2018.05 本場所 12日目朝情報!

■鶴竜
劣勢をはねのけて優勝争いに踏みとどまった。
小結・御嶽海の逆襲に俵に足がかかったが、右に回り込みながらはたき込み。
1敗を死守し、優勝の翌場所では初めて2桁勝利に乗せた。

■白鵬
正代を寄り切って1敗を死守した。
当たった瞬間に目を痛め、患部を手で押さえながら勝ち名乗りを受けたが、表情には充実感が漂った。
「ま、いい相撲だったけど(当たる)角度が悪かった。肩にどーんと目ん玉が当たっちゃって、最初見えなかった。温かいものも流れていたし、破裂したのかと思った。だんだん見えてきてよかった」
12日目の結びの一番では両者の直接対決が実現。
白鵬が勝てば1敗で並び、逆転のV41が現実味を増してくる。

■栃ノ心
琴奨菊を力強い上手投げで転がし11連勝。単独トップのまま、12日目の結びで、1差の白鵬との対戦が組まれた。
08年九州場所での初顔以来、25戦全敗という天敵中の天敵。
大関昇進は濃厚で、重圧からは解放された。
苦い過去を払しょくするには最高のタイミング。
「気合入ります。やってやろうという気持ち」。
白鵬の休場などもあり、対戦は昨年7月の名古屋場所が最後。
優勝を占う大一番で、成長した姿を見せるチャンスだ。
八角理事長も「(白鵬が)上手をとられたら簡単にはいかない」と栃ノ心にもチャンスありとみる。

■旭大星
十両の臥牙丸を豪快な下手投げで破り、勝ち越しを決めた。
旭大星は北海道旭川市出身。
北海道出身力士の新入幕での勝ち越しは、91年名古屋場所の大翔鳳以来27年ぶりとなった。
取組直後にはNHKのインタビュールームへ。
息を弾ませながら勝ち越しインタビューを受け「うれしいですね。心地いいですね」と振り返った。
高校までは柔道で汗を流し、道大会で優勝した経験もある。
体を開いて巨漢の臥牙丸を土俵に転がし「柔道の体落としみたいなものですね」と笑った。