2018.09 本場所 2日目 朝 情報!

■白鵬
立ち合いは左で張って玉鷲の勢いと止めて、左を差して一気に土俵外へ運んだ。
風呂から上がり髪を結ってもらう時に、支度部屋に集まった報道陣を見て「向こうに行った方がいいよ」と、8場所連続休場明けで白星を挙げた横綱稀勢の里のところに取材に行くように、冗談めかしながら促した。
その稀勢の里の相撲について「しびれたというか感動したというか。いい相撲でした」とほめた。
自分自身の相撲については「いい相撲でした」と自画自賛した。

■稀勢の里
進退を懸けて4場所ぶりに戻ってきた横綱・稀勢の里が、復活へ白星発進した。
前頭筆頭・勢を寄り切って、今年初場所2日目以来、237日ぶりの勝ち名乗り。
左大胸筋負傷などに苦しんできたが、あえて得意の左差しを繰り出す完勝で、初日の連敗も「4」で止めた。

■栃ノ心
初日を白星で飾り懸賞を手にする。
かど番脱出へ幕内通算400勝目でスタートした。
西前頭2枚目千代大龍から得意の左四つを奪い、一方的につり出し。「だいぶよかったね」と内容にも好感触だった。

■御嶽海
初の大関とりへ、御嶽海が白星スタート。場内も大きく沸いたが、本人はどこか涼し気だ。
「いつも通りですから、そんなにあおらないで。初日は初日」とピンチに見えた場面にも本人だけは落ち着いていた。
名古屋場所の優勝の原動力となった生命線の立ち合いに鋭さを欠き、正代に逆に押し込まれた。
だが、「相手が見えていた」と左腕をグイと伸ばし、左喉輪を決めて体勢を立て直すと、そのまま休むことなく前に出て押し出した。

■貴ノ岩
竜電を下し白星スタートを切った。立ち合いで鋭く踏み込み左を差すと力強く寄り切り。
「狙い通りの相撲?それに近いですね。前に攻めているんで良かったです」
昨年の秋巡業中の酒席で元横綱・日馬富士から暴行を受け九州場所と初場所を休場した。
春場所から復帰し名古屋場所で十両優勝を飾り、5場所ぶりの幕内復帰を決めていた。
幕内の土俵の感触については「普通です。特に何も考えてないです。先場所と同じ気持ち?はい」とさらり。
十両優勝した先場所に続く今場所の目標を聞かれると「2桁勝ちたいですね」と話していた。

■嘉風
千代翔馬に攻められた嘉風は土俵際まで追い詰められ、右足が徳俵にかかる絶体絶命のピンチ。
しかし、ここから右上手、左下手をしっかり引くと、豪快につり上げてうっちゃり、白星発進を決めた。
嘉風は「とっさに出ました。長年、相撲をやってきた本能かも。ほめられた内容ではなかったですけど…」と、36歳のベテランならではの大逆転に苦笑い。


協会あいさつ
台風や北海道の地震による被災者へお見舞いの意を表明した。
北海道広尾町出身の理事長は、あいさつの冒頭で「各地での台風、北海道での地震により被災された皆さまには心よりお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧、復興をお祈り致します」と述べた。
北海道芽室町出身の十両矢後関は「避難所にいる知り合いもいるので、心配。15日間いい相撲を取って、少しでも元気づけられたらいい」と奮起を誓った。