3日目朝!情報!

■日馬富士
まさかの連敗。
まわしを引けないまま強引に前へ出たのが良くなかった。
正代のすくい投げで体勢を崩されて最後は押し出され、「相撲になってないね」。
流れの悪い取り口をそう振り返るしかなかった。
初日からの連敗は大関だった2010年九州場所以来で、横綱昇進後は初めて。
昨年を含めて8度のうち、3度優勝している名古屋で今年は苦しいスタートとなった。

■稀勢の里
初顔の貴景勝との突っ張り合いを制して初日を出し、幕内通算勝利数を698とし、旭天鵬を抜いて単独8位になった。

■御嶽海
2日目の10日、連日の力強い相撲だった。
前日、大関・高安に勝った北勝富士の右のど輪を苦にしない。
両ハズで攻めて前に出ると、最後は右手一本で土俵の外に押し込んだ。
「最後は体が流れた。腰を割って、相手を正面に置いて逃さないようにしたい」と、会心の取り口にも反省を忘れない。

■嘉風
初日の日馬富士に続き、豪栄道も破って横綱と大関に連勝した。
すぐに左前まわしを引いて一気に寄る完勝だったが、呼吸が合わずに3度目でようやく成立した立ち合いは反省。
「しっくりこなかった。迷いかもしれない」と渋い顔だった。
最高の滑り出しを見せた35歳のベテランは「上位に勝ったけど、僕も上位だから」。
言葉に三役としての意地がのぞいた。

■正代
6度目の挑戦で日馬富士を圧倒。
「実感がわかない。部屋に帰ったら沸いてくるのかな。これが千秋楽だったら最高だけど、まだ2日目だから」。
殊勲の勝利をつかんでも冷静さを失わないのがこの男らしい。