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綱の系譜
第19代横綱:常陸山 谷右衛門
江戸時代の谷風、あるいは昭和の双葉山らと共に、歴代横綱の中でも特に人格・力量に優れ「角聖」と言われる。現役中から「御大」と尊称され、2代目梅ケ谷と同時に横綱昇進を果たし黄金時代を築く。この流星がやがて両国国技館建設の下地となる。
横綱時代に本場所を休み、世界一周の外遊に出て米大統領と会見をするなど、今では考えられない行動をしていた。出羽海部屋を一代で築き、3横綱4大関を育成。出羽海は一躍、角界の最大勢力にのしあがった。力士の地位向上にも努め、角界初の協会葬で送られた。
Hitachiyama
常陸山
本名 市毛谷
生年月日 明治7年1月19日
出身地 茨城県水戸市城東二丁目
身長・体重 174cm、147kg
所属部屋 出羽海
初土俵 明治24年5月
新入幕 明治32年1月
横綱昇進 明治37年1月
最終場所 大正3年5月
幕内勝率 90.9%
横綱勝率 89.2%
優勝回数 6回
年寄名 出羽ノ海
没年月日 大正11年6月19日
享年 48才
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