2018.07 本場所 千秋楽翌日 朝 情報!

■御嶽海
悔しい初賜杯を大関獲りにぶつける。
14日目に初優勝を決めていた関脇・御嶽海は、平幕・豊山に掛け投げで敗れ、13勝2敗の成績で終えた。
初めての表彰式に喜びを感じながらも、千秋楽を白星で締められなかった悔しさも味わった。

八角理事長は秋場所が大関獲りの場所となる御嶽海の昇進の可能性について改めて言及した。

表彰式で初めて天皇賜杯を抱いた。
館内から浴びせられた大きな拍手。
「メチャクチャ重かった。こんなに声援を受けると思っていなかったので、メチャメチャうれしい」。
平成生まれの日本出身力士では、誰よりも早く、賜杯の重みを感じた。

■豊山
御嶽海を渾身の力で裏返した。
館内は優勝力士を倒した“番狂わせ”に大歓声。「最後まで出し切れたと思います」と顔を紅潮させた。
御嶽海に寄り立てられたが、土俵際でこらえて逆襲。左上手を取って投げの打ち合いに勝った。
自己最多の12勝。
初三賞となる敢闘賞も受賞した。
同期の朝乃山との同時受賞に「もっと上で(一緒に)やれると思う」と目を細めた。
これで時津風部屋で豊山を継承した力士は、大関になった初代から3代続けて三賞を獲得。
2代目も三役を経験しており、来場所で三役を狙える番付になる豊山にも期待が懸かる。

■貴景勝
10勝目を挙げ、来場所の再三役を濃厚にした。
「千秋楽なので、変な相撲を取ると(次場所までの)2カ月、悔いが残ってしまう。それだけは嫌だった」と2桁星は意識せず、高い集中力で今場所好調の朝乃山を圧倒した。
勝っても厳しい表情は変わらなかったが、兄弟子の十両・貴ノ岩が優勝したことについては「気になっていた。本当に良かった」と口元を緩めていた。

■阿武咲
再入幕場所を10勝目で締めくくった。
9勝同士の妙義龍を寄り切った。
「張り手を食らって、ちょっとイラッと…。ボーッとしたけど、このまま負けたら格好悪いと思った」と1度は土俵際に押し込まれたが、押し返した。
御嶽海が優勝し、豊山が12勝、朝乃山が11勝、貴景勝も10勝。
若手の活躍が目立った場所を振り返り「次の世代といわれる中で、自分が先頭を切って引っ張るつもりでいきたい。だからこそ誰よりも稽古しないとダメ。足りない点は明確に見えているので、それは強みと思っています」。
番付が上がる秋場所へ、早くも闘志を燃やしていた。

■朝乃山
22日、11勝4敗となり、新入幕だった昨年秋場所以来で2度目の敢闘賞を受賞した。
貴景勝に寄り切りで敗れた。
終盤まで優勝争いに踏みとどまり、11勝は幕内6場所目で自己最多となった。