2018.05 本場所 5日目朝情報!

■白鵬
横綱、大関陣で唯一4連勝の白鵬は、体が動いてきた。
体重204キロと関取では2番目に重い魁聖に対し「相四つだから前みつを取るか、差されないようにと考えていた」。
立ち合いで右を差し左上手を取ると、素早い出し投げで魁聖を土俵に転がした。
目の前で鶴竜が敗れただけに、横綱として「締めなきゃいけないという思いはある」と白鵬。
2場所連続で休場し土俵勘が戻っているか心配されていたが、問題なさそうだ。

■栃ノ心
実力者の御嶽海に何もさせなかった。
鋭く踏み込んで左上手を取ると、右からは強烈におっつけて休まず寄り立てた。
大関昇進が懸かる場所で内容の伴う4連勝スタート。
「ここまで悪くないでしょう。やっぱり気持ちが大事」と上機嫌で話した。
左脚の付け根に不安を抱えながら臨んだ先場所は恐怖心もあって厳しい立ち合いがなかなかできなかった。
「今場所は当たれているからね。自信が増している。勝てるイメージしかない」と強気に言い放った。

■正代
勢との3連勝同士の一番を制した。
激しい差し手争いの末、右を差された。
相手得意の体勢になってもまわしは与えず、つかんだ左上手を引き付けて力強く寄り切った。
「(立ち合いでは)相手の右を入れさせないようにした。最後はすくい投げを警戒しながら出た。体が動いている」と振り返った。
三役返り咲きへ好発進を決めても、「まだ上位と当たっていないので」と気を緩めることはなかった。

■松鳳山
2場所連続制覇を目指す横綱鶴竜を押し倒して自身5個目の金星を挙げた。
17年10月に倒れ、頭部を手術した師匠の二所ノ関親方が順調に回復。
場所前にゲキを飛ばされ、師の教え通り、一歩も引かず気迫の今場所初白星となった。

■旭大星
北海道出身として26年ぶりの新入幕を果たした旭大星が奮闘している。
錦木を下して2日目からの3連勝に「体が動いている」とにっこり。
28歳の道産子が国技館、そして地元の好角家を大いに沸かせている。
「捕まったら勝てないので動いていこう」という狙い通りの相撲だった。
立ち合いで力強く踏み込んで主導権を握り、いなして相手のバランスを崩す。
休まず攻め立てて最後は押し倒し。
「立ち合いから流れがよかった」と自画自賛した。


元大関で東十両8枚目の照ノ富士が16日から休場した。
左膝外側半月板損傷で「夏場所の休場を要する」との診断書を提出。
再出場しなければ名古屋場所での幕下への転落が濃厚となる。
師匠の伊勢ケ浜親方は「まずは痛みを取ること。それができれば再出場も考えたい」と話した。


貴ノ岩への傷害事件で昨年11月に引退した元横綱・日馬富士の断髪式が9月30日に両国国技館で開かれることになった。
伊勢ケ浜親方が16日に明らかにした。