2018.05 本場所 6日目朝情報!

■栃ノ心
大関昇進を狙う栃ノ心が観客をうならせる力強さを見せ、無傷で序盤戦を終えた。
体重204キロの魁聖に頭をつけて両まわしをがっちり取ると、引き付けながらじりじりと寄り立て何もさせなかった。
「動き、良いんじゃないですか」と語る顔は、自信に満ちあふれていた。

■遠藤
つぶれて乱れきった遠藤のまげが激闘を物語っていた。
度重なるけがを克服して初の三役に昇進した小結が、17場所ぶりに関脇に返り咲いた逸ノ城を大熱戦の末に破った。
八角理事長が「うまく取った」と評した一番に拍手は鳴りやまなかった。

■旭大星
新入幕の旭大星が返り入幕の佐田の海を引き落としで破り、4勝目を挙げた。
立ち合いから佐田の海に突っ張り続け、土俵際を回りながらこれをかわしていくと、最後は突っ込んでくる佐田の海を引き落とした。
花道を引き揚げてきた旭大星は「回り込めてよかった」と、ほっと一息。
序盤5日間で4勝も「体は動いているんですけど、攻める相撲が少ないことがここからの課題です」と言い残し支度部屋へ帰っていった。

■安美錦
昭和以降では最年長となる39歳で再入幕を果たした安美錦が、ベテラン対決を制して初白星を挙げた。
1歳下の豪風がつっかけた後の立ち合い。
「思い切って何でもやろう」と開き直り、当たると同時に手を首の後ろに掛けて手前に引き落とした。

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2018.05 本場所 5日目朝情報!

■白鵬
横綱、大関陣で唯一4連勝の白鵬は、体が動いてきた。
体重204キロと関取では2番目に重い魁聖に対し「相四つだから前みつを取るか、差されないようにと考えていた」。
立ち合いで右を差し左上手を取ると、素早い出し投げで魁聖を土俵に転がした。
目の前で鶴竜が敗れただけに、横綱として「締めなきゃいけないという思いはある」と白鵬。
2場所連続で休場し土俵勘が戻っているか心配されていたが、問題なさそうだ。

■栃ノ心
実力者の御嶽海に何もさせなかった。
鋭く踏み込んで左上手を取ると、右からは強烈におっつけて休まず寄り立てた。
大関昇進が懸かる場所で内容の伴う4連勝スタート。
「ここまで悪くないでしょう。やっぱり気持ちが大事」と上機嫌で話した。
左脚の付け根に不安を抱えながら臨んだ先場所は恐怖心もあって厳しい立ち合いがなかなかできなかった。
「今場所は当たれているからね。自信が増している。勝てるイメージしかない」と強気に言い放った。

■正代
勢との3連勝同士の一番を制した。
激しい差し手争いの末、右を差された。
相手得意の体勢になってもまわしは与えず、つかんだ左上手を引き付けて力強く寄り切った。
「(立ち合いでは)相手の右を入れさせないようにした。最後はすくい投げを警戒しながら出た。体が動いている」と振り返った。
三役返り咲きへ好発進を決めても、「まだ上位と当たっていないので」と気を緩めることはなかった。

■松鳳山
2場所連続制覇を目指す横綱鶴竜を押し倒して自身5個目の金星を挙げた。
17年10月に倒れ、頭部を手術した師匠の二所ノ関親方が順調に回復。
場所前にゲキを飛ばされ、師の教え通り、一歩も引かず気迫の今場所初白星となった。

■旭大星
北海道出身として26年ぶりの新入幕を果たした旭大星が奮闘している。
錦木を下して2日目からの3連勝に「体が動いている」とにっこり。
28歳の道産子が国技館、そして地元の好角家を大いに沸かせている。
「捕まったら勝てないので動いていこう」という狙い通りの相撲だった。
立ち合いで力強く踏み込んで主導権を握り、いなして相手のバランスを崩す。
休まず攻め立てて最後は押し倒し。
「立ち合いから流れがよかった」と自画自賛した。


元大関で東十両8枚目の照ノ富士が16日から休場した。
左膝外側半月板損傷で「夏場所の休場を要する」との診断書を提出。
再出場しなければ名古屋場所での幕下への転落が濃厚となる。
師匠の伊勢ケ浜親方は「まずは痛みを取ること。それができれば再出場も考えたい」と話した。


貴ノ岩への傷害事件で昨年11月に引退した元横綱・日馬富士の断髪式が9月30日に両国国技館で開かれることになった。
伊勢ケ浜親方が16日に明らかにした。

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2018.05 本場所 4日目朝情報!

