2018.05 本場所 11日目朝情報!

■鶴竜
1敗を守った鶴竜はまるで敗者だった。
圧力のある琴奨菊に対して選択したのは、立って右に飛ぶ注文相撲。
はたき込んで白星こそ手にしたものの、支度部屋に戻ると「絶対にやらないと思っていたんだけど、これだったら負けた方がよかった」と反省の言葉ばかりが口をついた。

■白鵬
この日から再出場した遠藤を下して1敗を守った。
立ち合いで一気に土俵際まで追い込んだ際にいなされたが、左に逃げる遠藤をさらに追いかけ、中に潜ってきたところをいなして送り出した。
「いなされて離れた分、間をとりながらね」と余裕があった。
1差で関脇栃ノ心を追う展開に「今まで通りついていくだけです」と淡々と話した。

■栃ノ心
念願の大関へ、迫力と説得力を前面に押し出す完勝だった。
かち上げを持ち味とする千代大龍の立ち合いを、貫禄たっぷりに受け止めた。
外四つから、自身より21キロ重い190キロの相手を2度つり上げ、問題にせず寄り切り。
土つかずで10勝目をガッチリつかんだ。
立ち止まる気配は全くない。
支度部屋では「まだまだ、明日(11日目)からが大事でしょ? もっと頑張らないと」と先を見た。

■遠藤
右上腕二頭筋遠位部断裂で7日目から休場していた新小結が再出場で奮闘した。
「遠藤コール」が湧き起こる中、結びで白鵬と対戦。一気に押し込まれたが回り込み、懐に入ろうと試みた。
最後は送り出しで敗れたが、サポーターを巻いた右腕を気にするそぶりもなく取り切った。
「(声援に)応えられれば良かったが、勝負なんで。再出場でも変わらず応援していただけるのはうれしい。明日以降の励みにもなる」。
4日ぶりの土俵でファンに感謝していた。