綱の系譜 | ||
第16代横綱:西ノ海 嘉治郎(初代) | ||
最南端の鹿児島からは横綱・西ノ海が3人も出ている。3代も続く同名横綱は「西ノ海 嘉治郎」だけである。初代西ノ海は実に幸運な土俵人生で、師匠の初代高砂の威光で幕内に付出されたり、出身地の薩摩藩閥のお陰で、7勝2敗の平凡な成績ながら横綱へ昇進できた。 明治23年5月まで横綱は大関の称号で、番付上は大関だった。だがこの時から番付に横綱という地位が書かれるようになる。年寄井筒となり2代目西ノ海や大関・駒ケ岳を育てた。 |
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Nishinoumi |
本名 | 小園 嘉次郎 |
生年月日 | 安政2年1月3日 | |
出身地 | 鹿児島県川内市高城町麓 | |
身長・体重 | 176cm、128kg | |
所属部屋 | 鯨波(京都) →高砂(東京) | |
初土俵 | 明治7年7月 | |
新入幕 | 明治9年9月 | |
横綱昇進 | 明治23年5月 | |
最終場所 | 明治29年1月 | |
幕内勝率 | 77.4% | |
横綱勝率 | 77.2% | |
優勝回数 | 2回 | |
年寄名 | 井筒 | |
没年月日 | 明治41年10月30日 | |
享年 | 53才 | |
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