■白鵬
圧巻の強さを見せつけた。
立ち合いで一気に押し込み、松鳳山にいなされても反応良く押し出した。
1秒6で仕留め「体が動いている」と納得の表情。

■栃ノ心
「ライバル」と認める玉鷲に快勝した。
強烈な突きに一歩も引かず、攻め込みながらのはたき込み。
「下がらなかった。よく攻めましたね」と自画自賛した。

■逸ノ城
関脇に返り咲いた逸ノ城が命拾いした。
大栄翔との一番は「取り直しかと思った」と振り返った物言いがつく勝負。
我慢し切れず、相手の頭が下がったところでまともに引いて、ずるずる後退させられたが、左足が土俵の外に出るより大栄翔の手がつくのが早く、軍配通りとなった。
3連勝の好スタートにも「悪い癖が出ている。繰り返さないように、あしたこそ前にいく」と反省しきりだった。

■遠藤
成長を印象付ける一番で満員の館内を沸かせた。
豪栄道を終始攻め続けての快勝。
連勝で白星も先行させ、「気持ちよかった」。短い言葉にも実感がこもった。
前傾姿勢を崩さず、圧力をかけ続けた。
たまらずはたいて回り込む相手に、しっかり足を運んで逃がさないように対応。
最後はのぞいた右で間髪入れずに肩透かし。
場所前に連日胸を借りた大関に最高の形で恩返しを果たした。

■御嶽海
初顔の阿炎を圧倒。
突いてからのいなしが武器の新鋭を正面に置いて攻め続け、豪快に押し倒した。
「相手が逃げているのが見えている。体は良いと思う」と自信たっぷりに話した。

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2018.05 本場所 3日目朝情報!

■白鵬
2場所連続休場から復帰の白鵬が冷や汗をかかされた。
「合わなかった」という立ち合いで御嶽海をつかまえられず、呼び込んで防戦一方に。
それでもうまく回り込みながら最後は上手投げで窮地を脱し、「体は動いている」と冷静に振り返った。
万全の四つ相撲をみせられずにいるが、白星を拾いながら鈍っている相撲勘を取り戻したいところだ。

■栃ノ心
初顔の阿炎を寄せ付けず、節目の通算500勝目を挙げた。
もろ手突きを受け止め、突っ張り合いに応じながらまわしをつかんで寄り切った。
落ち着いた相撲に「初日より今日の方が良かった。引かれても、足が出るようにだけ気をつけた」と胸を張った。

■遠藤
はたいて豊山に土俵際まで追い込まれると、猛然と突き押しに応戦。
相手が前のめりになった瞬間に引き落とし、新三役初白星をもぎ取った。
大歓声と拍手を背に引き揚げた支度部屋では、いつも通り目をつぶったまま。
相撲内容については「勝ったのでうれしいです」とボソリ。
自己最高位の新小結での1勝目にも「特にいつもと変わらない」と表情を変えなかった。

■旭大星
14日、北海道出身としては1992年初場所の立洸以来26年ぶりの新入幕を果たした旭大星が安美錦相手に幕内初勝利。
同じ伊勢ケ浜一門に所属し「若い衆のころから教えてもらった相手。うれしいです」と破顔した。


ロシア出身元幕内の阿夢露が14日、両国国技館で会見し、引退を発表した。
左肩の筋断裂で「力が出なかった」と引退を決意。
在位9場所で最高位は東前頭5枚目だった幕内時代を「本当に幸せだった」と振り返った。
新十両だった12年初場所の右膝負傷で序二段まで番付を落としたが、外国人では戦後最も遅い所要74場所で14年九州場所新入幕。
師匠の阿武松親方は「こつこつやって辛抱する部屋の手本だった」と労をねぎらった。
今後は「勉強してスポーツトレーナーになりたい」と、目標を語った。


昨年11月に大相撲の貴ノ岩に対する傷害事件の責任を取って現役引退した元横綱・日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏9月30日に東京・両国国技館で引退相撲を開催することが14日、分かった。
師匠だった伊勢ケ浜親方が明らかにした。

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2018.05 本場所 2日目朝情報!

■鶴竜
連覇を狙う鶴竜が新三役の遠藤を危なげなく退けた。
春場所は右手の指を痛めたままの出場ながら13勝で優勝し、一人横綱の責務を果たした。
今場所前は順調に稽古をこなし準備は万全だが「だからといって(本場所で)良いとは限らない」と語る。
好発進にも表情を引き締めた。

■白鵬
玉鷲を危なげなく退け、白星発進した。
左で張って攻め込み、相手との距離ができた中盤は両腕を広げて「さあ来い」のポーズ。
冷静に動いて怪力を仕留めると、「張り差しから形をつくっていった。
(途中)多少、間があったけど前に出られていい相撲」と納得の表情を見せた。

