綱の系譜 | ||
第47代横綱:柏戸 剛 | ||
筋肉質の立派な体格と、持ち前の闘志から「角界のサラブレッド」と称され、速攻の寄りで相手を圧倒していた。ライバルである大鵬と同時に横綱へ昇進し「柏鵬時代」を築く。だが体が硬く、腰高で一直線に出るため、大麒麟、北葉山らに度々うっちゃられ、取りこぼしも多かった。 そのためケガも多く、晩年には糖尿病にも悩み、大鵬に大きく水をあけられてしまう。昭和38年9月場所では、4場所連続休場した後だったが、千秋楽に大鵬との全勝対決を制し、苦しかった後に勝ち取った栄冠に涙を堪えられずに人目を憚らず大泣きした。相撲協会理事で審判部長。 |
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Kashiwado |
本名 | 富樫 剛 |
生年月日 | 昭和13年11月29日 | |
出身地 | 山形県東田川郡櫛引町桂荒俣 | |
身長・体重 | 188cm、132kg | |
所属部屋 | 伊勢ノ海 | |
初土俵 | 昭和29年9月 | |
新入幕 | 昭和33年9月 | |
横綱昇進 | 昭和36年11月 | |
最終場所 | 昭和44年7月 | |
幕内勝率 | 71.4% | |
横綱勝率 | 73.5% | |
優勝回数 | 5回 | |
年寄名 | 鏡山 | |
没年月日 | 平成8年12月8日 | |
享年 | 58歳 | |
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