、うまさが光った。
土俵中央で左前まわしを許し、棒立ちになった場面だ。
御嶽海に頭をつけられながら、「足の位置を見ていた」と顔を動かして相手の左足を確認する。
その左足に右足を飛ばし、左上手を切ってからの右下手出し投げで形勢逆転。
一気に寄り切って力を見せつけ「勝つことだけを考えていた。最後はタイミング良く(土俵外に)出した」と笑顔だった。

■稀勢の里
9日目、ようやく本来の力強さをのぞかせた。
立ち合い、頭で当たり左でおっつけて出ていった。
先に右上手も取り左も差し勝った。
栃ノ心が何とか粘って左から振って崩そうとしたが、左四つだから食わなかった。

■御嶽海
9日目、白鵬との1分19秒の激戦の末に敗れ、3敗目。
大関昇進へのムードがしぼみ始めた。
横綱の寄りを残して左に回り込み、左前まわしを引いて頭をつけるが、ここで攻めが止まった。
右下手出し投げに泳いで寄りに力尽きた。
引き揚げる花道で「あー、くそ」と叫び、支度部屋ではいらだったまま。
報道陣に背中を向け、無言だった。

■逸ノ城
九日目、前頭筆頭・勢を豪快な上手投げで下し、今場所3勝目を挙げた。
173キロの大型力士を、227キロの超大型力士が左手一本で投げ捨てる様に、館内のファンがざわついた。

■竜電
9日目、平幕でただ一人1敗を守り、早くも勝ち越しを決めた。
2日目から8連勝と元気いっぱいだ。
左おっつけで松鳳山に右を差させない。
突き、押しにも対応し、俊敏な動きで右小手投げ。
「松鳳山関は動きが速い。何とか勝てて良かった」と胸をなで下ろした。
「しっかり基礎をやってきた。一番一番、攻める気持ちを持ってやっていきたい」と謙虚に話した。


宇良
右膝の大けがから6場所ぶりに復帰し東三段目91枚目。
5番相撲で夏野登岩(湊)を寄り切って勝ち越した。
「ずっと番付を落としてきたので、少しでも上がるのがうれしい」と素直に喜んだ。
休場中に上半身の筋力を強化してきたが、下半身のトレーニングは「リハビリ程度」にしかできず、理想の動きにはまだほど遠い。
そんな中でひとまず結果を出し、「あと2番、気を引き締めていきたい」と上積みを誓った。