■栃ノ心
大関獲りがかかっている栃ノ心が松鳳山をつりからの寄りで下し、順調なスタートを切った。
先場所痛めた右肩も、不安を感じさせなかった。

■御嶽海
前頭三枚目の大栄翔に押し出しで勝ち、四場所連続で白星スタートを切った。

■安美錦
錦木の押しに屈し、高見山に並ぶ歴代3位の幕内在位97場所目の初日を白星で飾れなかった。
自身が持つ昭和以降の再入幕最年長記録を39歳6カ月に更新し、2場所ぶりの幕内復帰。
「とにかくけがなく終われるように、一日一日頑張りたい。その日その日をしっかりやる」。
再スタートへの抱負を述べた。


貴乃花親方が新たな役職の審判を務めた。
3月28日の職務変更で審判部配属となり、序二段と幕下上位、十両の取組で目を光らせた。
十両では貴ノ岩、貴源治が白星を挙げたが、「勝負ですから。集中しなければいけない」と弟子の勝利にも心は揺れ動かなかった。

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2018.05 本場所 初日朝情報!

■鶴竜
初の2場所連続優勝のかかる鶴竜が12日、優勝額贈呈式に出席した。
「あらためて実感がわきます。身が引き締まる思い。毎回ここ(贈呈式)に立つようにという気持ちになる」。
過去3度の優勝翌場所はいずれも10勝に届かなかった。
昨年九州場所で痛めた右手薬指には「ケアしながらやっていくしかない」と不安が残るが「状態的にはよく来ている。場所で流れをつかみたい」と話した。

■白鵬
2場所連続休場から復活を目指す白鵬が、7場所連続休場の稀勢の里の分まで横綱の責任を背負い土俵に上がる。
12日の土俵祭り後、稀勢の里休場について「その分、頑張りたいなと思う。託されたというのかな」としみじみ。
「ケガというのは目に見えないもの。横綱というのは休める地位。完全に治してからね」とエールを送り、3場所ぶりの優勝へ「千秋楽までやり切るだけ」と気合を入れた。

■栃ノ心
大関とりのかかる関脇栃ノ心は12日、同所で土俵祭り、初優勝を飾った初場所の優勝額贈呈式に出席した。
優勝額は国技館の天井四方に飾られる。
13年初場所以降の優勝力士による32枚の中の1枚だけに「夢でした」と大感激。
もう1人の自分の前で大関とりの条件になりそうな10勝以上、そして2度目の優勝を狙う。

■遠藤
新三役の小結遠藤が12日、三役以上の力士だけが出席する土俵祭りに初めて参加した。
休場の稀勢の里、高安を除く7人の末席に加わり、神妙な面持ちで、土俵を清める神事を見守った。
「気が引き締まります。いいもんですね」。
初日は鶴竜を相手にいきなり結びの一番で相撲をとる。
「頑張ります」と短い言葉に力を込めた。


ニッカンスポーツ・コムは、大相撲夏場所初日の限定生放送を実施します。
インターネットテレビ局の「AbemaTV」が提供する次世代中継を、
取組速報ページ(https://www.nikkansports.com/battle/sumo/score/)で放送します。
視聴の対象は、幕内開始の「錦木-安美錦」から「栃ノ心-松鳳山」まで。
以降はAbemaTVにて、登録不要の無料視聴が可能です。

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2018.05 本場所 1日前情報!

■白鵬
10日は友綱部屋で、夏場所前最後となる出稽古を行い、先月9日に76歳で死去した父ジジド・ムンフバト氏に思いをはせた。
「千秋楽は四十九日ですから、その日にいい報告ができたらいいですね」。
この日は魁聖や新入幕の旭大星らを相手に13番。
2場所連続休場中の横綱は、勢いのある力士を圧倒して相撲勘を戻した様子。
だが、その一方で、「状態はちょっとオーバーワーク。稽古しすぎたところがあるかも」と疲労感を口にした。
「幕内1000勝を目指して、優勝も目指したい」と自らに言い聞かせるように話した。

■御嶽海
10日、夏場所に向け、4日から行われた同じ一門の春日野部屋との連合稽古を終えた。
大関昇進が懸かる関脇栃ノ心ら幕内3人と胸を合わせ、一日十数番をほぼ連日取り続けた。
2場所ぶりの勝ち越しを目指し、「体も引き締まり、仕上がりは良い」と語った。


元幕内で西幕下23枚目の大岩戸が11日、日本相撲協会に引退届を提出した。
同日、両国国技館で会見し、「やり切ったという、スッキリした気持ち。あちこちケガをして年とともに治りにくくなった。終わるタイミングかなと思いました」と晴れやか。
今後は神奈川県内で会社員として働くという。
師匠の八角親方は「培ったものを生かしてくれたら」とねぎらった。

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2018.05 本場所 2日前情報! 追伸

■高安
初日から休場することが決まった大関高安が11日、都内の部屋で報道陣に対応した。
高安は7日の二所ノ関一門の連合稽古で、前頭豪風と2番取ったところで左上腕を痛めており、この回復が遅れて休場になった。
師匠の田子ノ浦親方によると「(筋肉が)部分断裂している」という。

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2018.05 本場所 2日前情報!

