3日目朝情報!

■稀勢の里
隠岐の海の右差しを許さず、まだ相手を横向きにするほどではないが、圧力もかけた。機を見て、巻き替えるように左をねじ込んだ。流れのあった取り口を「うん。いいんじゃないかな」と静かに振り返った。
本人は患部の状態を「問題ない」としか言わないが、隠岐の海は「左のおっつけが強かった。ベストじゃないだろうけど、力も強かった」と感じた。
八角理事長は「攻めてから差すのは良い。ひとつ勝てばほっとするだろう」と述べ、きっかけになりそうな白星と捉えた。

■白鵬
嘉風を右からかち上げた後、何度も顔を張り、肘も交えて激しく突っ張った。相手の頭が下がった瞬間を逃さず、タイミング良くはたき込んだ。
休場明けの今場所。
初日は土俵際で逆転を許しかけただけに「きのうのきょうだし、引き締めていった」。
稀勢の里を破っていたうるさい嘉風に完勝し、満足そうだった。

■豪栄道
悔しさをかみしめた。 大関とりの関脇高安に立ち合いで完全に当たり負けし、一方的に突き出された。
高安には3連敗で、通算対戦成績は8勝15敗になった。
「完璧にバランスが崩れました。(高安の)かち上げっすね」。
かち上げから突っ張りという相手の必勝パターンにのみ込まれた。

■高安
豪栄道を寄せ付けなかった。
立ち合いでかち上げて相手の上体を起こし、すかさず突いて出て何もさせなかった。
大関相手の取組も「イメージ通りの内容だった。毎日ああいう相撲が取れたら良い」と落ち着いた様子で振り返った。
今場所初の上位戦を危なげなくものにした。
連勝でのスタートにも「自分のできることを自信を持ってやっていくだけ」と淡々と表情を緩めることもなく、気を引き締めていた。

■千代の国
初顔合わせの横綱鶴竜を相手に初金星をあげた。
引き落としで撃破し、「思い切り当たることだけを考えた。あとは体が動くままに任せた。座布団が舞ってうれしかった」。
4月25日に同じ26歳の愛さんと結婚。
両膝の故障で一時は幕下まで落ちた時期も支えてくれた新妻に、「(金星を)早く伝えたい」と声を弾ませた。