■稀勢の里
初日からの8連勝で勝ち越しを決めた。
初優勝を飾った初場所でも中日で勝ち越しており、新横綱で迎えた今場所も堂々たる勝ちっぷりをみせる。
昇進後は多忙な日々を過ごし、土俵では負けられない最高位の重圧とも闘う新横綱のストレート給金は、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降で過去4人だけだ。
■高安
1分近い熱戦の末、勢を下手投げで下し、勝ち越しを決めた。
ストレート給金は平成26年名古屋場所以来3度目。
一瞬ヒヤリとする場面もあったが、「時間はかかったけど、慌てずに自分の形ができるのを待った」と及第点をつけた。
兄弟子の稀勢の里と並走の賜杯争い。
「勝ち越しは一つの区切り。(後半戦も)同じ気持ちで。自信を持ってやります」と、まずは自己最長に並ぶ9連勝に挑む。
※先頭力士
全勝
稀勢の里 / 高安
1敗
照ノ富士 / 栃煌山
2敗
鶴竜 / 日馬富士 / 琴奨菊 / 千代の国 / 千代翔馬 / 徳勝龍