■白鵬
2場所連続で休場していた横綱が10日、堂々の41回目優勝宣言だ。
場所前最後の出稽古となった10日は友綱部屋へ。
魁聖、宝富士、新入幕の旭大星、誉富士を相手に13番全勝。
「いろんな関取衆と稽古できた。その中で改めて場所前の意気込み、戦う姿勢、そういったものを考えていかないといけないと勉強になった」と3場所ぶりの出場へ自らを戒めた。

■稀勢の里
初日から休場することが11日、決まった。
師匠の田子ノ浦親方が同日朝に電話で話し合い、昨年春場所中に痛めた「左大胸筋」の負傷で「(治療には)1カ月くらいかかる。激しい運動はできない」と説明。2場所連続で全休することになった。
横綱の7場所連続休場は、年6場所制が定着した昭和33年以降、貴乃花と並んで最長となる。

■高安
左上腕付近を痛めている大関高安は10日、部屋で三段目力士に胸を出すなどして調整。
仕上げのぶつかり稽古で転がった際に再び患部に痛みを感じたようで、顔をしかめた。
だが、稽古後は問題ないことを強調し「もちろん(場所に)出る気持ちでやっている。しっかりと治療をして、いい方向にいくように努力する」と前向きに話した。

■栃ノ心
初の大関とりへ順調に稽古を積んできたが、場所前最後となった10日の出稽古では精彩を欠いた。
出羽海部屋へ出向き、小結御嶽海や平幕栃煌山らと9勝8敗。
まわしが取れず、中に入られて一方的な寄りに敗れる場面もあり「今日は悪い稽古だな。忘れるしかない」と首を振った。
右肩の痛みが尾を引いているようだが、目前に迫った場所へ「気持ちで取るしかない」と精神面を強調した。

■栃煌山
10日、出羽海部屋で合同稽古を行い、栃ノ心に7勝4敗、碧山に4勝1敗、御嶽海に3勝0敗と好調を印象づけた。
かつて三賞を6度受賞した31歳も最近4場所で負け越し。
番付は前頭15枚目まで下がった。
初場所で左胸を負傷した影響で苦しい戦いが続いていたが「痛みは全くない。もう大丈夫です」と明るい表情を見せた。
春巡業では稀勢の里、高安らと三番稽古を行い互角の星取り。
部屋に戻ってからは傷が癒えたことで「日に日に良くなっている」と手応えを得ている。

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2018.05 本場所 3日前情報!

■稀勢の里
9日、全体の稽古終了後、幕が下ろされてからも稽古を続け、四股やすり足、立ち合いの確認などで約2時間、汗を流した。
夏場所を4日後に控えるが、仕上がりについては「どうだろう。まだ分からない」と、トーンは上がらなかった。
三役以上の申し合いで3勝5敗だった3日の稽古総見以降、精彩を欠く稽古が続き、親方衆らから調整遅れを指摘されていた。
夏場所出場可否はこの日も本人は明言しなかったが、師匠の田子ノ浦親方は「もう少し話して体調を見て」と話し、今日10日にも決断する見通しだ。

■高安
9日、都内の部屋で調整した。
若い衆のぶつかり稽古に胸を出し、立ち合いの強い当たりも何度も試した。
7日の二所ノ関一門の連合稽古で左上腕部を痛めた。
番付発表後には右肩を2度痛めるなど、出場が不安視されたが患部の回復は順調で出場に問題はない様子だった。

■栃ノ心
大関獲りが懸かる栃ノ心は、出羽海部屋で御嶽海らと申し合いを行い7勝2敗だった。
痛めている右肩の大事を取って9番で切り上げたが、低い重心から寄る充実の内容。
「足も腰も大丈夫。下半身に不安がないことは大きい」と明るい表情を見せた。
稽古を見守った春日野親方も「大丈夫です。いい感じできている」と目を細めた。

■逸ノ城
9日、3年ぶりに関脇に復帰した逸ノ城が時津風部屋で出稽古を行い白鵬に4勝2敗と勝ち越した。
一時は197キロまで落ちた体重は225キロと自己最重量を更新。
重いだけではなく相撲のうまさも光る。
夏場所では大関獲りへの足固めを狙う。
白鵬は「ただ重いだけじゃない。うまくなっている。立ち合いの圧力もある」と成長を認めた。
白鵬との稽古以外には幕内・正代らと16番取り全勝だった。

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